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Fターム[5H505HA10]の内容

Fターム[5H505HA10]に分類される特許

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【課題】モータを駆動するインバータのスイッチングモードを決定するための演算処理負荷を大幅に低減すること。
【解決手段】αβ座標系において、インバータ12の6つの非ゼロベクトルスイッチングモードV1〜V6により印加される電圧に応じて、それぞれモータ10に流れる電流のベクトルIvec1〜Ivec6が、ゼロベクトル電流Iα0、Iβ0に対して固定した方向に定められる。その点に着目し、それら電流ベクトルIvec1〜Ivec6の中から、指令電流値Iα*、Iβ*に最も近い電流ベクトルIveckを特定する。そして、特定した電流ベクトルIveckに応じた非ゼロベクトルスイッチングモードVkにてインバータ12を動作させた場合の、非ゼロベクトル電流Idk、Iqkのみを演算するようにした。このため、演算処理負荷を大幅に低減することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】総磁束制御の信頼性の低下を防止することができる回転電機の制御装置を得る。
【解決手段】トルク指令とマップ制御指令との関係が記された3次元マップ11を用いて、トルク指令からマップ制御指令を生成するマップ制御電流指令生成部10と、トルク指令と回転電機の回転速度および電機子電流とから、総磁束制御指令を生成する総磁束制御電流指令生成部20と、マップ制御指令と総磁束制御指令との少なくとも位相および大きさの何れか一方を比較し、総磁束制御指令の位相または大きさが、マップ制御指令を基準として所定の範囲を超えた場合に、マップ制御指令を駆動指令として出力するとともに、総磁束制御指令の位相または大きさが、マップ制御指令を基準として所定の範囲内にある場合に、総磁束制御指令を駆動指令として出力する電流指令判定部30とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】モータの駆動を制御する駆動制御手段の制御内容を変更することなく、高トルク運転時にモータに対して十分な電力を供給することができるとともに、減速動作時にモータから生じる回生エネルギーを有効利用することを可能とする。
【解決手段】昇降圧回路29は、入力電圧を昇圧して出力する昇圧動作、入力電圧を降圧して出力する降圧動作、入力電圧の供給が遮断する電源遮断動作などを実行する。電源制御部26は、バス電圧の検出値に基づいて、モータMが加速動作状態であると判断される期間には昇圧動作を実行し、減速動作状態であると判断される期間には電源遮断動作を実行し、それらの期間を除く期間には降圧動作を実行するように昇降圧回路29の動作を制御する。 (もっと読む)


【課題】実際の負荷トルクの変動態様に一層一致するようにトルク変動を補償する。
【解決手段】電流演算手段は、モータの巻線電流に基づいてd軸電流およびq軸電流を求める。速度制御手段は、回転速度が指令回転速度に一致するように指令d軸電流および指令q軸電流を生成する。電流制御手段は、d軸電流およびq軸電流が指令d軸電流および指令q軸電流に一致するように制御する。トルクデータ演算手段は、モータの回転角度に応じて記憶手段から基準負荷トルクデータを読み出し、その基準負荷トルクデータからゼロ点設定値を減算するとともにゲインを与えた負荷トルクデータを求める。変化傾向判断手段は、速度変動幅演算手段が求める回転速度の変動幅の変化傾向を判断する。ゲイン調整手段は、回転速度の変動幅が減少傾向であると判断されるようにゲインの値を調整する。補正手段は、負荷トルクデータをモータのトルク定数で除算した電流に基づいて指令q軸電流補正値を演算し、その指令q軸電流補正値により指令q軸電流を補正する。 (もっと読む)


【課題】モータの駆動を制御する駆動制御手段の制御内容を変更することなく、高トルク運転時にモータに対して十分な電力を供給可能とするか、または減速動作時にモータから生じる回生エネルギーを有効利用可能とする。
【解決手段】昇降圧回路29は、入力電圧を昇圧して出力する昇圧動作、入力電圧を降圧して出力する降圧動作および入力電圧をそのまま出力する非昇降圧動作のいずれかの動作を実行する。電源制御部26は、エコモードに設定されると、モータMの動作状態にかかわらず、降圧動作を実行するように昇降圧回路29の動作を制御する。電源制御部26は、トルク重視モードに設定されると、バス電圧の検出値に基づいてモータMが加速動作されていると考えられる期間に昇圧動作を実行するとともに、その期間を除く期間には非昇降圧動作を実行するように昇降圧回路29の動作を制御する。 (もっと読む)


