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Fターム[5J097KK05]の内容

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Fターム[5J097KK05]に分類される特許

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【課題】圧電基板に水晶基板を用い励振波をSH波としたSAWデバイスにおいて、広帯域で、且つ優れた周波数温度特性を実現することを目的とする。
【解決手段】圧電基板12上にIDT14と反射器22(22a,22b)とを有するSAW素子片10を備える。前記圧電基板12は、回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向を正として−62°≦θ≦−51°の範囲に設定し、且つ、SAWの伝播方向を結晶X軸に対し90°±5°とした水晶平板であり、前記IDT14を含む励振電極がW又はWを主成分とする合金にて形成されていることを特徴とする。また、このような特徴を有するSAW共振子100では、励振するSAWの波長をλ、励振電極の膜厚をH、IDTを構成する電極指のライン占有率をmrとした時に、基準化膜厚H/λとライン占有率mrとの積を、0.001≦H/λ・mr<0.027の範囲内となるように定める。 (もっと読む)


【課題】 水晶基板を用いた表面波デバイスであり、小型で、Q値が大きく、周波数エージング特性の優れたSH波型SAWデバイスを得る。
【解決手段】 圧電基板と、該圧電基板上に形成されAlを主成分とする合金からなるIDT電極とを備え、励振波をSH波とした弾性表面波デバイスであって、前記圧電基板は、回転Yカット水晶基板のカット角θを−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°とした水晶平板であり、励振する弾性表面波の波長をλとした時、前記IDT電極の波長で基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12としたSH波型弾性表面波デバイスにおいて、前記IDT電極を陽極酸化してSH波型弾性表面波デバイスを構成する。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波共振子あるいはフィルタなどの弾性表面波デバイスにおいて、損失を最小化し、急峻性を向上させることを目的とするものである。
【解決手段】漏洩表面弾性波を励起することが可能なカット角で切り出された圧電基板1上に櫛型電極や反射器を設け、従来LSAWとして利用されていたSAWの音速を低減させ、前記圧電基板を伝播する遅い横波の速度よりも遅くしたSAWを利用することにより、従来LSAWとして利用されていたSAWを伝播損失の発生しないRSAWとして利用し、従来のLSAWを利用したSAWフィルタやSAW共振子と比較し、挿入損失が少なく、かつ急峻特性が向上したSAWフィルタやSAW共振子を得る。 (もっと読む)


【課題】 安価な水晶基板を用い、しかもSH型弾性境界波を利用することが可能であり、電気機械結合係数K2等の物性や特性を高めること等が可能な弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】 水晶基板2上に、少なくともIDT4が形成されており、IDT4を覆うように、誘電体3が形成されており、水晶基板2と誘電体3との界面を弾性境界波が伝搬する弾性境界波装置であって、IDT4の厚みは、SH型境界波の音速は、水晶基板2を伝搬する遅い横波及び誘電体3を伝搬する遅い横波の各音速よりも低音速となるように設定されており、かつ水晶基板2のオイラー角が、図13に示されている斜線を付した領域内とされている、弾性境界波装置1。 (もっと読む)


【課題】水晶板をストップバンドの上限モードで励振する場合に、スプリアスを主共振から所定周波数以上遠ざけることができるようにする。
【解決手段】弾性表面波素子片は、水晶板の表面にすだれ状電極からなるIDTが設けてある。水晶板は、オイラー角表示で(0°,θ,0°≦|ψ|≦90°)となっている。弾性表面波素子片は、IDTにより水晶板に生成された弾性表面波の波長をλ、IDTの電極指の膜厚をH、電極指の対数をNとした場合、0.09≦H/λ≦0.11、かつ、N≦−200000×(H/λ)+37000×(H/λ)−1570の関係を満たしている。 (もっと読む)


【課題】SAW装置(IDT電極)の耐湿・耐食信頼性を高める。
【解決手段】圧電基板と、この圧電基板の表面に設けたAl又はAl合金により形成されたIDTと、圧電基板の少なくとも一部及びIDTを覆う保護膜とを備えたSAW装置で、保護膜は、圧電基板の少なくとも一部及びIDTの表面に形成され、IDT表面では連続膜でかつ圧電基板表面では不連続膜となっている金属酸化物層と、金属酸化物層上に形成された二酸化珪素層とを含む。好ましくは、圧電基板は単結晶圧電基板で、金属酸化物層は遷移金属の酸化物(例えば酸化クロム)を主成分とし、二酸化珪素層の厚さは10nm以下、金属酸化物層の厚さは2nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】 従来構造よりデバイスサイズが小型で、Q値が高く、周波数温度特性に優れたSAWデバイスで、且つ、横高次モードスプリアスレベルを抑制することができるSAWデバイスを提供する。
【解決手段】 回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向に−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定した水晶基板1と、該水晶基板1上に形成されたAl又はAlを主成分とする合金からなるIDT2とを備え、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対して直交方向、励振される弾性表面波を水晶基板1の表面付近を伝搬するSH波とし、弾性表面波の波長λで基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12に設定した弾性表面波デバイスにおいてIDT2にダミー電極11を設けるようにした。 (もっと読む)


