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Fターム[5J097GG07]の内容

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【課題】 水晶基板を用いた表面波デバイスであり、小型で、Q値が大きく、周波数エージング特性の優れたSH波型SAWデバイスを得る。
【解決手段】 圧電基板と、該圧電基板上に形成されAlを主成分とする合金からなるIDT電極とを備え、励振波をSH波とした弾性表面波デバイスであって、前記圧電基板は、回転Yカット水晶基板のカット角θを−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°とした水晶平板であり、励振する弾性表面波の波長をλとした時、前記IDT電極の波長で基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12としたSH波型弾性表面波デバイスにおいて、前記IDT電極を陽極酸化してSH波型弾性表面波デバイスを構成する。 (もっと読む)


【課題】 小型化可能で高いQ値及び優れた周波数温度特性を発揮し、特に液相系に適した高感度なSAWセンサを提供する。
【解決手段】 SAWセンサ1は、回転Yカット水晶板であり、そのカット面及びSAWの伝搬方向をオイラー角表示で(0°,−64〜−49.3°+90°,90±5°)=(0°,26〜40.7°,90±5°)とした水晶平板からなる圧電基板1を用いる。圧電基板の表面には、IDT2,3が、Al又はAlを主成分とする合金からなる電極膜で形成され、該電極膜の膜厚HをSAWの波長をλとして、0.04<H/λ<0.12に設定する。SAWの伝搬面には、目的の物質を認識するための受容体5が設けられる。IDTの両側には、更に1対の反射器15,15を設けることができる。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波共振子あるいはフィルタなどの弾性表面波デバイスにおいて、損失を最小化し、急峻性を向上させることを目的とするものである。
【解決手段】漏洩表面弾性波を励起することが可能なカット角で切り出された圧電基板1上に櫛型電極や反射器を設け、従来LSAWとして利用されていたSAWの音速を低減させ、前記圧電基板を伝播する遅い横波の速度よりも遅くしたSAWを利用することにより、従来LSAWとして利用されていたSAWを伝播損失の発生しないRSAWとして利用し、従来のLSAWを利用したSAWフィルタやSAW共振子と比較し、挿入損失が少なく、かつ急峻特性が向上したSAWフィルタやSAW共振子を得る。 (もっと読む)


【課題】 周波数温度特性を改善する。
【解決手段】 弾性境界波素子10は、相互に接合された第1圧電基板12および第2圧電基板14と、第1圧電基板12と第2圧電基板14との境界部に弾性波を励振するすだれ状電極からなるIDT16とを有している。IDT16の弾性境界波の伝播方向両側には、反射器24(24a、24b)が設けてある。第1圧電基板12と第2圧電基板14とは、オイラー角を(φ,θ,ψ)としたときに、カット角が(φ,θ,ψ)または(φ,θ+180°,ψ)の水晶板からなっている。 (もっと読む)


【課題】 電気機械結合係数の大きな弾性境界波素子が得られるようにする。
【解決手段】 弾性境界波素子10は、ニオブ酸カリウムからなる第1圧電基板12と、ニオブ酸カリウムからなる第2圧電基板14とを備えている。ニオブ酸カリウムは、カット角がオイラー角表示で(0°±30°,0°〜±180°,0°±20°)となっている。第1圧電基板12と第2圧電基板14とは、相互に接合してある。第1圧電基板12の接合面中央部には、IDT16を有する。IDT16は、一対の櫛型電極18(18a、18b)からなり、櫛型電極18の電極指20(20a、20b)によってすだれ状に形成してある。IDT16の両側には、反射器24(24a、24b)が設けてある。 (もっと読む)


【課題】 従来のFSK変調器は、伸張コイルと切り換え電圧発生回路と可変容量ダイオード等の素子を使用することが必要でコストアップであった。
【解決手段】 2つの振動状態を有するSAW共振子と、増幅器からなるFSK変調器において、前記2個の振動状態を有するSAW共振子は、1個のIDTとその両側に1対の反射器を配置した第1と第2の1ポート型のSAW共振子を2個並列にして配置して、2つの振動状態が取ることが可能であり、かつ第1のSAW共振子を駆動用手段に、第2のSAW共振子を制御用手段とし、前記第2のSAW共振子の出力端子に直列にSWおよび電流制限素子を接続した上に接地し、前記の第1のSAW共振子の出力端子を前記増幅器の入力端子に接続し、前記増幅器の出力は各々移相器を通した上で、前記第1および第2のSAW共振子の入力端子に接続したFSK変調器。 (もっと読む)


【課題】 安価な水晶基板を用い、しかもSH型弾性境界波を利用することが可能であり、電気機械結合係数K2等の物性や特性を高めること等が可能な弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】 水晶基板2上に、少なくともIDT4が形成されており、IDT4を覆うように、誘電体3が形成されており、水晶基板2と誘電体3との界面を弾性境界波が伝搬する弾性境界波装置であって、IDT4の厚みは、SH型境界波の音速は、水晶基板2を伝搬する遅い横波及び誘電体3を伝搬する遅い横波の各音速よりも低音速となるように設定されており、かつ水晶基板2のオイラー角が、図13に示されている斜線を付した領域内とされている、弾性境界波装置1。 (もっと読む)


