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国際特許分類[C22B9/10]の内容

国際特許分類[C22B9/10]に分類される特許

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【課題】原料の配合条件と溶融還元炉への固定炭素の適正な投入方法等の操業方法を適正化することによって、金属化率が低くしても安定的に生産効率を高めつつ、投入エネルギーも小さくすると共に、操業安定にも優れた技術を提供することを課題とする。
【解決手段】炭素を含む固体還元剤と粒度250μm以下の粉鉱石60〜90質量%と粒度10μm以下でかつCaOを5〜15質量%含有する製鋼工程ダストを10〜30質量%含有する鉄酸化物とを混合・造粒し、該造粒物を予備還元炉にて加熱することにより金属化率が60%〜90%の還元鉄を製造し、当該還元鉄を溶融還元炉に投入し、炭素を含む固体還元剤を溶融還元炉の下方から溶融鉄浴に加えるとともに酸素含有ガスを上方から吹き込むことによって還元ずみ溶融鉄を製造することを特徴とする溶融鉄製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱間加工性に優れたニッケル材、及びそのニッケル材を安定的に製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るニッケル材は、質量%でMg:0.0050〜0.0150%、S:0.0001〜0.0010%、Al:0.020〜0.100%を含有し、さらにTi:0.05%以下、Mn:0.30%以下、Fe:0.40%以下、B:0.0030%以下及びC:0.02%以下からなる群から選ばれる一種以上を含有し、残部Ni及び不純物からなり、ΔSパラメータ(S−0.3×Mg)が−0.0011〜−0.0030%である化学組成を有する。また、スラグ塩基度(T.CaO/Al2O3)が2.6以下であって、MgO濃度が、質量%で、4.0%以上12.0%未満のスラグを用いて、下記(1)式で表される酸素活量パラメータaoを0.70〜1.30に成分を調整し取鍋精錬を行うことで上記化学組成を安定的に得ることが可能である。 (もっと読む)


【課題】小さな設備面積で短時間に共晶系不純物、包晶系不純物の低減を可能とし、精製時に発生する残留溶湯を極力低減し、精製処理時のエネルギー効率の向上が可能な高純度アルミニウムの連続精製システムを提供する。
【解決手段】アルミニウムの溶解炉11、21、31、溶解炉からの溶湯が順に送り込まれる、直列的に連結された複数の溶湯保持槽13、23、33、各溶湯保持槽と対を成す回転冷却体130、230、330を備えた一連の装置を1組のラインとする。このラインが複数組用いられたN次ライン(ただし2≦N)からなり、(n−1)次ライン(ただし2≦n≦N)で回転冷却体に付着凝固し回収された高純度アルミニウム塊は、続くn次ラインの溶解炉で溶解され、溶湯が順々に溶湯保持槽を通り排出される。n次ラインの保持槽及び回転冷却体の数は(n−1)次ラインより少ない。 (もっと読む)


【課題】鋳造組織を微量介在物で制御することにより、マクロな成分偏析を極力抑えることのできるNi基合金およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Ti:0.01〜0.7mass%、酸素:5〜100ppm、残部がNiおよび不可避的不純物から成る成分組成を有するNi基合金であって、このNi合金中に非金属介在物としてTi酸化物を含有するNi基合金。また、原料をAr雰囲気にて溶解して溶融合金を得、この溶融合金に0.1〜1mass%のTiを添加することによりTi系酸化物を生成させ、鋳型に鋳造し、冷却して鋼塊とするNi基合金の製造方法。 (もっと読む)


【課題】小さな設備面積で短時間に共晶系不純物、包晶系不純物の低減を可能とし、精製時に発生する残留溶湯を極力低減し、精製処理時のエネルギー効率の向上が可能な高純度アルミニウムの連続精製システムを提供する。
【解決手段】アルミニウムの溶解炉11、21、31、溶解炉からの溶湯が順に送り込まれる、直列的に連結された複数の溶湯保持槽13、23、33、各溶湯保持槽と対を成す回転冷却体130、230、330を備えた一連の装置を1組のラインとする。このラインが複数組用いられたN次ライン(ただし2≦N)からなり、(n−1)次ライン(ただし2≦n≦N)で回転冷却体に付着凝固し回収された高純度アルミニウム塊は、続くn次ラインの溶解炉で溶解され、溶湯が順々に溶湯保持槽を通り排出される。n次ラインの保持槽及び回転冷却体の数は(n−1)次ラインより少ない。 (もっと読む)


