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Fターム[5E040HB17]の内容

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Fターム[5E040HB17]に分類される特許

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【課題】粉砕後の磁石粉末を加熱することによって、磁石粒子の表面を再生し、磁気性能を向上させた永久磁石及び永久磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】粗粉砕された磁石粉末を、M−(OR)(式中、MはV、Mo、Zr、Ta、Ti、W又はNbであり、Rは炭素数2〜6のアルキル基のいずれかであり、直鎖でも分枝でも良い。xは任意の整数である。)に該当する有機金属化合物とともに溶媒中でビーズミルにより粉砕し、磁石粒子表面に対して均一に有機金属化合物を付着させる。その後、乾燥した磁石粉末を低酸素雰囲気下において600℃〜1000℃で数時間保持することにより、磁石粉末43を構成する各磁石粒子の再生処理を行う。更に、再生された磁石粉末を成形し、800℃〜1180℃で焼成を行うことによって永久磁石1を製造する。 (もっと読む)


【課題】低い着磁磁界でより高い着磁率を得るとともに、100%近傍、例えば90%程度の着磁率に到達するまで、より着磁率の立ち上がりが早いR−T−B系希土類永久磁石を提供する。
【解決手段】粉砕されたR−T−B系磁石の微粉末に対して、M−(OR)(式中、MはTb、Nb、Co、Zr,Cu、Alの内、少なくとも一種を含む。Rは炭素数2〜6のアルキル基のいずれかであり、直鎖でも分枝でも良い。xは任意の整数である。)で示される有機金属化合物が添加された有機金属化合物溶液を加え、磁石粒子表面に対して均一に有機金属化合物を付着させる。その後、圧粉成形した成形体を水素雰囲気において200℃〜900℃で数時間保持することにより水素中仮焼処理を行う。その後、800℃〜1180℃で焼成を行うことによって永久磁石1を製造する。 (もっと読む)


【課題】高い強度を有するとともに、高温下で使用しても磁気特性を高く維持することができる希土類ボンド磁石を提供すること。
【解決手段】一体的に形成された希土類ボンド磁石10であって、重希土類元素を有するR−T−B系合金(Rは希土類元素を示し、TはFe及び/又はCoを示す。)を含有する磁性粒子を含む第1の領域12と、軽希土類元素を有するR−T−B系合金を含有する磁性粒子を含む第2の領域14と、を備えており、第1の領域12は、第2の領域14よりも希土類元素全体に対する重希土類元素の質量比率が高い磁性粒子を含有する希土類ボンド磁石10。 (もっと読む)


【課題】高保磁力を有する安価なR−Fe−B系永久磁石を提供する。
【解決手段】粉砕されたR−Fe−B系磁石の微粉末に対して、Si−(OR)(式中、Rは炭素数2〜6のアルキル基のいずれかであり、直鎖でも分枝でも良い。xは任意の整数である。)で示される有機金属化合物が添加された有機金属化合物溶液を加え、磁石粒子表面に対して均一に有機金属化合物を付着させる。その後、圧粉成形した成形体を水素雰囲気において200℃〜900℃で数時間保持することにより水素中仮焼処理を行う。その後、800℃〜1180℃で焼成を行うことによって、R(Fe,(Co),Si)14B主相とR−Fe(Co)−Si粒界相を含み、Bリッチ相を含まない組織構成とする永久磁石1を製造する。 (もっと読む)


【課題】優れた着磁特性を有するR−T−B系永久磁石を提供する。
【解決手段】粉砕されたR−T−B系磁石の微粉末に対して、M−(OR)(式中、MはAl、Cu、Zr、Nb、Hf、Coの内、少なくとも一種を含む。Rは炭素数2〜6のアルキル基のいずれかであり、直鎖でも分枝でも良い。xは任意の整数である。)で示される有機金属化合物が添加された有機金属化合物溶液を加え、磁石の粒子表面に対して均一に有機金属化合物を付着させる。その後、圧粉成形した成形体を水素雰囲気において200℃〜900℃で数時間保持することにより水素中仮焼処理を行う。その後、800℃〜1180℃で焼成を行うことによって永久磁石1を製造する。 (もっと読む)


