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国際特許分類[B23K9/02]の内容

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【課題】 薄鋼板の重ね継手部の横向姿勢におけるガスシールドアーク溶接において、鋼板の隙間が大きい場合でも溶接時に溶け落ちを発生することなく、ビード幅の広い良好な溶接ビードを得る。
【解決手段】 Si含有量が0.1質量%以下で厚さ2.0〜4.5mmの薄鋼板の横向重ね継手部を1.2m/min以上の溶接速度でガスシールドアーク溶接する方法において、C:0.02〜0.10%、Si:0.5〜1.0%、Mn:1.0〜1.6%を含有するソリッドワイヤを用いて、ワイヤ送給速度11m/min以上、パルスピーク電流Ip:440〜520A、パルスベース電流Ib:30〜80Aで、かつパルスピーク電流Ipとパルスピーク時間Tpが下記(1)式を満足するパルスを付加して溶接する。
415≦Ip(A)×Tp(msec) ≦ 780 ・・・・(1) (もっと読む)


【課題】溶接継手の疲労強度向上を目指し、ステンレス分野にも転用できる成分系で、かつ、重ね隅肉溶接継手の疲労強度を向上できる重ね隅肉溶接継手を提供する。
【解決手段】強度440MPa以上の高強度鋼板に薄鋼板を重ね合わせ、質量%で、Cr:15〜27%、及び、Ni:7〜22%を含有するステンレス用溶接材料を用いて形成した隅肉溶接継手において、(a)溶接金属の溶け込み深さが、上記高強度鋼板の板厚の2/3以下であり、かつ、(b)下記式(1)で定義する希釈率Zが、0.35〜0.65であることを特徴とする高疲労強度隅肉溶接継手。
希釈率Z=(溶けた被溶接鋼板の断面積/溶接金属の断面積) ……(1) (もっと読む)


【課題】既設の隅肉溶接において、本溶接ビードのルート部及び止端部の双方の疲労強度を向上させ、疲労性能レベルD等級以上を安定して確保できる疲労性能の向上方法を提供する。
【解決手段】基材と被溶接部材とを隅肉溶接して形成された既設の本溶接ビードの少なくとも一方の止端部を含むビードに、新たに増し盛り溶接ビードを形成した後、前記本溶接ビード及び前記増し盛り溶接ビードの表面に現れている本溶接ビードの止端部、増し盛り溶接ビードの止端部、及び本溶接ビードと増し盛り溶接ビードとの境界止端部に超音波衝撃処理を施す。 (もっと読む)


【課題】ミグ溶接時に、冷却後の接合界面に脆弱なAl−Fe二元合金層が生成することを抑制し、接合強度を向上させた鋼/アルミニウムの接合構造体を提供する。
【解決手段】
下地鋼板5の表面に溶融アルミニウムめっき層4が形成された溶融アルミニウムめっき鋼板1に、アルミニウム又はアルミニウム合金材2をミグ溶接にて重ね隅肉溶接した接合構造体である。溶融アルミニウムめっき層4がSi:3乃至12質量%、Fe:0.5乃至5質量%、残部がAl及び不可避的不純物の組成を有する。また、鋼板と溶接金属部との接合界面に占めるAl−Fe二元合金層7の割合が面積比95%以下であり、下地鋼板5と溶融アルミニウムめっき層4との界面に生じているAl−Fe−Si三元合金層6と前記接合界面のFe−Al二元合金層7との間に合金層消失域9が存在している。 (もっと読む)


【課題】接接合後に、平坦な面を有する閉断面構造が得られ、設計仕様に応じた高精度のフレームを容易に得ることができるアルミニウム合金製フレーム及びその製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金板をプレス成形して、幅方向の断面がコ字状のフレーム部材を得る。このフレーム部材10,11は、幅方向の中央部10a、11aと、この中央部に対して直交するようにプレス成形により曲げ加工された両側部10b、11bとを有し、両側部10b、11bは、開放端部間の間隔が中央部側の端部間の間隔と等しいか、それより小さく、前記中央部が外側に湾曲している。フレーム部材11を係止部材14により係止して溶接治具12a、12b及び押圧部材13あ、13bによりフレーム部材10,11を押圧し、側部同士を溶接接合すると、面が平坦なフレームが得られる。 (もっと読む)


