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Fターム[5C038FF10]の内容

計測用電子管 (3,290) | 電子・イオン光学的装置 (382) | 静電偏向 (50)

Fターム[5C038FF10]に分類される特許

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第1の扇形電場(5)および第2の扇形電場(8)を含むマルチターン飛行時間質量分析器を開示する。第2の扇形電場(8)は、第1の扇形電場(5)と直交するように配置される。イオンは、検出および質量分析される前に質量分析器を複数回周回し得る。これにより、高分解能質量分析器が提供できる。別の実施形態によると、質量分析器は、第1の扇形電場が細長く、かつさらなる扇形電場が第1の扇形電場の長さに沿って千鳥状に配置される開ループ形状を有する。第1および第2の扇形電場(5、8)は、複数の扇形電場区分に細分され得る。
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【課題】リアルタイムのイオン分析が可能であって高効率かつ安価なイオン分析装置を提供する。
【解決手段】イオン分析装置1は、イオン発生源9から発生したイオンの比電荷および運動エネルギを分析するトムソンパラボラ型のものであって、真空容器10の内部に配置されており、コリメータ11、電磁場発生部12、金属箔13a,13b、プラスチックシンチレータ14、光フィルタ15、光検出部16、分析部17、制御部18および表示部19を備える。プラスチックシンチレータ14は、電磁場発生部12により形成された電磁場により偏向され金属箔13a,13bを通過して到達したイオンを主面に入射して、そのイオン入射位置から光を発生する。 (もっと読む)


開示された装置は、一対のグリッド無しイオンミラー(12)、ドリフト空間(13)、直交イオン加速器(14)、オプションの偏向器(15)、イオン検出器(16)、一組の周期的レンズ(17)、及びエッジ偏向器(18)を備えた多重反射型飛行時間質量分析計(MR‐TOF MS)(11)を有する。MR‐TOF MSにおける長い飛行によって決定される低い繰り返し速度でのイオン注入のデューティーサイクルを改善するために、多様な対策がとることができる。入射イオンビームと加速器をMR‐TOF内のイオン経路に対して実質的に直交する方向に向けることができ、イオンビームの初期速度は、加速器を傾けビームを同じ角度だけ旋回させることで補償される。任意の多重反射、又はマルチターン質量分析計のデューティーサイクルを更に改善するために、イオンガイドを用いて軸方向イオン速度を変調することによってビームを時間圧縮することができる。加速器内におけるイオンの滞留時間は、ビームを静電トラップ内に閉じ込めることによって改善できる。加速器内における滞留時間を長くした装置は、感度と分解能の両方を改善できる。 (もっと読む)


本発明は反応セルを含む質量分析計およびそのような質量分析計を使用する方法に関する。特に、限定はしないが、本発明は、タンデム質量分析計およびタンデム質量分析に関する。本発明は、イオンを、質量分析計の長軸に沿って順方向に移動し、中間イオン貯蔵部を通過し、その後に反応セルに入るように誘導し、イオンを反応セル内で処理し、処理イオンを、長軸に沿って戻し、中間イオン貯蔵部にもう一度入るように放出し、処理イオンの1つまたは複数のパルスを軸外方向で質量アナライザまで放出する工程を含む、長軸を有する質量計を使用する質量分析法を提供する。
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本発明は、未反応イオンと反応生成物イオンの両方から質量スペクトルを収集する、反応セルを含む質量分析計に関する。より詳細には(但し、他を除くものではない)、本発明は、前駆物質およびフラグメントイオンから質量スペクトルを収集するタンデム型質量分析法に使用できることが分かった。本発明は、イオンを、質量分析器へ送る前に、フラグメント化またはその他の処理のための反応セルへ送る配置を提示する。あるいは、イオンは、迂回経路に沿って質量分析器へ直接進むことができる。 (もっと読む)


本発明は、一般に、多重反射型飛行時間質量分析計(MR TOF MS)に関する。平面MR TOF MS(11)の質量分解能を改善するために、MR TOF分析計(11)との間のイオン移送のために空間等時性で湾曲したインタフェース(21)を使用する。一実施形態は、無電界空間内に周期的レンズ(14)を有する平面MR TOF MS(11)、イオン流をパルスに変換するための線形イオントラップ(17)、及び静電気セクタで作成されたC字形等時性インタフェースを含む。インタフェース(21)は、大きな時間広がりを導入することなくイオンミラー(12)のエッジとフリンジング電界(13)を迂回してのイオンの移動を可能にする。インタフェース(21)は、また、イオンパケットのエネルギーフィルタリングを提供する。イオントラップコンバータ(17)の関連付けられていない往復時間は、イオントラップからのイオン抽出を遅延させることによって短くすることができ、過度のイオンエネルギーは、湾曲インタフェース(21)でフィルタリングされる。 (もっと読む)


【課題】試料に応じて適した検出器を切り換えて使用できるようにする。
【解決手段】イオン検出器は、イオンを受け取る入口開口部と、ファラデーカップと、電子増倍器と、入口開口部を通して受け取ったイオンを方向づけるよう配置されたイオンビームコントローラとを備える。コントローラは、受け取ったイオンがファラデーカップによって検出されるようにコントローラが作動する第1の構成と、受け取ったイオンが電子増倍器によって検出されるようにコントローラが作動する第2の構成との間で切り替え可能である。 (もっと読む)


イオン源、イオンを形成する方法、および質量分析計システムが提供される。本教示はさまざまな実施例において、イオン源、イオン源からイオンを集束させる方法、および飛行時間型質量分析計を操作する方法を提供する。本教示はさまざまな実施例において、質量分析計とともに使用する場合の、マトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)イオン源およびMALDIイオン源の操作方法に関連する。さまざまな側面において、複数の操作モードが構成されるTOF質量分析計の感度と分解能のうち1つ以上の向上を促進するイオン源およびその操作方法が提供される。
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期間ΔT1におけるゼロ透過率動作モードと期間ΔT2における非ゼロ透過率動作モードとを繰り返し切り換えてイオンビームを減衰させるイオンビーム減衰器を含む質量分析計が開示されている。イオンビームの減衰の程度は、マークスペース比ΔT2/ΔT1を変化させることによって変化させることができる。イオンビーム減衰器は、イオンをパケットまたはパルスで放出し得るが、イオンのパケットまたはパルスは、イオンビーム減衰器の下流に配置された比較的高圧のイオンガイドまたはガス衝突セルによって、連続したイオンビームに変換され得る。
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【解決手段】
多重反射飛行時間型質量分析計(MR−TOF MS)及び分析方法を開示する。イオンの飛行経路が、静電ミラーによって軌道に沿って折り返される。適度な機器サイズを維持しながら飛行経路が長いほど分解能が高くなる。 (もっと読む)


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