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Fターム[4K058DD13]の内容

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Fターム[4K058DD13]に分類される特許

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【課題】目的金属を含む電解液から不純物(特に、目的金属よりもイオン化傾向が小さい金属イオンおよびその金属)の含有量が著しく低減された高純度な目的金属を、連続的に、かつ、高い作業効率で電解採取できる電解装置、および、このような電解装置を用いた電解採取方法を提供すること。
【解決手段】目的金属を含む電解液から、高純度な目的金属を電解採取するための電解装置であって、所定の、隔壁12、予備電解槽18a、本電解槽18bと、電極対20とを備え、前記隔壁12は、予備電解槽18aと本電解槽18bとを区分けして、各電解槽に析出する目的金属同士が混合することを防ぎ、かつ、前記予備電解槽18aと前記本電解槽18bとの間で電解液14を流通可能にする開口部12’を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】安全性に優れるとともに簡易なプロセスで希土類元素を高純度で回収可能な方法を提供する。
【解決手段】希土類元素の酸化物を含む原料を溶融硫酸塩中に添加する、添加工程と、原料が添加された溶融硫酸塩を電気分解し、原料に含まれる希土類元素を溶融硫酸塩中に溶解させる、溶解工程と、溶解工程の後、希土類元素が溶解した溶融硫酸塩に対して電気化学的に還元処理を行う、還元工程とを有する、希土類元素の回収方法とする。 (もっと読む)


【課題】運転操作が容易であり、低融点金属を含む合金の供給および抜き出しが容易であり、長期間に亘って溶融塩の劣化を抑制でき、有用な低融点金属の純度を高められる溶融塩電解精製装置およびその低融点金属の精製方法を提供する。
【解決手段】陽極室1、低融点金属を含む合金の液状物を貯える空間、陽極室底部と接触させるように配置した内筒2、内筒の内部に配置された陰極室8、及び陽極室に外付けされた直流電源発生装置13とを少なくとも含んでなる低融点金属を精製回収する溶融塩電解槽であり、また、前記溶融塩電解槽を用い、電解精製することで有用な低融点金属を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】電流密度を高めても安全に精製ナトリウムを製造することができるナトリウム精製用電解槽を提供する。
【解決手段】不純物含有ナトリウム、電解液および精製ナトリウムを収容する電解槽本体110に、開口面積が0.25〜4mmの範囲内の貫通孔を複数有し、開口面積率が50%以上の分離部材120,130を設ける。分離部材120,130は、不純物含有ナトリウムを収容する空間と電解液を収容する空間との間、および電解液を収容する空間と精製ナトリウムを収容する空間との間の少なくとも一方に配置される。分離部材を設置することで、不純物含有ナトリウムと電解液の界面と、電解液と精製ナトリウムの界面とを対向させることができる。その結果、これらの界面の一部分に電流が集中することがなくなり、電流密度を高めても安全に精製ナトリウムを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】電解精製により不純物含有ナトリウムから精製ナトリウムを製造する方法であって、操作性、電解液の耐久性および安全性に優れたナトリウムの製造方法を提供する。
【解決手段】不純物含有ナトリウム180を陽極とし、かつNaTFSIとTFSIアニオンの非金属塩との混合物からなるイオン液体170を電解液として電気分解を行う。TFSIアニオンの非金属塩としては、テトラエチルアンモニウムTFSIまたはテトラブチルアンモニウムTFSIが好ましい。陽極では、不純物含有ナトリウムに含まれるナトリウムのみがナトリウムイオンとなって電解液に溶出し、その他の不純物は不純物含有ナトリウム中に残存する。一方、陰極では、電解液に含まれるナトリウム(ナトリウムイオン)のみが陰極の表面に析出する。結果として、不純物含有ナトリウムから高純度のナトリウムを製造することができる。 (もっと読む)


水酸化ナトリウムおよび水から水素を産生する方法を開示する。当該方法は、ナトリウムイオン分離器中で第1水性水酸化ナトリウム流れからナトリウムを分離し、ナトリウムイオン分離器中で産生されたナトリウムをナトリウム反応器に供給し、ナトリウム反応器中のナトリウムを水と反応させ、そして第2水性水酸化ナトリウム流れおよび水素を産生することを含む。当該方法はまた、第2水性水酸化ナトリウム流れを第1水性水酸化ナトリウム流れと組み合わせることにより、第2水性水酸化ナトリウム流れを再利用することも含み得る。水素を産生するシステムも開示する。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属アマルガムを含むアノード、アルカリイオン伝導性を有する固体電解質、及び融解アルカリ金属であるカソードを用いた電気分解によりアルカリ金属アマルガムからアルカリ金属を製造する方法。
【解決手段】大気圧下または大気圧よりわずかに大きな圧力下で攪拌することにより、アノードであるアルカリ金属アマルガムに運動状態が付与されることを特徴とする、アルカリ金属アマルガムからアルカリ金属を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】原料の供給が容易になる電解装置を提供する。
【解決手段】電解装置は、原料のナトリウム硫化物から電解生成物の金属ナトリウムを生成する。電解セル116の原料収容空間148と電解生成物収容空間とはナトリウムイオン伝導性の固体電解質からなる隔壁容器130で隔てられる。ポンプは、原料供給パイプ122を経由して原料収容空間148へ原料を供給する。コントローラは、ポンプによる原料の供給が終了した後に電源による電圧の印加を開始させる。 (もっと読む)


