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Fターム[5G303AB08]の内容

無機絶縁材料 (13,418) | 目的(及び、改善している性質) (1,889) | 誘電特性 (715) | 無負荷(Q値) (82)

Fターム[5G303AB08]に分類される特許

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【課題】 低温焼成化が可能であり、比誘電率εrやQ×f値等の誘電特性に優れ、しかも誘電率の温度安定性に優れた誘電体磁器組成物の製造を可能とする。
【解決手段】 一般式CaO−M1/2−MIII3/2−TiO[ただし、Mは酸化数(原子価)が+1となる元素を表し、MIIIは酸化数(原子価)が+3となる元素を表す。]で表される組成物を850℃以上の温度で仮焼した後、副成分を混合し、前記仮焼の温度よりも低い温度で焼成する。 (もっと読む)


【課題】 誘電体フィルタや共振器に用いられる誘電体磁器組成物は、誘電率が高く、Q値が高いことが望まれる。
【解決手段】 一般式xMgTiO・yMgTiO・zCaTiOと表され、x、y、zがモル%でそれぞれ、69.3≦x≦84.0、14.1≦y≦30.0、0.8≦z≦6.1の範囲にある組成物100重量部に対して、Li系ガラスが25重量部〜35重量部添加される。
【効果】 xMgTiO・yMgTiO・zCaTiOと表され、x、y、zがモル%でそれぞれ、69.3≦x≦84.0、14.1≦y≦30.0、0.8≦z≦6.1の範囲にある組成物100重量部に対して、Li系ガラスを25重量部〜35重量部添加するので、誘電率とQ値を向上できると共に、焼結温度を導体パターンを構成する金属の融点よりも低くできる。 (もっと読む)


【課題】900℃以下で焼成可能であり、16GHz以上の高周波領域において低い比誘電率と、低い誘電損失を有する低温焼成磁器組成物及び低温焼成磁器の製造方法を提供する。
【解決手段】MgOとMnOとSiO2の含有比が(2−x):x:yで表され、xは0.03〜1.0、yは1.2〜10であるMgOとMnOとSiO2の混合物及び/または複合酸化物63〜98.7質量%と、Bi231.0〜35質量%及びLi2O0.3〜2.0質量%とを含む原料粉を仮焼(750℃〜850℃)後粉砕して粉末とし、これにバインダー等を加え所定形状に成形後、850℃〜900℃で焼成し、MgとMnとSiを含む結晶相、Bi23-SiO2系結晶相及びLi2O-SiO2系結晶相とを含むミリ波領域(16GHz)での誘電率(εr)が9以下、Qf値が10,000以上の誘電体磁器を得る。 (もっと読む)


【課題】 低温焼成可能で、比誘電率εr等の誘電特性にも優れた誘電体磁器組成物を実現する。
【解決手段】 下記組成式(1)で表される酸化物誘電体を主組成成分とし、ホウ素酸化物及びガラス組成物から選ばれる少なくとも1種を含有する誘電体磁器組成物である。
aCaO−bLiO1/2−cBiO3/2−dREO3/2−eTiO・・・(1)
ただし、式中、REはLa,Ce,Pr,Nd,Sm,Yb,Dy,Yから選択される少なくとも1種を表す。また、a〜eは各成分の比率(モル%)を表し、
10≦a≦25
10≦b≦20
8≦c≦15
2≦d≦10
50≦e≦60
0.65≦b/(c+d)<1.0
a+b+c+d+e=100
なる関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】焼成後の組成ばらつきが少ないばかりでなく、焼結体の曲げ強度が高く、かつマイクロ波帯でのQ値が高い、誘電体セラミック組成物を提供する。
【解決手段】たとえば、多層セラミック基板1の誘電体セラミック層2を構成するために用いられる誘電体セラミック組成物であって、Si成分をSiOに換算して25〜55重量%、Ba成分をBaCOに換算して20〜50重量%、Al成分をAlに換算して11〜25重量%、Ca成分および/またはZr成分を、Ca成分についてはCaCOに換算して、およびZr成分についてはZrOに換算して、0.3〜3重量%、ならびに、Mn成分をMnCOに換算して5〜20重量%含み、かつCrを実質的に含まない。 (もっと読む)


