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Fターム[5G303CB40]の内容

無機絶縁材料 (13,418) | 成分(元素) (6,741) | Y、Hf (239)

Fターム[5G303CB40]に分類される特許

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【課題】積層セラミックコンデンサの誘電体セラミック層が薄層化されても、良好なバイアス特性を与えることができる、誘電体セラミック層を構成するための誘電体セラミックを提供する。
【解決手段】ABO(Aは、Ba等であり、Bは、Ti等である。)を主成分とし、さらに副成分として希土類元素を含み、結晶粒子21と結晶粒界とを備える、誘電体セラミック。90%以上の結晶粒子21において、希土類元素/Tiモル比が0.03〜0.10である表層部22と希土類元素/Tiモル比が0.01以下である内部23とを有し、表層部22の平均厚みの、結晶粒子21の直径に対する比が0.01〜0.10である。 (もっと読む)


【課題】従来の強誘電性には、イオン変位を発生の起源としているために、電気信号記憶特性及び蓄電体性能の劣化等の誘電体の機能限界があった。
【解決手段】物質中において、価数の異なるイオンの配列を双極子配置に置くことにより、物質中の平均電荷数に比べ価数の大きい一方のイオンは正の電荷の役割を持たせ、物質中の平均電荷数に比べ価数の小さい一方のイオンは負の電荷の役割を持たせ、これらのイオンが双極子を形成する位置に配置されて電子密度が双極子配置を構成することにより誘電体としての機能を発現させる。 (もっと読む)


【課題】電子部品の誘電体層を薄層化した場合であっても、高温負荷寿命と容量温度特性とを両立することが可能で、十分な信頼性を有する誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】BaTiOを含む主成分と、少なくとも、R1の酸化物(ただし、R1は、Y、Ho、Er、Tm、YbおよびLuから選ばれる少なくとも1種)を含む第4副成分と、R2の酸化物(ただし、R2は、Dy、Tb、GdおよびEuから選ばれる少なくとも1種)を含む第5副成分とを有し、主成分100モルに対するR1とR2との合計モル数が、R1およびR2換算で、2〜6モルであり、かつ、主成分100モルに対するR1とR2との合計モル数に対する第5副成分の比率が、R1およびR2換算で、0.5≦R2/(R1+R2)≦0.75の関係であることを特徴とする誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】高誘電定数のナノ複合材料、その製造方法、及びそれを含んでなる物品を提供する。
【解決手段】熱可塑性ポリマーとナノ粒子とを含んでなる組成物であって、ナノ粒子が基材上にコーティング組成物を設けたものからなり、基材がコーティング組成物の誘電定数と異なる誘電定数を有する組成物であり、ポリマー材料とナノ粒子とを含んでなる組成物であって、ナノ粒子が基材上に複数の層を含むコーティング組成物を設けたものからなり、1以上の層が残りの層と異なる誘電定数を有し、ナノ粒子とをブレンドして組成物を形成する段階を含んでなる方法であって、ナノ粒子が基材上に複数の層を含むコーティング組成物を設けたものからなり、1以上の層が残りの層と異なる誘電定数を有する方法である。 (もっと読む)


【課題】誘電体セラミック層の厚みを1μm以下に薄層化しても温度特性を損なうことなく、良好な誘電特性を有し、かつ所望の良好な信頼性を得ることができる誘電体セラミック、及びこれを用いた積層セラミックコンデンサを実現する。
【解決手段】積層セラミックコンデンサの誘電体セラミック層1a〜1gが、(Ba,Ca)TiO(mは0.998〜1.020、Ca成分の含有モル量はTi成分100モル部に対し0〜15モル部)を主成分とし、副成分として所定モル量のSiO、V、MnO、MgO、及び特定の希土類酸化物を含有している。さらに、V成分は結晶粒界中に均一に分散し、かつ主成分中には殆ど存在しないようにしている。この誘電体セラミックは、SiO−V混晶物の形態で高結晶化された主成分に添加することにより製造することができる。
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【課題】低い誘電率を有し且つ誘電率が同調可能である材料を提供する。
【解決手段】高分子材料、および非線形誘電セラミック充填剤を含む組成物が開示され、この非線形誘電セラミック充填剤は約100以上の誘電率を有し、この組成物の誘電率は同調可能である。高分子材料、およびペロブスカイトを含む組成物も開示され、この組成物の誘電率は同調可能であり、さらにこの組成物は約2から約100の誘電率を有する。組成物を形成するように高分子樹脂を非線形誘電セラミック充填剤とブレンドするステップを含む方法も開示され、この非線形誘電セラミック充填剤は約100以上の誘電率を有し、前記組成物の誘電率は同調可能である。 (もっと読む)


