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Fターム[5H050GA14]の内容

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Fターム[5H050GA14]に分類される特許

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本発明は、高圧縮密度を有する、ニッケル・コバルト・マンガン系多元素が添加されたリチウムイオン電池用正極材料及びその製造方法を提供する。該電池用正極材料の製造方法は、以下のとおりである。(A)沈殿法または化学合成法を用いて、ニッケル・コバルト・マンガン系多元素が添加された中間物を製造する;(B)該多元素中間物をリチウム塩と混合して、混合物を形成する;(C)前処理で得られた混合物にポリビニルアルコールを投入し、均一に混合する;(D)それを塊状物にプレス加工する;該塊状物を800〜950℃で焼成し、焼成炉から取り出して冷却、粉砕し、400目開きの篩で篩分けを行う;(E)該粉状物をさらに700〜800℃で焼成した後、焼成炉から取り出して冷却、粉砕、篩分けを行うことで、本発明に係る電池用正極材料を得る。上記の方法によって製造されたリチウムイオン電池用正極材料は、一般式LiNiCoMn(1−x−y−z)で表され、この正極材料の粒子は、凝集していない単結晶粒子であり、粒子径が0.6〜30μmであり、圧縮密度が3.5〜3.7g/cm、初回放電容量が150〜165mAh/gで、優れたサイクル特性及び高安全性を有する。
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【課題】負極活物質として水素吸蔵合金を用いたニッケル水素電池において、高温寿命特性を損ねることなく電池特性を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明のニッケル水素電池用負極活物質は、一般式Mm1−αT1αNiAlMnCoβT2γ(式中、Mmは軽希土類元素の混合物、T1はMg、Ca、SrおよびBaからなる群から選ばれた少なくとも1種の元素、T2はSn、Cu、およびFeからなる群から選ばれた少なくとも1種の元素、0.01≦α≦0.5、2.5≦x≦4.5、0.05≦y+z≦2.0、0≦β≦0.6、0≦γ≦0.6、5.6≦x+y+z+β+γ≦6.0)で示されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】焼結式ニッケル正極並の伝導性と、ペースト式ニッケル正極並の放電容量と、を実現可能なニッケル正極用活物質の製造方法を提供する。
【解決手段】タッピング密度が1.50〜2.50g/cmかつ平均粒径が3.00〜30.00μmである、水酸化ニッケル結晶と水酸化コバルト結晶との結晶凝集粒子であって、ニッケル(2+)酸性水溶液とアルカリ水溶液との中和反応により水酸化ニッケル粒子を生成させる際に、当該反応系に水酸化コバルトスラリーを添加することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】リチウム複合金属酸化物を製造する際の水熱処理工程で使用する耐食性装置を提供する。
【解決手段】Liおよび少なくとも1種の遷移金属元素を含有し、以下の(1)、(2)、(3)および(4)の工程をこの順で含むリチウム複合金属酸化物の製造方法において、(2)の水熱処理工程で、13〜25重量%のCrおよび7〜25重量%のMoを含有するニッケル合金からなる装置を用いて水熱処理することを特徴とするリチウム複合金属酸化物の製造方法。
(1)少なくとも1種の遷移金属元素を含有する水溶液とアルカリ(A)とを混合することにより、沈殿を生成させる生成工程
(2)該沈殿と酸化剤と、LiOHを含むアルカリ(B)とを含有する液状混合物を150℃〜350℃の温度範囲で水熱処理し、水熱処理品を得る水熱処理工程
(3)該水熱処理品を洗浄し、洗浄品を得る洗浄工程
(4)該洗浄品を乾燥し、乾燥品を得る乾燥工程 (もっと読む)


【課題】SnO2とカーボンナノチューブおよび/またはカーボンナノ繊維との複合材料の製造方法と、それによって得られる材料と、この材料を含むリチウム電池の電極。リチウムイオン電池の負極の製造に使用できる。
【解決手段】水−アルコール媒体中の繊維状炭素ベースの材料および酸の存在下での沈殿/核形成による、スズ塩から得られる水酸化スズの粒子の合成を含む酸化スズの粒子と繊維状炭素ベース材料とを含む複合材料の製造方法。繊維状炭素ベース材料はカーボンナノチューブまたはカーボンナノ繊維または両者の混合物からなる。 (もっと読む)


