説明

Fターム[5F092BE24]の内容

ホール/MR素子 (37,442) | 各素子に共通の特徴 (1,980) | 材料の組成 (591) | 数値限定を伴うもの (383)

Fターム[5F092BE24]に分類される特許

121 - 140 / 383


【課題】 特に、フリー磁性層の磁歪λsの増加を小さく抑えつつ、従来に比べて抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能なトンネル型磁気検出素子を提供することを目的としている。
【解決手段】 絶縁障壁層5は、Mg−Oで形成され、前記フリー磁性層6は、下からエンハンス層12、第1軟磁性層13、Co−Ta層14及び第2軟磁性層15の順に積層されている。このように軟磁性層13,15間にCo−Ta層14を挿入した構成とすることで、フリー磁性層6の磁歪λsの増加を小さく抑えつつ、従来に比べて抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】 特に、フリー磁性層内にTa層を挿入した形態に比べて、上下シールド層間のギャップ長(GL)を小さくしつつ抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能なトンネル型磁気検出素子を提供することを目的としている。
【解決手段】 フリー磁性層6は、例えば、Mg−Ti−Oから成る絶縁障壁層5上に、下から、エンハンス層12、第1軟磁性層13、非磁性金属層14、第2軟磁性層15の順に積層されている。前記エンハンス層12は例えばCo−Feで、第1軟磁性層13及び第2軟磁性層15は例えばNi−Feで、非磁性金属層14は例えばTiで形成される。前記エンハンス層12の平均膜厚と前記第1軟磁性層13の平均膜厚を足した総合膜厚T5は19Å以上28Å以下で形成される。これにより従来に比べて安定して高い抵抗変化率(ΔR/R)を得ることが出来る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複合材料体及びその製造方法に関する。
【解決手段】本発明の巨大磁気抵抗複合材料体は、高分子材料で形成したポリマー基材と、複数のカーボンナノチューブと、を備えている。前記複数のカーボンナノチューブは、前記ポリマー基材に埋め込まれ、前記ポリマー基材における複数のカーボンナノチューブが前記ポリマー基材に間隔を置いて設置される。 (もっと読む)


【課題】低保磁力、低磁歪および低RA値を確保しつつ、高いTMR比を得る。
【解決手段】フリー層18は、トンネルバリア層17の側から第1の強磁性層、挿入層および第2の強磁性層が順に積層された複合構造を有する。第1の強磁性層は、CoFe合金、または、そのCoFe合金にNiなどを添加してなる合金を含み、かつ、正の磁歪定数を有する。挿入層は、Fe,CoおよびNiから選択される少なくとも一種の磁性元素と、Ta,Ti,W,Zr,Hf,Nb,Mo,V,MgおよびCrから選択される少なくとも一種の非磁性元素とを含む。第2の強磁性層は、CoFeやNiFeなどからなり、負の磁歪定数を有する。 (もっと読む)


【課題】再生素子のセンシング能力を向上し、高記録密度で記録された情報の再生精度を向上する。
【解決手段】再生素子が有する多層膜が、非磁性層400と、この非磁性層400を間に挟む第1強磁性層401及び第2強磁性層402と、を有し、これらのうち、第1、第2強磁性層の少なくとも一方は、原子組成比がCo:Fe:B=2:1:1であり、かつL2規則化された結晶構造とされている。これにより、高い分極率を実現できるので、非磁性層の膜厚を一定以上に薄くするなどして素子抵抗を小さくしたとしても、高い磁気抵抗変化率が得られ、高いセンシング能力を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高いMR比で低磁歪のCPP磁気リード・ヘッドを実現する。
【解決手段】本発明の一実施形態において、リード・ヘッドは、磁気抵抗センサ膜の積層方向(膜面に垂直な方向)にセンス電流が流れるCPP(Current Perpendicular to Plane)型のリード・ヘッドである。本形態のCPP磁気ヘッドは、その磁気抵抗センサ膜における自由層構造に特徴を有している。本形態の自由層は積層された複数層から構成されており、ホイスラ合金層と、Co系アモルファス金属層とを有している。この自由層構造を有することにより、低磁歪で高いMR比を得ることができ、ノイズ特性にも優れたCPP磁気リード・ヘッドを実現することができる。 (もっと読む)


【課題】MR比のバイアス依存性を改善し、高い再生出力を有する磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】飽和磁化の異なる固定層13と自由層15を有し、かつホイスラー合金などの高スピン散乱材料を有する磁気抵抗効果素子において、固定層と自由層のうち飽和磁化が低い方の磁性層から高い磁性層の方に電子が流れるようにバイアス電圧を印加することで、高MR比と高バイアス耐性を両立し、高い再生出力を実現する。 (もっと読む)


