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Fターム[5G321AA05]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | 超電導体の成分 (1,671) | 酸化物セラミックス系 (1,431) | Bi−Sr−Ca−Cu−O系 (179)

Fターム[5G321AA05]に分類される特許

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【課題】従来よりも交流損失が低減され、臨界電流密度の低下が抑制された酸化物超電導線材の製造方法および酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】酸化物超電導材料を主成分とする粉末を熱処理した後、銀または銀合金製の第1のシースに充填し、伸線加工を施して得られる単芯線の複数本を銀または銀合金製の第2のシースに挿入した後、伸線加工を施して多芯線とし、前記多芯線にツイスト加工を施した後、圧延加工を施し、さらに熱処理する酸化物超電導線材の製造方法であって、前記ツイスト加工は、ツイストと軟化とを繰り返して行うツイスト加工であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高い臨界電流値を有する長尺Bi2223酸化物超電導線材を製造ために、熱処理において有効なBi蒸気を発生する熱処理部材およびそれを用いたBi2223酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱処理によってガス化して消失する材料からなるバインダと、セラミック繊維と、Biを含む酸化物からなるBi2223酸化物超電導線材の熱処理用セラミックシートと、前駆体Bi2223酸化物超電導線材を共に巻回し、熱処理することを特徴とするBi2223酸化物超電導線材の製造方法である。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つの基板と、酸化物材料から作られた少なくとも1つの配向したバッファ層とを含む、高温超電導体層配置に関する。本発明によれば、前記バッファ層は、均質な混晶相を形成する追加成分を少なくとも1種含有し、前記追加成分は、第一サブグループから選択される遷移金属であり、及び/又は、1,600℃以下のアニール温度にて、酸化物バッファ材料と、少なくとも部分的に溶融する。前記追加成分は、特に、銅及び/又は銀とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 Bi2223超電導線材の臨界電流値を向上するために、Bi2223超電導相組織の配向性を向上させ、非超電導相を微細にすることができる前駆体粉末を提供する。
【解決手段】 スプレードライ法、フリーズドライ法、噴霧熱分解法等の液相法によって作製されたBi、Sr、Ca、Cuを含む複合酸化物粉末と金属Pb粉末が混合された粉末を超電導線材用前駆体粉末として用いBi2223超電導線材を製造する。本発明の前駆体粉末は、従来技術の前駆体粉末にくらべ、部分溶融温度が低下する。そのため非超電導相であるアルカリ土類酸化物の粗大化を抑える。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 Bi2223超電導体の前駆体粉末を金属管に充填する充填工程と、前記前駆体粉末が充填された金属管を伸線し、線材を得る伸線工程と、前記伸線工程後の線材を圧延する圧延工程と、前記圧延工程後の線材を熱処理する熱処理工程とを備え、前記熱処理工程は750℃以上800℃以下の温度範囲まで昇温させる第1のステップと、第1のステップにおける最高温度から20℃以上降温させる第2のステップと、その後800℃以上870℃以下の温度範囲で熱処理する第3のステップからなる酸化物超電導線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】耐引張歪み特性を改善するとともに、許容曲げ直径を小さくできる、超電導テープおよび超電導テープの製造方法を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aは、本体部7と、補強部9a、9bと、半田層11とを備えている。本体部7は、超電導体3を有するテープ状である。補強部9a、9bは、本体部7の少なくとも一方の主面側に形成されている。半田層11は、本体部7と補強部9a、9bとを接合し、かつ200℃以上の融点を有している。補強部9a、9bは、室温以上半田層11の融点以下での本体部7の熱膨張率よりも大きい熱膨張率を有している。 (もっと読む)


【課題】Bi2223超電導線材の製造方法において臨界電流密度を向上するために、超電導相結晶の配向性を向上させ、その製造方法及び超電導線材を提供する。
【解決手段】主超電導相としてBi2201相を含む前駆体粉末を金属管に充填する充填工程と、前記前駆体粉末が充填された金属管を伸線する伸線工程と、前記伸線工程後の線材を圧延する圧延工程と、前記圧延工程後の線材を熱処理する熱処理工程とを備え、前記伸線工程と前記圧延工程との間において、中間熱処理を加えることにより前記前駆体粉末中のBi2201相をBi2212相へと反応させて、主超電導相がBi2212相となるようにする。 (もっと読む)