【課題】1000℃以下の温度で焼成可能であり、その焼結体は、比誘電率が低く、共振周波数の温度係数が小さく、Q値が高く、さらに電気的絶縁信頼性が高い、ガラスセラミック組成物を提供する。
【解決手段】セラミック多層モジュール1に備える多層セラミック基板2において積層されるガラスセラミック層3のためのガラスセラミック組成物。フォルステライトを主成分とする第1のセラミック粉末と、CaTiO3 、SrTiO3 およびTiO2 より選ばれる少なくとも1種を主成分とする第2のセラミック粉末と、Li2 O、MgO、B2 3、SiO2、ZnOおよびAl2 3 を含むホウケイ酸ガラス粉末とを含む。ホウケイ酸ガラス粉末は、3重量%以上を占めており、CaO、BaOおよびSrOからなる群より選ばれる少なくとも1種の添加成分をさらに含む。 (もっと読む)


【課題】低温での焼成が可能であり、Q値および絶縁抵抗に優れ、しかも高温加速寿命特性が改善された誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】誘電体酸化物を含む主成分と、Liの酸化物を含む第1成分およびM1の酸化物(ただし、M1は、V族、VI族元素から選択される少なくとも1種の元素)を含む第2成分を有する焼結助剤と、を含有する誘電体磁器組成物であって、前記誘電体磁器組成物は、複数の誘電体粒子と、隣り合う前記誘電体粒子間に存在する結晶粒界と、を有しており、複数の前記誘電体粒子は、粒子表面から粒子内部に向かって、M1元素の濃度が低くなっているとともに、前記誘電体粒子の粒径をDとし、前記結晶粒界におけるM1元素の含有割合を100%とした場合に、粒子表面からの深さが前記粒径Dの50%である深さT50における、M1元素の含有割合が、3〜55%であることを特徴とする誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】 高いεrと高いQ×f値を有し、またτfの絶対値が小さい、優れた誘電特性を示す高周波用誘電体磁器組成物を提供しようとする。
【解決手段】 組成式:Ba{(MgaCo1-ax(TabNb1-b1-xvw(ただし、wは磁器としての電気的中性を保つのに必要な正の数)で表わされる組成を有し、上記組成式におけるa、b、x、およびvが、
0.1≦a≦0.9、
0.1≦b≦0.9、
0.315≦x≦0.345、
0.98≦v≦1.03
の範囲内にある主成分100重量部に対して、CuOおよび/またはCeO2である副成分を0.001〜1.0重量部含有する。 (もっと読む)


【課題】ZnTiO相を有する緻密な焼結体からなる誘電体磁器組成物を製造する。
【解決手段】所定組成の原料粉末からなる成形体を焼成して、ZnTiO相及びTiO相を含み、かつZnTiO相を主相とする焼結体を作製し、焼結体に熱エネルギを付与することによって、ZnTiO相及びTiO相からZnTiO相を生成させ、かつ焼結体の主相をZnTiO相とする。熱エネルギの付与は、焼結体を所定温度域まで昇温し、かつ所定時間保持する熱処理とすることができるし、また、焼成の降温過程における焼結体を、所定温度域で所定時間保持することによってもできる。焼成は900〜1000℃の温度域で保持し、熱エネルギの付与は750〜900℃の温度域で保持することが、品質係数向上にとって好ましい。 (もっと読む)


【課題】 低い誘電率を示し、かつ、60GHzもの高い高周波帯域においても、高いQ値を有する誘電体磁器組成物およびそれを用いた誘電体共振器、非放射性誘電体線路並びに高周波用配線基板を提供すること。
【解決手段】 Mg,Al,Siの複合酸化物を主成分とし、前記複合酸化物のモル比組成式がxMgO・yAl23・zSiO2(但し、x=10〜40モル%、y=10〜40モル%、z=20〜80モル%、x+y+z=100モル%を満足する)で表され、希土類元素を酸化物換算で0.1〜15重量部含み、主結晶相である2MgO・2Al23・5SiO2の粒界に、MgO・Al23と一般式RE23・wSiO2(式中、REは希土類元素であり、wは1または2である)で表される結晶相が析出しており、ガラス相が析出していない。 (もっと読む)


