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Fターム[5G321CB02]の内容

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Fターム[5G321CB02]に分類される特許

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【課題】超伝導ケーブル(1)を、室温にある通常伝導ケーブルと接続するための装置が提供される。
【解決手段】ここで、上記装置は、熱絶縁(6)によって囲まれる導体(5)を有するブッシング(D)を備えている。超伝導ケーブルの導体(1)は、ブッシング(D)の導体(5)の一端と接続され、その他端には通常伝導ケーブルが接続可能である。ブッシング(D)の導体(5)への接続のために用いられる超伝導ケーブル(1)の末端には、電界制御に使用される電極(4)が取り付けられている。少なくとも電極(4)の範囲内には、これを囲むクライオスタットが設けられている。このクライオスタットは、無真空の熱絶縁を備えた電気絶縁材からなる、周面側が閉鎖されているカバーとして構成される。ブッシング(D)側の、クライオスタットのカバーの末端が、装置の運転状態において高電圧電位に置かれる一方、カバーの他端は接地電位に接続されている。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルを牽引して布設する際に、牽引張力を主としてコアで負担し、断熱管には負担し難くできる超電導ケーブルの端部構造を提供する。
【解決手段】撚り合わされた複数心のコア20と、内管11及び外管12の間を断熱空間とした二重管構造で、前記複数心のコア20を内管11内に弛みを持って収納する断熱管10と、各コア20の端部を一括して保持するコア保持部材7とを備える端部構造である。この端部構造は、断熱管10の端部につながる断熱管封止部材5と、この断熱管封止部材5の先端面に当て止めされる緩み調整部材6とを備える。コア保持部7は、各コア20が備えるフォーマ21の端部を把持する端部把持部材71と、これら端部把持部材71と連結されると共に、断熱管封止部材5を貫通して緩み調整部材6にねじ結合される進退部材72とを有する。緩み調整部材6を回転させることで進退部材72を断熱管10の軸方向に進退させ、コア20同士の撚り合わせの緩みを調整する。 (もっと読む)


【課題】断熱性能に優れる断熱管、及びこの断熱管を備える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1は、内管21と外管22との間に断熱材4と線状体のスペーサ3とが内蔵され、このスペーサ3の横断面形状は、複数の辺32で囲まれる略多角形で、隣り合う辺32同士が接合されて外側に突出する複数の頂点31を有している。そして、隣り合う上記頂点31同士をつなぐ全ての辺32は、当該頂点31同士を結ぶ仮想直線33よりも内側に位置する。スペーサ3と断熱管1の他の構成部材との接触面積を低減することで、内管21の内側への熱侵入量又は内管21の内側からの熱放射量の増加を抑制することができ、断熱管1の断熱性能を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの布設後、接続構造を施工する際に、超電導ケーブルの断熱管端部を切断して断熱管の長さを調整するのに適した超電導ケーブルの接続構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの接続構造3aは、ケーブルコアの端部と接続対象とを接続するコア接続部と、端部真空隔壁6と、冷媒容器31と、真空容器32と、内側真空ポート65と、外側真空ポート35と、を備える。そして、端部真空隔壁6は、断熱管2の端部に結合され、真空断熱空間に連通する内側真空空間を形成する。冷媒容器31は、端部真空隔壁6に取り付けられ、コア接続部を収納する。真空容器32は、外管22に取り付けられると共に、端部真空隔壁6及び冷媒容器31の外側に外側真空空間を形成する。内側真空ポート65は、端部真空隔壁6にその径方向に突出するように設けられ、外側真空空間内に収納される。外側真空ポート35は、真空容器31に設けられる。 (もっと読む)