【課題】被溶接物同士の突合せ部の形成時における位置決め作業を高精度で且つ容易に行なえ、位置決めの作業時間を低減させることができる。
【解決手段】インサート部材1は、互いに溶接される平板21、22同士の突合せ部Wに配置され、断面視円形をなす外径の異なる二本の第一溶接棒11、第二溶接棒12を並列に束ねるようにして接合され、この接合部に断面視で横方向に対向する一対の凹部1a、1aが形成されている。インサート部材1の凹部1a、1aに平板21、22の開先端面21a、22aを係止させて位置決めして突合せ部Wを形成させ、その後に突合せ部Wを突合せアーク溶接すると、平板21、22の裏面21d、22d側に突出する第二溶接棒12が溶融して良好な裏波を形成できる。 (もっと読む)


【課題】板厚50mm以上の厚肉鋼板の溶接に好適なエレクトロガスアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】溶着量増加用のホットワイヤを溶融池に直接供給する。溶接装置は、溶接電源と溶接ワイヤ送給装置、電極トーチ、および溶接ワイヤで構成され、溶接電源の片極が電極トーチに、他極は被溶接部材に接続されている。溶着量を増大させるためのホットワイヤ供給機構として、通電加熱電源、ホットワイヤ送給装置、通電トーチ、およびホットワイヤからなる構成が溶接装置と独立して配置されている。アークを発生させ、溶融池を形成せしめる溶接ワイヤと被溶接部材の開先面の間に、ホットワイヤ送給装置、通電トーチを通して供給されるホットワイヤを送給するように配置する。 (もっと読む)


【課題】スパッタの発生がなく、また高速溶接においてもハンピング現象を抑制しつつ、溶着量の増加を図るべくフィラーワイヤを安定かつ容易に供給することができる薄鋼板のTIG溶接方法を提供する。
【解決手段】薄鋼板を被溶接材10として、少なくとも2本の電極1を用いる多電極TIG溶接を行なうにあたり、各電極と被溶接材との間に発生するアーク2のうち少なくとも2つのアークが電磁力の作用によりお互いに引き合って一体のアークを形成するよう電極を配置するとともに、その一体化したアークにより形成された溶融プール3の後方から、フィラーワイヤ4を、該ワイヤの前記溶融プールへの接触直前の温度が1200℃以上となるように、通電加熱しながら添加する。フィラーワイヤの通電加熱用電流の向きを、TIGアーク発生用電流と同じ向きとするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】スパッタの発生がなく、また高速溶接においてもハンピング現象を抑制しつつ、溶着量の増加を図るべくフィラーワイヤを安定かつ容易に供給することができる薄鋼板の高速ホットワイヤ多電極TIG溶接方法を提供する。
【解決手段】薄鋼板を被溶接材10として、少なくとも2本の電極1を用いる多電極TIG溶接を行なうにあたり、各電極と被溶接材との間に発生するアーク2のうち少なくとも2つのアークが電磁力の作用によりお互いに引き合って一体のアークを形成するよう電極を配置するとともに、その一体化したアークにより形成された溶融プール3の後方から、ホットワイヤ形式で供給するワイヤ4の通電加熱用電流をTIGアーク発生用電流よりも小さくし、かつ、ワイヤのエクステンションをTIGアーク長よりも十分長く設定する。ワイヤの通電加熱用電流を、TIGアーク発生用電流の50%以下とし、エクステンションを70mm以上とするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】発泡金属部材同士を溶接接合するに際し、溶融プールを安定に形成し維持することができて、発泡金属部材同士の溶接接合を容易に行うことができるようにした、発泡金属部材の溶接方法を提供すること。
【解決手段】一対の発泡金属部材1,1の端面同士を突き合わせて突き合せ線を形成し、前記突き合せ線上に前記発泡金属部材1,1と少なくとも主成分が同一成分からなる金属製板状溶加材2を載置し、MIGアークにより前記金属製板状溶加材と前記突き合せ端面同士とを溶融させ溶け込みを得て、前記一対の発泡金属部材1,1を溶接接合する。 (もっと読む)


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