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【課題】 アルミニウムイオンを含むイオンビームを発生させるイオン源において、部品点数の削減および構造の簡素化を可能にする。
【解決手段】 このイオン源は、フッ素を含むイオン化ガス8が導入されるプラズマ生成容器2と、この容器2内の一方側に設けられた熱陰極12と、プラズマ生成容器2内の他方側に設けられていて、バイアス電源24から当該容器2に対して負電圧VB が印加されて電子を反射する対向反射電極20と、プラズマ生成容器2内に、熱陰極12と対向反射電極20とを結ぶ線に沿う磁界28を発生させる磁石30とを備えている。対向反射電極20はアルミニウム含有物質から成る。 (もっと読む)


【課題】絶縁不良が生じにくく、メンテナンスの頻度を低減することのできるイオン発生装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかるイオン発生装置100は、カソード孔12、リペラ孔14、ガス入口16、およびイオン取出口18を備えたアークチャンバ10と、フィラメント22およびサーマルブレイク24を備え、カソード孔12を介してアークチャンバ10内に突出して設けられたカソード20と、支柱32および支柱32の先端に設けられた反射板34を備え、リペラ孔14を介してアークチャンバ10内に突出して設けられたリペラ30と、を有し、サーマルブレイク24および反射板34は、アークチャンバ10内で互いに対向しており、アークチャンバ10は、カソード20およびリペラ30と電気的に絶縁されており、平面視において、リペラ孔12は、反射板34の輪郭の内側に形成される。 (もっと読む)


【課題】 同軸構造の熱陰極の内部導体の温度上昇を抑制して、内部導体の寿命ひいては熱陰極の寿命を長くする。
【解決手段】 この熱陰極10は、中空の外部導体2と、その内側に同軸状に配置されている中空の内部導体1と、両導体1、2の先端部を電気的に接続する接続導体3とを備えている。加熱電流IH は、接続導体3を通して折り返されて、外部導体2と内部導体1とで互いに逆向きに流される。 (もっと読む)


イオンソースチャンバのクリーニング工程において、イオンソースチャンバの外部に位置する電極は抑制プラグを備える。ソースチャンバにクリーニングガスを導入する場合、抑制プラグがソースチャンバの引出し用アパーチャと係合してチャンバ内のガス圧を調整し、プラズマ助長化学反応によるチャンバクリーニング効果を高める。ソースチャンバアパーチャと抑制プラグとの間のガスの導入量は、最適なクリーニング条件を提供し、望ましくない堆積物を排出するように、クリーニング工程の間調整することができる。 (もっと読む)


マルチモードイオン源を提供する技術を開示する。本発明のある例示的態様においては、例えば、第1モードがアーク放電モードであり、第2モードがRFモードであるという複数モードで動作するイオン源を含むイオン注入装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】従来の供給材料種とクラスター供給材料をイオン化するためのマルチモードイオン源、およびアーク放電モードと非アーク放電モードで使用できるマルチモードイオン源を提供する。
【解決手段】第1と第2のイオン化チャンバ(イオン化容積)110、120をタンデム式に配置する。チャンバ110は従来の供給材料種に用い、アーク放電モードで使用するように構成される。チャンバ120はクラスター供給材料に用い、直接電子衝突モードのような非アーク放電モードで使用するように構成される。チャンバ110では、入口ポート115からガスまたは蒸気が供給され、間接加熱カソード140とチャンバとの間にアーク電圧が印加されアークプラズマが形成される。チャンバ120では、入口ポート125から分子供給材料のガスまたは蒸気が供給され、電子銃200から打ち込まれた電子によってイオン化される。イオンビームは軸130に沿って引き出される。 (もっと読む)


【課題】イオンドーピング装置において、一番切れやすいフィラメントを切れ難くすることにより、全体のフィラメントの寿命を延ばすことを目的とする。
【解決手段】材料ガスが供給されるチャンバ1と該チャンバ1に設けられた複数のフィラメント6を有するイオンドーピング装置において、前記フィラメント6の内、切れやすい位置のフィラメント6の直径を他の位置のフィラメント6の直径と異ならせた。 (もっと読む)


