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Fターム[4L055EA03]の内容

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Fターム[4L055EA03]に分類される特許

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【課題】漂白度や他のパルプ特性が向上する機械パルプ製造方法の提供。
【解決手段】チップの薬剤による前調質のために蒸解缶のような非圧縮槽を用い、次いで繊維化装置で繊維束にし、次いで洗浄し、最後に高コンシステンシー薬剤処理を行う。蒸解缶は、従来の木材チップからの化学パルプ製造時に使用されるものでよく、薬剤の抽出のために使用されるスクリーンの存在の有無は問わない。この蒸解缶は満液式でも気相式(蒸解缶内に蒸気スペースを含む)でもよく、連続式または回分式のいずれにても運転される。この蒸解缶は、スクリュー機構を使用せずに内容物の抜き出しが可能である。蒸解缶で処理されたチップは、次いで繊維に分離され、チップは粗い繊維束に変化するので、これを洗浄し、脱水する。洗浄され、脱水されたパルプは、次いでアルカリ性過酸化物薬剤で処理される。 (もっと読む)


本発明は、そのつどotroパルプに対して、針葉樹に関しては少なくとも15%のリグニン含有率を有するパルプ、広葉樹に関しては少なくとも12%のリグニン含有率を有するパルプ、または一年草に関しては少なくとも10%のリグニン含有率を有するパルプを製造する方法であって、以下の工程を有する製造方法に関する:そのつどotro木材の量に対して、針葉樹に関して薬品を5%より多く(NaOHとして計算)含有するか、または広葉樹に関して薬品を3.5%より多く(NaOHとして計算)含有するか、または一年草に関して薬品を2.5%より多く含有する薬品溶液を製造する工程、該薬品溶液を、規定の浴比で木材もしくは一年草と混合する工程、薬品溶液と、木材もしくは一年草とを、室温を上回る温度に加熱する工程、および引き続き、(第一の変法)自由に流れる薬品溶液を除去する工程および木材もしくは一年草を蒸気相中で蒸解する工程、または(第二の変法)木材もしくは一年草を液相中で薬品溶液の存在下に蒸解する工程および自由に流れる薬品溶液と木材もしくは一年草とを分離する工程。 (もっと読む)


本発明は、以下の工程を有するパルプの製造方法に関する:リグノセルロース原料のotro量に対して、亜硫酸塩(NaSO3として計算)25%未満を含有する薬品溶液を製造する工程、該薬品溶液を規定の浴比で木材と混合する工程、薬品溶液と木材とを、室温を上回る温度に加熱する工程、および引き続き、(第一の変法)自由に流れる薬品溶液を除去し、かつ木材を蒸気相中で蒸解する工程、または(第二の変法)木材を、液相中で蒸解し、かつ自由に流れる薬品溶液と木材とを分離する工程。 (もっと読む)


【課題】 塗工紙製造過程で発生する損紙由来のブロークパルプは紙の品質の面からは使用する事は好ましくないが、廃棄すると膨大な廃棄物が発生し、また、紙資源の無駄使いにもなることから低品質でも使用しなければならないのが現状である。そのため、ブロークパルプ中の無機成分、特に炭酸カルシウムを改質して高品質な填料にすることが本発明の課題である。
【解決手段】 塗工紙の製造において発生する離解されたブロークパルプ中の無機物を改質する方法を開示する。パルプと炭酸カルシウムを含有する無機物の混合物からなるスラリーのスラリー濃度を0.01〜10重量%に調整し、該スラリーに二酸化炭素を含有するガスを吹き込むことで該無機物を該スラリーへ溶解させ、さらに該無機物を該スラリーに析出させることにより、ブロークパルプ中の炭酸カルシウムを含有する無機物を改質する。 (もっと読む)


【課題】トウモロコシの茎を原料に使用するパルプの製造方法を提供する。
【解決手段】トウモロコシの茎の粉砕、蒸解、洗浄、篩分け、濃縮、及び叩解工程を含む、トウモロコシの茎からパルプを製造する方法であって、
前記蒸解工程が試薬水溶液とトウモロコシの茎材料とを、質量比(wt/wt)3:1〜6:1にして120〜200℃の反応温度で1.5〜4時間の間反応させて行われ、前記試薬水溶液がNaOH+Na2CO3+Na2SO3+アントラキノンである、方法。 (もっと読む)


【課題】脱墨パルプのアルカリ過酸化水素漂白効率を進め、従来より漂白薬品原単位の低い高白色度の脱墨古紙パルプを製造させることができる漂白方法を提供するものである。
【解決手段】印刷古紙を離解する離解工程、除塵するスクリーニング工程、脱墨処理するフローテーション工程、漂白及びソーキング処理をする漂白工程、機械的せん断力を与える分散工程、洗浄処理する洗浄工程の組み合わせからなる高白色度脱墨パルプ製造設備から構成される古紙のパルプ化工程において、漂白工程が二段の連続した工程からなり、第一漂白工程を50℃〜80℃でアルカリ性過酸化水素漂白を行い、第二漂白工程では、90℃〜120℃まで昇温して漂白する。 (もっと読む)