【課題】直流平滑コンデンサに流れるリプル電流をより正確に導き出すことができ、適切な保護制御を行うことができる電動機駆動用装置等を提供する。
【解決手段】整流器5、直流リアクトル6、直流平滑コンデンサ7、及び逆変換器8から構成されるインバータ主回路と、直流母線電圧を検出する直流母線電圧検出手段11と、脈動電圧を検出する脈動電圧検出手段12と、インバータ主回路の出力電流を検出する出力電流検出手段13と、インバータ主回路の出力周波数を補正処理して出力する出力周波数補正手段16と、電源周波数を検出する電源周波数検出手段18と、インバータ出力電力を演算する出力電力演算手段17と、電源周波数、インバータ出力電力に基づいて脈動電圧からリプル電流を演算するリプル電流演算手段14と、逆変換器8に例えばPWM信号等の駆動信号を送るPWM信号演算部10とを備えるものである。 (もっと読む)


【課題】コンバータにおける損失を低減することが可能な技術を提供する。
【解決手段】本明細書では、バッテリとモータの間に配置されており、直流電圧を昇降圧可能なコンバータと、コンバータのモータ側電圧の目標値を設定する制御装置を備える駆動制御システムを開示する。前記コンバータは、バッテリ側正極線と、モータ側正極線と、共通負極線と、モータ側正極線と共通負極線の間に直列に接続された第1逆導通型半導体スイッチおよび第2逆導通型半導体スイッチと、一端がバッテリ側正極線に接続され、他端が第1逆導通型半導体スイッチと第2逆導通型半導体スイッチの接続部に接続されているリアクトルを備えている。前記制御装置は、前記モータの回生動作時のモータ側電圧の目標値を、基準電圧を下回らないように設定する。前記基準電圧は、第1逆導通型半導体スイッチのオン抵抗損失とスイッチング損失の和が極小値となる電圧である。 (もっと読む)


【課題】交流一周期に出力するPWMパルス数の減少による、基本波成分における電圧出力誤差拡大の影響を回避する。
【解決手段】べクトル切り替え位相角およびゼロ電圧ベクトル出力角度幅を、ベクトル切り替え位相角を電圧位相角とする第一の複素ベクトルと、ゼロ電圧ベクトル出力角に応じた位相角に2/3πの位相遅れおよび位相進み処理を行った第二、第三の複素ベクトルの三種類のベクトルの合成ベクトルが、虚数成分が0、且つ、実数成分が前記電圧指令値の振幅に比例した値となるよう決定する。 (もっと読む)


【課題】インバータによりモータジェネレータを駆動して走行が可能な車両において、インバータに含まれるスイッチング素子に短絡故障が生じた場合の車両搬送時に、車両内の機器の二次故障を抑制しつつ車両の移動を可能とする。
【解決手段】車両100は、モータジェネレータ140と、インバータ130と、ECU300とを備える。インバータ130は、各々が上下アームを構成する2つのスイッチング素子を有する三相の駆動アーム131,132,133を含み、蓄電装置110からの直流電力を交流電力に変換してモータジェネレータ140を駆動する。ECU300は、車両100がモータジェネレータ140からの駆動力で自走していない場合に、インバータ130に一相短絡故障が生じたときには、車速に応じてインバータ130のスイッチング状態を変更する。 (もっと読む)


【課題】モデル予測制御を用いる場合、スイッチングモードの更新可能タイミングの都度、スイッチングモードを最適なものに変更することが可能であることから、スイッチングモードの切り替え頻度が高くなるおそれがあること。
【解決手段】予測部33では、モード設定部31によって仮設定されたスイッチングモードのそれぞれに応じて、モータジェネレータ10を流れる電流と指令電流id*,iq*との差ベクトルのノルムが閾値rとなるまでの所要時間Tsを予測する。モード決定部34では、所要時間Tsが最も長いものを最終的なスイッチングモードに決定する。操作部28では、インバータINVのスイッチングモードをモード決定部34の決定に従わせる。 (もっと読む)