イオン流またはイオンビームを生成するために用いられるイオン源を含むイオン注入機システムに関する。イオン源は、イオン源チャンバハウジングを有している。イオン源チャンバハウジングは、イオン源チャンバハウジングの内部に高濃度のイオンを生成する電離領域の境界を少なくとも部分的に形成している。所望の特性のイオン引出し開口部(340,342)が、アークチャンバの電離領域を覆っている。一実施形態では、移動可能なイオン引出し開口プレート(310)が、このハウジングに対して移動され、イオンビームプロファイルを変更する。一実施形態は、少なくとも細長い開口部(340,342)を備える開口プレートを含み、異なるイオンビームプロファイルを規定する、少なくとも第1の位置と第2の位置との間を移動する。開口プレートに連結された駆動部またはアクチュエータが、開口プレートを、第1の位置と第2の位置との間において移動させる。他の一実施形態は、調節可能な開口部の境界を形成する、移動する2つのプレート区域を有している。
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【課題】プラズマ生成容器に複数の被加熱体が設けられるイオン源において、安定した熱電子の放出が可能であり、被加熱体を交換するまでのイオン源の運用時間を長くする。
【解決手段】イオン源は、ガスが供給されてプラズマを生成する、導体面を有する内部空間を備えたプラズマ容器と、このプラズマ容器と電気絶縁され、内部空間の内壁面から突出し、通電することにより前記内部空間に熱電子を放出する一対の熱電子放出素子と、 一対の熱電子放出素子のそれぞれに電流を流す電源と、を有する。プラズマ容器内のプラズマに曝される内壁面の材料と、一対の熱電子放出素子の、プラズマに曝され、熱電子を放出する部分の材料が、同じ金属を主成分とする材料で構成される。 (もっと読む)


【課題】 イオン源の引出し電極系を構成する電極に印加する電圧について、イオンビームの偏差角度および発散角度の両方を小さくするのに適した電圧を、短時間でかつ容易に決定することができる方法を提供する。
【解決手段】 第1〜第3電極11〜13に印加する電圧をV1 〜V3 、V1 −V2 を差電圧V12、V2 −V3 を差電圧V23とすると、電圧V1 を所要の電圧に設定する。差電圧V12を変化させて、イオン源2から引き出されるイオンビーム20のビーム電流を測定して、そのピーク値およびその時の差電圧V12を求める動作を、差電圧V23を所定の範囲内で所定の電圧刻みで変えて行う。上記ピーク値の比較を行って、ピーク値が最大となる時の差電圧V12を求めてそれをV12P とする。0<V12≦V12P を満たす範囲内で、電圧V1 は変えずに、電圧V2 と電圧V3 の組み合わせを変化させて、イオンビーム20の偏差角度を測定する。そして、偏差角度が最小となる電圧V2 と電圧V3 の組み合わせを決定する。 (もっと読む)


【課題】オフされているグリッドからのビームの漏洩を抑制し、更にニュートラライザが良好な中和効果を有する荷電粒子照射装置、これを用いた周波数調整装置及び荷電粒子制御方法を提供する。
【解決手段】イオンガン11は、ガス導入部114よりArガスを本体111内に導入し、フィラメント113とアノード112との間で直流熱陰極放電をおこし、Arのプラズマを生成する。次に、2つ分割された構成を有する、分割加速グリッド116a、116bに、イオンを射出する方向に電圧勾配を与えて、イオンを射出させる。イオンビームをオフする側の分割加速グリッドに正電圧を印加し、更に減速グリッド117に負電圧を印加する。これにより、停止している側のグリッドからのイオンビームの漏洩を抑制し、更にニュートラライザの中和効果を良好とすることができる。 (もっと読む)


