説明

国際特許分類[C08F8/48]の内容

国際特許分類[C08F8/48]に分類される特許

11 - 20 / 199


【課題】透明性や耐熱性に優れるだけでなく、機械的強度、成形加工性などの所望の特性を備えると共に、特に熱加工時に発泡現象を起こすことなく、泡やシルバーストリークが入らない成形品を与えることが可能な熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】熱可塑性樹脂組成物は、主鎖に環構造を有し、かつガラス転移温度が110℃以上であるメタクリル系樹脂と、金属塩、金属錯体および金属酸化物から選択される少なくとも1種の金属化合物とを含有する。該組成物中における該金属化合物の含有量は、該メタクリル系樹脂の質量を基準にして、金属原子換算で、10〜10,000ppmである。熱可塑性樹脂組成物の製造方法は、主鎖に環構造を有し、かつガラス転移温度が110℃以上であるメタクリル系樹脂を製造するにあたり、触媒を使用した環化縮合反応により、該環構造を形成した後に、該触媒の失活剤を添加することを包含する。 (もっと読む)


【課題】スクリーン印刷性に優れるとともに、デラミネーションの発生を防止することが可能なポリビニルアセタール樹脂組成物を提供する。また、本発明は、該ポリビニルアセタール樹脂組成物を用いて製造されるポリビニルアセタール樹脂溶液、導電ペースト、セラミックペースト及びセラミックグリーンシートの提供。
【解決手段】ビニルアルコール単位、酢酸ビニル単位、ビニルアセタール単位及びビニルカルボン酸単位で表される構成単位を有するカルボキシル変性ポリビニルアセタール樹脂と、ビニルアルコール単位、酢酸ビニル単位、ビニルアセタール単位及びビニルアミン単位で表される構成単位を有するアミノ変性ポリビニルアセタール樹脂とを含有することを特徴とするポリビニルアセタール樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】簡便な方法で変色したポリビニルアルコール系樹脂を脱色させることが可能なポリビニルアルコール系樹脂の脱色方法を提供する。また、該ポリビニルアルコール系樹脂の脱色方法を用いて得られるポリビニルアルコール系樹脂、並びに、該ポリビニルアルコール系樹脂を用いた光学フィルム、ポリビニルアセタール樹脂、塗料用バインダー及びインクを提供する。
【解決手段】OHイオン濃度が0.01〜1mol/Lの塩基性溶液中にて、ポリビニルアルコール系樹脂と、濃度が0.01〜1mol/Lの過酸化水素とを接触させる工程を有するポリビニルアルコール系樹脂の脱色方法。 (もっと読む)


【課題】ナノダイヤモンド及び/又はカーボンナノチューブが高い濃度で均一に分散したポリビニルアセタール樹脂分散物、並びにその樹脂分散物を簡便に製造する方法を提供する。
【解決手段】ポリビニルアセタール樹脂と、ナノダイヤモンド及び/又はカーボンナノチューブとを含有する樹脂組成物であって、ポリビニルアセタール樹脂に対して、ナノダイヤモンド及びカーボンナノチューブの合計が0.1〜30質量%であることを特徴とするポリビニルアセタール樹脂組成物、及びナノダイヤモンド及び/又はカーボンナノチューブを分散したポリビニルアルコール溶液と、アルデヒドとを、水及び/又は有機溶剤中で酸触媒存在下にてアセタール化反応させる工程を有することを特徴とするポリビニルアセタール樹脂組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】柔軟性に優れるとともに、高い耐電圧性を有することから、信頼性の高い電子部品を製造することが可能な誘電体シートを提供する。
【解決手段】変性ポリビニルアセタール樹脂と誘電体粒子とを含有する誘電体シートであって、前記変性ポリビニルアセタール樹脂は、少なくとも下記(1)、(2)、(3)及び(4)で表される構造単位を有する変性ポリビニルアセタール樹脂を含有する誘電体シート。(1)ビニルアルコール単位(2)環状アセタール構造を有する単位(3)酢酸ビニル単位(4)アセトアセチル基を有する単位またはN−(2−アセチルエチル)アクリルアミド単位 (もっと読む)


【課題】 打ち抜き加工時のクラックが抑制され、機械的な強度も高いセラミックグリーンシートおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 セラミック粉末1を有機樹脂からなるバインダ2で結合してなるセラミックグリーンシート3であって、バインダ2は、ポリビニルアセタール鎖を主成分とする第1相2aと、ポリアルキレンオキサイド鎖を主成分とする第2相2bとを含み、第1相2aおよび第2相2bは、第2相2bのポリアルキレンオキサイド鎖に第1相2aのポリビニルアセタール鎖がブロック共重合したことによって、第1相2aが海であり、第2相2bが島である海島構造を形成して互いに結合しているセラミックグリーンシート3である。第1相2aでバインダ2の機械的な強度を高くし、柔軟な第2相2bでクラックCの進行を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】透明性、耐熱性に優れ、さらには成形加工性に優れる熱可塑性樹脂を提供する。
【解決手段】押出機にイミド化剤を添加して反応させた後、揮発分を除去する前にエステル化剤を添加して反応させ、イミド樹脂上の酸および酸無水物の量をイミド樹脂のグラム当たりのミリ当量で表現した酸価が0.05以下であるイミド樹脂。酸成分の量に由来する粘度を下げ、金属ロールとの剥離性の改善し、且つ成形の際に生じる発泡等の不具合も改善された成形体。 (もっと読む)


【課題】高分子材料、ナノ構造体、高分子ミセル、薬物運搬体の熱安定性を向上させることが可能な熱安定化剤、及び熱安定化された新規な高分子材料、ナノ構造体、さらには新規な温度応答型放出制御用の薬物運搬体
【解決手段】親水性高分子と疎水性高分子から成るブロック共重合体であって、環状高分子構造を含む高分子化合物 (もっと読む)


【課題】成形加工性が良好であり、光学部材として十分な高い耐熱性を有し、表面欠陥が少ない負の配向複屈折を有する光学フィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】(メタ)アクリル樹脂を成形してなる光学フィルムであって、特定の樹脂組成物からなり、芳香族ビニル単位の割合が、10〜50モル%、酸価が、0.1〜1.5mmol/gであることを特徴とする光学フィルムによって、高い耐熱性及び負の配向複屈折を有する樹脂組成物を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】少なくとも可視光領域において波長が短くなるほど複屈折が小さくなる波長分散性(逆波長分散性)を示すことができ、VAモ−ドの液晶パネルおよび液晶表示装置の光学補償に好適に用いられる、新規な組成を有する偏光子保護フィルムを含む偏光板の提供を目的とする。
【解決手段】少なくとも1枚の偏光子保護フィルムを有する偏光板であって、前記偏光子保護フィルムが、(I)面内位相差Reが30〜80nm、厚み方向位相差Rthが90〜160nmであり、(II)少なくとも可視光領域において、波長が短くなるほど複屈折が小さくなる波長分散性を示し、且つ、(III)特定の分子構造または複素芳香族基を有する樹脂(A)を含む、二軸性を有する偏光子保護フィルムである偏光板である。 (もっと読む)


11 - 20 / 199