【課題】耐引張歪み特性および耐引張応力特性を改善するとともに、許容曲げ直径を小さくできる、超電導テープの製造方法および超電導テープの製造装置を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aの製造方法は、以下の工程を備えている。まず、超電導体を有するテープ状の本体部7が準備される。そして、補強部9a、9bが準備される。そして、補強部9a、9bの降伏応力以下の張力を、補強部9a、9bの延在方向に沿って補強部9a、9bに加えた状態で、本体部7の少なくとも一方の主面と補強部9a、9bとが接合される。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の対温度特性が安定した超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導導体層2の少なくとも1層がBi系超電導テープ線材21によって形成される。そのBi系超電導テープ線材21は、超電導導体層2の内側の層に配設され、Bi系超電導テープ線材21の外側に、Y系超電導薄膜線材11,11が配設される。また、超電導シールド層4の少なくとも1層がBi系超電導テープ線材21によって形成される。そのBi系超電導テープ線材21は、超電導シールド層4の外側の層に配設され、Bi系超電導テープ線材21の内側にY系超電導薄膜線材11が配設される。 (もっと読む)


【課題】構成が簡易で接続部の電気抵抗が低くコンパクト化された超電導ケーブルの端末接続構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル10の超電導層2と常温側導体17との接続部を、冷媒槽33内に設けた超電導ケーブルの端末接続構造であって、超電導ケーブル10のケーブルコア9から引き出された超電導層2が、冷媒槽33内の冷媒35中に浸漬される常温側導体17の先端に近接する位置まで延長され、該常温側導体17と、超電導層2と、が冷媒35中で編組線36を介して導通接続される。このような端末接続構造は、特に、低電圧大容量の直流電送用として好適である。 (もっと読む)


【課題】低い接続抵抗、高い強度、高い電流密度を同時に得ることができる超電導テープおよび超電導テープの製造方法を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aは、補強部2と半田層3と、本体部6を備えている。超電導体を有するテープ状の本体部6を、線材の積層の中央ではなく、中央に位置する補強部を挟んで上層側および下層側に配置している。 (もっと読む)


【課題】環境汚染が少なく、超伝導薄膜線材に迅速に付着し、多様な曲率の変形力にも超伝導薄膜線材の超伝導特性の低下を防止し、工程コストおよび時間を節約することができる、金属コーティング層を用いた超伝導薄膜線材およびその接合方法の提供。
【解決手段】超伝導薄膜線材、安定化材および接合防止基板をアルコールで洗浄する第1段階と、前記超伝導薄膜線材および前記安定化材の一面にそれぞれ金属コーティング層で薄くコートする第2段階と、前記超伝導薄膜線材と前記安定化材とを金属コーティング層のある一面で互いに接合させる第3段階と、前記安定化材の外側に前記接合防止基板を配置した後、ボビンに一定の張力で互いに密着するように巻線する第4段階と、前記超伝導薄膜線材と前記安定化材とが金属コーティング層で拡散接合するように熱処理する第5段階とを含んでなる、金属コーティング層を用いた超伝導薄膜線材の接合方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】低磁化率で、しかも高いQ値を兼備した材料で形成されたNMRプローブ用アンテナコイル及びその材料を提供する。
【解決手段】磁性の異なる複数の材料を磁性が相殺し合うように組合せた母材部分と、母材部分の外周部に設けられた酸化物超電導体層とからアンテナコイルを構成し、母材部分をクラッド加工により一体化し、コイル断面形状を丸形状、平角形状、六角形状または四角形状の何れかとし、ソレノイドコイル状に巻回する。 (もっと読む)