【課題】 高い出力が得られるスピン蓄積型磁気センサ及びスピン蓄積型磁気検出装置を提供する。
【解決手段】 このスピン蓄積型磁気センサは、非磁性層2の第1領域上に設けられたピンド層5Aと、非磁性層2の第2領域上に設けられたフリー層5Bとを備えている。非磁性層2とピンド層5Aとの間に電流を供給し、非磁性層2とフリー層5Bとの間の電圧を測定する。非磁性層2はCuからなり、第1磁性層3A及び第2磁性層3BはCoFeBからなり、第1絶縁層4A及び第2絶縁層4BはMgOからなる。この構造の場合、出力電圧を飛躍的に増加させることができる。 (もっと読む)


【課題】 熱安定性にすぐれ、MR比の高い磁気抵抗素子を提供すること。
【解決手段】 磁気抵抗素子は、マンガンを有する層で形成した反強磁性層と、反強磁性層側に位置し、強磁性体及び白金族系金属を有する層で形成した第一磁化固定層、強磁性体を有する層で形成した第二磁化固定層及び該第一磁化固定層と該第二磁化固定層との間に位置する第一非磁性中間層を有する積層磁化固定層と、強磁性体を有する層で形成した磁化自由層と、積層磁化固定層と前記磁化自由層との間に位置する第二非磁性中間層と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 交流磁場で電流を誘起でき、または電気分極の強度と方向を制御できるマルチフェロイック電子装置を提供する。
【解決手段】 マルチフェロイックナノ発電機は、金属電極2に挟まれたマルチフェロイック固体材料1からなる構造を有し、金属電極2に平行に交流磁界5を印加するように配置し、金属電極2間に誘起される電流を利用する。 (もっと読む)


【課題】トンネルバリア層の膜厚を薄くすることなくトンネルバリア層の低抵抗化を図ることができ、所要のMR比が得られるトンネル磁気抵抗効果素子及び磁気抵抗デバイスを提供すること。
【解決手段】トンネルバリア層27と、該トンネルバリア層27を挟む配置に設けられた磁化固定層26と磁化自由層28とを備え、前記トンネルバリア層27が、MgZnO層(Zn濃度が1at.%以上12.5at.%以下)からなり、該MgZnO層が岩塩型(001)方向に結晶配向して形成されている。 (もっと読む)


【課題】記録密度の増大にともない、TMRセンサの面積抵抗RAの低減が必要になっている。RAを1.0Ωμm2以下に小さくすると、固定層から自由層にはたらく層間結合磁界Hintが増大し、自由層の自由な磁化回転が妨げられ、再生信号に悪影響を与える。本発明は、センサの面積抵抗RAが小さくなっても、小さな層間結合磁界Hintと高いMR変化率のTMRヘッドを提供する。
【解決手段】Ta下地層上に、NiFe結晶配向調整層をアルゴンと窒素ガスを用いたスパッタリングを用いて(001)面配向して成膜する。その上にMnIr反強磁性層を成膜すると非最稠密面(001)面配向して結晶成長する。非最稠密面配向したMnIrは、表面凹凸が顕著に低減する。その上に積層される固定層および絶縁障壁層の界面の凹凸も同様に低減する。これによって層間結合磁界Hintが低減する。 (もっと読む)


【課題】出力を劣化させることなく発生するマグノイズを低下でき、高いヘッドSN比を実現できる磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】反強磁性層/磁化固定層/非磁性中間層/磁化自由層/磁化安定層の積層構造を有するスピンバルブ型磁気抵抗効果素子を用い、磁化自由層1に隣接して磁化安定層11を設置する。磁化安定層は、非磁性結合層/第一の強磁性安定層/反平行結合層/第二の強磁性安定層からなる。第一の強磁性安定層3の磁化量M3と第二の強磁性安定層5の磁化量M5は実質的に略等しく、第一の強磁性安定層の磁化と第二の強磁性安定層の磁化は反平行結合層4を通じて各々の磁化が反平行方向になるように磁気的結合している。第一の強磁性安定層の磁化と磁化自由層は非磁性結合層21を介して、反強磁性的あるいは強磁性的に結合している。 (もっと読む)


【課題】巨大磁気抵抗材料薄膜を製造する際に、生産性よく良質な結晶性を有する巨大磁気抵抗材料薄膜を成膜することを可能にする。
【解決手段】対向ターゲットを用いたスパタッリングによって下地電極上の結晶方位に倣ってエピタキシャル成長した巨大磁気抵抗材料薄膜を成膜する際に、少なくとも2段階のスパッタリング工程を用い、第1段階のスパッタリング工程で成膜速度を相対的に遅くし、その後の段階のスパッタリング工程で成膜速度を相対的に速くして薄膜を形成する。第1の段階で良質なエピタキシャル薄膜を成膜でき、の後の段階で、成膜速度を大きくして生産性を高めた状態で良質の高結晶性薄膜を成膜できる。 (もっと読む)


