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Fターム[5G321AA05]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | 超電導体の成分 (1,671) | 酸化物セラミックス系 (1,431) | Bi−Sr−Ca−Cu−O系 (179)

Fターム[5G321AA05]に分類される特許

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【課題】 ビスマス系酸化物超電導線材において、77K程度の温度における臨界電流等の特性を向上すること
【解決手段】 本発明は、Bi2223相を主体として含む酸化物超電導体を、金属被覆材で被覆してなるビスマス系の酸化物超電導線材の製造方法において、酸化物超電導線材中の酸化物超電導体の相対密度が95%以上となるように酸化物超電導線材を作製する工程と、酸化物超電導線材を、酸素分圧が80kPa以上の雰囲気で熱処理する工程とを含むビスマス系酸化物超電導線材の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 磁場下または液体窒素温度下において、酸化物超電導線材中のBi2212相の特性を向上させる、ビスマス系酸化物超電導線材の製造方法を提供すること。
【解決手段】 Bi2223相を主体として含み、かつ、Bi2212相を含む酸化物超電導体を金属被覆材で被覆した酸化物超電導線材を、酸素雰囲気中でアニールすることにより、アニール後における線材の臨界電流が、アニール前における線材の臨界電流と比べて、8.5%以上大きいことを特徴とするビスマス系酸化物超電導線材の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 交流損失を低減することができ、かつ容易に巻き線することのできるフラットケーブル、超電導機器、およびフラットケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】 フラットケーブル10は、ビスマスを含む酸化物超電導体フィラメント2を金属シース部3で被覆した形態を有する素線1a〜1dと、素線1a〜1dの各々を互いに電気的に絶縁するための絶縁層4とを備えている。素線1a〜1dの各々は、素線1a〜1dの各々の幅方向が一致するように並んでいることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性に優れた酸化物超電導線材を安定して製造可能な製造方法及び製造装置の提供。
【解決手段】 レーザ光25が入射される透明窓24を有する処理容器10と、該処理容器の蒸着処理室10a内に設けられた酸化物超電導体または酸化物超電導体と近似組成のターゲット12と、蒸着処理室内にターゲットと対向して設けられたテープ基材加熱用の熱板28と、該熱板上にテープ基材11をその長手方向に沿って移動させる送出装置18及び巻取装置19と、熱板とターゲットの間に窓孔が位置するように設けられたスリット板27と、透明窓を通してターゲットに向けてレーザ光を照射するレーザ発光装置とを備え、スリット板の窓孔周縁部に、窓孔周縁部により覆われる熱板の局部昇温を防いでテープ基材の表面温度分布を均一に維持する冷却手段を設けたことを特徴とする酸化物超電導体の製造装置。 (もっと読む)


【課題】オキサイド・パウダー・イン・チューブ(OPIT)技法によって調整される超伝導体を得るために有益に使用されうる前駆材料を提供する。
【解決手段】BiSrCa1Cu8+δに基づく超伝導体の調製のための前駆材料は、平衡状態に出来る限り接近し、即ち、BiSrCa1Cu8+δ相が2212相における平均2201合生の点で5%未満を有し、部分的溶融物処理によって最終導体に変換されるものである。また、前駆材料は、−0.1≦x≦0.4、−0.1≦y≦1.6、−0.4≦z≦0.2、そして、x+y+z=0の場合に、Bi2+xSr2−yCa1−zCu8+δの組成式を有する。 (もっと読む)


