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Fターム[5E049AA04]の内容

磁性薄膜 (4,742) | 磁性材料(金属・合金) (1,294) | Coを主とする金属・合金 (587)

Fターム[5E049AA04]に分類される特許

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【課題】メモリセルに含まれる強磁性体膜の酸化を抑制しながら、磁性メモリのメモリセルを形成する技術を提供する。
【解決手段】磁性メモリの製造方法は、金属強磁性体により磁性体膜6を基板1の上面側に形成することと、無機物により磁性体膜6の上面に接触する無機物膜7、8を形成することと、無機物膜7、8の上面に、レジストによりレジストパターン9を形成することと、レジストパターン9をマスクとして無機物膜7、8をエッチングし、マスクパターン7’、8’を形成することと、レジストパターン9を除去することと、レジストパターンが除去された後、マスクパターン7’、8’をマスクとして磁性体膜6をエッチングすることとを備えている。磁性体膜6のうちマスクパターン7’、8’と接触する接触部分は、レジストパターンの除去の際に露出されず、酸化されにくい。 (もっと読む)


【課題】パターンの形状ラフネスを増加させることなく、パターンを転写することを可能にする。
【解決手段】基板上にハードマスクを形成する工程と、ハードマスク上にマスク補助材を形成する工程と、マスク補助材上に海島構造を有するジブロックコポリマー層を形成する工程と、ジブロックコポリマー層に前記海島構造の島部が凸部となる凹凸状構造のパターンを形成する工程と、ジブロックコポリマー層に形成されたパターンをマスクとしてマスク補助材およびハードマスクをエッチングし、ハードマスクにパターンを転写する工程と、を備え、マスク補助材はエッチング速度が、ハードマスクのエッチング速度より大きく、ジブロックコポリマーの海島構造の海の部分のエッチング速度より小さい材料である。 (もっと読む)


【課題】書込電流の減少と熱安定性を改善できる記憶素子の提供。
【解決手段】記憶素子は、膜面に垂直な磁化を有し、情報に対応して磁化の向きが変化される記憶層17と、記憶層17の上下に配される絶縁層16U、16Lと、さらに膜面に垂直な磁化を有する上下の磁化固定層15U、15Lを備えたデュアル構造とする。そして積層方向にスピン偏極した電子を注入することにより、記憶層の磁化の向きが変化して情報の記録が行われる。ここで記憶層が受ける実効的な反磁界の大きさが、記憶層の飽和磁化量よりも小さいものとされている。さらに2つの磁化固定層のそれぞれの膜面に垂直な磁化方向は逆方向とされている。また素子全体の面積抵抗値が10Ωμm2以上、40Ωμm2以下であり、上側の絶縁層の面積抵抗値は、下側の絶縁層の面積抵抗値より高くする。 (もっと読む)


【課題】書き込み電流を低減する。
【解決手段】磁気抵抗素子10は、膜面に垂直方向の磁気異方性を有し、磁化方向が可変である記録層13と、膜面に垂直方向の磁気異方性を有し、磁化方向が不変である参照層15と、記録層13及び参照層15間に設けられた中間層14と、記録層13の中間層14が設けられた面と反対面に設けられた下地層12とを含む。記録層13は、中間層14側に設けられかつCoFeを主成分とする磁性層13Cと、下地層12側に設けられかつCoFeを主成分とする磁性層13Aとを有し、磁性層13CのFeの濃度が磁性層13AのFeの濃度より高い。下地層12は、窒素化合物からなる。 (もっと読む)


【課題】熱的に安定であると同時に低電流での磁化反転が可能なスピン注入書き込み方式の磁気抵抗素子を提供する。
【解決手段】本実施形態の磁気抵抗素子は、膜面垂直方向に磁化容易軸を有する第1磁性層と、膜面垂直方向に磁化容易軸を有する第2磁性層と、第1磁性層と第2磁性層との間に設けられた非磁性層と、を備え、第1磁性層および第2磁性層のうちの少なくとも一方が、第1磁性膜と、非磁性層側に設けられた第2磁性膜とが積層された構造を有し、第2磁性膜が、磁性材料層と非磁性材料層とが少なくとも2周期以上繰り返して積層された構造を有し、第2磁性膜の前記非磁性材料層が、Ta、W、Hf、Zr、Nb、Mo、Ti、V、Crの中から選ばれる少なくとも1つの元素を含み、第1磁性層と第2磁性層との間を、非磁性層を介して電流を流すことにより第1磁性層および第2磁性層の一方の磁化方向が可変となる。 (もっと読む)