【課題】超電導導体の接続部の低抵抗化を保持し、簡易な接続作業で超電導導体同士を接続する方法及び装置を提供する。
【解決手段】中心部にチャネルが形成され、その周囲に超電導素線束が配置されてなる超電導導体において、前記超電導素線束の、コンジット端部から露出した部分を、前記チャネルを欠く状態において導電性部材で被覆する被覆する。次いで、導電性部材の円周方向において所定の間隔で離隔配置され、所定の曲率で円弧状に凹んだ押圧面を有する複数の成形型を用い、これら複数の成形型により形成されるキャビティ内に前記導電性部材を配置する配置する。次いで、前記複数の成形型の前記押圧面で前記導電性部材を押圧して縮径する縮径し、縮径した前記導電性部材と、上記工程で形成された別の超電導導体の超電導素線束の周囲を被覆する縮径した導電性部材とを、導電性の接続体に形成された溝部に嵌合させて、電気的及び機械的に接合する接合する。 (もっと読む)


【課題】真空引き時の真空度の向上と真空度の長期維持ができる真空断熱管、及びこの真空断熱管を備える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】内管21と外管22とからなる二重構造管2と、前記内管21と外管22との間隔を保つためのスペーサ3と、前記内管21と外管22との間に形成される真空層4とを備える真空断熱管1であって、前記スペーサ3の少なくとも一部が多孔質材料で形成される。真空引きを行う際に、スペーサ3から放出されるアウトガスをより多く排出できるので、初期の到達真空度を向上させることができる。また、経時的に真空度が低下する速度を緩和することができ、止め真空度の低下を防止して真空度の長期維持ができる。 (もっと読む)


【課題】先に提案した垂直磁界の低減化構造を改良して臨界電流特性のさらなる向上化が図れるようにした安全性,信頼性の高い超電導電流リードを提供する。
【解決手段】円筒状支持部材10の周上に電流経路となるテープ状の酸化物超電導線材からなる複数のユニット導体6を分散配列し、かつ該ユニット導体6はその超電導線材のテープ面が円筒座標系の周方向と平行になるよう配置した超電導電流リード4において、前記の円筒状支持部材10を磁性材製とし、ユニット導体6の外周側,および周上に並ぶユニット導体の間にそれぞれ磁性材で作られた円筒状磁性部材11,および磁性接続片12を配置し、これら各部材の間を相互連結して各ユニット導体6の周囲に閉磁路を形成し、通電によりユニット導体6に発生する自己磁界を該導体から周囲の磁性部材に引き寄せてユニット導体を通る垂直磁界の低減化、臨界電流特性の向上化を図る。 (もっと読む)


【課題】はんだ付け作業に伴う熱的干渉を防いで、はんだ接合部の再溶融,剥離のトラブルなしにユニット導体と支持部材を個別にはんだ付け接合して組み立て可能に筒型支持部材の構造を改良した高信頼性の超電導電流リードを提供する。
【解決手段】筒型支持部材7の周上に電流経路となるテープ状の酸化物超電導線材からなる複数のユニット導体6を分散配列し、かつ該ユニット導体6はその超電導線材のテープ面が円筒座標系の周方向と平行になるような向きに配置し、ユニット導体6をはんだ付け接合した構成になる超電導電流リードにおいて、筒型支持部材7を断面形状が台形になる複数のセグメント7bに分割し、かつ各セグメント7bに形成した凹溝8に金属薄膜8を成膜した上で、このセグメント7bにユニット導体6を個別にはんだ付けし、しかる後にセグメント7bを周方向に組み合わせて超電導電流リード4を組立てたものとする。 (もっと読む)


【課題】複数のケーブルコアを用いていても撚り合わせ構造を形成し易い超電導ケーブル、及びこの超電導ケーブルを利用した直流送電方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル40は、超電導導体層44及び外部超電導層46を同軸状に具える2条のケーブルコア41と、1条の冷媒管42とを撚り合わせ、断熱管7内に収納させた構成である。超電導ケーブル40は、双極送電や単極送電といった直流送電、交流送電に用いることができる。例えば、両コア41に具える超電導導体層44を往路線路、両コア41に具える外部超電導層46を帰路線路に用いることで単極送電を行える。超電導ケーブル40は、従来の超電導ケーブルに具える3条のコアのうち1条を、超電導材料を全く使用しない部材(冷媒管42)とすることで、撚り合わせ易い。 (もっと読む)