【課題】古紙パルプを製造する方法において、古紙パルプを含有する白水にカチオン系高分子薬剤を添加することで電位や電荷を変化させ、効率的に古紙パルプを製造する。
【解決手段】古紙パルプを含有する白水に対してカチオン系高分子薬剤を添加することを特徴とする古紙パルプの製造方法。上記薬剤は、カチオン性の、ポリアクリルアミド、ポリダッドマック、ポリエチレンイミン、ポリエチレンオキサイド、ポリアミドポリアミン、硫酸アルミニウムなどのうち、1種類以上が好ましい。また、上記薬剤の有効成分添加量が、対絶乾パルプ5〜1000ppmであることが好ましい。上記薬剤の添加箇所をパルプ濃度10質量%以下の複数の流動箇所であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】紙の初期特性に優れ、かつカレンダー耐性に優れるパルプ処理剤、及びそのパルプ処理剤を使用した紙の製造方法の提供。
【解決手段】式(1)のアルコキシシラン、有機酸、及び水を配合してなり、式(1)のアルコキシシラン中の50重量%以上が式(2)のトリアルコキシシラン及び式(3)のジアルコキシシランから選ばれる少なくとも1種であり、水の配合量が式(1)のアルコキシシランの配合量の3倍モル以上であり、pH(20℃)が2〜5であるパルプ処理剤をパルプ繊維に接触させる工程(I)を有する紙の製造方法。
1pSi(OR2)4-p (1)
1Si(OR2)3 (2)
12Si(OR2)2 (3)
〔R1はC1-6のアルキル基等、R2はC1-6のアルキル基、pは1〜3の整数を示す。〕 (もっと読む)


【課題】多段漂白を用いずに製紙原料を漂白する方法を提供する。
【解決手段】古紙パルプまたは脱リグニン後の未漂白パルプを含む製紙原料水に、漂白時の残留塩素濃度500ppm以上を目算にpH4以上7未満の弱酸性pHに調整された次亜塩素酸塩を含む水溶液を連続又は断続的に添加し、漂白処理する。次亜塩素酸塩を含む水溶液は、塩酸酸性のpH4.5以上6.5以下で1000〜20000ppm、好ましくは3000〜10000ppmの次亜塩素酸ソーダを含む水溶液であるのがよい。製紙原料水中のパルプ重量%を3〜30%とするのがよい。次亜塩素酸塩を含む水溶液を多数回に分け、20000ppmから1000ppmに至る順次低濃度の水溶液を投入するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】地合いと濾水性のバランスを容易にとることができ、このため紙力を向上させ、結果として紙の製造に用いる紙力増強剤の使用量を減少させることができ、さらには抄紙時の水切れ性を向上させることにより、操業性を向上させることができる紙の製造方法を提供すること。
【解決手段】ノニオン性ポリアクリルアミド系紙力増強剤(A)と紙力増強剤の添加前後におけるJIS P 8121により測定される濾水度の差がノニオン性ポリアクリルアミド系紙力増強剤(A)よりも大きいカチオン性ポリアクリルアミド系紙力増強剤(B−1)またはアニオン性ポリアクリルアミド系紙力増強剤(B−2)とを用い抄紙することを特徴とする紙の製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】地合いと濾水性のバランスを容易にとることができ、このため紙力を向上させ、結果として紙の製造に用いる紙力増強剤の使用量を減少させることができ、さらには抄紙時の水切れ性を向上させることにより、操業性を向上させることができる紙の製造方法を提供すること。
【解決手段】カチオン性ポリアクリルアミド系紙力増強剤(A)と、紙力増強剤の添加前後におけるJIS P 8121により測定される濾水度の差がカチオン性ポリアクリルアミド系紙力増強剤(A)よりも大きいカチオン性ポリアクリルアミド系紙力増強剤(B)とを用い抄紙することを特徴とする紙の製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】古紙からインキの分離効率を損なわずに、従来より電力原単位が低く、かつ、高白色度の脱墨古紙パルプを製造することができる脱墨法を提供するものである。
【解決手段】離解工程で下記一般式(I)で表され、曇点が0℃以上25℃以下のポリエチレングリコール型非イオン性界面活性剤をパルパーに添加し、次いで40メッシュ以上100メッシュ以下のワイヤー上でインキを洗浄するワイヤー洗浄工程を設け、その後の漂白工程あるいはニーディング工程で使用する脱墨剤としては、脂肪酸あるいは脂肪酸誘導体系の脱墨剤から選ばれる少なくとも1種類であることを特徴とする印刷古紙から高白色度脱墨パルプを製造する方法。
【化1】
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【課題】木質パルプおよび/またはセルロース系繊維を主たる成分とする繊維原料などから効率よくセルロースミクロフィブリルを製造することができるようにするための、繊維原料の前処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】互いに対向する砥粒板1,2を備え、少なくとも一方の砥粒板を回転させることにより砥粒板間に供給される被磨砕物が磨砕されるように構成された磨砕機を用いて繊維原料を磨砕する磨砕工程において、砥粒板1,2として、砥粒の粒度が5番以上60番未満の微細砥粒板を備えた磨砕機を用いて微細磨砕処理を行った後、砥粒の粒度が60番以上150番以下の超微細砥粒板を備えた磨砕機を用いて超微細磨砕処理を行う。
微細磨砕処理工程を1〜5回実施した後、超微細磨砕処理工程を1〜5回実施する。
微細磨砕処理工程および超微細磨砕処理工程において、互いに対向する砥粒板の間隔を5〜60μmとする。 (もっと読む)


