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国際特許分類[F16C3/06]の内容

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【課題】内燃機関クランク軸の軸外周面に軸受部材を介して支持される回転部材に対するシリンダブロック側への移動力を抑制する。
【解決手段】クランク軸2の軸直交面8bにボルト締結するためのボルト穴24には玉軸受10の荷重中心位置S以上に深く形成されたカウンタボア24bが設けられている。このボルト穴24にフライホイール16及びアウターレース部材14をボルト締結すると軸外周面8aではカウンタボア24bの底面位置Bを中心とした凸部Pが生じる。この凸部Pは玉軸受10の荷重中心位置Sよりシリンダブロック4側に生じるので玉軸受10にはシリンダブロック4とは反対側への移動力が生じる。したがって玉軸受10上のリングギヤ12に対するシリンダブロック4側への移動力を抑制することができ、リングギヤ12がシリンダブロック4に接触しないので機関運転時振動が玉軸受10に強く作用せず玉軸受10の耐久性を低下させることがない。 (もっと読む)


【課題】表面に軟窒化処理が施され、優れた機械加工性と高い疲労強度を両立させたクランクシャフトを提供する。
【解決手段】クランクシャフトをなす鋼の表面に軟窒化処理が施され、該鋼が合金成分として、C:0.10質量%以上0.30質量%以下、Si:0.05質量%以上1.00質量%以下、Mn:0.30質量%以上1.50質量%以下、Mo:0.60質量%以上1.70質量%以下、Cr:0.10質量%以上1.00質量%以下、V:0.10質量%以上0.50質量%以下、Nb:0.010質量%以上0.050質量%以下、S:0.010質量%以上0.180質量%以下、Ti:0.003質量%以上0.012質量%以下、Al:0.001質量%以上0.012質量%以下、Ca:0.0005質量%以上0.0050質量%以下、及び、O:0.0005質量%以上0.0100質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】非接触方式で以って、クランク室内のオイルミストや水蒸気の影響が軽微で高精度且つ応答性が良好なクランク軸温度検出、監視手段を提供する。
【解決手段】クランク軸温度検出、監視手段であって、赤外線カメラでクランク軸の軸線方向に分けた各検出区間のクランク軸画像を撮像し、画像処理して各検出区間のクランク軸温度を検出し、この各検出区間のクランク軸温度検出値と全検出区間のクランク軸平均温度との温度偏差を各検出区間毎に算出し、各検出区間毎の温度偏差の算出値と許容温度偏差とを比較して、当該検出区間の温度偏差が前記許容温度偏差を超えたとき当該検出区間におけるクランク軸温度の異常を判定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】パルサープレートの振動時,パルサープレートのボスの周縁部の,該プレート周方向に直面する側に生じる集中応力を広く分散して,ボス周りの耐久性向上を図る。
【解決手段】内燃機関用クランク軸Cの,クランクアーム3及びカウンタウエイト4よりなる回転壁部9の端面10に,その周方向に並ぶ複数の凹部12を形成する一方,端面10に重ねられるパルサープレートPに,複数の凹部12に収容される複数の有底筒状のボス15を形成し,これらボス15をパルサープレートPに固着部材18により固着してなる,パルサープレートの取り付け構造において,ボス15の筒状部15aを,短径D1をパルサープレートPの周方向Aに向け,長径D2をパルサープレートPの半径方向Bに向ける異形円筒状に形成した。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトのジャーナル部やピン部を被焼き入れ部として、これらを高品質で焼き入れ処理を行い得るようにする。
【解決手段】高周波焼き入れ装置は第1のコイル31と第2のコイル32とを有しており、被焼き入れ部であるジャーナル部Jを囲むように配置される。コイル31,32はジャーナル部Jの軸方向一方側に配置される一方側のコイル片と、他方側に配置される他方側のコイル片とをそれぞれ有し、一方側のコイル片の外側に一方側の位置決めチップ25a,26aが配置され、他方側のコイル片の外側に他方側の位置決めチップ25b,26bが一方側の位置決めチップ25a,26aに対して円周方向に位相をずらして配置されている。ジャーナル部Jに対する焼き入れ液は、それぞれのコイル31,32のコイル片の間の隙間から供給される。 (もっと読む)