【課題】超電導導体と電気的に接続される常電導導体の引出構造であって、その常電導導体を使用しないときには常電導導体を介した熱侵入を抑制することができる常電導導体の引出構造を提供する。
【解決手段】冷媒槽20中に配置され、超電導ケーブルコア10Aの超電導導体に電気的に接続されると共に、電流リード3(常電導導体)が取り付け・取り外し自在に連結されるコネクター部1と、コネクター部1の少なくとも先端部1Aを内部に収納し、その先端部1Aの位置から冷媒槽20および真空槽30に連通することなく両槽20,30を貫通して真空槽30の外部に連通する導体収納管2とを備える。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの短絡時の影響を、実質的に軽減する。
【解決手段】装置は、超伝導導体1と、誘電体2を介して該超伝導導体を囲み、その間が真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管4,5からなる、クライオスタットKRによって、冷媒を運ぶための空間FRとともに囲まれた超伝導スクリーン3と、からなる超伝導ケーブルSKを備える。超伝導スクリーンの外側に、超伝導ケーブルの全長にわたり、強磁性体材料の、管状の閉じた層7が備わる。該層は、クライオスタットの外側の周囲に配置されるのが好ましい。強磁性体材料により、導体のインダクタンスを増加させて、電流を制限する。 (もっと読む)


【課題】交流損失の少ない可撓性酸化物超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】安定化金属で被覆したテープ状超電導線を可撓性フォーマ13に巻き付ける。前記超電導線は、曲げひずみが0.2%を越えないように前記フォーマに配置することが好ましい。フォーマに配置する際、数本のテープ状超電導線を心材に並列配置することにより、第1層を形成する。所定数のテープ状超電導線を前記第1層上に並列配置することにより、第2層を形成する。前記フォーマは、金属、プラスチック、強化プラスチック、重合体、または複合体から製造でき、前記超電導線およびケーブルに可撓性を備える。 (もっと読む)


【課題】多心コアの搬送に伴う超電導線材の損傷を抑制できる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、第一超電導層と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層と、絶縁層の外側に形成される第二超電導層とを有するケーブルコア10を複数本撚り合せてなる多心コア10Aを搬送する超電導ケーブルの製造方法である。この多心コア10Aを一対のボールローラ40で挟んで搬送する。ゴムなどの弾性材料で構成された袋体41をボール状に膨らませてなるボールローラ40は、多心コア10Aの外形に相当程度追従して変形するため、袋体41と多心コア10Aとの接触面積を格段に増大できる。ボールローラ40と多心コア10Aとが面接触することで、超電導線材の座屈を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】交流損失が小さい超電導ケーブル、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1は、磁性材料からなる磁性基板上に超電導相が形成された薄膜線材120を螺旋状に巻回してなる多層構造の超電導線材層(超電導導体層12,超電導シールド層14)を具える。各超電導線材層は、薄膜線材120を巻き付け半径R(n)(m)、巻き付けピッチP(n)(m)で巻回することで形成されている。n層目の超電導線材層に実効値I(n)(Arms)の交流電流が流されたときに、この層の外側に形成される外側磁場をB(n)out(T)、内側に形成される内側磁場をB(n)in(T)とし、B(n)out>B(n)inを満たすとき、薄膜線材120の超電導相が外周側を向いて巻回され、B(n)out<B(n)inを満たすとき、薄膜線材120の超電導相が内周側を向いて巻回されていることで、交流損失が小さい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導導体の複合化をスロットを用いて効率的、かつ、簡便に行うことができ、個々の酸化物超電導導体について外部から作用すると思われる負荷を軽減して酸化物超電導導体の損傷の問題を回避することができる酸化物超電導ケーブルの提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、テープ状の基材上に中間層を介し酸化物超電導層が形成され、この酸化物超電導層上に安定化層が形成されてなる酸化物超電導導体と、管体からなりその外周面に溝部が複数、その長さ方向に沿って形成されてなるスロットとが備えられ、前記酸化物超電導導体が、その基材側を前記溝部の底部側に向けた状態で前記溝部に収容されるとともに、前記スロットの周方向に複数本、前記スロットの長さ方向に配置されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】曲げ特性を改善できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】本発明超電導ケーブル100は、第一超電導線材で構成される第一超電導層(超電導導体層12)と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層13と、絶縁層の外側に第二超電導線材で構成される第二超電導層(超電導シールド層14)とを有する。この第二超電導線材の引張強度を第一超電導線材の引張強度よりも高くする。内周側に配置される第一超電導線材よりも、外周側に配置される第二超電導線材の引張強度を高く構成することで、ケーブル曲げ時により大きな歪の作用する第二超電導線材に対する抗張力性を高め、超電導ケーブルの曲げ特性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの送電負荷の変動に追従させて、超電導ケーブルの温度調整を行うことが可能とし、しかも超電導ケーブル冷却用の冷媒を冷却する冷凍機が複数台のうちの一部が故障しても運転を継続することを可能とする。
【解決手段】送電に使用する超電導ケーブルと、該超電導ケーブルの冷却に使用する冷媒を冷却する冷却装置と、該冷却装置で冷却した冷媒を前記超電導ケーブルに循環供給する循環回路とを備えた超電導ケーブルの冷却装置において、前記冷却装置は、前記冷媒を冷却する冷凍機複数台を前記循環機構中に並列に配置したものであり、前記超電導ケーブルの送電負荷を検出する負荷検出手段を設け、該負荷検出手段の検出値に応じて、前記冷却装置の負荷を制御する制御手段を設ける。 (もっと読む)