【課題】希土類焼結磁石を製造するにあたって、磁性粉末を作製する際における合金の粉砕性の確保と磁気特性の確保との両立を図ること。
【解決手段】R、T、及びBを含む合金溶湯を鋳造して合金を得る工程、上記合金を不活性ガス雰囲気中又は真空中700℃以上900℃以下の温度範囲で熱処理する工程、及びda<d50<dbとするとともに、粉砕雰囲気中の酸素濃度を500ppm以上5000ppm以下として、上記合金を粉砕する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】HDDR処理によって得られる個々の粉末粒子の異方性を高めることにより磁気特性を高めた希土類異方性磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】R−Fe−B系希土類磁石粉末(Rは、Yを含む希土類元素の少なくとも1種)を原料とし、これにHDDR処理を行なう際に、HD処理後の粉末を粉砕した後にDR処理を行なうことを特徴とする希土類異方性磁石の製造方法。典型的にはRがNdであり、製造される磁石の組成がNdFe14Bである。好ましくは、前記粉砕後の粉末粒径が原料の粉末粒径の80%以下、更に好ましくは75%以下である。 (もっと読む)


【課題】HDDR法を用いて優れた磁気特性を有すると共に、減磁曲線の角型性が高い希土類合金粉末を製造することが可能な希土類合金粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】原料合金に水素を吸蔵させる第1の水素吸蔵工程(ステップS13)と、原料合金を水素化分解させて第1の分解生成物を得る第1の水素化分解(HD)工程(ステップS14)と、第1の分解生成物から水素を放出させ、第1の希土類合金粉末を得る第1の脱水素再結合(DR)工程(ステップS16)と、第1の希土類合金粉末を冷却する不活性ガス冷却工程(ステップS17A)と、第1の希土類合金粉末に水素を吸蔵させる第2の水素吸蔵工程(ステップS18)と、第1の希土類合金粉末を水素化分解させて第2の分解生成物を得る第2のHD工程(ステップS19)と、第2の分解生成物から水素を放出させ、第2の希土類合金粉末を得る第2のDR工程(ステップS21)とを含む。 (もっと読む)


【課題】HDDR法によって優れた磁気特性を有する希土類合金粉末を製造することが可能な希土類合金粉末の製造方法及び永久磁石を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る希土類合金粉末の製造方法は、R14Bの原料合金を鋳造して原料合金を得る合金準備工程(ステップS11)と、原料合金Sを反応炉10内に投入し、反応炉10内を水素雰囲気とする水素吸蔵工程(ステップS13)と、反応炉10内で原料合金Sを水素化分解させて分解生成物を得るHD工程(ステップS14)と、反応炉10内の温度を昇温する昇温工程(ステップS15)と反応炉10内で分解生成物から水素を放出させ、分解生成物の水素濃度を低減し希土類合金粉末を得るDR工程(ステップS16)と、希土類合金粉末を室温にまで冷却する冷却工程(ステップS17)とを含み、水素吸蔵工程と水素化分解工程との何れか一方又は両方で原料合金Sを粉砕する。 (もっと読む)


【課題】球状粒子棒状結合体及びその集合体からなり、高周波域で使用可能な磁性シートに適する非晶質軟磁性合金粉末を提供すること。
【解決手段】磁場印加を伴う液相還元法により、平均一次粒子径:0.2μm以上1.0μm以下の一次粒子が棒状に結合して形成された、短軸径:0.05μm以上2.0μm以下、長軸径:0.3μm以上15.0μm以下の球状粒子棒状結合体及びその集合体からなる非晶質軟磁性合金粉末を得ることができる。また、得られた粉末をシート形状に加工することで、高透磁率を得られ、且つ、高周波域でのノイズ抑制用途に適した磁性シートを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 実施するのが容易でありながらも効率良く、有機酸とりわけ酢酸成分を除去するための方法を提供することであり、さらにその方法により有機成分、すなわち炭素が低減された六方晶フェライト粉末を提供すること。
【手段】 ガラス結晶化法による六方晶フェライト粉末の製造方法において、有機酸による酸処理によってガラス成分とフェライト成分とを溶解分離した後、フェライト成分に200℃以上熱処理を施すことにより、有機成分を脱離あるいは分解することにより達成される。 (もっと読む)