【課題】 SH波型表面波を用いた縦続接続型縦結合二重モードSAWフィルタのスプリアスを改善する手段を得る。
【解決手段】 カット角θをZ軸より反時計方向に−64.0°<θ<−49.3°とした回転Yカット水晶基板のZ軸方向に沿って、第1及び第2の2つのIDT電極を近接配置すると共に、その両側にグレーティング反射器を配設し、該電極の膜厚Hを前記IDT電極の電極ピッチλで基準化して0.04<H/λ<0.12とした縦結合二重モードSAWフィルタを2段縦続接続した縦続接続型縦結合二重モードSAWフィルタにおいて、第一段のIDT電極の電極周期と、第二段のIDT電極の電極周期とを互いに異ならせた弾性表面波デバイスを構成する。 (もっと読む)


【課題】 水晶板をストップバンドの上限モードで励振する場合に、縦モードによるスプリアスを主共振から所定周波数以上遠ざけることができるようにする。
【解決手段】 弾性表面波素子片は、水晶板の表面にすだれ状電極からなるIDTが設けてある。水晶板は、カット角がオイラー角表示で(0°,θ,0°≦|ψ|≦90°)となっている。弾性表面波素子片は、IDTにより水晶板に生成された弾性表面波の波長をλ、IDTの電極指の膜厚をHとした場合、H/λ=0.09のとき、電極指の対数が140以下、H/λ=0.10のとき、電極指の対数が130以下、H/λ=0.11のとき、電極指の対数が80以下にしてある。 (もっと読む)


【課題】IDT電極を覆うように絶縁物層が形成されている構造を備えた弾性表面波装置であって、IDTの反射係数が十分に大きく、所望でないリップルによる特性の劣化を抑制し得る弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】電気機械結合係数kの2乗が0.025以上のLiNbO3からなる圧電性基板1と、前記圧電性基板1上に形成されており、Alよりも密度の大きい金属もしくは該金属を主成分とする合金、またはAlよりも密度の大きい金属もしくは該金属を主成分とする合金と他の金属とからなる積層膜からなる少なくとも1つの電極4Aと、前記少なくとも1つの電極4Aが形成されている領域を除いた残りの領域において、前記電極と略等しい膜厚に形成された第1絶縁物層2と、前記電極及び第1絶縁物層2を被覆するように形成された第2絶縁物層6とを備え、前記電極4Aの密度が、前記第1絶縁物層4の1.5倍以上である、弾性表面波装置。 (もっと読む)


【課題】 温度特性の良好な弾性境界波素子、これを用いた共振子およびラダー型フィルタを提供すること。
【解決手段】 本発明は、圧電性を有する第1の媒質(10)と、第1の媒質上に形成された櫛型電極(16)と、櫛型電極および第1の媒質上に形成された誘電体膜(12)と、誘電体膜上に形成された第2の媒質(14)と、を具備し、誘電体膜は酸化珪素膜を主に含み、その密度が2.05g/cm以上である弾性境界波素子である。第1の媒質(10)と温度係数の符号が反対の酸化珪素膜を誘電体膜(12)として使用することにより、温度特性の良好な弾性境界波素子、これを用いた共振子およびラダー型フィルタを提供することができる。 (もっと読む)


【課題】7000m/sec以上の波速、0.2%以上の電気機械結合係数、絶対値が25ppm以下の周波数温度特性(TCF)を持つ弾性表面波素子を提供すること。
【解決手段】ダイヤモンド基板40と、ダイヤモンド基板40の上に設けられたSiOから成る絶縁膜50と、絶縁膜50の上に設けられたZnOから成る圧電膜60と圧電膜60の上に設けられた櫛歯電極30とを有する弾性表面波素子10であって、圧電膜60の表面を伝播する弾性表面波の波数(k)と絶縁膜の厚さ(h1)との積kh1が0.2以上1.2以下であり、圧電膜の表面を伝播する弾性表面波の波数(k)と前記圧電膜の厚さ(h2)との積kh2が0.6以上1.2以下であることを特徴とする弾性表面波素子10。 (もっと読む)


【目的】本発明は、溝(グレーティンググルーブ)を設けた圧電性基板上にすだれ状電極を作製することにより、温度の変化に対する中心周波数の変化の小さい擬似弾性表面波基板、或いは電気機械結合係数の大きな基板を得ることを目的としている。
【構成】圧電性基板1の表面に弾性表面波の伝搬方向に直角な溝(グルーブ)2を作製した構造の圧電性基板上に溝に埋め込まれたすだれ状電極を用いた構造であって、圧電性基板として、回転Y−X伝搬のLiTaO、LiNbO、或いは水晶、ランガサイトなどの零TCF基板を用いて従来の特性より大きなkの基板、或いは従来より優れたTCFの基板を得るのが本特許の構成である。 (もっと読む)


