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国際特許分類[B60T11/16]の内容

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この発明では、シールリング(70)の耐久性を損うことなく、無効ストロークの低減および残圧防止を図ったプランジャ型マスタシリンダを提供する。マスタシリンダのピストン(91)は、外周面に凹部(93)、そして、その凹部(93)の中にリリーフポート(900)をもつ。シールリング(70)は、内周リップ(701)の先端部の内周にシール結合部(70s)をもつ。シール結合部(70s)は、ブレーキ非作動状態のとき、ピストン(91)側のリリーフポート(900)の開口の部分に位置する。シール結合部(70s)からリリーフポート(900)までの距離はわずかである。さらに、シールリング(70)は、内周リップ(701)の内周面に第1および第2の突起部(7006,7002)をもち、それにより、内周リップ(701)の内周側に作動液の流れ通路を確保する。
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【課題】自動ブレーキ時のインライン吸い込みに対応したコンパクトで車両への搭載性に優れるプランジャ型マスタシリンダの逆流圧対策を、簡素で生産性に優れる構造によって実現する。
【解決手段】プランジャ型マスタシリンダのピストン2、5に、非作動位置で圧力室とリザーバを連通させるピストンポート8、9とそのポートに繋がってポートの位置から後方に延びる有底溝21を設け、作動状態で自動ブレーキ制御が実行されて高液圧がホイールシリンダにつながる液圧回路から逆流してきたときに逆流圧を受けて変形するプライマリカップ11、13によってピストンポート8、9が塞がれたままになることを防止した。 (もっと読む)


【課題】 空気抜き時に、ピストンシールと周溝の溝底部との隙間および連通溝を介してブレーキ液を十分に補給でき、その結果、空気抜きを最小回数で完了させることができるマスタシリンダの提供。
【解決手段】 シリンダ本体15に形成された周溝30内に設けられてリザーバに連通する補給路38と吐出路に液圧を供給する圧力室68との間を密封可能なピストンシール35が、円環状の基部90と、基部90の内周側から突出してピストン19の外周面に摺接する内周リップ部91と、基部90の外周側から突出してシリンダ本体15の周溝30に当接する外周リップ部92と、基部90の内周リップ部91と外周リップ部92との間から外周リップ部92よりも先まで突出する中間突出部93とを備え、中間突出部93の先端側に切欠溝95を、外周リップ部92の先端側に切欠溝98を形成してなる。 (もっと読む)


本発明は、車輛の液圧式制動システム用の、バルブ装置を備えたピストン(10)であって、ピストン(10)を貫通したピストンチャンネル(14)、このピストンチャンネル(14)の開口部(22)の周囲に形成された弁座(38)、及びピストンチャンネル(14)を閉じるために弁座(38)に対して液密に位置決めできる、ピストン(10)に対して変位自在のバルブエレメント(26)を含むピストンに関する。弁座(38)は、弾性シーリングエレメント(18)及びこのシーリングエレメントを安定させる支持エレメント(20)を含むシーリング構成要素(16)に設けられた環状突出部の形態をとる。支持エレメント(20)はシーリング突出部(38)の近くの領域が対応する環状凹所(54)を備える。
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【課題】 簡単な構造でストッパピンの組み付け性の向上と、シリンダボディの小径化を図る。
【解決手段】 ストッパ環17を合成樹脂で形成し、プライマリピストン6の小径軸部6eに嵌合可能な内周面と、小径軸部6eに挿入可能なスリット17aとを備えたC字状に形成する。ストッパ環17の周壁17bにストッパピン16の両端部を支持させる袋孔17cと貫通孔17dとを形成し、シリンダ孔底部側の側壁17eにスプリング部材24のシリンダ孔開口側を支持するリング状のスプリング支持溝17fを形成する。ストッパ環17の外径を、シリンダ孔3の内径よりも僅かに小径に形成し、ストッパ環17の外周面がシリンダ孔3の内周面を摺動可能に形成する。ストッパ環17のシリンダ孔底部側に、ストッパピン16の後退限を規制する環状の規制部材25を配設し、該規制部材25に、液通孔13と補給液室15とを連通する貫通孔25aを設ける。 (もっと読む)