【課題】
フライドポテトやクッキー等の油分を含む食品の包装等に利用可能な耐油性に極めて優れた食品用耐油性シートを提供する。
【解決手段】
JIS P−8121に準じてパルプ濃度0.03質量%で測定されるパルプのろ水度(カナダ標準フリーネス)が450ml以下である木材パルプのみからなる繊維シートであって、JIS P−8146に準じて測定されるテレビン油の浸透時間が50〜3000秒であることを特徴とする食品用耐油性シート。 (もっと読む)


本発明は酸化剤及び少なくとも一種の遷移金属を含む水性懸濁液中で多糖を処理し、前記多糖を機械的に離層し、その結果、ミクロフィブリル状多糖を生成することを特徴とするミクロフィブリル状多糖の調製方法に関する。また、本発明はその方法により得られるミクロフィブリル状多糖に関する。 (もっと読む)


本発明は、木パルプを前処理する工程を含むセルロースアセテートまたは他のセルロースエステルの製造方法であって、前記前処理は、さらに、木パルプを苛性溶液に混合する工程、前記溶液からパルプを分離してケーキを形成する工程、前記ケーキを酢酸で洗浄して前処理された木パルプを得る工程、および前記前処理された木パルプをアセチル化またはエステル化してセルロースアセテートまたは他のセルロースエステルを得る工程を含む方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】汚染物質粒子をできるだけ効果的に析出することができ、装置および運転に関する過度に高いコストおよび手間を必要としない調成方法を提供する。
【解決手段】ファインフラクションおよびコースフラクションをその都度別個のフローテーションで処理し、かつ別個のフローテーション内で以下の特徴、すなわちインレットコンシステンシ、非通過量、滞留時間、薬品種類、比薬品量、薬品添加の場所、供給されるフローテーション空気の比量、気泡サイズ、フローテーションセルの数、フローテーションセルの種類、重力の場の大きさ、リジェクトに関するフローテーションステップの数またはアクセプトに関するフローテーションステップの数といった特徴が個別的にまたは互いに組み合わされてそれぞれ異なって選択されることにより、前記フローテーションのフローテーション作用を弁別するようにした。 (もっと読む)


【課題】填料、サイズ剤、紙力向上剤など抄紙工程において使用される製紙用薬品添加時の凝集による効果減少を抑制することにより、薬品の添加効果を最大限に引き出す。
【解決手段】パルプを水に分散したパルプスラリーに、サイズ剤、紙力向上剤など薬品を添加してなる製紙用原料の調成方法において、薬品を添加する直前直後に超音波の及ぶパルプスラリーの固形分1kg当り、出力100〜1000ワットで負荷0.1〜10ワット時の超音波を照射することを特徴とする製紙用原料の調成方法。 (もっと読む)


【課題】パルプスラリー中に微細な泡を積極的に導入しながら紙を製造する方法によって、印刷用紙、情報用紙およびそれらの塗工用原紙などに使用できる嵩高な紙を提供する。
【解決手段】連続式発泡装置によってパルプスラリーに平均気泡径10〜100μmの泡を含有させ、パルプスラリー中の泡含有率が0.20〜1.0%であり、連続式発泡装置の発泡方式が旋回流型、ベンチュリー型、あるいはエジェクタ型であり、連続式発泡装置に導入するパルプスラリーの固形分濃度が2.0%以下であるか、抄紙白水を導入して泡を含有させた後にパルプスラリーと混合する方法であって、泡を含有させたパルプスラリーを抄紙除塵設備の後段に添加して抄紙する事を特徴とする紙の製造方法およびこの方法による密度0.45〜0.80g/cm3の嵩高な紙。 (もっと読む)


【課題】二酸化塩素漂白工程によって達成されるパルプの最終白色度を、より一層改良する方法を提供する。
【解決手段】アルカリ脱リグニン処理して製造された化学セルロースパルプを処理する方法であって、(a)前記パルプを約1〜約5のpHと約40〜約100℃の温度で酸処理するステップ、(b)ステップ(a)に従って酸処理されたパルプをアルカリ性薬剤で中和し、約7〜約14のpHとするステップ、および(c)その後に前記中和されたパルプを漂白するステップを含むことを特徴とする方法である。 (もっと読む)


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