【課題】 マイクロ波領域で使用するのに好適な電気的特性を有するとともに、低温焼成可能なマイクロ用誘電体磁器組成物及びそれを用いて作成される電子部品を提供する。
【解決手段】 ZnO、SiO、BaO、Bを含有する誘電体磁器組成物であって、ZnO、SiO及びBaOの、ZnOと、SiOと、BaOとの合計質量に対する質量割合が、図1に示すZnO、SiO及びBaOの三元図において、それぞれ50%:30%:20%(点A)、30%:50%:20%(点B)、20%:30%:50%(点C)、45%:20%:35%(点D)の点A−B−C−D−Aを順に結ぶ直線によって囲まれる四辺形領域内にあり、ZnO、SiO、BaO及びBの合計質量に対し、Bを1〜6質量%含有する誘電体磁器組成物。該誘電体磁器組成物は、更にAl及びMgOを含有してよく、Bを一部〜全部LiOに置換しても良い。それを用いて作成される電子部品。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率εrが200以上で、誘電率の温度特性τεが200ppm/K以下で、Q特性にも優れた誘電体磁器組成物を実現する。
【解決手段】 基本組成成分が、aMO−bLiO1/2−cBiO3/2−dREO3/2−eTiO[ただし、MはBa,Sr,Ca,Mgから選択される少なくとも1種を表し、REは希土類元素から選択される少なくとも1種を表し、a+b+c+d+e=100(モル%)である。]で表され、10≦a≦25、10≦b≦20、8≦c≦15、2≦d≦10、50≦e≦60、であり、かつ0.65≦b/(c+d)≦1.0である誘電体磁器組成物を製造するに際し、大気より酸素濃度の高い高酸素濃度雰囲気中で焼結を行う。或いは、焼結後の焼結体に対し、大気より酸素濃度の高い高酸素濃度雰囲気中でアニール処理を行ってもよい。高酸素濃度雰囲気の酸素濃度は25%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 低温焼成可能な誘電体磁器組成物、及びそれを用いて作製される電子部品を提供する。
【解決手段】 (BaNdSm)TiO系磁器組成物100質量部に対し、重量によりBi 6〜15部、SiO 1〜5部、ZnO 1〜5部、MgO 0〜3部、B 0.2〜5部(B 0.2〜5部をLiO 0.08〜2.0質量部で置換してよい)を添加した誘電体磁器組成物、それを用いて作製される電子部品。 (もっと読む)


【課題】低温焼成用マイクロ波誘電体セラミック組成物の製造方法及びそれから得られる低温焼成用マイクロ波誘電体セラミックを提供する。
【解決手段】複合ビスマスニオブ酸化物(BiNbO)または亜鉛ニオブ酸化物(ZnNb)前駆体粉末を溶液反応に基づいた粉末合成工程である共沈法を用いて製造し、ここに0.1〜1質量%のCuO及び0.2〜2質量%のVを焼結助剤として添加し、粉砕及び焼結する低温焼成用マイクロ波誘電体セラミック組成物の製造方法。該製造方法によって得られる低温焼成用マイクロ波誘電体セラミック組成物。該低温焼成用マイクロ波誘電体セラミック組成物は、高誘電率及び品質係数、及び安定した共振周波数の温度係数を有するのみならず、700〜750℃の低い温度の範囲で焼成が可能である。 (もっと読む)


【課題】 高い比誘電率εr及びQ値を有し、比誘電率の温度変化率τfの小さな複合誘電体材料を提供する。
【解決手段】 誘電体セラミックスと有機高分子材料とを含有する複合誘電体材料である。誘電体セラミックスとして、組成式{Ba6−3x[(La1−wRE1−yBi8+2xTi1836+18z(ただし、0.28≦w≦0.99、0.5≦x≦0.9、0.10≦y≦0.27、0.8≦z≦1.2であり、REはLa以外の希土類元素を表す。)で表され、希土類元素全体のイオン半径の平均値が1.08Å〜1.13Åである誘電体磁器組成物を用いる。この組成式において、0.8≦z<1.0であることが好ましい。また、誘電体磁器組成物には、MnO換算で0.04〜1.00モル%のMnが添加されていてもよい。 (もっと読む)


