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Fターム[5J097EE08]の内容

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【課題】圧電基板と支持基板とを貼り合わせた弾性表面波素子につき、温度が変化したときの圧電基板の大きさの変化を抑制しつつ、スプリアスの発生を抑制する。
【解決手段】弾性表面波素子は、弾性波を伝搬可能なLT基板10と、LT基板の表面に設けられ弾性表面波を励振可能な櫛形電極16,17と、LT基板と貼り合わせられ圧電基板の裏面よりも粗く且つこのLT基板から伝搬してきたバルク波を散乱させる粗さの裏面を有し熱膨張係数がLT基板よりも小さいシリコン基板12と、LT基板10とシリコン基板12とを接着する有機接着層14とを備える。 (もっと読む)


【課題】圧電基板と支持基板とを貼り合わせた複合基板につき、その圧電基板の表面を研磨砥粒で処理する際の圧電基板の縁の部分の欠けの発生を抑制する。
【解決手段】シリコン基板10と、シリコン基板12の外径から面取り部を減じた長さに貼り合わせ時の位置ずれに対応するマージンを見込んだ外径のLT基板とを用意する(図5(a))。次に、LT基板10の裏面に有機接着剤13を塗布し、シリコン基板12と貼り合わせて貼り合わせ基板16を形成する(図5(b))。続いて、LT基板10の表面と研磨定盤との間に研磨砥粒を含むスラリーを供給して、LT基板10の表面を研磨定盤により研磨することによりこのLT基板10の厚みを薄くすると共にその表面を鏡面研磨する(図5(c))。 (もっと読む)


【課題】周波数のばらつきが小さいラム波装置を提供する。
【解決手段】ラム波装置102は、圧電体薄膜106と、圧電体薄膜106の主面に設けられたIDT電極108と、IDT電極108及び圧電体薄膜106の積層体104を支持し、積層体104を離隔させるキャビティ180が形成された支持構造体122とを備える。圧電体薄膜106の膜厚h及びIDT電極108のフィンガー110のピッチpは、圧電体薄膜106の膜厚hに対する音速vの分散性が小さくなるラム波が目的の周波数において励振されるように選択される。 (もっと読む)


【課題】圧電基板と支持基板とを貼り合わせただけのものに比して温度の変化に対する大きさの変化が少なく弾性波素子に用いられる複合基板を比較的簡単に製造する。
【解決手段】シリコン基板12と、SAWを伝搬可能なLT基板10と、LT基板10と同じ形状の樹脂フィルム18とを用意する。次に、LT基板10に有機接着剤13を塗布しシリコン基板12と貼り合わせると共に樹脂フィルム18をシリコン基板12に重ね合わせた後加熱して貼り合わせ基板16を形成する。続いて、LT基板10の表面を研磨定盤により研磨することによりこのLT基板10の厚みを薄くすると共にその表面を鏡面研磨する。 (もっと読む)


機械共振構造体、並びに関連する機器および方法が記載される。機械共振構造体は、温度変化を補償する補償構造を有する。
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【課題】裏面に金属膜を有していてもよい圧電基板と支持基板とを有機接着層により貼り合わせた複合基板につき、支持基板にキャビティを設けたあと、圧電基板へ与えるダメージを抑制しつつ、キャビティ内の有機接着層を確実に除去することができるようにする。
【解決手段】複合基板10は、支持基板12と、ラム波を伝播可能な圧電体11aを有する圧電基板11と、圧電基板11の裏面に接するように設けられた犠牲層14と、犠牲層14の裏面と支持基板12とを接着する有機接着層13とを備え、犠牲層14は、酸性液に溶解する速度が有機接着層13よりも速い材質により形成されている。 (もっと読む)


【課題】加熱剥離における問題を解決できる圧電デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】圧電単結晶基板1に対して所定条件で水素イオンを注入して、圧電単結晶基板1の一主面から所定深さの位置にイオン注入層100を形成する(S101)。イオン注入層100が形成された圧電単結晶基板1を支持基板30Bに接合し(S102→S103)、加熱することで、イオン注入層100を剥離面として圧電薄膜10を剥離形成する。この加熱剥離を行う際、減圧雰囲気下で、且つ当該減圧雰囲気の気圧に応じた加熱温度を用いる(S104)。このような減圧雰囲気を用いることで、大気圧での加熱よりも低い温度で圧電薄膜10が剥離形成される。 (もっと読む)