【課題】従来の方法に比べて脱水素化処理の条件が改善された希土類磁石粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1種の希土類元素の水素化物粉末と、鉄粉末と、鉄とは異なる元素のホウ化物粉末とを混合する工程、及び得られた混合粉末を脱水素化処理する工程を含むことを特徴とする希土類磁石粉末の製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】急速凝固プロセスにより製造され、良好な磁気特性と熱安定性を示す、高度に急冷可能なFe系希土磁性材料を提供する。
【解決手段】磁性材料の製造において使用される最適ホイール速度及び最適ホイール速度ウィンドウよりも低い最適ホイール速度及び広い最適ホイール速度ウィンドウを有する急速凝固プロセスにより製造された等方性Nd-Fe-B型磁性材料に関する。該材料は、室温において、それぞれ、7.0〜8.5kG及び6.5〜9.9kOeの残留磁気(Br)値及び固有保磁力(Hci)値を示す。さらにまた、該材料の製造方法、及び、多くの用途において異方性焼結フェライトと直接置き換えるのに適している、該磁性材料から製造されたボンド磁石にも関する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、六方晶フェライト粒子粉末に関するものであり、平均板面径が20.5nmを超えて30nm以下である六方晶フェライト粒子粉末を工業的な生産性に優れた水熱合成法によって得るものである。
【解決手段】 Ba、Sr及びCaより選ばれた少なくとも1種の金属イオンを含む金属塩と鉄化合物、並びに、2価乃至5価の金属元素から選ばれる1種又は2種以上の金属塩を混合した懸濁液を、アルカリ水溶液に添加した後、オートクレーブを用いて反応し、得られた六方晶フェライト粒子の前駆体を濾別・乾燥し、次いで、融剤の存在下で焼成した後、融剤を除去することによって得られる六方晶フェライト粒子粉末の製造法において、前記懸濁液をアルカリ水溶液に添加する際に、20分以上かけて徐添加することによって、平均板面径が20.5nmを超えて30nm以下である六方晶フェライト粒子粉末を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】希土類元素を含む磁石合金粉を原料とし、成形性に優れ、かつ耐食性に優れた樹脂結合型磁石用樹脂組成物の製造方法、樹脂結合型磁石用組成物、樹脂結合型磁石を提供。
【解決手段】希土類元素を含む鉄系磁石合金粗粉を有機溶媒中で粉砕する際、又は粉砕後に、リン酸を添加し攪拌して、磁石合金粉の表面に複合金属リン酸塩被膜を形成し、得られた磁石合金粉に、再びリン酸と有機溶媒を含む溶液を添加し攪拌して、複合金属リン酸塩被膜を積層し、次に、得られた複数層の複合金属リン酸塩被膜を有する磁石粉末に樹脂バインダーとして熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂から選ばれるいずれか一種と、0.001〜3質量%の重金属不活性化剤及び/又は活性炭とをインテグラルブレンド法で添加し、混練することを特徴とする樹脂結合型磁石用組成物の製造方法などによって提供する。 (もっと読む)


【課題】磁石特性に優れる希土類磁石が得られ、成形性に優れる磁石用粉末及びその製造方法、上記磁石の原料に利用される粉末成形体、希土類-鉄系合金材、希土類-鉄-窒素系合金材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】磁石用粉末を構成する各磁性粒子1は、Feなどの鉄含有物の相2中に希土類元素の水素化合物の相3の粒子が分散して存在する組織を有する。磁性粒子1中に鉄含有物の相2が均一的に存在することで、この粉末は成形性に優れ、相対密度が高い粉末成形体4が得られる。上記磁石用粉末は、希土類-鉄系合金粉末を水素雰囲気中で熱処理して希土類元素と鉄含有物とを分離し、かつ希土類元素の水素化合物を生成することで得られる。この磁石用粉末を圧縮成形して粉末成形体4が得られ、粉末成形体4を真空中で熱処理して希土類-鉄系合金材5が得られる。希土類-鉄系合金材5を窒素雰囲気中で熱処理して希土類-鉄-窒素系合金材6が得られる。 (もっと読む)