内壁が設けられるとともにイオン化されるガスを含むように構成されたイオン化チャンバ(3)と、イオン化チャンバ(3)内に配置されたフィラメント(13)と、フィラメントへの電圧印加用の電源(19)とを含むフィラメント放電イオン源(1)であって、フィラメント(13)は実質的に互いに平行に配置されるとともに内壁を介して電源(19)に接続され、少なくとも1つの第1のフィラメントが第1の内壁を介して電源に接続されるとともに少なくとも1つの第2のフィラメントが第1の内壁と対向する第2の内壁を介して電源に接続される、イオン源である。 (もっと読む)


【課題】 プラズマ生成容器内のY方向におけるプラズマ密度分布の制御が容易であり、しかもプラズマ生成容器内に発生させる磁界によってイオンビームの軌道が曲げられるのを防止することができるイオン源を提供する。
【解決手段】 このイオン源10は、Y方向に長いリボン状イオンビーム2をZ方向に引き出すものであり、プラズマ生成容器12と、プラズマ生成容器12のZ方向端付近に設けられていてY方向に伸びたイオン引出し口26を有するプラズマ電極24と、プラズマ生成容器12内へ電子を放出してプラズマ22を生成するためのものであってY方向に沿って複数段に配置された複数の陰極40と、プラズマ生成容器12内に、しかも複数の陰極40を含む領域に、Z方向に沿う磁界56を発生させる磁気コイル50とを備えている。 (もっと読む)


【課題】イオン照射対象物品のイオン照射対象部分に全体的に均一に、効率よくイオン照射処理を施すことができる寿命の長いイオン照射装置を提供する。
【解決手段】電子源20A を物品Wのイオン照射対象部分の全体に臨むように設け、電子源20A におけるフィラメント2a、2a’、2a”は、電子源20A の全体にわたり不連続に複数段に分散並列配置する。フィラメントは、互いに逆向きの電流が流れるように平行又は略平行に接近する対部分をフィラメントの各端部寄りに含むように屈曲配置し、或いは、少なくとも一組の互いに隣り合うフィラメントについて、互いに逆向きの電流が流れるように相互に平行又は略平行に接近して対向する部分からなる対部分をフィラメントの両端部寄りに含ませる。かかる電子源から放出させた電子をチャンバ1内へ導入したガスに衝突させてプラズマを生成し、該プラズマ中のイオンを物品Wに照射する。 (もっと読む)


所望のフィラメントの成長、あるいはフィラメントのエッチングを行うために、アークチャンバ内の適切な温度制御によってアークチャンバのイオン源内にある前記フィラメントの成長/エッチングを可能にする反応性洗浄試薬を利用する、イオン注入システムまたはその構成要素の洗浄。また、イオン注入装置の領域または注入装置の構成要素を洗浄するために、インサイチュまたはエクスサイチュ洗浄構成で、周囲温度、高温、またはプラズマ条件下で、XeFx、WFx、AsFx、PFx、およびTaFx(ここで、xは、化学量論的に適切な値または値の範囲を有する)などの反応性ガスを使用することが記載される。特定の反応性洗浄剤のうち、BrFが、インサイチュまたはエクスサイチュ洗浄構成で、イオン注入システムまたはその構成要素を洗浄するのに有用と記載される。また、フォアラインからイオン化関連堆積物の少なくとも一部を除去するために、イオン注入システムのフォアラインを洗浄する方法であって、前記フォアラインを洗浄ガスと接触させるステップを含み、前記洗浄ガスが前記堆積物との化学的反応性を有する方法が記載される。また、カソードをガス混合物と接触させるステップを含む、イオン注入システムの性能を改善し、寿命を延ばす方法が記載される。
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【課題】高温でもクランプ力の低下が少なく、クランプ力の再生も容易で、フィラメントの保持や位置調整の作業性が良いフィラメント保持構造を提供する。
【解決手段】フィラメント保持構造は、溝を挟んで板厚方向に二つに分かれている部分の両方の相対応する位置に、フィラメント50を通すフィラメント穴96、支点部材110を通す支点部材穴98を有しているフィラメント導体90と、それの溝内に位置している部分102に、フィラメントを通すフィラメント穴、支点部材を通す支点部材穴を有しているフィラメントクランパー100と、上記穴に通された支点部材と、ボルト112及びナット114とを備える。フィラメント導体90及びフィラメントクランパーのフィラメント穴にフィラメントを通し、ボルト及びナットでフィラメントクランパーを締め付けて、フィラメントにせん断方向に力を加えてフィラメント導体90に保持する。 (もっと読む)


