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【課題】安価で高い信頼性を長期的に確保することのできる弾性表面波素子片、及びこれを搭載した弾性表面波デバイスを提供する。
【解決手段】上記課題を解決するための弾性表面波素子片は、圧電基板12の一主面に励振電極14を設けた弾性表面波素子片10であって、前記圧電基板12の表面に励起される振動の変位を前記励振電極14が耐え得る範囲に抑えるために、前記圧電基板12を製造するための素板として、JIS規格に定める等級C以下のものを採用したこをと特徴とする。このような構成の弾性表面波素子片10において、前記圧電基板12は、SH波を励起可能なカット角で切り出されたものとすると良い。また、上記課題を解決するための弾性表面波デバイスは、上記のような構成の弾性表面波素子片を搭載したものであれば良い。 (もっと読む)


電気音響部品は、誘導音響波により動作し、第1基板(S1)と、第2基板(S2)と、金属層(MS)と、中間層(ZS)とを含む。第1基板(S1)は、LiTaO単結晶から成る。金属層(MS)は、第1基板(S1)と中間層(ZS)との間に配置される。中間層(ZS)は、金属層(MS)と第2基板(S2)との間に配置される。LiTaO単結晶の結晶部は、第2オイラー角μ:−100°≦μ≦−40°または−160°≦μ≦−130°であるように選択される。第1オイラー角λとしてλ=0°が好ましく、第3オイラー角θとして−10°≦θ<0°またはθ=0°または0°<θ≦10°が好ましい。 (もっと読む)


【課題】水晶基板を用いた表面波デバイスであり、小型で、Q値が大きく、周波数エージング特性の優れたSH波型SAWデバイスを得る。
【解決手段】圧電基板と、該圧電基板上に形成されAlを主成分とする合金からなるIDT電極とを備え、励振波をSH波とした弾性表面波デバイスであって、前記圧電基板は、回転Yカット水晶基板のカット角θを−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°とした水晶平板であり、励振する弾性表面波の波長をλとした時、前記IDT電極の波長で基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12としたSH波型弾性表面波デバイスにおいて、前記圧電基板はウエットエッチングにより形成されたエッチング痕を有しており、前記IDT電極が前記圧電基板の前記エッチング痕を有する表面に形成されているSH波型弾性表面波デバイス。 (もっと読む)


【課題】弾性境界波素子の機能として使用する弾性境界波の近傍の周波数に出現するストンリー波を抑圧することが可能な弾性境界波素子、共振器およびフィルタを提供すること。
【解決手段】本発明は、LiNbO基板10と、基板10上に設けられた弾性波を励振する電極16と、基板10上に電極16を覆うように設けられた酸化シリコン膜12と、を有する。そして、基板10の回転Yカット角、電極16の密度のCuの密度に対する比、電極16に励振される弾性波の波長、電極16の膜厚、酸化シリコン膜12の膜厚をストンリー波の電気機械結合係数が0.00015以下の範囲となるように設定することを特徴とする弾性境界波素子、共振器、フィルタである。 (もっと読む)


【課題】構造的強度を高め、安定した特性を実現するラム波型高周波デバイスと、製造工程内において割れにくく、歩留りを向上できる製造方法を提供する。
【解決手段】ラム波型高周波デバイス10は、IDT電極30が一方の主面に形成された圧電基板20と、圧電基板20の他方の主面に接合される補強基板50と、からなり、圧電基板20と補強基板50との接合面において、ラム波が伝搬する領域よりも広い面積の空間54が設けられている。また、このラム波型高周波デバイス10の製造方法は、補強基板50に空間54に相当する凹部53を形成する工程と、凹部53内に犠牲層を形成する工程と、圧電基板20の厚板と補強基板50とを接合した後、圧電基板20の厚板を所定の厚さに研磨する工程と、IDT電極30及び反射器41,42を形成する工程と、犠牲層を除去して空間54を形成する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】SH波利用で、レイリー波スプリアスの影響を抑圧する弾性表面波装置の提供。
【解決手段】(0°±5°,θ,ψ)のLiNbO基板2上にCuを主体で、IDT電極3を含む電極形成領域を除く領域に、第1の酸化ケイ素膜6が形成され、電極及び第1の酸化ケイ素膜6を覆う様に、第2の酸化ケイ素膜7が形成され、電極密度が、第1の酸化ケイ素膜の密度の1.5倍以上で、かつオイラー角(0°±5°,θ,ψ)のψが、10°〜30°の範囲内で、θ及びψは、IDT電極膜厚が0.05λの時、ハッチング付与領域範囲内にあり、0.05λ以外の時、前記領域を、下記式で表われるθに変換して得られた領域内にある、弾性表面波装置。
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【課題】不要応答を抑制することが可能な弾性波デバイスを提供すること。
【解決手段】本発明は、圧電性を有する第1媒質(10)と、第1媒質上に設けられた弾性波を励振する電極(12)と、第1媒質(10)と異なる材料からなり、第1媒質上に電極(12)を覆うように設けられた第2媒質(14)を有する弾性境界波デバイスにおいて、第2媒質(14)上に設けられた吸音部(20)を有する弾性境界波デバイスである。または、第2媒質上に設けられた凸部を有する弾性境界波デバイスである。または、第2媒質上に設けられた第3媒質を有し、第3媒質の膜厚は電極の周期の0.25倍以上である弾性境界波デバイスである。 (もっと読む)