【課題】積層セラミックコンデンサの誘電体層を薄層化した場合であっても、十分な信頼性を持ち、誘電体磁器組成物の組成を変更することなく、高温負荷寿命が良好となる誘電体磁器組成物の製造方法を提供すること。
【解決手段】チタン酸バリウムを含む主成分と、少なくともMgO、SiO系焼結助剤、希土類元素酸化物を含む副成分とを有する誘電体磁器組成物の製造方法であって、主成分の原料と、前添加副成分として副成分の原料の一部とを添加し、仮焼き前粉体を準備する工程と、仮焼き前粉体を仮焼し、仮焼き済粉体を準備する工程と、仮焼き済粉体に、後添加副成分として残りの副成分の原料を添加し、誘電体磁器組成物粉体を得る工程とを有し、MgOとSiO系焼結助剤とは、それぞれ別々に前添加副成分または後添加副成分として添加される。 (もっと読む)


【課題】高い誘電常数及び高い破壊電圧並びに良好な機械的強度及び加工性を有する新しいポリマー複合材料を提供する。
【解決手段】熱可塑性ポリマー、熱硬化性ポリマー、及びそれらのブレンド物から選ばれるポリマーに、チタン酸ジルコニム鉛、チタン酸ジルコニウムランタン鉛、ニオブ酸スカンジウム鉛、タンタル酸スカンジウム鉛、チタン酸ニオブスカンジウム鉛、チタン酸ニオブルテチウム鉛などのセラミック反強誘電性粒子とを含んでなる組成物で、該組成物をバイアス電界に暴露して組成物の誘電定数を変化させる、また、該組成物に電界を印加してセラミック反強誘電性粒子を再配向させる。 (もっと読む)


【課題】 他の電気特性(たとえば、静電容量の温度特性、絶縁抵抗、絶縁抵抗の加速寿命、誘電損失)を悪化させることなく、比誘電率の向上が可能な誘電体磁器組成物およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 チタン酸バリウムを含む主成分と、Rの酸化物(ただし、RはY,La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,YbおよびLuから選択される少なくとも1種)を含む第4副成分とを有する誘電体磁器組成物を製造する方法であって、前記主成分の原料と、前記第4副成分の原料の少なくとも一部とを予め反応させ、反応済み原料を得る工程を有することを特徴とする誘電体磁器組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ペロブスカイト型酸化物に従来よりも少ない焼結助剤を用いて低い温度で焼成することにより、高誘電率な誘電体磁器及びその製造方法を提供する。
【解決手段】前記焼結助剤は、一定量を境に、その含有量の増加にしたがって緻密化温度が低下し、その含有量の減少にしたがって緻密化温度が低下した後に上昇する特性を有するものであり、かつ、前記焼結助剤の含有量は、前記一定量よりも少なく緻密化温度の低い領域にある量である。前記ペロブスカイト型酸化物は、ABO3の一般式で表され、A-site/B-site比が0.98〜1.03であり、前記焼結助剤は、B及びLi、又はBの一部をSiで置換したB、Li及びSiであり、B、Li及びSiの含有量が、前記ペロブスカイト型酸化物100モル%に対し、B23、Li2O及びSiO2に換算して0.1〜4.0モル%である。 (もっと読む)