【課題】機械的な強度特性の異なる超電導線材を適切に使い分けるようにした多心一括型の超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導導体層2の外側に絶縁層3を介して超電導シールド層4が形成されるケーブルコア9を複数本撚り合わせてなる多心一括型の超電導ケーブルにあって、超電導シールド層4は、EI値によって特定される曲げ剛性の優れた超電導線材21が螺旋状に巻回されて形成され、超電導シールド層4に用いられる超電導線材21は、ビスマス系酸化物超電導体を金属安定化材で覆って形成される。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を向上できるBi2223超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】まず、Bi2212相を主相とし、残部がBi2223相および非超電導相である粉末状の前駆体を金属管に充填することにより、素線を得る(ステップS1)。次に、素線を伸線する(ステップS2)。次に、伸線する工程(ステップS2)後の素線を熱処理する(ステップS5)。次に、素線を熱処理する工程後の素線を圧延することにより、線材を得る(ステップS7)。次に、線材を熱処理する(ステップS8)。素線を熱処理する工程(ステップS5)では、前駆体粉末を熱処理することにより得られた材料中のBi2223相の比率が70%以上になるように、前駆体粉末中のBi2212相をBi2223相へと反応させる。 (もっと読む)


【課題】超電導テープの厚みを薄くしても必要な機械的強度を確保できる超電導複合線材によって整った円形状に形成される超電導層を備えた超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマFの外周に、超電導複合線材Sが巻回されて形成される超電導層22,24が、絶縁層23を介して、複数層配設される超電導ケーブル20にあって、超電導複合線材Sは、補強基板32上に1本又は互いに並列に配列された複数本の超電導テープ31を一体化して形成され、かつ、内側に配設される超電導層22を形成する超電導複合線材Sの幅bが、外側に配設される超電導層24を形成する超電導複合線材Sの幅bよりも狭く設定される。 (もっと読む)


【課題】少ない本数で超電導層を形成することができる超電導複合線材および超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの超電導層を形成するための超電導複合線材Sにあって、断面の幅と厚みを縮小された複数本の超電導テープ31と、テープ状に形成された補強板32と、で形成され、複数本の超電導テープ31が、互いに並行状態に配列されて、補強板32に一体化されている。その補強板32の幅は、超電導テープ31の両端間の幅よりも大に設定され、その超電導テープ31と補強板32は半田により一体化される。 (もっと読む)


【課題】金属オキシフッ化物前駆物質被膜により、高いエピタキシャル整列、好ましくはc-軸エピタキシャル整列を有する酸化物超伝導体の厚い被膜を提供する。
【解決手段】酸化物超伝導体被膜は、厚さが1μmまでであっても、高いJcおよびc-軸エピタキシャル酸化物粒子の容積百分率が高いことを特徴とする。酸化物超伝導体製品は、金属オキシフッ化物被膜が実質的に化学量論的比率で酸化物超伝導体の構成金属元素を含む、金属オキシフッ化物被膜を提供すること;および製品が77K、ゼロ磁場で約105A/cm2より大きい、もしくはこれに等しい輸送臨界電流密度を有する酸化物超伝導体被膜が得られるように、温度、PH2O、PO2、およびその組合せからなる群より選択される反応パラメータを調節することによって選択される変換速度で、金属オキシフッ化物を酸化物超伝導体に変換すること、によって調製される。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導体を構成する元素を均一に存在させることができ、かつ量産可能な、酸化物超電導体原料粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】この発明に係る酸化物超電導体原料粉末の製造方法は、酸化物超電導体を構成する元素を含む溶液から、溶媒を除去して、固体粉末を生成する工程(S3)を備える。また、固体粉末を高温炉内に飛散させて、上記元素の酸化物を生成する工程(S4)を備える。 (もっと読む)


【課題】交流損失を低減するとともに超電導体が劣化することを防止する、ビスマス系酸化物超電導素線、ビスマス系酸化物超電導導体、超電導コイル、およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】ビスマス系酸化物超電導素線100の製造方法は、以下の工程を実施する。まず、ビスマス系酸化物超電導体111を有するテープ状線材を準備する工程を実施する。次に、テープ状線材の長手方向に沿って切断することにより、テープ状線材よりも幅の狭い線材110cを形成する工程を実施する。次に、幅の狭い線材110cの切断面とを半田からなる被覆層120で覆う工程を実施する。 (もっと読む)


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