【課題】超小形なFSK送受信装置を提供すること。
【解決手段】デジタルデータをシリアル信号列に変調するエンコーダ回路と前記シリアル信号列により2値の周波数をFSK変調させSAW共振素子を発振させる増幅器と、2値の発振周波数状態を切り替えるSW回路を含むFSK変調回路と、前記FSK変調回路からの出力をアンテナに接続するアンテナSW回路とを備える送信系と、前記アンテナからの受信信号は前記アンテナSW回路から2者択一的に選択されてSAWフィルタ素子に入力され、fL成分とfH成分に分離された後、2チャンネルで構成されているローノイズアンプと検波回路、差動増幅器で構成された周波数弁別回路を経てベースバンド信号として再生され、デコーダ回路により復調されてデジタルデータとする復調系とを備えていることを特徴とするFSK送受信装置。 (もっと読む)


【課題】検出・測定対象の化学物質によるIDT電極等の腐食や劣化を抑制して検出・測定精度を確保しかつ高信頼性を有し、小型化や高周波化も可能な弾性表面波センサを提供する。
【解決手段】弾性表面波センサ10では、検出または測定の対象となる化学物質に接触させる必要がある感応膜7が、水晶基板1の上側主面に設けられた励振および受信用IDT電極4,5と水晶基板1を介して隔離された水晶基板1の下側主面に設けられている。これにより、励振用および受信用IDT電極4,5に化学物質を触れさせることなく検出または測定を行うことが可能となるので、励振用および受信用IDT電極4,5の化学物質による腐蝕や劣化を防止することができる。従って、励振および受信用IDT電極4,5の腐蝕や劣化を起こさず信頼性の高い弾性表面波センサ10を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】水晶基板などの圧電基板と収納容器の接続部分に生じる応力集中を抑制し、外部から加わる衝撃などに耐える、所謂耐衝撃性を向上させた弾性表面波素子、弾性表面波装置および、それらを用いた電子機器を提供する。
【解決手段】弾性表面波素子10は、圧電基板としての水晶基板1と、この水晶基板1の表面1a上に形成されたIDT電極2および反射器電極3a、3bと、水晶基板1の裏面1b上に形成された反射部としてのダイヤモンド層5とを備えている。ダイヤモンド層5は、伝播した擬似縦波型漏洩弾性表面波を反射する機能を有している。 (もっと読む)


【課題】圧電基板にSTカット水晶基板を用いると周波数温度特性の2次温度係数が−0.034(ppm/℃2)と大きいので実用上の周波数変動量が極端に大きくなってしまう点であり、また特公平01−034411号に開示されているSAWデバイスの構造では、IDTの対数を非常に多くしなければならないのでデバイスサイズが大型になってしまう点である。
【解決手段】水晶基板を用いたSAWデバイスにおいて、圧電基板1上に、それぞれ互いに間挿し合う複数本の電極指からなるIDT2と、該IDT2の両側にグレーティング反射器3a、3bを配置する。前記圧電基板1は、回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向に−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°にした水晶平板であり、励振する弾性表面波はSH波である。 (もっと読む)


【課題】多数のラム波モードから所望のモードのみを選択し、スプリアスを抑圧できるラム波型高周波デバイスを提供する。
【解決手段】ラム波型高周波共振子1は、水晶からなる圧電基板20の表面に、一対の交差指電極31,32をそれぞれ間挿してなるIDT電極30と、IDT電極30のラム波の進行方向両側に配設される電極指50a,50bを有する一対の反射器40,50と、を備えるラム波型高周波共振子1であって、IDT電極30における電極指31a,31b,32aのピッチPiと、反射器50の電極指50a,50bのピッチPrと、が異なり、ラム波の波長λの範囲内に、IDT電極30の電極指31a,32aの2本が間挿されている。 (もっと読む)


単結晶のLiNbO3からなる基板を有する電子音響部材が提案される。この第2オイラー角μに関しては以下のことが該当する。−74°≦μ≦−52°または23°≦μ≦36°。第1オイラー角λに関しては、
【数1】