【課題】磁気抵抗効果素子の素子特性の向上を図る。
【解決手段】本実施形態の磁気抵抗効果素子は、膜面に対して垂直方向の磁気異方性を有し、磁化の向きが不変な第2の磁性層92と、膜面に対して垂直方向の磁気異方性を有し、磁化の向きが可変な第1の磁性層91と、第1及び第2の磁性層91,92との間に設けられた非磁性層93と、を具備し、第1の磁性層92は、Tb、Gd及びDyからなる第1のグループから選択される少なくとも1つの元素とCo及びFeからなる第2のグループから選択される少なくとも1つの元素とを含む磁化膜21を備え、磁化膜21は、アモルファス相29と粒径が1nm以下の結晶28とを含む。 (もっと読む)


【課題】スピン注入型磁気メモリでの書込電流の低減と熱安定性の改善。
【解決手段】記憶素子は、膜面に垂直な磁化を有し、情報に対応して磁化の向きが変化される記憶層17と、記憶層に記憶された情報の基準となる膜面に垂直な磁化を有する磁化固定層15と、記憶層と磁化固定層の間に設けられる非磁性体による絶縁層16とを有する。そして積層方向にスピン偏極した電子を注入することにより、記憶層の磁化の向きが変化して情報の記録が行われる。ここで記憶層が受ける実効的な反磁界の大きさが、記憶層の飽和磁化量よりも小さいものとされている。さらに記憶層及び磁化固定層が、界面磁気異方性エネルギーが反磁界エネルギーよりも大きくなる膜厚とされている。 (もっと読む)


【課題】書き込み電流を増大させることなく、熱安定性を改善できる記憶素子の実現。
【解決手段】
記憶素子は、情報に対応して磁化の向きが変化される記憶層17と、記憶層に記憶された情報の基準となる膜面に垂直な磁化を有する磁化固定層15と、記憶層と磁化固定層の間に設けられる非磁性体による中間層16とを有する。そして積層方向にスピン偏極した電子を注入することにより、記憶層の磁化の向きが変化して情報の記録が行われる。ここで記憶層は、Fe、Coの少なくとも一方を含有する合金領域を含む。さらに記憶層は、その磁化反転過程で受ける実効的な反磁界の大きさが、上記記憶層の飽和磁化量よりも小さいものとされている。 (もっと読む)


【課題】OW特性、SNR、熱安定性を良好に維持しながら高トラック密度を可能とする垂直磁気記録媒体を実現すること。
【解決手段】非磁性基体上に磁気記録層を備えた垂直磁気記録媒体において、磁気記録層は、第1磁性層、第1交換結合制御層、第2磁性層、第3磁性層および第4磁性層をこの順に備えることを特徴とする。
前記第1磁性層、第2磁性層、第3磁性層および第4磁性層の垂直磁気異方性定数をそれぞれKu1、Ku2、Ku3およびKu4としたときに、Ku4>Ku3>Ku2、かつKu1>Ku3>Ku2の関係を満たすことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】垂直磁化を用いた磁気メモリ素子において、作製プロセスに耐え、薄い膜厚で大きな保磁力と高い耐熱性を有する参照層を実現する。
【解決手段】参照層は、20原子%以上50原子%以下のPtを含有し、1nm以上5nm以下の膜厚を有する、少なくとも2以上のCoPt層が、Ru層を介して積層された構造を有するものとする。そしてRu層の厚みは、0.45±0.05nmあるいは0.9±0.1nmとする。またCoPt層の結晶の3回対称軸が膜面垂直に配向する。またスピン注入層との界面を、1.5nm以下のCo又はFeを主成分とする高スピン分極層とする。 (もっと読む)