【課題】不純物および介在物含有量の少ない、組成分布が均質なアルミニウム−リチウム合金ターゲットの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、アルミニウム単一相からなるスパッタリング用アルミニウム−リチウム合金ターゲットの製造方法であって、真空雰囲気または不活性ガス雰囲気に維持された溶解炉10の中に設置されているルツボ12内でアルミニウム21を溶解する第1の工程と、プランジャ13を駆動させて、ルツボ12内のアルミニウム溶湯中にリチウム塊22を強制浸漬させて攪拌する第2の工程と、ルツボ12内のアルミニウム−リチウム合金の溶湯を鋳型25に型注する第3の工程と、アルミニウム−リチウム合金のインゴットの組織制御を行う第4の工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】還元工程で生成したTi粒又はTi合金粒に付着している溶融塩のCa濃度を低下させ、溶解炉へ持ち込まれるCa量を低減できる金属Ti又はTi合金の製造方法を提供する。
【解決手段】還元工程で生成したTi粒又はTi合金粒とCa含有溶融塩との混合物を、溶解前に溶融塩で洗浄することにより前記Ca含有溶融塩のCa濃度を低下させて、溶解炉へ持ち込まれるCa量を低減する。洗浄用の溶融塩(例えば、溶融CaCl2)として、本発明の方法の実施に用いられる製造装置に取り付けられたCa除去濃縮装置5でCaが除去された溶融CaCl2の一部を洗浄用溶融CaCl2槽15に貯留しておき、この溶融CaCl2を使用するのが特に望ましい。 (もっと読む)


本発明は、亜鉛及び鉛の硫化濃縮物を金属源として使用する純金属インジウムの新規製造方法を提供する。本方法は酸化亜鉛焼成物の中性浸出残渣からWaelz工程により生成される酸化亜鉛から開始する。亜鉛焼成物の中性浸出の中性アンダーフロー(又は残渣)の弱浸出のオーバーフロー(又は上澄み)もまた、より低い割合でインジウムを含有し、インジウム回収のグローバルな工程の一部となり得るか、又はなり得ない。新たな技術は、下記の段階:a)インジウム前濃縮物の生成;b)還元浸出において得られるインジウムセメント生成物の少なくとも1回の弱浸出及び少なくとも1回の強浸出を備える、インジウムセメントの生成;c)インジウム溶液の生成;d)有機溶媒によるインジウムの抽出;e)インジウムのセメンテーション;f)金属の融合、精製、及びインゴット化;g)99.995%を超える高純度の生成物を得るためのインジウムの電解;を備える。 (もっと読む)


【課題】60t規模の大量生産設備を用いNi基合金の中でも鉄含有量に制限がある合金を連続鋳造で生産する。
【解決手段】Ni基合金を溶製し酸素吹精して精錬する工程において、酸素吹精炉に石灰石を投入し酸素吹精して鉄及びCrの含有量の合計を3mass%以下まで低下させ、酸素吹精炉を傾動し鉄及びCrを含むスラグを除滓し、Al及び/またはSiを用いて脱酸及び脱硫する精錬方法。また、精錬された溶融Ni基合金を連続鋳造機にてスラブとする際、連続鋳造されたスラブをトーチによって切断し、そのトーチは、プロパンと酸素を吹き込むノズルと、燃焼助剤である鉄粉及びAl粉を吹き込むノズル2〜4本と、両粉末を格納する粉末タンクと、エゼクターとを備え、Al粉量は全粉末量の20〜50mass%であり、エゼクター形状は粉末タンクに対し鉛直下向きとし、トーチによってプロパンと酸素を吹き込んでNi基合金スラブを切断する連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】 石油の脱硫処理時に使用された使用済のMo含有触媒を用いて、効率的に且つ安価にMo含有鋼を溶製する方法を提供する。
【解決手段】 本発明による使用済触媒を利用したMo含有鋼の溶製方法は、石油の脱硫処理時に使用された使用済のMo含有触媒を溶銑中に溶解し、次いで、該溶銑に脱硫処理を施し、その後、この溶銑を転炉に装入して酸素吹錬を施し、該溶銑からMoを合金成分として含有する溶鋼を溶製することを特徴とする。また、溶銑の脱硫処理の前または後に、溶銑に対して更に脱燐処理を施すことも可能である。 (もっと読む)


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