【課題】 組立てが容易であり、カソードの加熱効率を高めることができ、振動が加わってもカソードの少なくとも下方への位置ずれや脱落を防止することができ、かつねじ加工を使わずに済み、構造が簡単なカソード保持構造を提供する。
【解決手段】 このカソード保持構造は、熱電子を放出させるための前部22、その背後の後部24およびその側壁の周囲に形成された溝26を有しているカソード20と、筒状のものであってその先端部付近内にカソード20の後部24が通る貫通穴34を有する棚部32を備えているカソードホルダー30と、平面形状がC形、断面形状が円形をしているロックワイヤ40とを備えていて、カソード20の後部24を貫通穴34に挿通し、溝26にロックワイヤ40を嵌めて、ロックワイヤ40でカソード20をカソードホルダー30の棚部32に係止している。 (もっと読む)


【課題】組み立ての際、及び運転時におけるフィラメント101及びカソード102のギャップの調節を容易にすることである。
【解決手段】フィラメント101によってカソード102を加熱し、当該カソード102から熱電子を放出して、原料ガスをプラズマ化することによりイオンを発生するイオン源100であって、前記カソード102が固定されるイオン源本体2と、前記フィラメント101を保持するとともに、前記イオン源本体2に設けられるフィラメント保持体3と、前記フィラメント保持体3及び前記イオン源本体2の間に介在して設けられ、前記カソード102及び前記フィラメント101の距離を組み立て後に調節可能にする調節する調節機構4と、を備えている。 (もっと読む)


イオンソース100は、プラズマ生成部104と、第1ガスを受け取る第1ガス注入口122とを有する第1プラズマ室102であって、プラズマ生成部104および当該第1ガスが協働して上記第1プラズマ室104内に第1プラズマを生成し、上記第1プラズマ室102が、上記第1プラズマから電子を取り出す開口部114をさらに規定した第1プラズマ室102、および、第2ガスを受け取る第2ガス注入口124を有する第2プラズマ室116であって、第2プラズマ室116が、第1プラズマ室102の開口部114と合う位置に開口部117を規定し、当該開口部から取り出された電子を受け取り、電子および第2ガスが協働して第2プラズマ室116内に第2プラズマを生成し、第2プラズマ室116が、第2プラズマから各イオンを取り出す取り出し開口部120をさらに規定した第2プラズマ室116を有する。
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【課題】 プラズマ生成容器内のY方向におけるプラズマ密度を部分的に制御可能にして、リボン状イオンビームのY方向におけるビーム電流密度分布の均一性を良くすることや、所定の不均一な分布を実現可能にしたイオン源を提供する。
【解決手段】 このイオン源10bは、Y方向の寸法がX方向の寸法よりも大きいリボン状のイオンビーム2を発生させる。このイオン源10bは、Y方向に伸びたイオン引出し口14を有するプラズマ生成容器12と、プラズマ生成容器12内のX方向の一方側にY方向に沿って複数段に配置された複数の陰極20と、プラズマ生成容器12内のX方向の他方側に陰極20に対向させて配置された反射電極32と、プラズマ生成容器12内に、しかも複数の陰極20を含む領域に、X方向に沿う磁界50を発生させる電磁石40とを備えている。 (もっと読む)


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