【課題】矩形波制御実行中にコンバータによる昇圧動作の開始を適時に行ってシステム損失の増加を抑制することができるモータ制御システムを提供する。
【解決手段】モータ制御システムは、電源、コンバータ、インバータおよび交流モータと、コンバータおよびインバータの作動を制御することにより、正弦波PWM制御、過変調制御および矩形波制御のいずれかの制御方式でモータを駆動させる制御部とを備える。制御部は、電源から供給される直流電圧をコンバータで昇圧せずにインバータに供給し、モータについて、モータ電流のd軸q軸平面上における電流ベクトルの電流位相が最適電流進角またはその近傍で矩形波制御が実行されるように制御する。この場合において、制御部は、電流ベクトルが昇圧開始前後でシステム損失が等しくなるモータトルクT2に相当する電流位相になったときにコンバータによる昇圧動作を開始させる。 (もっと読む)


【課題】電流センサの出力値に実際の電流の振幅に対して所定の比率(≠1)だけ相違する誤差であるいわゆるゲイン誤差が含まれる場合、これに起因してモデル予測制御の制御性が低下するおそれがあること。
【解決手段】偏差算出部40,44では、予測電流ide,iqeのそれぞれと同位相の実電流id,iqとの差が算出される。フィードバック制御部42,46のそれぞれでは、偏差算出部40,44の出力値をゼロにフィードバック制御するための操作量(補償量idcomp,iqcomp)が算出される。これら補償量idcomp,iqcompによって、予測部33によって予測される予測電流ide,iqeが補正される。 (もっと読む)


【課題】電圧制御方式の切り替え時における電動機の制御性を改善した駆動制御装置、及び、駆動制御方法を提供する。
【解決手段】駆動制御装置は、電動機の駆動制御に用いる第1電圧指令を第1方式で生成する第1領域と、前記駆動制御に用いる第2電圧指令を第2方式で生成する第2領域との境界を前記電動機の回転数とトルク指令値とで表すマップを格納する格納部37と、前記回転数と前記トルク指令値とで決まる前記電動機の動作点が前記境界を含む所定の切替領域内にある場合は、前記第1方式で第1電圧指令を生成するとともに、前記第2方式で第2電圧指令を生成する電圧指令生成部と、前記第2方式から前記第1方式への切り替えが必要な場合は前記第1電圧指令を用いて前記電動機の駆動制御を行い、前記第1方式から前記第2方式への切り替えが必要な場合は前記第2電圧指令を用いて前記電動機の駆動制御を行う駆動制御部30とを含む。 (もっと読む)


【課題】モータジェネレータ10を流れる電流が大きくなることで、モデル予測制御の制御性が低下すること。
【解決手段】予測部33では、モード設定部31によって仮設定されたスイッチングモードのそれぞれに応じた予測電流ide,iqeを算出する。モード決定部34では、予測電流ide,iqeと指令電流id*,iq*との乖離が小さいものを最終的なスイッチングモードに決定する。操作部28では、インバータINVのスイッチングモードをモード決定部34の決定に従わせる。ここで、予測部33は、予測電流ide,iqeの予測に用いる電圧方程式における電流の時間微分の係数として、過渡インダクタンスLdt,Lqtを用いる。それらは、電流と電気角速度ωとの積の係数としての定常インダクタンスLds,Lqsとは相違する。 (もっと読む)


【課題】装置の小型化を図りつつ、スイッチング素子の短絡故障時にモータジェネレータで発生した逆起電力から装置を保護することができる回転駆動装置を提供する。
【解決手段】回転駆動装置1は、三相交流式のモータジェネレータ2と、このモータジェネレータ2とパワーケーブル3を介して接続された三相式のインバータ4とを備えている。インバータ4は、正共通線7と負共通線8との間に直列接続されたトランジスタ9a,10a、トランジスタ9b,10b及びトランジスタ9c,10cを有している。トランジスタ9a〜9cのコレクタ端子と正共通線7との間にはシャント抵抗14a〜14cが接続され、トランジスタ10a〜10cのエミッタ端子と負共通線8との間にはシャント抵抗15a〜15cが接続されている。シャント抵抗14a〜15cは、ヒューズ機能を有し、所定量以上の電流が流れるとオープン故障を起こすような素子である。 (もっと読む)


