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Fターム[5G321AA05]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | 超電導体の成分 (1,671) | 酸化物セラミックス系 (1,431) | Bi−Sr−Ca−Cu−O系 (179)

Fターム[5G321AA05]に分類される特許

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【課題】インダクタンスが大きい直流超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】直流超電導ケーブルCは、単心のケーブルコア1を断熱管5内に収納した構造である。ケーブルコア1は、中心から順にフォーマ11、超電導導体層12、絶縁層13、帰路導体層14、絶縁保護層15を同軸状に配置した構造である。そして、フォーマ11は、少なくとも一部が鉄などの強磁性体で構成されている。また、超電導導体層12は、フォーマ11の外周に超電導線材をスパイラル巻きすることで形成されている。 (もっと読む)


本発明は、管(2)として構成された支持体の周りに少なくとも一層巻かれた、帯状体またはワイヤから構成される、少なくとも一つの超伝導性の導体(1)を備えた超伝導電気ケーブル(SK)に関する。該管(2)は、弾性的に変形可能であり、該管の全長にわたって軸方向に延びる割れ目(8)を備える。 (もっと読む)


【課題】交流損失の低減が可能であり、かつ信頼性の高い超電導線材、及びそれを用いた超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導線材1は、基板2上に中間層3、超電導層4が順に形成され積層されており、保護層5が被覆された構造をしている。そして、基板2に以下の要件を満たすスリットSが形成されている。1)基板2の超電導層1が形成された面とは反対側の面に形成されている、2)基板2の厚みtの途中までの深さdを有する、3)超電導線材1の長手方向と直交する任意の断面において、少なくとも1つ存在する。 (もっと読む)


【課題】断熱管の端部を切断しても断熱管全長に亘って真空状態が破壊されることがなく、長さ調整が可能な超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル101は、ケーブルコア1と、このケーブルコア1を収納する断熱管2とを備える。断熱管2は、内管21bと外管22bとを有する二重管構造の基部2bと、基部2bの端部に延設され、延長内管21aと延長外管22aとの二重管からなる長さ調整部2aとを備える。基部2bと長さ調整部2aとは隔壁23により分離され、内管21bと外管22bとの間に形成される空間が密閉されている。 (もっと読む)


【課題】短絡の影響が大幅に低減されるように、真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管からなる、クライオスタットによって、冷媒を運ぶための空間とともに囲まれた、超伝導ケーブルを備える装置を提供する。
【解決手段】装置は、超伝導導体1と、誘電体2を介して該超伝導導体を囲み、その間が真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管4,5からなる、クライオスタットKRによって、冷媒を運ぶための空間FRとともに囲まれた超伝導スクリーン3と、からなる超伝導ケーブルSKを備える。超伝導スクリーンの外側に、超伝導ケーブルの全長にわたり、強磁性体材料の、管状の閉じた層7,8が備わる。該超伝導スクリーンは、通常の伝導状態における、その電気抵抗値が、通常の伝導状態における、該超伝導導体に使用される材料の電気抵抗値よりも少なくとも50倍大きい超伝導材料からなる。 (もっと読む)


【課題】多芯材の伸線加工後に各芯(フィラメント)の形状のばらつきを小さくする金属被覆超電導線材用前駆体粉末を提供することである。これにより、最終製品になった段階で、臨界電流値の低下原因となる、フィラメントが長手方向において波打つ現象であるソーセージングや、フィラメント同士が銀被覆を介さずくっついてしまう現象であるブリッジング等を抑えることができる。
【解決手段】Bi、Pb、Sr、Ca、Cuを含む酸化物粉末からなる母粉末と、平均粒径が、前記母粉末の平均粒径の1/2以下である金属Ag粉末からなることを特徴とする金属被覆超電導線材用前駆体粉末である。 (もっと読む)