【課題】安価な方法で磁石スクラップから磁性粉を本来の磁性を維持したまま良好に取り出すことのできる希土類ボンド磁石の磁性粉回収方法を提供する。
【解決手段】(a)希土類ボンド磁石を粉砕する粉砕工程と、(b)粉砕物を密閉容器内で非酸化性雰囲気中で樹脂バインダの熱分解開始温度以上に加熱して樹脂バインダを熱分解させ、磁性粉から樹脂バインダを除去する熱分解工程と、(c)その後において容器の内部を冷却する冷却工程と、(d)冷却工程の後において容器内に酸素供給して容器内部を低酸素状態に保持する徐酸化工程と、(e)徐酸化工程の後に容器を大気開放して内部の磁性粉を容器外に取り出す磁性粉の取出工程と、を経て磁性粉を回収する。 (もっと読む)


【課題】希土類磁石に対し、希少元素の使用量を抑え高い磁気特性を確保する。
【解決手段】R−Fe(Rは4f遷移元素またはY)の2元系またはR−Fe−T(TはFeを除く3d遷移元素、またはMo,Nb,W)の3元系で3d遷移元素に対する4f遷移元素が原子比で15%以下である4f遷移元素−3d遷移元素の合金において、前記合金の結晶格子の侵入位置にF元素を配置し、特にR2(Fe,T)17x(0<x≦3),R3(Fe,T)29y(0<y≦4)、及びR(Fe,T)12z(0<z≦1)で表記される結晶格子に関し、結晶格子体積の増加に伴う幾何学的な効果、及びF元素の強い電気陰性度による効果により磁気モーメントの増加,キュリー温度の上昇、及び磁気異方性の改質が得られことを特徴とする強磁性フッ素化合物の永久磁石材料を提供する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、六方晶フェライト粒子粉末に関するものであり、平均板面径が10〜20.5nmである六方晶フェライト粒子粉末を工業的な生産性に優れた共沈−焼成法によって得るものである。
【解決手段】 バリウム、ストロンチウム、及びカルシウムより選ばれた少なくとも1種の金属イオンを含む金属塩と鉄化合物、並びに、2価乃至5価の金属元素から選ばれる1種又は2種以上の金属塩を混合した懸濁液を、アルカリ水溶液に添加した後、60〜100℃の温度範囲で反応し、得られた共沈物を濾別・乾燥し、次いで、融剤の存在下で600〜780℃の温度で焼成した後、融剤を除去することによって得られる六方晶フェライト粒子粉末の製造法において、前記懸濁液をアルカリ水溶液に添加する際に、20分以上かけて徐添加することによって、平均板面径が10〜20.5nmである六方晶フェライト粒子粉末を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】磁気安定性を兼ね備えた高磁気特性の異方性希土類−鉄系樹脂磁石を提供する。
【解決手段】 連続相を1) エポキシ被覆した平均アスペクト比ARave 0.80以上のSmFe17系材料、2)エポキシと反応する直鎖状ポリマー、3)添加剤、分散相をエポキシ被覆NdFe14B系材料とし、これらの複合体に架橋剤を加えた組成物を50 MPa以下で磁石とする。とくに、SmFe17系の保磁力HcJp、NdFe14B系の保磁力HcJp、その比をαとしたとき、HcJp 1〜1.25 MA/m、かつHcJp≦HcJpとする。また、磁石の残留磁化Mr、材料の残留磁化Mr、材料の体積分率Vfのとき、Vf≧80 vol.%、α≦0.75、Mr/(Mr×Vf)≧0.96、(BH)max≧170 kJ/m。磁石の室温と100℃の角型性をHk/HcJRT<Hk/HcJ100とする。 (もっと読む)


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