【課題】圧電体の単結晶基材が再利用可能になり、圧電体の単結晶基材の配置方向に応じた結晶軸の配向方向の均質な厚みの単結晶薄膜を得られ、効率的にマイクロキャビティを形成できる圧電性複合基板の製造方法の提供を図る。
【解決手段】圧電体の単結晶薄膜を備える圧電性複合基板の製造方法であって、イオン注入工程(S1)と剥離工程(S2)とを含む。イオン注入工程(S1)では、圧電体の単結晶基材1へHe+イオンを注入する。これにより、単結晶基材1の表面から内部に離れた剥離層3に、マイクロキャビティを集積して形成する。そして、剥離工程(S2)では、イオン注入工程(S1)で形成したマイクロキャビティに熱応力を作用させる。これにより、単結晶基材1を剥離層3で分断して単結晶薄膜4を剥離する。 (もっと読む)


【課題】無線機器の送信フィルタや受信フィルタを構成した場合であっても、阻止域における減衰量を十分な大きさとすることができ、良好な周波数特性を有する弾性境界波フィルタを提供する。
【解決手段】第1の媒質層101と、前記第1の媒質層101に積層された第2の媒質層109と、第1,第2の媒質層の境界に配置されており、電気音響変換器を構成している電極としてのIDT電極103〜105とを備え、上記電極の周期により決定される波長λと、通過帯域よりも高域側の阻止域下端の周波数との積である弾性境界波の音速が、第1,第2の媒質層101,109を伝播する遅い横波よりも小さくされており、かつ前記第1,第2の媒質層101,109を伝播する遅い横波の音速よりも弾性境界波の音速が低い、弾性境界波フィルタ11。 (もっと読む)


【課題】熱処理後の反り増加量が小さく、かつ安価な複合化された圧電基板を提供することを目的とする。
【解決手段】圧電基板と絶縁体基板が接着剤を介して貼り合わされた複合化された圧電基板であって、前記圧電基板は、導電率が1×10−13[Ω−1・cm−1]以上、特には導電率が5×10−12[Ω−1・cm−1]以上1×10−10[Ω−1・cm−1]以下であり、また前記絶縁体基板は、導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]以下であることを特徴とする複合化された圧電基板。 (もっと読む)


【課題】高周波化が可能であり、しかも耐候性及び電気特性に優れる弾性表面波素子を提供する。
【解決手段】本発明の弾性表面波素子は、ダイヤモンド層と、ダイヤモンド層上に設けられた窒化アルミニウム層と、窒化アルミニウム層上に設けられた酸化シリコン層と、前記窒化アルミニウム層と前記酸化シリコン層との間に設けられ窒化アルミニウム層に電圧を印加する一対の電極と、を有している。窒化アルミニウム層の厚みH、酸化シリコン層の厚みH、及び弾性表面波の波長λを用いて定義される(x、y)が、以下の式、y≦0.750×x+0.325、y≦−0.300×x+1.690、y≧−0.500×x+0.950、y≧0.700×x−0.610(ただし、x=2πH/λ、y=2πH/λ)をともに満たす範囲A1内である。 (もっと読む)


【課題】入力変換ユニットおよび出力変換ユニットの線幅を変更することなしに中心周波数を調整することができる高周波表面音波装置の提供。
【解決手段】高周波表面音波装置が開示されている。開示の高周波表面音波装置は、そのナノ結晶ダイヤモンド層の厚さを変更することによってその中心周波数を容易に調整することができる。開示の高周波表面音波装置は、シリコン基板、シリコン基板の上に位置するナノ結晶ダイヤモンド層、ナノ結晶ダイヤモンド層の表面に形成した圧電層、入力変換ユニット、および出力変換ユニットを備え、そこでは入力変換ユニットおよび出力変換ユニットは圧電層の表面上か、または下に対で形成される。また、ナノ結晶ダイヤモンド層の厚さは0.5μm〜20μmであることができる。圧電層はZnO、AlN、またはLiNbO3から作られることができる。圧電層の厚さは0.5μm〜5μmであることができる。 (もっと読む)


【課題】高周波SAWデバイスの製造コスト削減の為、その基板として高価なサファイア基板の要件を排除する高周波SAWデバイスの提供。
【解決手段】高周波SAWデバイス2は、基板21と、前記基板21の表面上に形成された第1緩衝層22と、前記第1緩衝層22の表面上に形成された第2緩衝層23と、前記第2緩衝層23の表面上に形成された圧電層24と、入力変換ユニット25と、出力変換ユニット26とを備えて成り、前記入力変換ユニット25および前記出力変換ユニット26は前記圧電層24の表面上もしくはその下方に夫々対として形成される。 (もっと読む)