【課題】優れた超電導特性、および、ブリッジングを撲滅し、臨界電流が向上かつ交流損失が低減する超電導線材の製造方法を提供すること。
【解決手段】超電導体の前駆体粉末を第1の金属管および第2の金属管に充填する充填工程と、前記前駆体粉末が充填された第1の金属管および第2の金属管を引き抜き加工し、それぞれ延伸された線材であるセグメントAおよびセグメントBを得る単芯伸線工程と、第3の金属管内の中心部に複数本の前記セグメントAを配置し、第3の金属管内の周辺部に複数本の前記セグメントBを配置する多芯化工程と、前記セグメントAおよびセグメントBが内部に配置された第3の金属管を引き抜き加工することにより超電導線材を得る多芯伸線工程とを含み、セグメントAに占める第1の金属管を構成する金属材料の比率よりもセグメントBに占める第2の金属管を構成する金属材料の比率が高いことを特徴とする多芯構造の超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
従来の超伝導薄膜線材をスリットして積層し、銀コーティングおよび銅メッキを施すことにより、最終ワイヤの形態が円形を呈して線材間の接合および巻線作業が容易である、超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの製造方法および超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの提供。
【解決手段】
超伝導薄膜線材をスリットする第1段階と、前記スリットされた超伝導薄膜線材に銀コーティングを施す第2段階と、前記銀コーティングされた超伝導薄膜線材を、断面が四角形を呈するように積層する第3段階と、前記積層された超伝導薄膜線材を乱れないように固定する第4段階と、前記積層固定された超伝導薄膜線材を熱処理して銀の間を拡散接合させる第5段階と、前記超伝導薄膜線材の表面を銅メッキして断面円形の形状にする第6段階とを含んでなる、超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導線材において、臨界電流値をさらに向上させる必要があるが、超電導相の前駆体の結晶粒が小さいため、超電導線材の多芯線の圧延を行なった際に結晶粒の配向性が乱れることがある。この結晶粒の配向性の乱れは、臨界電流および臨界電流密度の向上を妨げる要因となりうるため、超電導相の前駆体の結晶粒を大きくする必要がある。
【解決手段】扁平加工を行ない、超電導相の前駆体の結晶粒の反応性を良好にする。その上で、本格的な圧延を行なう前に中間熱処理を行ない、反応性が良好となった超電導相の前駆体の結晶粒同士が反応により結合して大きな粒径をもつ結晶粒とする。 (もっと読む)


【課題】複数のコイル層間で超電導線材同士を渡り接続する際に、接続部におけるジュール発熱を低く抑えて安定した通電性を確保できるようにした超電導コイルを提供する。
【解決手段】内外複数のコイル層に分けて各層の巻枠2の周面に超電導線材を巻装し、各コイル層から引出した超電導線材の口出線を隣り合うコイル層の間で渡り接続した誘導機器の超電導コイルであって、前記超電導線材が金属テープ基材の片面に中間層,酸化物超電導体層,良導電性金属の安定化材層を成膜した薄膜超電導線材であるものにおいて、コイル層1A,1Bを内側から順に奇数層,偶数層とし、奇数層と偶数層とでは超電導線材3A,3Bの表,裏面を逆向きにして巻枠2に巻装し、コイル巻回方向に沿って内外のコイル層からそれぞれ外径側,内径側に引出した口出線3A−1,3B−1の端部同士を直接重ね合わせ、その薄膜超電導線材の安定化材層の面を半田付けして渡り接続する。 (もっと読む)


【課題】テープ状の超電導線を巻回した超電導コイルにおいて立体的な屈曲部を設ける。
【解決手段】テープ状の超電導線を巻回された超電導コイルであって、コイル軸線方向が超電導線の幅方向両側端縁のエッジ面の垂線となる本体部と、前記本体部の周方向の一部に連続させて設けた三次元形状の立体屈曲部とを備え、前記立体屈曲部は、前記超電導の幅方向面をコイル軸線方向に対して傾斜させて捻りながら前記本体部に対して長さ方向で傾斜させる捻り区間を設けて形成していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ケーブルの温度を監視するための光ファイバを備えていても太径化しない超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】光ファイバFと、フォーマ11と、フォーマ11の外周に配置される超電導導体層とを備える超電導ケーブルである。フォーマ11は、複数の素線1,2を撚り合わせて形成される撚り線構造である。光ファイバFは、超電導導体層よりも内側で超電導ケーブルの温度をその全長にわたって測定できるようにフォーマ11に組み合わされている。光ファイバFを超電導導体層よりも内側に配置することで、光ファイバFを配置するための新たな層が超電導ケーブルに追加されることがなく、ケーブルの太径化を避けることができる。 (もっと読む)


