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Fターム[5F092CA26]の内容

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Fターム[5F092CA26]に分類される特許

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【課題】1つの基板に設けた複数の磁気抵抗素子部のピン磁性層を異なる方向に着磁させる。
【解決手段】基板10を用意し、基板10の一面13の上方に複数の磁気抵抗素子部22を形成する。次に、基板10において一面13から他面14までを貫通する貫通孔15を形成する。続いて、基板10の一面13側と他面14側とのいずれか一方から他方に貫通孔15を介して電流が流れる直線状の電流供給ライン40を形成する。ここで、電流供給ライン40としてワイヤ41を用いる。この後、ワイヤ41に電流を流すことによってワイヤ41の周囲にワイヤ41を中心とした同心円状の磁界を発生させると共に、基板10全体を加熱して磁場中アニールを行う。これにより、複数の磁気抵抗素子部22を構成するピン磁性層22aの磁化の向きがそれぞれ同心円状の磁界の接線方向に向くように着磁を行う。 (もっと読む)


【課題】1つの基板に形成した複数の磁気抵抗素子部のピン磁性層を任意の方向に着磁させたとしても、着磁による熱拡散の影響を低減する。
【解決手段】基板10の一面11の上方に各磁気抵抗素子部50を形成する。次に、基板10のうち各磁気抵抗素子部50に対応する部分に溝13を形成して空間部14を形成する。この後、磁場の向きが第1の方向に設定された磁場中に、各磁気抵抗素子部50が形成された基板10を配置し、一方の磁気抵抗素子部50を局所的に加熱して磁場中アニールを行い、当該磁気抵抗素子部50のピン磁性層51の磁化の向きを第1の方向に着磁する。また、磁場の向きを第1の方向とは異なる第2の方向に設定した磁場中において、他方の磁気抵抗素子部50を局所的に加熱して磁場中アニールを行い、当該磁気抵抗素子部50のピン磁性層51の磁化の向きを第2の方向に着磁する。 (もっと読む)


【解決課題】 磁場書き込み方式MRAM、および、スピン注入磁化反転方式MRAMにおいても、書き込みに必要な電流値を小さくすることが可能な強磁性トンネル接合素子を提供する。
【解決手段】 順に、強磁性層を含む複数の層からなる強磁性自由層2と、絶縁層3と、強磁性層を含む複数の層からなる強磁性固定層4とを積層した構造を有し、前記強磁性自由層2が、該強磁性自由層2の飽和磁化を下げる働きを有する添加元素を、前記絶縁層3と接しない側において前記絶縁層3と接する側よりも多く含む強磁性トンネル接合素子1である。 (もっと読む)


【課題】高速かつ消費電力が極めて小さい不揮発性メモリを提供する。
【解決手段】不揮発性磁気メモリに、高出力なトンネル磁気抵抗効果素子を装備し、スピントランスファートルクによる書込み方式を適用する。トンネル磁気抵抗効果素子1は、CoとFeとBを含有する体心立方構造の強磁性膜304と、(100)配向した岩塩構造のMgO絶縁膜305と、強磁性膜306とを積層した構造を有する。 (もっと読む)


【課題】コンパクトな構成でありながら磁場の検出性能に優れ、かつ容易に製造可能な磁気センサを提供する。
【解決手段】磁化固着層63と介在層62と磁化自由層61とを順にそれぞれ含むと共に、信号磁場によって互いに反対向きの抵抗変化を示す第1および第2のMR素子を備える。ここで、第1のMR素子における磁化固着層63は、介在層62の側から順にピンド層631と、結合層632と、ピンド層631と反強磁性結合するピンド層633とを含むシンセティック構造を有する。このシンセティック構造は、ピンド層633の総磁気モーメントがピンド層631の総磁気モーメントよりも大きなものである。一方、第2のMR素子における磁化固着層63は、単一もしくは複数の強磁性材料層からなる。 (もっと読む)


【課題】書き込み電流を増大させることなく、熱安定性を改善することができるメモリを提供する。
【解決手段】情報を磁性体の磁化状態により保持する記憶層を有し、この記憶層に対して、中間層を介して磁化固定層が設けられ、中間層が絶縁体から成り、積層方向にスピン偏極した電子を注入することにより、記憶層の磁化の向きが変化して、記憶層に対して情報の記録が行われる記憶素子と、この記憶素子の積層方向に流す電流を供給する配線とを備え、記憶素子の上に隣接して積層された層に、記憶層と熱膨張係数の異なる、TiN,WN,TaN,Moのうちのいずれかの材料が用いられ、記憶層に歪が印加されているメモリを構成する。 (もっと読む)