【課題】 効率的に且つ十分に非記録部の磁性が失活した磁気記録媒体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 基板上に磁気記録層を含む磁気記録媒体において、前記磁気記録層は、記録部と非記録部とから成るパターンを有し、前記非記録部は、前記記録部が非磁性化した構造を有し、前記非記録部は、バナジウムおよびジルコニウムから成る群から選択される少なくとも1つの金属元素と、窒素、炭素、ホウ素および酸素から成る群から選択される少なくとも1つの元素とを含み、前記非記録部に含まれる窒素、炭素、ホウ素および酸素から成る群から選択される少なくとも1つの元素の含有量は、前記記録部に含まれる元素の含有量よりも多い磁気記録媒体。 (もっと読む)


【課題】グラニュラ構造の垂直磁性層をスパッタリング法で形成するに際し、形成する磁性粒子を微細化し、また磁性粒子の粒界幅を広げ、今まで以上に高記録密度化に対応可能な電磁変換特性に優れた磁性層を形成可能とするターゲットを提供する。
【解決手段】磁気記録媒体のCo系磁性層をスパッタリング法で形成するために用いるターゲットを、CrまたはCr合金を5モル%以上含み、CoOを5モル%以上含み、融点が800℃以下の酸化物を合計で3モル%〜20モル%の範囲内で含み、気孔率が7%以下とする。またターゲットに、SiO、TiO、TiO、ZrO、Cr、Ta、Nb、Al、CeO2からなる群から選ばれる何れか1種を含有させる。 (もっと読む)


【課題】垂直磁気記録層の結晶粒の分離と結晶粒径の微細化を両立することで、高密度の情報の記録再生が可能な磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】非磁性基板上に、少なくとも軟磁性裏打ち層と下地層と中間層と垂直磁気記録層を有する垂直磁気記録媒体において、垂直磁気記録層を1層以上の磁性層から構成し、その内の少なくとも1層を、Coを主成分とする強磁性結晶粒と酸化物粒界から構成し、その酸化物をCeの酸化物と、Si,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Nb,Mo,Pr,Sm,Eu,Tb,Yb,Ta,Wから選ばれる元素の酸化物を含む構成とする。また、Ceの酸化物を含む磁性層の酸化物の総量を4モル%〜15モル%の範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】イオン注入の際にマスクとして用いたレジストを効率よく除去することができる磁気記録媒体の製造方法を提供する。
【解決手段】イオン注入処理の終了後、レジストパターンをアッシングする前に、レジストパターンをフッ素処理する。上記フッ素処理によって、イオンの照射により変質したレジストパターンは、上記アッシングによる除去処理に適した物質へ変換される。これにより、アッシング工程において効率よくレジストパターンを除去することが可能となる。また、レジストの残渣量が低減されることで、表面平坦度の高い磁気記録媒体を安定して製造することができる。 (もっと読む)


【課題】新規な金属−絶縁体系ナノグラニュラー薄膜、及び、これを含むナノグラニュラー複合薄膜、並びに、これらを用いた薄膜磁気センサを提供すること。
【解決手段】Co2Fe(Al1-xSix)(但し、0<x<1)で表される組成を有する強磁性粒子と、前記強磁性粒子の周囲に充填された絶縁材料からなる絶縁マトリックスとを備えた金属−絶縁体系ナノグラニュラー薄膜。MgO、NiO、SiO2又はAl23からなるバッファ層と、前記バッファ層の表面に形成された本発明に係る金属−絶縁体系ナノグラニュラー薄膜とを備えたナノグラニュラー複合薄膜。本発明に係る金属−絶縁体系ナノグラニュラー薄膜又はナノグラニュラー複合薄膜を備えた薄膜磁気センサ。 (もっと読む)