【課題】狭リードギャップ長化を図り、所要の特性を備える磁気抵抗効果膜及びトンネル磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】スペーサ層27と、硬磁性層23と、磁化自由層28とを備える磁気抵抗効果膜であって、前記硬磁性層23が、m-D019型CoPt規則合金相、またはL11型CoPt規則合金相として形成され、該硬磁性層23の磁化容易軸方向が硬磁性層の面内に向いている。 (もっと読む)


【課題】トンネルバリア層の膜厚を薄くすることなく低抵抗化を図ることができ、所要のMR比が得られるトンネル磁気抵抗効果素子及びこれを用いた磁気抵抗デバイスを提供する。
【解決手段】トンネルバリア層27と、該トンネルバリア層27を挟む配置に設けられた磁化固定層26と磁化自由層28とを備え、前記トンネルバリア層27が、二元系岩塩型酸化物からなる絶縁層によって形成され、該絶縁層の酸素濃度が、前記二元系岩塩型酸化物の化学量論組成よりも低く設定されている。 (もっと読む)


【課題】低電流密度で安定して発振が可能であり、かつ、面内高周波磁界の強度の高いスピントルク発振子、磁気記録ヘッド、磁気ヘッドアセンブリ及び磁気記録装置を提供する。
【解決手段】非晶質軟磁性層と、該非晶質軟磁性層上に設けられ、最密結晶構造を有する非磁性層と、該非磁性層上に設けられ、最密結晶構造を有し、垂直磁気異方性を有する硬磁性層と、を備えたことを特徴とするスピントルク発振子が提供される。 (もっと読む)


【課題】スピン注入書き込みに要する電流を低くすることを可能にする磁気抵抗効果素子及び磁気メモリの提供。
【解決手段】磁化の方向が固着された第1磁化固着層4と、磁化の方向が可変な磁化自由層6と、第1磁化固着層と磁化自由層との間に設けられたトンネルバリア層5と、磁化自由層のトンネルバリア層とは反対側に設けられ磁化が固着された第2磁化固着層8と、磁化自由層と第2磁化固着層の間に設けられた非磁性層7とを備え、第1磁化固着層と第2磁化固着層間に電流を流すことにより磁化自由層の磁化の方向が可変となり、第2磁化固着層が、Coを含む場合には、非磁性層にMn、V、Rhから選ばれた少なくとも1種の元素を含む金属であり、第2磁化固着層が、Feを含む場合には、非磁性層にIr、Rhから選ばれた少なくとも1種の元素を含む金属であり、第2磁化固着層が、Niを含む場合には、非磁性層にMnを含む金属である。 (もっと読む)


【課題】大容量磁気記録再生において必須の、微小な再生ヘッドの大量生産に対応できる、特性のばらつきの小さい単一の電流パスを有する電流狭窄層を備えた垂直通電型GMR素子の製造方法を提供する。
【解決手段】ピン層14上に中間層15を成膜し、中間層15上に保護層16を成膜し、ピン層14、中間層15および保護層16からなる多層膜をリソグラフィーによってパターニングし、パターニングされた多層膜を被覆するように絶縁膜を形成し、前記パターニングした多層膜を被覆している絶縁体24を取り除いて開口部を設け、開口部に上方から希ガスのイオンビーム26を照射することによって絶縁体24の内周縁から開口部の中心部に向けてメンブラン24bを成長させ、保護層16に貫通孔を設け、貫通孔に前記中間層15と同一材料を充填する。 (もっと読む)


【課題】小さい径の磁気微小接合点を高純度で形成し、高い磁気抵抗効果を発現することが可能な磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】第1の強磁性層上に金属層を形成し、前記金属層を酸化して、未酸化の金属が残存した酸化物層と、前記酸化物層の膜厚方向に侵入した前記第1の強磁性層の構成元素の少なくとも一部を含む磁性導電カラムとを形成し、前記酸化物層を形成するときの温度よりも高い温度で加熱して、前記磁性導電カラムの外周の少なくとも一部を変換して、前記酸化物層の構成元素の少なくとも一部と前記磁性導電カラムの構成元素の少なくとも一部を含む磁性酸化物を形成し、第2の強磁性層を形成することを特徴とする磁気抵抗効果素子の製造方法。 (もっと読む)


121 - 140 / 383