【課題】マスタカット弁装置,シミュレータ制御弁装置等、マスタシリンダからのブレーキ液の供給状態を制御する供給状態制御弁装置における電磁弁の使用を可及的に回避する。
【解決手段】
マスタシリンダ88に連動切換弁210,パイロット式切換弁220を設け、段付マスタピストン104の前進によりポート212,214を連通させ、動力液圧源30の液圧をパイロット圧室270に供給し、スプール224を移動させて加圧室126とブレーキシリンダ22,24との連通を遮断させ、フィルアップ室128,ストロークシミュレータ92の補完室170をリザーバ40に連通させて、ストロークシミュレータ92を有効化し、フィルアップ制御弁装置96を無効化する。動力液圧源30等の故障時にはスプール224は移動せず、加圧室126のブレーキ液と共にフィルアップ室128のブレーキ液がブレーキシリンダ22,24に供給されてフィルアップが行われる。 (もっと読む)


【課題】 製造コストおよび管理コストを低減することができるマスタシリンダの提供。
【解決手段】 シリンダ本体15と、シリンダ本体15内に摺動可能に設けられシリンダ本体15とで圧力室63,76を形成するピストン18,19と、圧力室63,76に配置されてピストン18,19を付勢するピストンスプリング65,78と、ピストンスプリング65,78の伸縮を許容しつつ両端部を係止するスプリングリテーナ100,101とを有し、スプリングリテーナ100,101が、一端側がピストンスプリング65,78の端部を係止するとともに、他端側が相互にピストンスプリング65,78の軸線方向に移動可能に係合される一対の同形状の分割体103からなる。 (もっと読む)


加圧した流体圧ブレーキ流体を複数の車両ブレーキに適用するブレーキシステムを提供する。システムは加圧ブレーキ流体の源、第一ブレーキ流体回路、および源から第一回路へのブレーキ流体の流れを制御するブースト弁を含む。第一ブレーキ・アクチュエータは、第一回路からのブレーキ流体によって起動され、第二ブレーキ・アクチュエータは、第一回路からのブレーキ流体の適用によって動作する。システムはさらに、第二ブレーキ流体回路および第三ブレーキ流体回路を含む。第三ブレーキ・アクチュエータは、第二回路からのブレーキ流体によって起動される。第四ブレーキ・アクチュエータは、第三回路からのブレーキ流体によって起動される。マスタ・シリンダは1次ピストン、第一2次ピストン、および第二2次ピストンを含む。第一および第二2次ピストンは、加圧流体体を第一回路から適用し、それぞれ第三ブレーキ・アクチュエータを作動させる第二回路、および第四ブレーキ回路を作動させる第三回路内のブレーキ流体に加圧することによって、独立して動作自在に変位することができる。
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レバーアセンブリ(14)とマスターシリンダー(12)とが提供される。レバーアセンブリ(14)はレバー(16)と、レバー(16)のMAを変更する調整機構とを含む。ハンドルバーに対するレバー(16)のリーチは調整可能である。レバー(16)のMAおよびリーチの両方は器具を用いることなく、レバーを含む乗り物が操縦されている間に調整可能である。マスターシリンダー(12)はクランプエリアに貯蔵部(50)を含む。貯蔵嚢(52)は貯蔵部(50)に適合する。カバーは嚢(52)を取り囲み、かつ嚢を大気圧にする換気開口部を含み、空気が嚢(52)に対して出入りできるようにしている。マスターシリンダー(12)から、その向きを変えることなく、流体を抜くことができる。レバー(16)のMAを調整する方法、およびマスターシリンダー(12)の向きを変えることなくブレーキシステムから流体を抜く方法もまた提供される。
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【課題】 車輛の液圧ブレーキシステム用の制動力発生器(10)を提供する。
【解決手段】 車輛の液圧ブレーキシステム用の制動力発生器(10)は、ブレーキペダル(P)に連結できる又は連結された、制動力発生器(10)のベースハウジング内で変位自在の力入力エレメント(14)、液圧制動圧力を発生するため、一次ピストン(64)が移動自在に案内されるマスターシリンダ、力入力エレメント(14)に連結できるペダル反力シミュレート装置(106)、ペダルの作動を検出するためのペダル作動検出装置(150)、及び作動力を一次ピストン(64)に及ぼすための作動力発生装置を含む。作動力発生装置は、制御弁(22)、チャンバ装置(16)、及び電磁アクチュエータ(48)を含み、チャンバ装置(16)は、真空チャンバ(30)及びこの真空チャンバ(30)から移動自在の壁(28)によって分離されており且つ制御バルブ(22)によって真空チャンバ(30)に流体的に連結できる作用チャンバ(32)を持つように設計されており、制御弁(22)は、検出されたペダルの作動に従って作動できる。 (もっと読む)


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