【課題】 生成熱処理における酸化等により変質したり、空間電流密度が小さくなることのない、実用的な形状を有する超電導コイルを得ること。
【解決手段】 金属シース2に被覆された生成熱処理前の超電導となるべきコアを有する金属シース超電導線材2’の表面に電気絶縁材層3を形成し、該電気絶縁材層3が形成された金属シース超電導線材4をコイル状に成形した後、該成形後の金属シース超電導線材を前記超電導コアの熱処理条件にて熱処理して超電導コイルとする超電導コイルの製造方法であって、前記電気絶縁材層3を形成する工程が、前記超電導コアの熱処理温度に対する耐熱性を有するとともにその酸化物が絶縁性を有する耐熱性金属から成る金属フィラメント3を前記金属シース超電導線材2’に被覆する工程と、前記金属フィラメント3を酸化雰囲気中にて熱処理することで該金属フィラメントの表面に酸化絶縁皮膜を形成する酸化絶縁皮膜形成工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】溶融キャステング技術により得られ、クラックが改良され、曲がりの少ない、臨界電流の均一性が改良され、そして好ましくは臨界電流が増加するBiSrCaCuO系の高温超伝導体を提供する。
【解決手段】溶融キャストBiSrCaCuO−タイプの高温超伝導材料であって、超伝導相内のSr割合の一部がBaで置換されていることを特徴とするBiSrCaCuO−系の高温超伝導材料。 (もっと読む)


【課題】 真空処理時間の短縮や長期に亘る高真空度の維持が可能な真空断熱管、及びこの真空断熱管を具える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】 真空断熱管1は、内管21と外管22とからなる二重構造管2であり、内管21と外管22間は、真空引きされている。この内管21と外管22との間に、気体吸着材3を具える。気体吸着材3は、気体の吸着が可能なゲッター材と、ゲッター材を真空密閉するケースと、所定の温度で変形することでケースを破る破断部材とを具える。破断部材によりケースが破れ、密閉状態が開放されることで、ゲッター材は、内管21と外管22間に存在するガスを吸着する。 (もっと読む)


本発明は、交流損失を抑制することができ、且つ所定の形状に加工することができる高温超電導線材の製造方法を提供することを目的として成されたものである。このような目的は、次のようにして達成される。銀合金から成る第1酸素透過金属層11とマグネシウム等から成る被酸化金属層12を含むチューブ10((a))に高温超電導体の原料の粉末を充填して高温超電導フィラメント14を作製する((b))。このチューブ10を束ね((d))、圧延・成形((e))した後、酸素雰囲気下で400〜800℃に加熱する。これにより第1酸素透過金属層11から被酸化金属層12に酸素が供給され、被酸化金属層12は酸化してバリア層17となる((f))そして、酸素分圧を5%〜30%とした、酸素と窒素又はアルゴンの混合ガス雰囲気下で780℃〜840℃の温度範囲で加熱することにより、高温超電導フィラメント14内の原料が反応してBi2223高温超電導体141となる((g))。こうして製造された高温超電導線材18は、高温超電導フィラメント14間の電流を抑制し、交流損失の一種である結合損失を抑制することができる。また、(c)の圧延の際にはバリア層17(被酸化金属層12)は未だ酸化されず塑性を有するため、所定の形状に加工することができる。
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【課題】 本願発明は、Bi酸化物超電導体を用いて高性能な積層型ジョセフソン接合を得るためには、c軸が基板面に対して平行で、a軸(又はb軸)が基板面に対して垂直に配向したBi系酸化物超電導薄膜を作製することを目的とする。
【解決手段】 a軸配向したBi系酸化物超電導薄膜の作製方法は、Bi系酸化物超電導薄膜の(100) 面と格子定数の整合性の良い(110)面のLaSrAlO4単結晶基板又は(110)面のLaSrGaO4単結晶基板を用いてエピタキシャル成長することにある。この方法により、通常得られやすいBi-2212ではなく、Bi系酸化物超電導体でも最も高い超電導転移温度を示すBi-2223のa軸配向膜を選択的に作製することができる。 (もっと読む)


【課題】 導体層などの超電導層とその外側に位置する外周層が長手方向に相対的にずれた際に生じやすい超電導層の座屈を抑制できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】 超電導層を有する超電導ケーブルであって、超電導層(導体層30、シールド層70)の直上に、その座屈を防止する補強層(導体補強層41、シールド補強層42)を具える。補強層により超電導層は、その直下の内周層側に押し付けられている。そのため、超電導層が径方向に挙動するスペースが小さく、超電導層が内周層から浮き上がったり、内周層の上でしわが寄ったりして、座屈することを抑制できる。 (もっと読む)