【課題】キャリア周波数に依存してモータの温度が上昇し易くなる状況に備えてモータ温度の上昇を抑制する技術を提供する。
【解決手段】本明細書が提供する冷却システム100は、インバータ2のキャリア周波数を第1周波数から第1周波数よりも低い第2周波数に切り換えるとともに、モータ冷却系60の冷却能力を増大させる。キャリア周波数の切り換え(高周波数から低周波数への切り換え)に連動してモータ冷却系60の能力を増大させることによって、予じめ、実際にモータ10の温度が上昇する前にモータ冷却能力を高めておくことができる。 (もっと読む)


【課題】変調PWM制御および正弦波PWM制御を切換えて制御する交流電動機の駆動装置において、交流電動機の回転速度が急変した場合の緊急切換動作時におけるトルク急減を抑制する。
【解決手段】車両100は、ECU300によってPWM制御を用いてインバータ130が制御されてモータジェネレータ140を駆動することによって走行する。ECU300は、正弦波PWM制御および過変調PWM制御を含む複数の制御モードを切換えてインバータ140を制御する。ECU300は、過変調PWM制御を実行中に、駆動輪160がスリップ状態からグリップ状態に変化することに伴って電流が急増した場合に、過変調PWM制御から正弦波PWM制御に強制的に切換えるとともに、正弦波PWM制御における変調率の上限値を緩和して、正弦波PWM制御において通常時よりも大きなトルクが出力できるようにする。 (もっと読む)


【課題】 インバータを利用したモータ駆動システムにおいて、同期PWMモードでのインバータの運転時に、トルク不足の問題を発生させることなく、モータの損失の増加を回避し、効率低下を抑える。
【解決手段】 インバータ制御部110は、インバータ40のスイッチング素子のON/OFF切替を行うためのゲート信号の生成モードとして、非同期PWMモードと同期PWMモードとを有する。直流電圧指令値演算部143は、インバータ制御部110が同期PWMモードでゲート信号を生成している場合に、インバータ40からモータ50に供給される電流のうちd軸電流が0または負になるように、DC−DCコンバータ20からインバータ40に供給する直流電圧を指示する指令値を演算する。 (もっと読む)


【課題】1つのコンバータの出力電圧で複数のモータを駆動するモータ制御システムにおいて、各モータに対応して行われるフィードバック制御同士の干渉を防止してシステム電圧の可変制御を安定して滑らかに行えるようにする。
【解決手段】モータ制御システムは、コンバータと、2つのインバータと、2つの交流モータと、制御部とを備える。制御部は、少なくとも一方のモータついて、モータ電流のd軸q軸平面上における電流ベクトルの電流位相が最適電流進角またはその近傍で矩形波制御されるようにシステム電圧を電流位相のフィードバック制御により可変するにあたり、電流ベクトルからそれぞれ求めたシステム電圧偏差が大きい方のモータをフィードバック制御の対象として選択する(S20〜S28)。 (もっと読む)


【課題】電力変換装置において、スイッチング損失の低減を図るとともにモータ損失の低減も図る。
【解決手段】直流電力から変換される交流磁束リプルとモータの磁極位置信号に基づいて、スイッチング素子のスイッチング動作を制御するために、駆動回路から駆動信号をスイッチング素子に供給し、上記スイッチング素子が、モータの磁極位置に対応付けられて導通あるいは遮断動作を行う。このような構成および作用により、上記スイッチング素子のスイッチング動作の単位時間当たりの回数あるいは交流電力の1サイクル当たりのスイッチング回数を、一般のPWM方式に比べ低減できる。また上記構成においては、パワースイッチング回路のスイッチング素子のスイッチング頻度を低減しているにもかかわらず、モータの損失を抑制でき、スイッチング動作に伴うインバータ損失も低減できる効果がある。 (もっと読む)


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