【課題】 バンプ接合により高密度実装が可能であり、かつ水分の侵入等による特性の変動が生じ難い、信頼性に優れた弾性境界波装置を得る。
【解決手段】 圧電基板1A上にIDT9が形成されており、IDT9を覆うように絶縁膜7が積層されており、絶縁膜7上に吸音膜8が積層されており、アンダーバンプメタルを電解メッキにより形成するためのUBM下地層13が、絶縁膜7の開口部に至っており、絶縁膜7の開口部においてIDT9とUBM下地層13と電気的に接続している配線12に接続されており、吸音膜8にUBM下地層13の一部を露出している吸音膜開口部8aが形成されており、UBM下地層13が、絶縁膜7と吸音膜8との境界において給電ライン14に接続されており、該給電ラインから電流を通電することによりUBM下地層13上にUBMが電解メッキにより形成されている、弾性境界波装置6。 (もっと読む)


【課題】
小型であり、かつ通過帯域外スプリアスが効果的に抑圧されているフィルタ特性の良好な端面反射型の縦結合型SAWフィルタを得る。
【解決手段】
圧電基板2上に、IDT3,4を形成してなり、対向2端面2a,2b間でSHタイプの表面波を反射させている端面反射型の縦結合型SAWフィルタ1において、対向2端面2a,2b間の距離に起因するスプリアスの現れる位置を、第1,第2のIDT3,4の周波数特性の減衰極に近接させることにより、対向2端面間の距離に起因するスプリアスを抑圧してなるSAWフィルタ1。 (もっと読む)


【課題】 従来構造よりデバイスサイズが小型で、Q値が高く、周波数温度特性に優れたSAWデバイスで、且つ、横高次モードスプリアスレベルを抑制することができるSAWデバイスを提供する。
【解決手段】 回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向に−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定した水晶基板1と、該水晶基板1上に形成されたAl又はAlを主成分とする合金からなるIDT2とを備え、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対して直交方向、励振される弾性表面波を水晶基板1の表面付近を伝搬するSH波とし、弾性表面波の波長λで基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12に設定した弾性表面波デバイスにおいてIDT2にダミー電極11を設けるようにした。 (もっと読む)


【課題】水晶基板を用いたSAWデバイスにおいて、共振点より低域側に生じるスプリアスを抑圧することを目的とする。
【解決手段】圧電基板1上に、IDT2とその両側にグレーティング反射器3a、3bを配置する。前記圧電基板1は、回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向に−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°にした水晶平板であり、波長で基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12に設定している。そして、IDT2のSAWの伝搬方向の全長をLとしたとき、IDTの左端を基準位置として、基準位置から0.25Lまでの範囲、又は0.75LからLまでの範囲のどちらか一方、又は両方の範囲に配置された電極指に重み付けを施す。 (もっと読む)


【課題】 SH波型表面波を用いた縦続接続型縦結合二重モードSAWフィルタのスプリアスを改善する手段を得る。
【解決手段】 カット角θをZ軸より反時計方向に−64.0°<θ<−49.3°とした回転Yカット水晶基板のZ軸方向に沿って、第1及び第2の2つのIDT電極を近接配置すると共に、その両側にグレーティング反射器を配設し、該電極の膜厚Hを前記IDT電極の電極ピッチλで基準化して0.04<H/λ<0.12とした縦結合二重モードSAWフィルタを2段縦続接続した縦続接続型縦結合二重モードSAWフィルタにおいて、第一段のIDT電極の電極周期と、第二段のIDT電極の電極周期とを互いに異ならせた弾性表面波デバイスを構成する。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波デバイスの高性能・高安定化を目的とした漏洩弾性表面波フィルタや漏洩弾性表面波振動子の構造に関するもので、三次の温度特性を有し、Loss変動も極めて少ない高安定な弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】膜厚ゼロでカット角16.2°で切断した回転Yカット水晶板400に、空隙404を設けて、漏洩弾性表面波を励起する周期2LpのIDT電極402を設ける。403は伝播してきた漏洩弾性表面波を受けるIDT電極である。IDT電極は誘電体と空隙空間を挟んで水晶板表面の上部の空隙空間に形成されるため、水晶板上の漏洩弾性表面波の励振効率に寄与する空隙空間の電界は誘電体中の電界が弱まった分、εS倍水晶板上の空隙空間の電界が強くなるという特長がある。
【効果】IDT電極と水晶板表面の間の空隙に誘電体を挿入することで電界強度を高め質量負荷を弾性表面波に与えることがないので前述の問題点を克服できる。 (もっと読む)