本発明の超伝導ワイアは、基板と自動的に配列する超伝導材料の連続層とを含む。本発明のワイアの長さは10メートルを超える。
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【課題】隣接する導電性セグメント相互間に生じる局所的な電界ができるだけ小さくなる抵抗性電流制限器として役立つ超伝導コンポーネントを提供すること。
【解決手段】本発明は、特に高温超伝導材からなる円筒状超電導体から構成される抵抗性電流制限器として特に役立ち、長軸と直角に平行に交互に切り込まれた多くの方位溝3と、円筒状超電導体の全体の長さの殆どを超えて長軸に平行に走っている1つの長手の溝2を備えている円筒状超伝導コンポーネントで方向づけられる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、臨界電流(Ic)等の超電導特性を向上させた超電導体を得るのに特に適する原料粉末の製造方法を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、Bi2223相を含む超電導体の原料粉末の製造方法であって、上記原料粉末の前駆体は、Bi2201相、(Bi)Pb3221相およびCuO相を含み、また上記製造方法は、第1熱処理工程と第2熱処理工程とを含み、そして上記第1熱処理工程は、0.01〜500Paの減圧下において上記原料粉末の前駆体を少なくとも0.1時間、400〜680℃の温度に保持する工程であり、上記第2熱処理工程は、大気圧下において上記第1熱処理工程を経た上記原料粉末の前駆体を少なくとも3時間、760〜820℃の温度に保持する工程であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 高い臨界電流を有するビスマス系酸化物超電導体を含む超電導線材の従来よりも簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】 焼結によりビスマス系酸化物超電導体の2223相を主成分として生成し得る材料の粉末が充填された金属シースに、塑性加工を施す工程および熱処理を施す工程をそれぞれ1回以上行ない、熱処理工程における少なくとも1回の熱処理工程は、酸素分圧が5.05×103Pa以上1.01×104Pa以下の雰囲気下、熱処理温度Tが熱処理時間の経過とともに低下し、最高熱処理温度T1が835℃より高く855℃より低く、最低熱処理温度T2が805℃より高く825℃より低く、その温度差T1−T2が25℃以上40℃以下であることを特徴とする超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 所定の熱処理パターンで精密な熱処理制御を可能にし、長尺の超電導特性の優れた酸化物超電導線材を製造する。
【解決手段】 耐熱ステンレス製のドラム1の外周に、Alからなるロッド2の複数本をドラムの軸方向に平行に、かつ等間隔に配置して固定し、この上に酸化物超電導体を構成する元素を所定のモル比で含む原料粉末を収容した長尺の線材4をソレノイド状に巻回して、電気炉5中に入れ熱処理を施すことにより、所定の熱処理パターンで精密な熱処理制御を可能にするとともに、線材支持具からの線材支持具を構成する元素の線材への拡散を防止し、さらに、熱処理時に線材に加わる歪による劣化を防止して、超電導特性の優れた長尺の酸化物超電導線材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】使用中に、複合導体特に磁気コイルの多芯ストランドが損傷した場合にも、損傷箇所の如何にかかわらず、ハンダ接合部を通って隣接するストランドに電流が流れ、連続的な電流の流れを確保することができる複合導体を提供する。
【解決手段】ハンダ接合された多芯超伝導ストランド(1、1’)を備えた複合導体であって、前記ストランドは、その全長にわたり連続的なハンダ接合部(2、2’)によって組み合わされ、前記ハンダ接合が低融点合金からなっていることを特徴とする複合導体。 (もっと読む)


【課題】 交流損失の小さい酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】 酸化物超電導線材は、酸化物超電導体としてのフィラメント27と、フィラメント27に接触してフィラメント27を被覆し、フィラメント27の運転温度において非超電導体となるセラミックス被覆層22と、セラミックス被覆層22に接触してセラミックス被覆層22を被覆する金属管としての銀シース24とを備える。 (もっと読む)


電流を送信するシステムが開示されている。該システムは、発電機、超伝導ケーブル、及び少なくとも1つの負荷を含む。該システムはさらに、終端、冷蔵システム、及び終端及び冷蔵システムの内の1つを含む。低温保持装置は、少なくとも一つのマンドレル、及び、例えば超伝導導体を編み込むことにより完成し得る磁気的に分離された超伝導導体を含む少なくとも1つの電気相をもつ。
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