【課題】高容量が期待できるリチウム電池電極材料として重要な複合チタン酸化物HTi13の単一相を得ることができる製造方法を提供すること。
【解決手段】ナトリウムチタン酸化物NaTi13をイオン交換する工程によって合成されたLiTi13を出発原料として、プロトン交換する工程を含むことを特徴とする、化学式HTi13で表される複合チタン酸化物の製造方法により解決される。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、密度が高く、均一に結晶が成長したコバルト酸リチウム粒子粉末に関する。本発明に係るコバルト酸リチウム粒子粉末は、非水電解質二次電池に用いられる正極活物質として有用である。
【解決手段】 二次粒子の平均粒子径(D50)が15.0〜25.0μmであり、BET比表面積値(BET)が0.10〜0.30m/g、圧縮密度(CD 2.5t/cm)が3.65〜4.00g/cmであるコバルト酸リチウム粒子粉末は、特定のオキシ水酸化コバルト粒子粉末を前駆体に用いることで得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 充電時の熱安定性と高温安定性に優れた高容量ニッケル酸リチウムを提供する。
【解決手段】 核となる二次粒子の組成がLix1Ni1−y1−z1−w1Coy1Mnz1M1w12−vであるLi−Ni−Mn複合酸化物において、前記二次粒子の粒子表面若しくは表面近傍に、組成がLix2Ni1−y2−z2Coy2M2z2(0.98≦x2≦1.05、0.15≦y2≦0.2、0≦z2≦0.05、M2はAl、Mg、Zr、Tiから選ばれる少なくとも1種の金属)Li−Ni複合酸化物を複合粒子の平均粒子径が核となる二次粒子の平均粒子径の1.1倍以上になるように被覆又は存在させ、かつ核粒子に対する被覆粒子もしくは表面近傍に存在する粒子の重量百分率が10%以上50%以下であることを特徴とする非水電解質二次電池用Li−Ni複合酸化物粒子粉末である。 (もっと読む)


本発明は、特にLiイオン電池の活アノード物質としての使用のために、シリコンをエッチングしてピラーを製造する方法を提供する(図2参照)。
本方法は商業的スケールで実施することが簡単である。というのは、本方法は、少数の濃度を制御されるべき成分を含むひとつのエッチングバスを使用するものである。従って従来の方法よりも安価であり得る。本発明のエッチング溶液は、
5から10、例えば6から8MのHF、
0.01から0.1MのAgイオン、
0.02から0.2MのNOイオン、
水、水素イオン及びヒドロキシイオン
及び場合により、
SiF2−イオン、
アルカリ金属又はアンモニウムイオン、及び
偶然の添加物及び不純物、を含む。さらにNOイオンを、例えばアルカリ金属又は硝酸アンモニウム塩の形で加えて、硝酸イオンの濃度を前記濃度範囲に維持する。

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本発明は、Liイオン電池のアノード材料として使用可能な、ピラーを形成するためのシリコンのエッチングプロセスを提供する。前記プロセスは、前記エッチング手順の一部分としてシリコン上への銀の堆積を含む。エッチングされたシリコン粒子が図1に示される。シリコンがエッチングされた後に存在する銀は硝酸処理により除かれる。除かれた銀は再使用でき、従ってプロセス全体のコストを下げる。ひとつの実施態様においては、前記プロセスは次のステップを含む:例えば粒状又はバルク材料のシリコンを、HF、Agイオン及び硝酸イオンを含むエッチング溶液で処理し、それによりシリコンをエッチングして表面にエッチングされたピラーを含むシリコンとし、前記シリコンは銀の表面堆積を含み、前記エッチングされたシリコンを使用済みエッチング溶液から分離し、前記エッチングされたシリコンを、硝酸を用いて前記エッチングされたシリコンから銀を溶解してAgイオンと硝酸イオンを含む溶液を形成し、Agイオンと硝酸イオンを含む前記溶液とさらにHFを混合してさらにエッチング溶液を形成し、前記さらなるエッチング溶液をさらにシリコンを処理するために使用する。