【課題】接続時の作業性に優れ、通電に伴う損失を低減することができる超電導ケーブルの中間接続構造を提供する。
【解決手段】中間接続構造1Aは、超電導導体202の外周に順に電気絶縁層203、超電導シールド層204、常電導層205を具える一対の超電導ケーブル同士を接続する。この中間接続構造1Aは、超電導線材から構成されて、超電導シールド層204同士を接続する超電導接続部20と、超電導接続部20が接合され、常電導層205に接合されない銅製の支持部材21Aと、銅から構成されて常電導層205同士を接続する常電導接続部3とを具える。超電導シールド層204同士の接続部材と、常電導層205同士の接続部材とを別個に具えることで、接続作業が行い易い。支持部材21Aの内周側に超電導接続部20を具えることで、大電流を流しても、銅からなる支持部材21Aに分流が生じ難い。 (もっと読む)


【課題】曲げ特性を改善できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】本発明超電導ケーブル100は、第一超電導線材で構成される第一超電導層(超電導導体層12)と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層13と、絶縁層の外側に第二超電導線材で構成される第二超電導層(超電導シールド層14)とを有する。この第二超電導線材の引張強度を第一超電導線材の引張強度よりも高くする。内周側に配置される第一超電導線材よりも、外周側に配置される第二超電導線材の引張強度を高く構成することで、ケーブル曲げ時により大きな歪の作用する第二超電導線材に対する抗張力性を高め、超電導ケーブルの曲げ特性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】高圧力で冷媒を流通することに対応し、断熱管全体としての構成材料の増大を抑制できる超電導ケーブル用の断熱管を提供する。
【解決手段】断熱管20は、超電導導体を備えるコア10及びコア10を冷却する冷媒の双方を収納する内管20aと、この内管20aの外側に真空層を形成する外管20bとを備え、内外管共にステンレス鋼で構成される。前記内管20aの厚さは、0.8mm以上であり、前記外管20bの厚さは、前記内管20aの厚さより薄くする。この構成により、内管20aの機械的強度を向上させ、より高圧での冷媒の流通が可能になる。外管20bの厚みが内管20aよりも薄いため、断熱管20全体としての構成材料の増大を抑制できる。 (もっと読む)


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