【課題】端子に静電気を帯びた部分が接触したとしても、IDT電極の破壊が生じ難い、弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】圧電基板2と、第1の媒質層3と、第2の媒質層4とが積層されており、圧電基板2と第1の媒質層3との境界に電極構造5が形成されている三媒質構造の弾性境界波装置であって、第2の媒質層4上にIDT電極に電気的に接続されている複数の端子6〜11が形成されており、複数の端子6〜11が、第2の媒質層4に電気的に接続されており、第2の媒質層4が静電気を流し得る抵抗性材料からなる、弾性境界波装置1。 (もっと読む)


【課題】低周波表面音響波デバイスを製造するために必要とされるのと同一の製造機器により且つ同一の材料を以て製造され得る高周波表面音響波デバイスを実現する。
【解決手段】圧電基板10と、圧電基板10の表面上に形成され、その表面音響波の音響波速度は5,000m/秒より大きいという高音響波速度層11と、入力変換部12と、出力変換部13とを備え、入力変換部12および出力変換部13は高音響波速度層11の表面上または該表面下に対として形成される。更に、高音響波速度層11は、好適には酸化アルミニウムで作成されると共に、電子ビーム蒸着プロセスにより圧電基板10の表面上に形成される。その厚みは好適には、2μm〜20μmである。 (もっと読む)


【課題】温度変化による特性の変化を抑制する温度補償用膜が形成されており、製造工程の煩雑さをさほど招くことなく温度補償用膜を容易に形成でき、かつ小型化を図ることが可能な弾性波素子の製造方法を提供する。
【解決手段】対向し合う第1,第2の主面1a,1bを有する圧電ウェーハ1を用意すう工程と、圧電ウェーハ1の第1の主面1aのIDT電極4を形成する工程と、第2の主面1b上にSOG法により温度補償用膜を形成する工程と、圧電ウェーハを複数の圧電基板に分割する工程とを備える、弾性波素子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】小型、薄型の実現と、パッケージングが容易で、しかも、高信頼性を有する弾性表面波素子の製造方法を提供する。
【解決手段】弾性表面波素子10の製造方法は、半導体基板20の表面に櫛歯形状のIDT電極60が形成される弾性表面波素子10の製造方法であって、半導体基板20の能動面側表面に絶縁層21〜23を形成する工程と、絶縁層23の表面全体に基台層30を形成する工程と、基台層30の表面を平坦化処理する工程と、平坦化処理された基台層30の表面に圧電体51を形成する工程と、圧電体51の表面にIDT電極60を形成する工程と、基台層30の表面周縁部に、基台層30の表面からIDT電極60の表面までの高さよりも高く、圧電体51及びIDT電極60を取り囲むバンク41を形成する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】所望でないスプリアスを効果的に抑圧することができ、良好な共振特性やフィルタ特性を得ることを可能とするSHタイプの弾性境界波を利用した弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】第1の媒質層2と、第1の媒質層2に積層された第2の媒質層6との境界に、インターデジタル電極3、反射器4,5を含む電極が形成されており、第1の媒質層2及び/または第2の媒質層6の境界面とは反対側の面において変位を有し、弾性境界波装置の反共振周波数よりも高域側もしくは通過帯域よりも高域側に現れる、スプリアスとなるモードを減衰させる吸音層7が設けられている、弾性境界波装置1。 (もっと読む)


【課題】本発明は、弾性境界波デバイスにおける電気特性を向上させることを目的とする。
【解決手段】そして、この目的を達成するために本発明は、圧電基板1と、この圧電基板1の主面に設けられた櫛形電極3と、圧電基板1の主面上において櫛形電極3を覆うとともに、横波の伝播速度が圧電基板1より遅い第1の絶縁層2とを備えた弾性境界波デバイスにおいて、櫛形電極3と圧電基板1の間に横波の伝播速度が第1の絶縁層2の横波の伝播速度より遅い材料からなる第2の絶縁層5を設けたのである。 (もっと読む)


【課題】ダイヤモンド積層構造の基板にIDTを形成した高周波化対応のダイヤモンドSAW素子において、その周波数を高精度に調整することができかつ周波数安定性に優れたSAW素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基板2と、基板2上に形成された交差指電極5a,5b及び交差指電極からなるIDTと、を有し、原子量が150amuよりも大きくて物理吸着が少ないTa粒子12を、基板2の主面に、交差指電極5a,5b間及び交差指電極間が短絡しない程度に付着され、それにより周波数を調整したSAW素子1である。 (もっと読む)


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