【課題】 希土類元素としてLaを使用し、比誘電率εrやQfが高く、温度特性τfが十分に小さな誘電体磁器組成物を実現する。
【解決手段】 組成式{Ba6−3x[(La1−wRE1−yBi8+2xTi1836+18z(ただし、0.28≦w≦0.99、0.5≦x≦0.9、0.10≦y≦0.27、0.8≦z≦1.2であり、REはLa以外の希土類元素を表す。)で表され、希土類元素全体のイオン半径の平均値が1.08Å〜1.13Åである誘電体磁器組成物である。この組成式において、0.8≦z<1.0であることが好ましい。また、MnO換算で0.04〜1.00モル%のMnが添加されていてもよい。 (もっと読む)


【課題】高い比誘電率εrを実現し、高いQ値を有するとともに、比誘電率の温度変化率の小さな複合誘電体材料を提供する。
【解決手段】誘電体セラミックスと有機高分子材料とを含有する複合誘電体材料であって、前記誘電体セラミックスとして、一般式(M,Li,Bi,RE)TiO(ただし、MはBa,Sr,Caから選択される少なくとも1種を表し、REはLa,Ce,Pr,Nd,Sm,Y,Yb,Dyから選択される少なくとも1種を表す。また、0.9≦x≦1.05である。)で表される組成を有する酸化物粉末を含有する。 (もっと読む)


【課題】 高い比誘電率εrとQ値を有し、比誘電率の温度変化率の小さな複合誘電体材料を提供する。
【解決手段】 誘電体セラミックスと有機高分子材料とを含有する複合誘電体材料であって、前記誘電体セラミックスは、一般式(M,Li,RE)TiO(ただし、MはBa,Sr,Caから選択される少なくとも1種、REはLa,Ce,Pr,Nd,Sm,Yb,Dyから選択される少なくとも1種、0.9≦x≦1.05。)で表される組成を有する酸化物粉末を含有する。前記酸化物粉末の基本組成成分は、aBaTiO−bSrTiO−cCaTiO−dLi1/2RE1/2TiO−eLi1/2Nd1/2TiO[ただし、REはLa,Ce,Prから選択される少なくとも1種、a〜eは各成分の配合比率(モル%)。]で表され、0≦a≦3、0≦b≦30、5≦c≦35、0≦d≦20、55≦e≦80、a+b+c+d+e=100、である。 (もっと読む)


【課題】無負荷Q値と機械的強度が高く、かつ焼成温度に対して非常に安定であり、十分な絶縁信頼性を有し、グリーンシートの作製も容易である誘電体磁器組成物を提供する。
【解決手段】組成式yCaO−zLiO1/2−wMO5/2−uTiO2(Mは、NbおよびVからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素で、y,z,w,uはy+z+w+u=1、0.45≦y≦0.55、0.10≦z≦0.20、0.16≦w≦0.38、0.01≦u≦0.20で示される値)で表される第一成分と、Si,B,Al,Ba,Ca,Sr,Zn,Ti,LaおよびNdからなる群から選ばれる少なくとも二種の元素を含むガラス組成物である第二成分とを含み、第二成分の含有率が2重量%以上50重量%以下であり、さらに第三成分としてCuOを前記第一、第二成分を合わせたものに対して0.2重量部以上5重量部以下含む誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】 BaO、希土類酸化物及びTiO2が主成分として含有された組成系であっても、Ag又はAgを主成分とする合金等の導体を内部導体として確実に使用できるように、低温での焼結性をより安定・確実なものとした誘電体磁器組成物を提供する。
【解決手段】 誘電体磁器組成物の主成分としてBaO、Nd23、TiO2、MgO及びSiO2を所定の比率で含有し、前記誘電体磁器組成物の副成分としてZnO、B23、CuO及びアルカリ土類金属酸化物RO(R:アルカリ土類金属)を所定の比率で含有させ、さらに好ましくは、副成分としてAgを含有させるように構成する。 (もっと読む)


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