【課題】スラグ中の易解離性酸化物の濃度及び輸送特性を測定するための電流現場測定装置及び測定方法を提供する。
【解決手段】濃度及び輸送特性を測定する電位差測定装置10はスラグの熱力学的特性についての情報を提供する。装置10は移動性金属種及び約10-5cm2/secよりも大きい拡散度を有する陰イオン性種を含む溶融電解質14を保持するための容器12、陰極16及び陽極20からなる。ここで、陰極16は溶融電解質14と電気的接触状態にあり、陰極及び溶融電解質は電解質中の陰イオン種を輸送することができるイオン膜22によって陽極から分離されている。また、陰極16と陽極20との間で電位を発生させるための電源を含むことにより金属抽出装置として用いられる。 (もっと読む)


電解採取の方法及び装置が、高い品質、純度及び大きな体積の成分の堆積物を生成するのに適している。各カソードは、電解採取の際に、前記成分生成物の含有、不純物の偏析、形態的に望ましくない材料の溶解及び生産性の増大のためにに使用される。光起電装置での使用に適したシリコンが、溶融された塩中に溶解している二酸化シリコンから固体の形態で電気堆積する。
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【課題】少ないエネルギー消費量で効率的に不純物含有アルカリ金属から高純度のアルカリ金属を製造することができるアルカリ金属の製造方法およびアルカリ金属製造装置を提供すること。
【解決手段】不純物含有アルカリ金属180を陽極とし、かつカーボネート系有機溶媒およびアルカリ金属のイオンを含む溶液を電解液170として電気分解を行う。陽極では、不純物含有アルカリ金属180に含まれるアルカリ金属のみがイオンとなって電解液170に溶出し、その他の不純物は不純物含有アルカリ金属180中に残存する。一方、陰極では、電解液に含まれるアルカリ金属(アルカリ金属イオン)のみが陰極の表面に析出する。結果として、不純物含有アルカリ金属から高純度のアルカリ金属190を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】簡単な少ない工程数の処理により、少ないエネルギー消費で、希土類磁石のような大量に排出される廃棄物から効率よく不純分の含有量の少ない希土類金属を分離回収する方法を提供する。
【解決手段】溶融塩電解に際し、陽極5と陰極6との間を、希土類金属合金からなるバイポーラー電極型隔膜1で分画して陽極室3及び陰極室4を形成し、陽極室3側に希土類金属イオンREn+を供給しながら、陽極5と陰極6との間に電圧を印加して電解を行わせて、希土類金属REをバイポーラー電極型隔膜1中で拡散透過させ、陰極6表面に希土類金属又はその合金を析出させることにより希土類金属を回収する。 (もっと読む)


【課題】溶融塩電解により純度の高い金属カルシウムを効率よく製造できる方法および装置を提供する。
【解決手段】電解槽に電解浴として溶融塩化カルシウムを満たし、電解浴に浸漬配置した陽極および陰極に電圧を印加して溶融塩電解を行う金属カルシウムの製造方法において、電解浴のうち、陰極を含む部分の電解浴を金属カルシウムの融点以上に保持して溶融金属カルシウムを生成させ(以下、「電解工程」と呼ぶ)、陰極を含む部分の電解浴を金属カルシウムの融点以下に冷却して金属カルシウムを析出させる(以下、「冷却工程」と呼ぶ)。また、電解浴を満たす電解槽と、電解浴に浸漬配置する陽極および陰極を備えた金属カルシウムの製造装置であって、陰極および陽極が、陰極および陽極をそれぞれ取り囲む陰極隔壁および陽極隔壁の内側に配設されている。 (もっと読む)


【課題】内部に隔離体を有する電解槽において、隔離体にかかる溶融塩による応力を低減する電解方法を提供する。
【解決手段】電解槽容器11の内部を隔離体である隔膜18によって、陽極12を含む陽極室21、陰極13を含む陰極室22に隔離する。陽極室21および陰極室22にそれぞれ溶融塩の注入口15および排出口17を設け、陽極室21内および陰極室22内に溶融塩を流動させて発生する圧損により、隔膜18に陽極室21側および陰極室22側から応力が互いに打ち消し合うようにかかるようにする。 (もっと読む)