【課題】搬送時にも基板を清浄に保つことができる技術を提供する。
【解決手段】
搬送槽110とゲートバルブ33の間に二重オーリング115b、116bを配置し、二重オーリング115b、116bの間の密閉空間80bに真空排気系339を接続し、密閉空間80bを真空排気する。密閉空間80b内に大気が浸入しても真空排気によって除去されるので搬送槽110内に大気が浸入せず、搬送槽110内を高真空状態に置ける。MR比の大きいトンネル接合磁気抵抗効果素子を作成することができる。 (もっと読む)


【課題】高周波帯域で動作可能であって、事後プロセスを用いずに高い異方性磁界と強磁性共鳴周波数を得るとともに、強磁性共鳴半値幅が狭帯域化された磁性薄膜を提供する。
【解決手段】磁性薄膜10は、磁性粒子18が絶縁体16に包み込まれたグラニュラ層14と絶縁層20とを交互に積層した積層グラニュラ膜12を強磁性層とし、その最外層上に反強磁性層22を形成した交換結合膜である。交換結合磁界に伴う異方性磁界の増加から、高い強磁性共鳴周波数が得られる。また、交換結合の形成に伴い、磁区構造が単磁区化されるため、磁化困難軸励起過程が均一な磁化回転のみとなり、磁壁移動磁化過程の混入に伴う強磁性共鳴線幅の増加を抑制できる。積層グラニュラ膜12の微細構造の最適化と、反強磁性層22の積層によって高い異方性磁界と強磁性共鳴周波数を得るため、熱処理や微細加工等の事後プロセスが不要である。 (もっと読む)


【課題】書込み電流の増大や書込みの信用性の向上が図られた磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】磁気記憶装置は、基板11と、基板11上に設けられたライト線WTと、ライト線WTに対して基板11の厚み方向に間隔をあけて配置され、ライト線WTの延在方向と交差する方向に延びるビット線BLと、ライト線WTおよびビット線BLの間に位置する磁気記憶素子MMとを備え、磁気記憶素子MMは、磁化方向が固定された固定層1と、外部磁界によって磁化方向が変化する記録層3とを含み、記録層3は合金膜を含み、合金膜はコバルトと鉄とホウ素とを含み、ホウ素は21at%より高い。 (もっと読む)


【課題】 磁気デバイスにおける垂直磁気異方性と保持力とを向上させる。
【解決手段】 MAMR構造20は、Ta/M1/M2なる構造(例えば、M1はTi、M2はCu)の複合シード層22の上に、[CoFe/Ni]X等のPMA多層膜23を有する。複合シード層22とPMA多層膜23との間の界面、および、PMA多層膜23の積層構造内の各一対の隣接層間における1以上の界面の一方または双方に界面活性層を形成する。超高圧アルゴンガスを用いたPMA多層膜23の成膜により、各[CoFe/Ni]X間の界面を損傷するエネルギーを抑える。低パワープラズマ処理および自然酸化処理の一方または両方を複合シード層22に施すことにより、[CoFe/Ni]X多層膜との界面を均一化する。各[CoFe/Ni]X層間に酸素界面活性層を形成してもよい。保磁力は、180〜400°C程度の熱処理によっても増加する。 (もっと読む)


【課題】 スピン注入層の強固さを向上させ、より大きな発振磁界を生成可能なSTO構造を提供する。
【解決手段】 Ta層と、fcc[111]またはhcp[001]結晶配向構造を有する金属層M1とを含む複合シード層21の上に、高い垂直磁気異方性(PMA)を示す多層構造(磁性層A1/磁性層A2)x を含むスピン注入層22を形成する。さらに、スピン注入層22の上に、非磁性スペーサ層23、高飽和磁束密度層(高Bs層)を含む磁界発生層(FGL)24およびキャップ層25を順次形成する。薄いシード層であってもスピン注入層22の強固さを向上させ得る。高いPMAの多層構造(A1/A2)x と高Bs層との結合を含む複合SILを用いれば、スピン注入層をより強固にできる。高いPMAの多層構造(A1/A2)Y と高Bs層との結合を含む複合FGLを用いれば、高Bs層内部に部分的PMAを確立でき、容易なFGL発振が可能になる。 (もっと読む)


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