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国際特許分類[B23K10/02]の内容

国際特許分類[B23K10/02]に分類される特許

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【課題】プラズマミグ溶接方法において、プラズマ電極1bと溶接ワイヤ1aとの間に発生する異常なアーク放電を防止する。
【解決手段】プラズマ電極1bと母材2との間にプラズマアーク3bを発生させる。溶接ワイヤ1aと母材2との間にミグアーク1aを発生させる。溶接を開始する前に、プラズマ電極1bの先端と母材2との距離であるトーチ高さLtを設定し、このトーチ高さLtの設定値及びプラズマ溶接電流の設定値Irを入力としてアーク特性関数によってプラズマ溶接電圧Vwpを推定し、このプラズマ溶接電圧Vwpの推定値とミグ溶接電圧の設定値Vrとの設定電圧差が基準電圧値よりも大きいときは異常なアーク放電が発生すると判別して警報を発する。警報が発せられたときは、溶接条件を見直すことで異常なアーク放電を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】1つの溶接トーチWTからミグアーク3a及びプラズマアーク3bを発生させるプラズマミグ溶接方法において、プラズマ電極1bと溶接ワイヤ1aとの間に発生する異常なアーク放電を防止する。
【解決手段】溶接トーチWT内に配置されたプラズマ電極1bと母材2との間にプラズマ溶接電圧Vwpを印加してプラズマ溶接電流Iwpを通電することによってプラズマアーク3bを発生させる。溶接ワイヤ1aと母材2との間にミグ溶接電圧Vwmを印加してミグ溶接電流Iwmを通電することによってミグアーク3aを発生させる。プラズマ溶接電圧Vwpの平均値とミグ溶接電圧Vwmの平均値との電圧差が予め定めた基準電圧値よりも大きくなったときは、プラズマ溶接電流Iwpを設定値から減少させて電圧差を小さくして、異常なアーク放電を防止する。 (もっと読む)


【課題】アークにより発生した熱を利用して、溶加材を使用することなくロール胴体と軸部材が接合されている工業用ロール及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】円筒形状または円柱形状のロール胴体(7)の両端部に軸部材(6)を嵌合させ、当該嵌合部に溶加材を用いることなくアーク熱源(8)を供給することにより、嵌合部を溶融させてロール胴体と軸部材とを接合する。 (もっと読む)


【課題】融点が2000℃を超える金属又は合金極細線を開放大気中で溶接する技術とその接合体を提供する。
【解決手段】高融点金属又は合金の素線径が10−100μmの範囲とし、素線先端の突合せ角を20°以下であることを特徴とし、大気開放下でのCO、NOの不活性ガスまたはH2還元ガスを混合したガス雰囲気で高電圧マイクロ放電の出力を調整することにより溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】歩留りや生産性の向上により低コスト化を図ることができる積層管の製造方法を提供する。
【解決手段】内層11と、少なくとも1つの外層12と、を有する積層管10の製造方法は、芯材20を準備する第1の工程S10と、芯材20の外周面に第1の材料を肉盛溶接して内層11を形成する第2の工程S20と、内層11の外周面に第2の材料を肉盛溶接して少なくとも1つの外層12を形成する第3の工程S30と、芯材20を除去する第4の工程S50と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】トーチとワーク(被加工物)との距離を正確に位置決めすることができるプラズマ溶接装置を提供する。
【解決手段】位置合わせ機構に支持された被加工物を溶接するプラズマ溶接装置10において、第一のベース部材11と、前記第一のベース部材11に対して水平な一方向への移動が可能な第二のベース部材12と、前記第二のベース部材12に対して水平で、かつ、前記一方向とは垂直な方向への移動が可能な第三のベース部材13と、前記第三のベース部材13に設けられてトーチ21を支持するトーチホルダ15と、前記第三のベース部材13に設けられて先端にトーチ21と被加工物22との距離を正確に設定する接触式スイッチ20を有するトーチ位置設定用治具16とを備えるようにしたので、トーチ21とワーク(被加工物)22との距離を正確に位置決めすることができ、適切に予熱を行い、品質の良い溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】プラズマ電極25が熱膨張した後に冷却するときに、絶縁部材13がプラズマ電極のテーパ部25aによって締め付けられて絶縁部材13に割れや欠けを生じることのないプラズマミグ溶接トーチ24を提供する。
【解決手段】絶縁部材13が、給電チップ6とプラズマ電極25との間に設けられて、プラズマノズル8がプラズマ電極25を取り囲み、シールドガスノズル9がプラズマノズル8を取り囲むプラズマミグ溶接トーチ24である。プラズマ電極のテーパ部25aに形成された切り欠き部26は、プラズマ電極25の軸心部と直角方向に広がる底面26aと、この底面26aの最大外周部からプラズマ電極25の基端部の方向へ伸びる側面26bとを有している。切り欠き部26に絶縁部材の先端部13bが当接して摺動可能に支持される。この結果、絶縁部材13がプラズマ電極25によって締め付けられることがない。 (もっと読む)


【課題】アークスタート時のビード表面の黒い煤(スマット)の発生を抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期アーク電流が通電する初期ミグアークを発生させ、後退送給を継続してアーク長を長くすることによってプラズマアークを発生させ、それ以降は前進送給に切り換えると共にミグ溶接電流を通電して定常ミグアークへと移行させる。アーク長Laが第1基準距離Lt1に達するまでの期間(t3〜t31)中は電極マイナス極性の第1初期アーク電流Ii1を通電し、それ以降の期間(t31〜t4)中は電極プラス極性の第2初期アーク電流Ii2を通電する。|Ii1|>Ii2である。Ii1が通電するアークによって溶接ワイヤが溶融してアーク長Laは急速に長くなる。このために、ミグアークが単独で発生している期間を短縮することができるので、スマットの発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】アークスタートにおいて、ビード表面の黒い煤(スマット)の発生を抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期アーク電流が通電する初期ミグアークを発生させ、後退送給を継続してアーク長を長くすることによってプラズマアークを発生させ、それ以降は前進送給に切り換えると共にミグ溶接電流を通電して定常ミグアークへと移行させる。初期アーク電流の値を、初期ミグアークの発生時点からアーク長Laが第1基準距離Lt1に達するまでの期間t3〜t31中は第1初期アーク電流値Ii1に設定し、それ以降の期間t31〜t4は第2初期アーク電流値Ii2に設定する。Ii1>Ii2である。Ii1が通電するアークによって溶接ワイヤが溶融してアーク長Laは急速に長くなる。このために、ミグアークが単独で発生している期間を短縮することができるので、スマットの発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】ノズル先端部の消耗を低減しながらワークへの必要な入熱量を確保して、溶接速度を向上させること。
【解決手段】プラズマトーチ10を用いてワークWにアーク溶接を施すアーク溶接方法であって、ワークを非磁性体である治具に固定し、プラズマトーチが進行する接合方向に対して直交する方向の磁場Bをワークの内部に生成し、プラズマトーチと前記ワークとの間に流れる電流Iと、磁場とに起因したローレンツ力Fにより、アークAの先端側をプラズマトーチの進行方向前方へ曲げて溶接する。この場合、ワークを非磁性体治具に固定しているために、ワークを磁性体治具で固定するよりも、ワーク内に流れる磁束の密度を高めることができる。さらに、溶接部分がキュリー温度を超えて非磁性体になることにより、磁束の流れを溶接部分前方向へ集中できアーク制御の効率を高めることができる。 (もっと読む)


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