【課題】スピントルク発振器において使われることができる磁気装置を提供する。
【解決手段】自由層10に弱い交換で結合した少なくとも一つの反強磁性層8から成る磁気装置6を含むスピントルク発振器(STO)4から成るシステム2において、磁気装置6は、磁気異方性を有する自由層10から成る。磁気異方性は、少なくとも部分的に不均一である。磁気装置は、自由層10に隣接して反強磁性層8が設けられ、弱い交換結合が自由層10の磁気異方性の不均一を減らす弱い交換結合するように構成される。 (もっと読む)


【課題】MR変化率を高くすることができる磁気抵抗効果素子、磁気ヘッドアセンブリ及び磁気記録装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る磁気抵抗効果素子は、積層体と、前記積層体の積層方向に電流を流すための一対の電極と、を備える。前記積層体は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、前記第1の磁性層と前記第2の磁性層との間に配置されたスペーサ層と、を有する。そして、前記第1の磁性層、前記第2の磁性層及び前記スペーサ層の少なくとも1つの層が金属酸化物からなる酸化物層を含み、前記金属酸化物の結晶構造は、NaCl構造である。 (もっと読む)


【課題】書込電流を増大させることなく、熱安定性を改善することができる記憶素子の提供。
【解決手段】記憶素子3は、膜面に垂直な磁化を有し、情報に対応して磁化の向きが変化される記憶層17と、記憶層に記憶された情報の基準となる膜面に垂直な磁化を有する磁化固定層15と、記憶層と磁化固定層の間に設けられる非磁性体による絶縁層16とを有する。そして磁化固定層は、非磁性層を上下に強磁性層で挟み込む構造となっており、上下の強磁性層は磁気的に反平行に結合される積層フェリピン構造であり、記憶層、絶縁層、磁化固定層を有する層構造の積層方向にスピン偏極した電子を注入することにより、上記記憶層の磁化の向きが変化して、上記記憶層に対して情報の記録が行われるとともに、記憶層が受ける、実効的な反磁界の大きさが、記憶層の飽和磁化量よりも小さい。 (もっと読む)


【課題】スピンエレクトロニクスを用いて擬似的にダイオード特性を有するスピン流回路を提供する。
【解決手段】 このスピン流回路は、半導体層10C内に形成された主導電領域3Aと、半導体層内に形成され主導電領域から分岐した第1副導電領域3Bと、半導体層内に形成され主導電領域から分岐した第2副導電領域3Cと、主導電領域3A上に形成され主導電領域内にトンネル障壁層5を介して電子を注入する主強磁性体1と、主導電領域3A上に形成された収集電極4と、第1副導電領域3B上に形成され、主強磁性体1と同じ方向に磁化方向が固定された第1副強磁性体2’と、第2副導電領域3C上に形成され、第1副強磁性体2’とは磁化方向が異なる方向に固定された第2副強磁性体2”と、第1副強磁性体2’と第2副強磁性体2”との間の電圧を検出する電圧検出回路とを備えている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高いMR比を持った磁気抵抗素子とその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、磁気ディスク駆動装置の磁気再生ヘッド、磁気ランダムアクセスメモリの記憶素子及び磁気センサーに用いられる磁気抵抗素子、好ましくは、トンネル磁気抵抗素子(さらに好ましくは、スピンバルブ型トンネル磁気抵抗素子)に関し、基板、トンネルバリア層、Co(コバルト)Fe(鉄)合金からなる強磁性層及びB(ボロン)を含有した非磁性金属層を有する磁気抵抗素子。 (もっと読む)


【課題】高いMR比と低いRA値とを両立させるトンネルバリアの形成方法を提供する。
【解決手段】本発明のトンネルバリアの形成方法は、TMRセンサ40Aに用いられるトンネルバリア29を形成するものであり、ピンド層24に対してNOX処理を施す工程と、ピンド層24の上にM1層を形成する工程と、NOX処理を行い、M1層をMox1層25に変換する工程と、M1層よりも薄いM2層の蒸着とそのNOX処理とを繰り返すことで、Mox1層の上にMox2層26を含むスタックを形成する工程と、そのスタックの上に、Mox1層25およびMox2層26よりも薄い最上部金属層を形成する工程と、アニール処理により、内部の酸素を拡散させて最上部金属層を酸化することでMox3層27を得る工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】2つのトンネルバリア層を有する二重トンネル磁気抵抗効果膜について、MR比を向上させた二重トンネル磁気抵抗効果膜及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】第1磁化固定層をアモルファス構造となるように成膜を行い、その上に第1トンネルバリア層、磁化自由層、第2トンネルバリア層を結晶粒を含んだ多結晶構造を有した状態で成膜を行う。さらにその上に第2磁化固定層を成膜し、その後に加熱処理を行うことで全てに連続して繋がった結晶格子を有する二重トンネル磁気抵抗効果膜が製造される。 (もっと読む)