【課題】金属カルシウムを溶融塩電解により効率よく製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】電解槽に塩化カルシウム溶融塩を満たし、陽極および陰極を浸漬配置して溶融塩電解を行う金属カルシウムの製造方法であって、溶融塩電解に際しては陰極を金属カルシウムの融点以下に冷却して金属カルシウムを固体状態で陰極上に析出させ、溶融塩電解終了後は陰極を加熱して析出した固体金属カルシウムを溶融させて回収する。また、この製造方法に用いる溶融塩電解装置であって、溶融塩電解装置は、電解槽と、陰極と、陽極と、陰極と陽極の間に浸漬配置した隔壁とから構成され、陰極には、陰極自身を加熱または冷却可能な熱媒または冷媒の流通可能な流路が形成されている。 (もっと読む)


【課題】カソード側で生成した金属(例えば、Ca)のアノード側への侵入を防止してバックリアクションを抑え、高い電流効率を維持することができる電解槽、及びこの電解槽を用いるアルカリ金属、アルカリ土類金属または希土類金属の製造方法を提供する。
【解決手段】流動型の電解槽であって、電気分解が行われる間、アノード1室側がカソード2室側に対して加圧状態に維持される電解槽である。加圧状態とは、アノード室側とカソード室側にヘッド差がある状態で、アノード側の電解浴の液面レベルをカソード側より高くすること、アノード室内の気相部の圧力をカソード室内のそれに対して相対的に高く設定すること(図1(b)参照)、アノード側電解浴にポンプ圧を加えること(図1(a)参照)、等の方法により得られる。この電解槽を用いて、Ca、その他電解法により製造されているNa、Ca、Mg、La等の金属を連続して製造することが可能である。 (もっと読む)


【課題】溶液中での電気化学的輸送による第1電解液(E1)から第2電解液(E2)への選択的なカチオン(Mn+)の抽出法を提供する。
【解決手段】電解質分離壁としてモリブデンクラスターとのカルコゲニドであるMon+2又はMMon+2で作成された輸送壁を用い且つ、第1電解液の側の輸送壁で複数のカチオンの交互配置、輸送壁の中で複数のカチオンの分散、そして第2電解液中でのそれらの交互配置解除を生じさせるために第1電解液(E1)中の電極A1と第2電解液(E2)中の電極C2又は前記輸送壁(2)との間に電位差(ΔE)を発生させることによって前記輸送壁を通るカチオンの輸送を確保することを特徴とする、前記抽出方法。 (もっと読む)


【課題】少ないエネルギー消費量で効率的に不純物含有ナトリウムからナトリウムを製造することができるナトリウムの製造方法およびナトリウム製造装置を提供すること。
【解決手段】不純物含有ナトリウムを陽極とし、かつ低融点の溶融塩電解液を電解質として電気分解を行う。陽極では、不純物含有ナトリウムに含まれるナトリウムのみがナトリウムイオンとなって溶融塩電解液に溶出し、その他の不純物は不純物含有ナトリウム中に残存する。一方、陰極では、溶融塩電解液に含まれるナトリウム(ナトリウムイオン)が陰極の表面に析出する。溶融塩電解液は、アルミニウムのハロゲン化物およびアルカリ金属のハロゲン化物からなり、そのモル比が50:50〜52:48の範囲内であるものを使用する。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池における使用済みの電解液を、自然流下方式により連続電解処理し得るようにすると共に、電解液の処理目標量に合わせて、装置規模の拡大・縮小を可能にした処理装置を提供すること。
【解決手段】電解槽として、平坦で浅底の長手形状の処理槽2を、長手方向が上下方向に傾斜した状態において配置せしめる一方、この処理槽2内に複数の処理ゾーン12a〜12eを長手方向で複数段に位置するように設け、且つ各処理ゾーンにおいては、二つの板状の電極14a〜14e;16a〜16eを、上下方向に所定の間隔を隔てて相対向して配設すると共に、それら各処理ゾーンの上下の電極間には、通液性の絶縁材料の層18a〜18eを介在せしめて、それら上下の電極の短絡を阻止する一方、かかる絶縁材料層内を電解液が制御された速度で通液せしめられ得るように構成した。 (もっと読む)


【課題】TiCl4の還元反応を効率よく行わせ、且つ工業的規模で、安定した操業が可能なTiの製造方法、およびそれに用いられる製造装置を提供する。
【解決手段】Caが溶解したCaCl2含有溶融塩中のCaにTiCl4を反応させて前記溶融塩中にTi粒を生成させる還元工程と、生成されたTi粒を溶融塩から分離する分離工程と、Ca濃度が低下した溶融塩を電解することによりCa濃度を高める電解工程とを含み、前記電解工程で主電解槽5を用いてCa濃度を高めた溶融塩を、Ca供給源を有する調整槽6に導入して該Ca供給源に接触させることにより前記溶融塩のCa濃度を一定とした後、還元工程でTiCl4の還元に用いる。Ca供給源として溶融Ca−Mg合金を用いれば、Caの補充を容易に行える。このTiの製造方法は、本発明の製造装置により容易に実施できる。 (もっと読む)


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