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国際特許分類[C23C14/30]の内容

国際特許分類[C23C14/30]に分類される特許

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【課題】カソードが高温になっても、ピンとカソード保持リングが融着しない電子銃を提供する。
【解決手段】電子銃10は筺体11を有しており、筺体11の内部には、カソード部材31と、発熱装置32と、アノード電極3が配置されている。カソード部材31は、カソード電極1と、三個以上(ここでは4個)のピン15と、保持部材5を有している。カソード電極1はタングステンであり、保持部材5の保持側孔70の内周面には、タングステンより融点が高いカーボン、グラファイト、又はタンタルカーバイトが露出されており、カソード電極1が発熱装置32により加熱されたときに輻射や熱伝導によって孔の内周面は融解せず、孔の内部に配置されたピン15は固着しない。また、ピン15と保持部材5が熱膨張したときに摩擦によるピンが抜けなくなる現象の発生が少なく、カソード電極1の位置ずれがおきない。 (もっと読む)


【課題】高出力電子銃において、カソードからの熱電子放出効率を上げる技術を提供する。
【解決手段】電子銃10は筺体11を有しており、筺体11の内部には、カソード部材31と、発熱装置32と、アノード電極3が配置されている。カソード部材31は、カソード電極1と、保持部材5とを有している。ピン15は、タングステンで構成され、カソード電極1は、タンタルで構成されている。タンタルで構成されたカソード電極1は、タングステンで構成されたカソード電極1より低い温度で必要な電子放出量を得ることができるので、電子銃10を用いて真空処理を複数回行う場合、カソード電極1からの輻射やカソード電極1からピン15を介した熱伝導によって保持側接触面が従来より昇温せず、ピン15は固着しない。 (もっと読む)


【課題】生産性が高く、かつ熱伝導性及び靭性、弾性等の機械的特性に優れる電気絶縁性熱伝導シートを提供する。
【解決手段】下方から上方へ向けて延在し、互いに離隔してなる複数のセラミック結晶体と、前記セラミック結晶体の隙間に充填されたゴム弾性を有する高分子体とを具え、前記セラミック結晶体の上部及び下部が、外方へ露出するようにして電気絶縁性熱伝導シートを構成する。 (もっと読む)


【課題】材料の蒸発速度とプラズマ密度を自由に設定し、成膜速度に対するガスバリア性を自由に設定出来、酸素バリア性および水蒸気バリア性に優れたガスバリア性積層体を生産する成膜装置を提供する
【解決手段】フィルム基材をロール・ツー・ロールで搬送する搬送手段と、フィルム基材へ蒸着材料を蒸着させる蒸着手段とを具備する成膜装置であって、蒸着手段が、蒸着材料を蒸発させる手段と、蒸発した蒸着材料をプラズマにより活性化させる手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】 電子ビームのターゲット表面への照射位置の制御を簡易且つ確実に行うとともに、電子ビームによる真空槽内部の損傷を低減することが可能な電子ビームの制御方法を提供する。
【解決手段】 電子ビーム発生器から水平方向に照射される電子ビームを、揺動コイルにより、電子ビームの進行方向に直交する方向に曲げて、真空槽の側面に設けられた導入口から導入し、前記真空槽の内側で偏向素子により下方に偏向して、電子ビームに対する入射角度が調整できるように支持されたターゲットに照射するための電子ビームの制御方法であって、前記揺動コイルを、前記電子ビームの進行方向と直交する2軸方向において磁場を印加するために制御電流Ix及びIyが通電できるように構成し、前記制御電流Ix及びIyとして複数の電流値を通電した際に、前記各電流値に対する前記電子ビーム発生器内部の各磁場及び前記真空槽内の各磁場を演算により求め、前記電子ビーム発生器内部の各磁場及び前記真空槽内の各磁場に基づいて、電子ビームが前記ターゲット表面に到達する各座標(ξ,η)を演算により求めるステップと、前記各電流値及び前記各座標(ξ,η)から、前記座標(ξ,η)を変数として前記制御電流Ix,Iyを回帰した関数Ix=fx(ξ,η)及びIy=fy(ξ,η)を演算により求めるステップと、前記関数Ix=fx(ξ,η)及びIy=fy(ξ,η)に基づいて、前記揺動コイルの制御電流を制御するステップとを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【解決課題】スケールアップをしても、蒸着時の真空加熱下でのスプラッシュ現象が生じず、且つ、均一な亜酸化チタンを提供すること。
【解決手段】 二酸化チタン粉末と金属チタン粉末、または二酸化チタン粉末と水素化チタン粉末、または二酸化チタン粉末と金属チタン粉末と水素化チタン粉末の混合粉末を不活性雰囲気下または真空雰囲気下で溶解し、亜酸化チタンを得る溶解工程を有する亜酸化チタンの製造方法であって、該溶解工程において、該原料の混合粉末を溶解し、固化した後、1回以上、溶解固化体を裏返し、一端から他端へ向かって溶解し、固化する再溶解操作を行うこと、を特徴とする亜酸化チタンの製造方法。 (もっと読む)