本発明は電気音響構成素子に関する。ここでこの電気音響構成素子は、2つの基板の間に配置された層システムを含む。この層システムは、ガイド音響体積波を励振させる電気音響構造体を有する。ここでこの電気音響構造体上には中空空間は設けられていない。この層システムは圧電層と少なくとも1つの金属層と平坦化層を含む。この平坦化層は、自身のすぐ上に配置された基板に向かって平坦な境界面を有している。この種の構成素子はコスト的に有利に、2つのウェハをダイレクトウェハボンディングすることによって製造される。電気音響構成素子構造体は電気的に、垂直な電気的接続部によって、構成素子の外部コンタクトと接続されている。
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【課題】重み付けが施されたIDTを有し、電極指先端のギャップ部分による弾性境界波の回折現象に起因する特性の劣化が生じ難い、弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】第1の媒質11と、第2の媒質12とが積層されており、第1,第2の媒質11,12間に、IDT13が配置されており、IDT13に重み付けが施されており、かつ該IDT13が互いに間挿し合う複数本の電極指13a,13bを有し、電極指13aまたは13bの先端と、当該電極指と異なる電位に接続されるダミー電極指とがギャップBを隔てて対向配置されており、ギャップBの電極指長さ方向に沿う寸法GDが、電極指の周期をλとしたときに、0.05μm〜0.22λの範囲とされており、かつλが0.23μmよりも大きくされている、弾性境界波装置10。 (もっと読む)


【課題】マルチブレードを持ち、生産性の向上と品質維持とを達成できるダイシング装置およびダイシング方法を提供する。
【解決手段】スピンドル1に複数枚のブレード3〜5を軸方向に一定ピッチ間隔で取り付ける。各ブレードはそれぞれ厚みおよび径が異なり、かつ軸方向の一方側から他方側に向かうに従いブレードの厚みが薄くかつ径が大きい。スピンドル1を回転させながら厚みが厚くかつ径が小さいブレード3で被加工物Wをハーフカットし、次に被加工物Wをスピンドルの軸方向にブレードのピッチS分だけ相対移動させ、厚みが薄くかつ径が大きいブレード4,5で既にハーフカットされた被加工物Wを更にハーフカットあるいはフルカットする。 (もっと読む)


【課題】液体の力学的性質(粘性率,弾性率,密度など)や電気的性質(導電率,誘電率など)の計測に応用することが可能なボールSAWデバイスを実現する。
【解決手段】球面または円筒面の一部で形成され、円環状に連続している円環状表面を有する基材と、前記円環状表面に沿って伝搬する弾性表面波を励起する弾性表面波励起手段とを備えており、前記円環状表面は、弾性表面波が伝搬可能な曲面からなる伝搬路を有していると共に、前記弾性表面波励起手段は、前記円環状表面に沿って設けられ、高周波電源に接続されるすだれ状電極を含んでいる構成の弾性表面波素子(ボールSAWデバイス)を用いて、少なくとも前記円環状表面の一部を溶液に接触させた状態で、前記弾性表面波励起手段により、固液界面を伝搬可能なモードの弾性表面波を励起して伝搬させ、その周回を検出することにより、弾性表面波の伝搬状態を計測する。 (もっと読む)


電気応答デバイス及び電気応答デバイスを製造する方法であって、電気応答材料(例えば、圧電材料)(132)を基板材料(104)の表面の少なくとも一部の上に適用するステップと、前記電気応答材料の表面の少なくとも一部の上に電極材料(140)を適用するステップとを含む。電極材料(140)の少なくとも1つの領域が選択的に除去されて、前記電気応答材料が露出される(244)。前記電気応答材料の少なくとも一部が、前記電極材料の前記少なくとも1つの領域に対応する領域において選択的に除去される。
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【課題】 温度特性の良好な弾性境界波素子、これを用いた共振子およびラダー型フィルタを提供すること。
【解決手段】 本発明は、圧電性を有する第1の媒質(10)と、第1の媒質上に形成された櫛型電極(16)と、櫛型電極および第1の媒質上に形成された誘電体膜(12)と、誘電体膜上に形成された第2の媒質(14)と、を具備し、誘電体膜は酸化珪素膜を主に含み、その密度が2.05g/cm以上である弾性境界波素子である。第1の媒質(10)と温度係数の符号が反対の酸化珪素膜を誘電体膜(12)として使用することにより、温度特性の良好な弾性境界波素子、これを用いた共振子およびラダー型フィルタを提供することができる。 (もっと読む)


【目的】本発明は、溝(グレーティンググルーブ)を設けた圧電性基板上にすだれ状電極を作製することにより、温度の変化に対する中心周波数の変化の小さい擬似弾性表面波基板、或いは電気機械結合係数の大きな基板を得ることを目的としている。
【構成】圧電性基板1の表面に弾性表面波の伝搬方向に直角な溝(グルーブ)2を作製した構造の圧電性基板上に溝に埋め込まれたすだれ状電極を用いた構造であって、圧電性基板として、回転Y−X伝搬のLiTaO、LiNbO、或いは水晶、ランガサイトなどの零TCF基板を用いて従来の特性より大きなkの基板、或いは従来より優れたTCFの基板を得るのが本特許の構成である。 (もっと読む)


161 - 180 / 213