【課題】X8R特性を満足しつつ、高い誘電率と、良好な高温加速寿命、TcバイアスおよびIR温度依存性を実現する誘電体磁器組成物および電子部品を提供すること。
【解決手段】チタン酸バリウムを主成分とする主成分相と、主成分相の周囲に存在する拡散相と、を有する誘電体粒子から構成される誘電体磁器組成物であって、前記拡散相に存在する副成分元素が、前記拡散相の表面から誘電体粒子の中心に向けて拡散した深さの平均値を、平均拡散深さとした場合に、平均拡散深さが、各誘電体粒子ごとにばらついた値を示しており、各誘電体粒子相互間の平均拡散深さのばらつきが、CV値で、5〜30%である。 (もっと読む)


【課題】セラミックの表面に電荷を与えポリマーとセラミックの界面において空間電荷分極(界面分極)を誘導することで、高い誘電定数を有するポリマーセラミックの誘電体、これを用いたキャパシタ及び印刷回路基板を提供する。
【解決手段】内蔵型キャパシタは、ポリマーと上記ポリマーに分散されるセラミックから成る誘電体組成物であって、上記セラミックはABO3(例えばBaTiO3)で表されるペロブスカイト構造を有し、ドーパント金属酸化物(例えばNb酸化物)を含み、セラミックの表面は電荷を有するものからなる誘電体層を第1および第2電極膜の間に設ける。誘電体組成物は、特に低周波数領域において誘電定数が高くデカップリングキャパシタに有用に使用することができる。このキャパシタを例えばポリマーの基材上に積層して形成し、キャパシタを内蔵した印刷回路基板とする。 (もっと読む)


【課題】さらし粉を反応原料として含む燃焼合成法により得られ、優れた焼結体特性を有するCaO−SrO−Li2O−Re23−TiO2系の誘電体セラミックスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】CaO−SrO−Li2O−Re23−TiO2系(Re は希土類元素)の誘電体セラミックスであって、比表面積が 0.01〜2 m2/g であるTi粉末と、酸素供給源となるイオン結合性物質と、CaCO3と、SrCO3と、Li2CO3と、Re23とを少なくとも含む反応原料においてそれぞれの粉末を所定割合で配合し、断熱火炎温度が1500℃以上である燃焼合成法により得られる。また、上記反応原料であるTi粉末の一部を、TiO2粉末に置き換えて配合する。 (もっと読む)


【課題】過酸化物粉末の保管時、および、該過酸化物粉末と発熱源である金属粉末との混合時において発火・爆発などの危険性がない安全な燃焼合成方法、および、該方法で製造されるBaRe2Ti514 、BaRe2Ti412 等の酸化物系の誘電体セラミックスを提供する。
【解決手段】酸素供給源となる過酸化物粉末と、発熱源である金属粉末とを少なくとも含む反応原料を用いた燃焼合成方法であって、該燃焼合成方法は、予め上記過酸化物粉末と、安定な原料粉末とを混合して中間原料粉末とする予備混合工程と、該予備混合工程で得られた中間原料粉末に、上記予備混合工程において未混合の反応原料を混合して原料粉末を得る混合工程と、該混合工程で得られた原料粉末を燃焼合成して焼結体とする燃焼合成工程とを備えてなり、上記混合工程は、未混合の反応原料のうち、上記金属粉末を最後に混合して原料粉末を得る工程である。 (もっと読む)


【課題】
粒子径分布を広くすることができ、高充填化することができる優れた誘電特性を有する高誘電性セラミックスを配合した高誘電性樹脂組成物および高誘電性樹脂組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】
熱可塑性樹脂に高誘電性セラミックスを配合してなる高誘電性樹脂組成物であって、上記高誘電性セラミックスは、発熱源となる金属粉末と、酸素供給源となる物質とを少なくとも含む反応原料を、断熱火炎温度が 1500℃以上である燃焼合成法により合成した後、仮焼して得られ、上記熱可塑性樹脂はポリフェニレンサルファイド樹脂または液晶樹脂であり、上記金属粉末は比表面積が 0.01〜2 m2/g の4族元素であり、上記酸素供給源となる物質は過塩素酸ナトリウムである。 (もっと読む)