【課題】IDT電極を覆うように絶縁物層が形成されている構造を備えた弾性表面波装置であって、IDTの反射係数が十分に大きく、所望でないリップルによる特性の劣化を抑制し得る弾性表面波装置の製造方法を提供する。
【解決手段】圧電性基板としてのLiTaO3基板上に、第1絶縁物層2を全面に形成し、IDT電極を形成するためのレジストパターン3を用いて、IDT電極が形成される部分の絶縁物層を除去し、第1絶縁物層が除去されている領域にAlよりも大きい密度の金属または該金属を主成分とする合金からなる電極膜を形成してIDT電極4Aを形成し、第1絶縁物層上に残留しているレジストを除去し、第1絶縁物層2及びIDT電極4Aを被覆するように第2絶縁物層6を形成する、弾性表面波装置の製造方法。 (もっと読む)


【課題】挿入損失の悪化をさほど招くことなく、帯域外減衰量の拡大を図り得る端面反射型表面波フィルタを提供する。
【解決手段】 SHタイプの表面波を利用した縦結合共振子型表面波フィルタであって、圧電基板2の上面2aにおいて、所定距離を隔てて互いに平行に第1,第2の溝2b,2cが形成されており、溝2b,2c間において、縦結合共振子型弾性表面波フィルタを構成するためのIDT5,6が形成されており、第1,第2の溝2b,2cのIDTが形成されている側の側面2b1,2c1が反射端面を構成しており、圧電基板2の上面2aにおいて、(a)IDT5,6の20%以上を覆うように樹脂被覆層3または(b)IDT5,6を覆うようにSiO2膜からなる保護層が形成されている、縦結合共振子型弾性表面波フィルタ1。 (もっと読む)


【課題】 複雑な工程を経ずに反射器の反射率を大きくできるようにする。
【解決手段】 圧電体からなるウエハ30の表面に導電性金属膜32を形成する金属膜形成工程を行なう。次に、IDTのすだれ状電極を形成する部分に対応した導電性金属膜32を薄くするハーフエッチング工程をする。その後、導電性金属膜32の表面に所定のパターンを有するレジスト膜36を設けるエッチングマスク形成工程を行なう。次に、レジスト膜36を介して導電性金属膜32をエッチングしてすだれ状電極からなるIDT14と反射器16a、16bとを形成する電極形成工程を行なう。 (もっと読む)


【課題】電極寸法の製造偏差による周波数偏差が小さいAlを主成分とした電極を用い、反射特性に優れ製品の小型化を図ることが可能であり、電気機械結合係数が大きく、かつ、温度に対する周波数変動が小さい弾性表面波素子を提供する。
【解決手段】水晶基板2の表面の切り出し角および伝搬方向が、オイラー角(0°、135〜186°、90±2°)の範囲になるように設定されるとともに、規格化電極膜厚h/λは0.082〜0.150に設定し、SH型表面波を励振する。 (もっと読む)


弾性表面波素子上に反応膜が形成された質量負荷による周波数変化量の測定により検出対象物質を検出もしくは定量する弾性表面波センサーであって、弾性表面波素子自体の構造の改良により感度が高められた弾性表面波センサーを提供する。SHタイプの弾性表面波を利用しており、オイラー角が(0°,0°〜18°,0°±5°)または(0°,58°〜180°,0°±5°)である回転YカットLiTaO基板と、該LiTaO基板2上に形成されており、Auを主成分とする表面波励振用電極3と、表面波励振用電極3を覆うようにLiTaO基板上に形成されており、検出対象物質または検出対象物質を結合する結合物質を結合する反応膜4とを備え、上記インターデジタル電極3の波長で規格化された膜厚が0.8〜9.5%の範囲とされている、弾性表面波センサー1。
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【課題】温度の変化に対する中心周波数の変化の小さい、擬似弾性表面波を用いたフィルタを提供する。
【解決手段】電気機械結合係数の大きなLiNbO、LiTaO基板上に膜厚がHの金属膜2を付着させた後、膜厚がHで正の周波数温度特性をもつSiOなどの薄膜3を付着させた構造とする。この基板を伝搬する弾性表面波として、レーレー波より速い速度をもつ擬似弾性表面波を用い、圧電性基板1として、LiNbOの場合、回転Y板のカット角がマイナス25度から180度の範囲のLiNbO基板、LiTaOの場合、25度から45度の範囲であり、かつ弾性表面波の伝搬方向がX軸或いはX軸からプラス・マイナス5度の範囲であり、薄膜2の膜厚H/λ(λ:弾性表面波の動作周波数での波長)が0.005から0.2の範囲であり、薄膜3の膜厚H/λ(λ:弾性表面波の動作周波数での波長)が0.005から0.6の範囲でとする。 (もっと読む)


Cuを主成分とするインターデジタル電極を用いた弾性表面波装置であって、耐電力性が著しく改善された弾性表面波装置を提供する。圧電基板2と、圧電基板2上に形成されたインターデジタル電極3とを備え、インターデジタル電極3が、CuまたはCuを主成分とする合金からなる主電極層3aと、主電極層3aと圧電基板2との間に配置されたNiCrを主成分とする密着層3b、あるいはTiを主成分とし、膜厚が18〜60nmの範囲にある密着層3bとを備える、弾性表面波装置1。
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