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【課題】 本発明は、二次電池の正極活物質として、高容量でサイクル特性・高温安定性に優れた正極活物質を提供する。
【解決手段】リチウム−遷移金属元素(TM)からなる複合酸化物をコア粒子とし、該コア粒子の粒子表面に少なくともフッ素と金属元素(AはLi、Mg、Al、Ti、Zn、Zr、Yから選ばれる少なくとも1種類以上の元素)とを含有する表面処理成分を存在させたリチウム複合化合物粒子粉末であって、該リチウム複合化合物粒子粉末の粒子表面を飛行時間型二次イオン質量分析装置で分析したときの、カチオン強度比(Li/Li)が1.0〜100であるとともに前記遷移金属元素のイオンと表面処理成分の金属元素(A)のイオンとの強度比(A/TM)が1.0〜1000であるリチウム複合化合物粒子粉末である。 (もっと読む)


【課題】アルカリ蓄電池に適用したときに、長期放置後、特に充放電サイクルを経てからの長期放置後においても作動電圧の低下が抑制されて高い作動電圧を得られる、アルカリ蓄電池用の水素吸蔵合金粉末を提供する。
【解決手段】アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金粉末(36)は、一般式:Ln1−wMgNiAlTにて示される組成を有する核(40)を備える。式中、Ln及びTは、La,Ce等よりなる群、及び、V,Nb等よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素をそれぞれ表し、添字w,x,y,zはそれぞれ0.08≦w≦0.13,0.05<y<0.20,0≦z≦0.5,3.15≦x+y+z≦3.50で示される範囲にある。また、アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金粉末(36)は、核(40)の表面に一体に形成され、前記組成に比べてアルミニウムの濃度が低減された表面層(42)を備える。 (もっと読む)


【課題】 La−Mg−Ni系の水素吸蔵合金を用いた場合の高放電容量をできるだけ維持しつつ、サイクル寿命性能の優れたニッケル水素蓄電池を提供すること。
【解決手段】La−Mg−Ni系の水素吸蔵合金を含んでなる負極を備えたニッケル水素蓄電池であって、前記La−Mg−Ni系の水素吸蔵合金の粒子は、該粒子とは組成が異なる表面層に覆われてなり、該表面層においては、前記粒子との界面から10nmにおけるニッケル濃度が粒子のニッケル濃度と実質的に同じであることを特徴とするニッケル水素蓄電池による。 (もっと読む)


【課題】充放電の繰り返しに伴う容量の低下が顕著に抑制され、導電性が高く、アルカリ蓄電池の電極活物質として有用な合金粉末を得る。
【解決手段】ニッケルを含有する水素吸蔵合金を原料として用い、特定の粉砕工程およびアルカリ処理工程を含む製造方法により、CaCu5型の結晶構造を有する水素吸蔵合金をマトリックスとし、メディアン径2.5〜5nmのニッケルクラスタを含有する合金粉末を製造する。 (もっと読む)


【課題】高い電流レートにおいて高出力を示すことが可能な非水電解質二次電池およびそれに有用なリチウム複合金属酸化物、リチウム複合金属酸化物の製造方法を提供する。
【解決手段】Ni、MnおよびFeを含有し、かつBET比表面積が2m2/g以上30m2/g以下であるリチウム複合金属酸化物。Ni、Mn、FeおよびClを含有する水溶液とアルカリとを接触させて共沈物を得て、該共沈物およびリチウム化合物の混合物を900℃未満の温度で保持して焼成することを特徴とするリチウム複合金属酸化物の製造方法。上記リチウム複合金属酸化物または上記製造方法により得られるリチウム複合金属酸化物を主成分とする非水電解質二次電池用正極活物質。上記正極活物質を有する非水電解質二次電池用正極。上記正極を有する非水電解質二次電池。 (もっと読む)