【課題】ワークに負荷される荷重及び加工工具の変位を測定演算して、ワーク負荷荷重及び加工工具の変位の双方を制御することができ、その結果、ワークの材質や加工工具の形状の違いに起因する塑性変形挙動の変化による微細凹部の形状のばらつきを少なく抑えることが可能である微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法を提供する。
【解決手段】微細突起3aを先端部に有する加工工具3を着脱可能に取り付けたクロスヘッド4と、クロスヘッド4を鉛直方向に移動させて加工工具3をワークWの表面Waに押し付け可能とした押圧機構としてのサーボモータ5及びボールねじ6と、クロスヘッド4の移動を制御する演算・制御部7を備え、加工工具3に負荷される荷重を測定して演算・制御部7に出力する荷重センサ8と、加工工具3とワークWの変位を測定して演算・制御部7に出力する変位センサ9を設けた。 (もっと読む)


この発明は、クランクシャフト(1)の主軸受(HL)とコンロッド軸受(PL)の軸受座の加工方法に係り、鍛造あるいは鋳造によるクランクシャフト(1)の一次成形後に主軸受(HL)とコンロッド軸受(PL)の軸受座(30)に:特定の刃具を用いた切削加工による成形と、主軸受とコンロッド軸受の全てのフィレットあるいは逃げ溝の固定転造と、クランクシャフト(1)のローラレベリングと、底フライス(12)を使用した高速前切削回転フライス削りと高速仕上げ切削回転フライス削りによる切削微細加工と、前記仕上げ切削回転フライス削りの後のクランクシャフトの軸受座のバニシ仕上げからなる加工処理を実施し、その際前記前切削回転フライス削りと仕上げ切削回転フライス削りはいずれも実質的にクランクシャフト(1)の完全な1回転の間に底フライス(12)の縦送りおよび接線方向推進を伴わずに実施する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、クランクシャフトに生じるねじれ現象を低減することができる内燃機関を提供することである。
【解決手段】内燃機関100においては、クランクシャフト10においてピストンの直線往復運動が回転運動に変換される。クランクシャフト10と平行に設けられたバランスシャフト60と、クランクシャフト10とが、各両端部でバランスシャフトギア90およびクランクシャフトギア80により同期が図られる。すなわち、クランクシャフト10のねじれ現象をバランスシャフト60の剛性により抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の全高の抑制やカウンタウェイトの大型化を図ったとしても、ピストンの往復移動の案内を安定して行うことのできるクランクシャフトを提供する。
【解決手段】エンジンの全高を低く抑えるためにピストン3の位置をクランクシャフト寄りに設定したり、エンジンの運転時の振動騒音を低減するためにカウンタウェイト9を大型化したりすると、ピストン3が下死点を含む所定範囲を通過するとき、ピストン3のスカート部14がカウンタウェイト9の突出方向先端部と干渉するおそれがある。こうした問題に対処するため、カウンタウェイト9の突出方向先端部は、下死点を含む所定範囲を通過するピストン3のスカート部14を避ける形状に形成される。より詳しくは、カウンタウェイト9の突出方向先端部におけるスカート部14側に、ピストン3の中心から離れるほどカウンタウェイト9の突出方向基端に接近するよう傾斜するテーパ面9aが形成される。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れ法で製造されるクランクシャフトであって、耐焼付き性にすぐれたクランクシャフトを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.3〜0.6%、Si:0.15%以下、Mn:1.0%を超えて2.0%まで、P:0.020%以下、S:0.005〜0.30%、Cr:0.05〜0.85%、Al:0.050%以下、N:0.020%以下を含有し、残部はFe及び不純物からなり、熱伝導率が40W/mK以上であって、かつ高周波焼入れ後の表面硬さHvが下記の(1)式を満足することを特徴とするクランクシャフト。
Hv> 2.7×κ+420 ・・・(1)
ただし、κは熱伝導率(W/mK)である。このクランクシャフトは、その高周波焼入れ層のフェライト分率が1〜8%であることが望ましい。 (もっと読む)


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