【課題】 従来のBaTiO系のペロブスカイト型結晶を主成分とし、R、Mg、Siを副成分として含む誘電体セラミックは、R、Mg、SiがMg酸化物やMg−Si−O複合酸化物として存在するため、信頼性が低く、圧電共振を抑制することができない。
【解決手段】 本発明の誘電体セラミックは、ABO(但し、Aサイトは、少なくともBaを含み、Bサイトは、少なくともTiを含むペロブスカイト型結晶)を含み、少なくともR、Mg、Si及びMnからなる結晶性複合酸化物を主成分とする二次相粒子が存在し、結晶性複合酸化物におけるR、Mg、Siの含有モル比をx:y:zで表す時、x、y、zは、A(42,8,50)、B(8,42,50)、C(8,8,84)の3点を頂点とする三角形に囲まれた範囲にある。 (もっと読む)


【課題】 誘電体磁器組成物を構成することとなる主成分(一般式ABOで表されるペロブスカイト型結晶構造を有する誘電体酸化物)の原料自体の比誘電率を向上させ、これにより、他の特性を劣化させることなく、比誘電率の向上が可能な誘電体磁器組成物の製造方法を提供すること。
【解決手段】 一般式ABO(ただし、式中、Aは、Ba、Ca、SrおよびMgから選択される1種以上の元素であり、Bは、Ti、ZrおよびHfから選択される1種以上の元素である。)で表されるペロブスカイト型結晶構造を有する化合物を含む主成分を有する誘電体磁器組成物を製造する方法であって、液相法あるいは固相法により、ABO粉末を合成する工程と、合成された前記ABO粉末を熱処理し、前記ABO粉末に含有されているガス成分を除去する工程と、ガス成分を除去した前記ABO粉末を含む誘電体磁器組成物原料を焼成する工程と、を有する誘電体磁器組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率εrが200以上で、誘電率の温度特性τεが200ppm/K以下で、Q特性にも優れた誘電体磁器組成物を実現する。
【解決手段】 基本組成成分が、aMO−bLiO1/2−cBiO3/2−dREO3/2−eTiO[ただし、MはBa,Sr,Ca,Mgから選択される少なくとも1種を表し、REは希土類元素から選択される少なくとも1種を表し、a+b+c+d+e=100(モル%)である。]で表され、10≦a≦25、10≦b≦20、8≦c≦15、2≦d≦10、50≦e≦60、であり、かつ0.65≦b/(c+d)≦1.0である誘電体磁器組成物を製造するに際し、大気より酸素濃度の高い高酸素濃度雰囲気中で焼結を行う。或いは、焼結後の焼結体に対し、大気より酸素濃度の高い高酸素濃度雰囲気中でアニール処理を行ってもよい。高酸素濃度雰囲気の酸素濃度は25%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 積層セラミックコンデンサなどの電子部品の誘電体層に用いられる誘電体磁器組成物において、誘電体層を薄層化した場合においても、高い誘電率を有し、しかも、ショート不良率の低減された誘電体磁器組成物を製造するための方法を提供すること。
【解決手段】 組成式(Ba1−x Ca(Ti1−y Zr)Oで表され、前記組成式中のm、x、およびyが、0.995≦m≦1.020、0≦x≦0.15、0≦y≦1.00の関係にある誘電体酸化物を含む主成分と、前記主成分以外の添加副成分と、を有する誘電体磁器組成物を製造する方法であって、前記主成分の原料粉末と、前記添加副成分の原料粉末と、を混合し、誘電体原料を得る工程と、前記誘電体原料を焼成する工程と、を有し、前記添加副成分の原料粉末の少なくとも一部として、[微細原料粉末の比表面積]/[主成分原料粉末の比表面積]≧3の関係を満たす比表面積を有する微細原料粉末を、用いることを特徴とする誘電体磁器組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高い比誘電率を有し、容量温度特性に優れ、しかも、高温・高電圧下においても、優れた充放電特性を実現可能な誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】 組成式{(BaMe1−x )O}(Zr1−y Ti)Oで表され、前記組成式中のMeがSrおよび/またはCaであり、前記組成式中のm、x、およびyが、0.8≦m≦1.3、0.4≦x<1、0≦y<0.6の関係にある誘電体酸化物を含む主成分を、有する誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


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