【課題】 熱処理後においても安定して動作可能な磁気ランダムアクセスメモリ及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】 実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリは磁化記憶層を持つ。前記磁化記憶層上に、熱処理により前記磁化記憶層から拡散する原子を含む第1の金属層が設けられる。前記第1の金属層上に、第1の界面磁性層が設けられ、前記第1の界面磁性層上に非磁性層が設けられる。前記非磁性層上に第2の界面磁性層が設けられる。前記第2の界面磁性層上に、熱処理により前記磁化参照層から拡散する原子を含む第2の金属層が設けられる。前記第2の金属層上に磁化参照層が設けられる。 (もっと読む)


【課題】磁気抵抗効果素子の素子特性の向上を図る。
【解決手段】本実施形態の磁気抵抗効果素子は、膜面に対して垂直方向の磁気異方性を有し、磁化の向きが不変な第2の磁性層92と、膜面に対して垂直方向の磁気異方性を有し、磁化の向きが可変な第1の磁性層91と、第1及び第2の磁性層91,92との間に設けられた非磁性層93と、を具備し、第1の磁性層92は、Tb、Gd及びDyからなる第1のグループから選択される少なくとも1つの元素とCo及びFeからなる第2のグループから選択される少なくとも1つの元素とを含む磁化膜21を備え、磁化膜21は、アモルファス相29と粒径が1nm以下の結晶28とを含む。 (もっと読む)


【課題】熱処理による磁気抵抗変化率の劣化を抑制することにより、良好な磁気特性を有する磁気抵抗効果素子を備えて優れた書き込み特性を有する磁気メモリ装置を提供する。
【解決手段】膜面に対して垂直に電流を流すことによって磁気抵抗変化を得る構成であり、磁化固定層5と、この磁化固定層5上に形成されたトンネルバリア層6と、このトンネルバリア層6上に形成され、結晶化温度が623K以上である非晶質強磁性材料を含む、磁化自由層7とを有する磁気抵抗効果素子1と、この磁気抵抗効果素子1を厚み方向に挟むビット線及びワード線とを備えた磁気メモリ装置を構成する。 (もっと読む)


【課題】高精度であり、かつ容易に形成することができる磁気抵抗効果素子、それを用いた磁界検出器、位置検出器、回転検出器および電流検出器を提供する。
【解決手段】磁気抵抗効果素子1は、4つ以上の強磁性層8と、4つ以上の強磁性層8のそれぞれの間に設けられた3つ以上のトンネル絶縁層9とを備え、外部から磁界Hexを印加しない状態において3つ以上のトンネル絶縁層9のそれぞれを挟んで対向する強磁性層8の磁化11方向は互いに反対方向である。 (もっと読む)


【課題】磁気抵抗効果素子の抵抗値を適当な大きさにし、且つMR変化率を十分に大きくする。
【解決手段】MR素子5は、第1の強磁性層(自由層55)と、第2の強磁性層(固定層53)と、第1の強磁性層と第2の強磁性層との間に配置されたスペーサ層54とを備えている。スペーサ層54は、順に積層された非磁性金属層541、第1の酸化物半導体層542および第2の酸化物半導体層543を有している。非磁性金属層541は、Cuよりなり、0.3〜1.5nmの範囲内の厚みを有している。第1の酸化物半導体層542は、Ga酸化物半導体よりなり、0.5〜2.0nmの範囲内の厚みを有している。第2の酸化物半導体層543は、Zn酸化物半導体よりなり、0.1〜1.0nmの範囲内の厚みを有している。 (もっと読む)


【課題】膜面垂直通電(CPP)読み取りセンサの縦バイアス積層構造を提供する。
【解決手段】CPP読み取りセンサの検知層構造を安定化させるための、改良された縦バイアス積層構造を有する読み取りヘッドが提供される。縦バイアス積層構造は、2つの側部領域の各々において、絶縁層によってCPP読み取りセンサから分離され、絶縁層とCPP読み取りセンサとともに、読み取りヘッド内の上側および下側強磁性シールドの間に挟まれる。本発明の好ましい実施形態において、縦バイアス積層構造は主として、Fe−Pt縦バイアス層を含み、シード層を持たないため、絶縁層のみの厚さで、Fe−Pt縦バイアス層とCPP読み取りセンサの間の間隔が決定される。シード層を持たないFe−Pt縦バイアス層は、アニーリング後に良好な膜面内の硬磁性を呈し、間隔が狭いため、この安定化方式は有効である。 (もっと読む)


【課題】高いMR比を有する磁気抵抗効果素子およびその製造方法ならびに磁気メモリを提供することを可能にする。
【解決手段】第1磁性層14と、第1磁性層上に設けられたトンネルバリア層16と、トンネルバリア層上に設けられCoFeを含む第2磁性層18aと、第2磁性層上に設けられ、B、Ta、Zr、Al、Ceのうちの少なくとも1つの元素および窒素を含む非磁性層19と、を備えている。 (もっと読む)


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