【課題】熱安定性に優れながら、粉体特性を向上させ、2.0g/cm3以上という高密度である非水系電解質二次電池用正極活物質を、工業的な製造方法で提供し、このような高密度の正極活物質を用いることにより、電気特性に優れた非水系電解質二次電池を提供する。
【解決手段】大気雰囲気中で非還元性錯化剤の存在下で、ニッケル塩とコバルト塩とマンガン塩との混合水溶液の温度を40〜50℃に保持し、pHが11〜12の範囲に保持されるようにアルカリ溶液を添加して、共沈殿させ、沈殿物を濾過、水洗して、タップ密度が2.0g/cm3以上であるNiCoMn複合水酸化物粒子を得て、該複合水酸化物を酸化焙焼して複合酸化物とし、該複合酸化物とリチウム化合物とを混合し、焼成して、LiNiCoMn複合酸化物を得て、さらに、質量比で0.5〜1.0の水に投入してスラリーとし、水洗する。 (もっと読む)


【課題】水素吸蔵合金の表面に析出した酸化物および水酸化物を簡易な手段で、かつ短時間に除去し、好適に活性化された表面状態を有する水素吸蔵合金粉末を提供すること。
【解決手段】本発明の水素吸蔵合金粉末の表面処理方法では、まず、NiおよびMgを含み、Ni含有量が35〜60重量%である水素吸蔵合金粉末を水酸化リチウム水溶液中で攪拌する(第1工程)。次いで、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムの少なくともいずれかの水酸化アルカリ金属水溶液中で上記水素吸蔵合金粉末を攪拌する(第2工程)。 (もっと読む)


【課題】高密度で球状のアルミニウム含有水酸化ニッケル粒子を製造する際、錯形成剤やハロゲンなどの混入がなく、リチウムイオン電池正極材料の原料として好適な平均粒径を有するアルミニウム含有水酸化ニッケル粒子を、工業生産上、安定的に製造する方法を提供する。
【解決手段】次の一般式(1): Ni(1−x−y)CoAl(OH) …(1)
(式中、xは、0.01〜0.2、及び、yは、0.01〜0.15である。)
で表されるアルミニウム含有水酸化ニッケル粒子を製造する方法であって、
ニッケル化合物とコバルト化合物を含む水溶液、アルミン酸ナトリウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液、及びアンモニウムイオン供給体を含む水溶液からなる原料溶液を、それぞれ同一の反応槽内に個別にかつ同時に供給して反応させる際、該反応槽内の空間部に不活性ガスを供給することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、下記の一般式:
xLiMnO・(1−x)LiM (1)
(式中、xは約0.75のオーダーにあり、Mは、Mn、Ni、Co、Fe、Ti、Cr、VおよびCuから形成される第一群から選択された化学元素であり、Mは、Mg、Zn、Al、Na、Ca、Li、K、Sc、B、C、Si、PおよびSから形成される第二群から選択された少なくとも一種の化学元素であり、Mは、第一群および第二群から選択された、MおよびMとは異なった化学元素であり、a+b+c=1であるが、a、bおよびcはゼロではない)を有する薄層型酸化物に関する。この酸化物は、リチウムバッテリー用の活性正電極材料として使用することができる。特に、酸化物0.75LiMnO・0.25LiNi0.9Mn0.05Mg0.05および0.75LiMnO・0.25LiNi0.6Mn0.2Mg0.2は、リチウムバッテリーの正電極用の活性材料として使用することができる。そのような酸化物では、リチウムバッテリーの比容量が改良され、サイクリングに対して安定化される。
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【課題】 本発明は、密度が高く、均一に結晶が成長したオキシ水酸化コバルト粒子粉末に関する。本発明に係るオキシ水酸化コバルト粒子粉末は、非水電解質二次電池に用いられる正極活物質(コバルト酸リチウム粒子粉末)の前駆体として有用である。
【解決手段】 二次粒子の平均粒子径(D50)が3.0〜25.0μmであり、BET比表面積値(BET)が0.1〜20.0m/g、タップ密度(TD)が1.0〜3.5g/cmであるオキシ水酸化コバルト粒子粉末は、水溶液中にコバルト塩を含有する溶液とアルカリ溶液を同時に滴下中和し、速やかに酸化反応を行ってオキシ水酸化コバルト粒子を得ることができる。 (もっと読む)


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