組紐にされたBi2Sr2CaiCu2x(Bi−2212)ストランドの磁石コイルを良好に熱処理する方法が提供されている。Bi−2212コイルは、標準的な丸ワイヤパウダーインチューブ技術を用いて製造され、炭素質バインダが組み込まれたセラミック−ガラス組紐と組紐にされる。このコイルは、高電流密度相反応シーケンス下で雰囲気が制御された炉中で加熱されて炭素質バインダが焼失され、かつ排気されて不必要なガスが巻線の内側から除去される。次いで、酸素環境が導入されて、コイルが高Jc反応温度に熱処理され、次いで、通常通り処理される。特に酸素濃度といったワイヤの表面の局所的な雰囲気が良好な反応シーケンスのために重要であるため、これにより、高電流Bi−2212コイルを得ることが可能である。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の機械的劣化を低減して、超電導特性に優れる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1は、超電導層4を具える3心のケーブルコア2が撚り合わされて断熱管6内に収納されている。超電導層4(超電導導体層4c、超電導シールド層4s)は、螺旋状に撚り合わされた複数の超電導フィラメントを金属マトリクス中に内蔵する超電導線材40を螺旋状に巻回して構成される。超電導線材40中の超電導フィラメントの撚り方向と、当該線材40の巻回方向とが異なっている。超電導ケーブル1では、超電導フィラメントに超電導線材40の巻回に伴う撚り方向と同じ方向の捻りが加わっていないため、上記捻りに起因する超電導フィラメントの機械的な劣化を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 より臨界電流値の高いBi2223酸化物超電導線材を得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】 銀または銀合金からなり、長手方向に垂直な断面での形状が略正六角形である貫通孔を複数有し、前記貫通孔は長手方向に垂直な断面においてハニカム状に配列している金属管に前駆体粉末を充填する充填工程と、前記前駆体粉末が充填された金属管を伸線する伸線工程と、前記伸線された金属管を圧延する圧延工程と、前記圧延された金属管を熱処理する熱処理工程とを備えることを特徴とするBi2223酸化物超電導線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】超電導相の結晶の配向性を向上させることにより、臨界電流などの超電導特性を向上させることが可能な超電導線材の製造方法および超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造方法は、前駆体粉末が金属からなる被覆層により被覆された構成を有する前駆体線材を準備する単芯線材準備工程、多芯化工程および1次圧延工程と、被覆層に通電して被覆層を第1の焼結温度に加熱することにより、被覆層に接触する領域である外周領域の前駆体粉末を焼結させる外周領域焼結工程と、外周領域焼結工程よりも後に、第1の焼結温度よりも低い第2の焼結温度に前駆体線材を加熱することにより、外周領域に取り囲まれた領域である中央領域の前駆体粉末を焼結させる中央領域焼結工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】機械的強度を確実に向上させるとともに、ジョイント時の半田接合に起因した補強用テープの接合不良の発生を抑制することが可能な超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材1は、超電導体からなるフィラメント12が銀からなるシース部11に覆われて構成されたテープ状の形状を有する金属被覆超電導部材10と、ステンレス鋼からなり、金属被覆超電導部材10の両方の主面上に配置されたテープ状の形状を有する補強部材20と、金属被覆超電導部材10と補強部材20との間に配置され、銀と、ステンレス鋼を構成する鉄、クロムなどの金属との合金を含む合金部40とを備えている。そして金属被覆超電導部材10と補強部材20とは、合金部40により接合されている。 (もっと読む)


【課題】高臨界電流密度を有する酸化物超電導線材の前駆体線とその製造方法および酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】全体を断面正六角形の中心部を取り囲む複数の断面正六角形の外周セグメントを用いてハニカム状に構成し、外周セグメントを複数のリボン状のフィラメントの集合体とし、各フィラメントの幅広面が中心部を囲むように配置させた酸化物超電導線材の前駆体線。全体を正六角形の中心部を取り囲む複数の外周セグメントを用いてハニカム状に構成し、外周セグメントを、前記外周セグメントを構成する複数のリボン状の各フィラメントの幅広面が前記中心部を囲むように配置する酸化物超電導線材の前駆体線の製造方法。前記前駆体線を用いて作製された酸化物超電導線材。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導ロッドの製造方法を提供する。
【解決手段】バインダーを添加しない冷間等方加圧プロセスを含んでおり、特に薄いAg添加(Bi、Pb)2Sr2Ca2Cu310+x系のものを開示している。Bi、Pb、Sr、Ca、CuおよびAgの硝酸塩溶液を噴霧乾燥して得られた部分的に予備成形した酸化物超電導パウダーを、穿孔金属シートで被覆された柔軟なゴムモールドに充填し、予備成形したパウダーを減圧し捕捉した空気を除去して、欠陥を減少させ、ロッドを銀チューブ/アルミナさや内で初期焼結し、初期焼結ロッドの両端に銀金属コンタクトを作り、ロッドおよび両端の銀金属コンタクトのアセンブリを最終焼結する。 (もっと読む)


超伝導性物品であって、基板、基板の上に横たわるバッファ層、及びバッファの上に横たわる高温超伝導性(HTS)材料よりなるフィラメントを持つものが与えられる。フィラメントは基板の長さに沿って伸び、かつ、隣接するフィラメントから水平方向にある空間だけ空けて配置されている。多層フィラメント超伝導性テープは、少なくとも約0.4である臨界電流保持比を持つ。
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