【課題】待機時においても蒸着装置内部の温度を下げないことで生産再開時の立ち上げ時間ロスを無くすとともに、搬送治具への不要な蒸着粒子付着を抑制し、信頼性の高い基板への薄膜形成を実現する。
【解決手段】ターゲットに電子ビームを照射して搬送治具に載置された基板に薄膜を形成する薄膜形成方法であって、搬送治具に載置された基板に薄膜を形成する成膜時と、搬送治具への基板の載置がない待機時とで、電子ビームを発生させる電子ビーム源である電子銃への投入パワーを略同一とし、かつ、待機時のターゲットに照射する電子ビームの照射領域を異ならせることによって、蒸着装置内部の温度を保ったまま、成膜レートを抑制する。 (もっと読む)


【課題】蒸着材料供給時に生じる飛沫を抑え、投入時の液面の波紋が蒸着に与える影響を低減し、また蒸着材料のロスを少なくする。
【解決手段】真空状態となった真空室12内に、送りロール13と巻取りロール14を設けてベースフイルム15を走行させる。各ロール13,14は、ベースフイルム15の幅と略同じ円筒状、冷却キャン16の幅方向の長さはルツボ31と略同じ円筒状で、内部に冷却水が流れ、ベースフイルム15の温度上昇による変形等を抑制する。また真空室12内には、冷却キャン16と略同じ幅で設けられたルツボ31には、蒸着材料(固体状態)20aを溶解用電子銃21Bで溶融させて供給する。このルツボ31は、蒸着材料蒸発部分31Aと、これに直角に設けられた蒸着材料溶融部分31Bからなる。この蒸着材料溶融部分31Bにより、蒸着材料(固体状態)20aを供給する際に生じる波紋の影響を防止して、安定した蒸着を行う。 (もっと読む)


空洞(6)を有し、カソードとして機能するように構築される中空エレメント(5)を備える装置(1)と、前記中空エレメント(5)の空洞(6)内に少なくとも部分的に配置される前記主電極(7)と、前記主電極(7)を電気的に接地する抵抗(12)と、カソードの壁を通じて延伸する実質的に誘電体からなるチューブ状素子(21)と、 接地され、チューブ状素子(21)の周囲に配置されたリング形状アノード(25)と、カソード(5)に電気的に接続され、約10nsで少なくとも8KVのカソードの電位を減少可能な前記活性化グループ(11)とを備え、プラズマを生成しターゲット(3)に向かって電子流を導くための装置である。 (もっと読む)


【課題】フィルム基材の帯電現象による問題を回避しながら、電子ビーム加熱による蒸発物質の蒸着を可能にし、巻取り走行されるフィルム基材に損傷のないバリア性薄膜を安定に成膜できるようにした巻取り式蒸着装置及び巻取り式蒸着方法並びにバリアフィルムを提供する。
【解決手段】電子ビーム19により加熱されて蒸発する蒸発物質を、巻取り走行されるフィルム基材12に蒸着してガスバリア性の薄膜を形成する巻取り蒸着装置において、表面にガスバリア性薄膜を蒸着させたフィルム基材12を、成膜ロール15から剥離直前に加熱する加熱手段と、成膜ロール15に正の電位を印加して、巻出し・巻取り室20内でフィルム基材12が成膜ロール15から剥離された後の、フィルム基材12と成膜ロール15との間にプラズマ27を発生させる電位印加手段とを備える。 (もっと読む)


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