が、また第3オイラー角θに関しては
【数2】


が該当する。
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【課題】球状弾性表面波素子の表面に形成する感応膜形成プロセスにおいて、複数の周回経路の表面に選択的に感応膜を形成することで、独立して働く多機能素子を製造する方法を提供する。
【解決手段】弾性表面波が周回可能な円環状経路を複数有し、各経路に独自に受信電極を有する球形状表面を有する3次元基材の表面に、前記弾性表面波を励起検出する電気音響変換素子を有し、環境変化に従って伝搬状態が変化する感応膜を有する球状弾性表面波素子であって、経路毎に感応膜のパターンが異なっていることを特徴とする球状弾性表面波素子を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】水晶基板に圧電薄膜を形成した表面波装置において、スプリアスが小さく、温度特性が良好であり、かつレイリー波の電気機械結合係数K2 を拡大し得る表面波装置を提供する。
【解決手段】オイラー角(φ、θ、ψ)において、φが−2.5°±5°、θが116°±5°及びψが+2.5°±5°の範囲にある水晶基板2と、前記水晶基板2上に形成された圧電薄膜5と、前記圧電薄膜5に接するように形成されたくし歯電極3a,3b,4a,4bとを備え、前記水晶基板2のオイラー角が、図6におけるレイリー波のパワーフロー角PFAが±2.5°となる範囲にあり、図7における表面波装置の周波数温度係数TCFが±5ppm/℃となる範囲にあり、前記圧電薄膜5の膜厚をH、表面波の波長をλとしたときに、圧電薄膜5の規格化膜厚H/λが0.05以上とされており、かつ、前記圧電薄膜5の周波数温度係数TCFがマイナスの値を有する、表面波装置1。 (もっと読む)


本発明は、ガイドされる体積波の案内に適した層システム(3)と、支持体基板(2)と、圧電特性を備えた圧電基板(1)を含んでいる電気音響的構成素子に関している。前記層システム(3)は2つの基板(2,1)の間に配設されている。圧電基板(1)の厚さは最大で支持体基板(2)の厚さの半分の値に等しい。第2の有利な実施形態によれば、前記圧電基板(1)が単結晶構造を有し、最大で50λ分の厚さを有し、この場合前記λは、構成素子の中間周波数のもとでガイドされる体積波の波長である第3の有利な実施形態によれば、前記圧電基板(1)は、機械的な手法によって薄膜化される。
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【課題】水晶基板を用いた表面波デバイスであり、小型で、Q値が大きく、周波数エージング特性の優れたSH波型SAWデバイスを得る。
【解決手段】圧電基板と、該圧電基板上に形成されAlを主成分とする合金からなるIDT電極とを備え、励振波をSH波とした弾性表面波デバイスであって、前記圧電基板は、回転Yカット水晶基板のカット角θを−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°とした水晶平板であり、励振する弾性表面波の波長をλとした時、前記IDT電極の波長で基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12としたSH波型弾性表面波デバイスにおいて、前記水晶基板を0.002μm以上の厚さでエッチングしてSH波型弾性表面波デバイスを構成する。 (もっと読む)


【課題】 SAWの伝搬損失を無くしかつ電気機械結合係数K を大きくし、より一層低損失化が可能なSAWデバイスを提供する。
【解決手段】 カット面及びSAWの伝搬方向がオイラー角表示で(90±10°,90±10°,ψ°)かつψ=148〜180°のLiTaO 基板からなる圧電基板2の表面に、伝搬損失が0dB/λでありかつ電気機械結合係数K が0.015以上となるように、その膜厚H/λを設定してIDTを形成する。 (もっと読む)


【課題】IDT上にSiO膜を形成することにより周波数温度特性が改善されているだけでなく、SiO膜表面におけるクラックが発生し難く、所望とする特性を確実に得ることができ、かつ電気機械結合係数及び反射係数が大きな弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】25°〜55°回転Y板X伝搬のLiTaO基板12上に、Alと比べて密度が高い金属もしくは合金からなる少なくとも1つのIDT13a,13bが形成されており、IDT13a,13bを覆うようにLiTaO基板12上に周波数温度特性を改善するためのSiO膜15が形成されている、弾性表面波装置11。 (もっと読む)


【課題】圧電基板に水晶基板を用い励振波をSH波としたSAWデバイスにおいて、広帯域で、且つ優れた周波数温度特性を実現することを目的とする。
【解決手段】圧電基板12上にIDT14と反射器22(22a,22b)とを有するSAW素子片10を備える。前記圧電基板12は、回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向を正として−62°≦θ≦−51°の範囲に設定し、且つ、SAWの伝播方向を結晶X軸に対し90°±5°とした水晶平板であり、前記IDT14を含む励振電極がW又はWを主成分とする合金にて形成されていることを特徴とする。また、このような特徴を有するSAW共振子100では、励振するSAWの波長をλ、励振電極の膜厚をH、IDTを構成する電極指のライン占有率をmrとした時に、基準化膜厚H/λとライン占有率mrとの積を、0.001≦H/λ・mr<0.027の範囲内となるように定める。 (もっと読む)


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