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国際特許分類[G01N33/18]の内容

国際特許分類[G01N33/18]に分類される特許

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【課題】水中の有害物質を簡便かつ確実に検知するため方法を提供することを目的とする。
【解決手段】有害物質の混入の有無を検出したい検液と、好気呼吸する微生物を含んだ植種液とを混合して試料水とし、且つ、前記試料水には前記微生物の栄養分が含まれており、前記微生物の呼吸により前記試料水中の溶存酸素濃度が減少して所定値以下となったところで、前記試料水中に酸素を一時的に供給して前記溶存酸素濃度を前記所定値超に上昇させ、その後、再び、前記微生物の呼吸により前記試料水中の前記溶存酸素濃度が前記所定値以下となったところで、再度、酸素を一次的に供給して前記溶存酸素濃度を前記所定値超に上昇させることを繰り返して、前記試料水中の溶存酸素濃度の経時変化を観察し、その経時変化の状態から前記検液中の有害物質の混入の有無を検知する。 (もっと読む)


【課題】鉄濃度を安定させると共に、水中の鉄濃度をppbレベルで微調整すること。
【解決手段】水を流通させる下流に模擬機器4を配置した耐食性の主管2と、主管2の途中を迂回して設けられ、主管2から水を流通させつつ主管2に戻す耐食性のバイパス管3と、バイパス管3の途中に接続された炭素鋼管の内部に炭素鋼棒を複数挿入してなる鉄発生部6と、バイパス管3における鉄発生部6よりも上流側に配置された耐食性の流量調整弁7とを備える。バイパス管3に炭素鋼からなる鉄発生部6を設けたことにより、実際の機器と同様の使用環境を模擬して水に鉄イオンを発生させる。しかも、流量調整弁7によりバイパス管3に流通する水の流量を調整することで鉄濃度が制御される。このため、鉄濃度を安定させると共に、水中の鉄濃度をppbレベルで微調整できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、評価対象化学物質に短期間暴露した被検水棲生物の網羅的遺伝子発現解析を行い、陽性対照物質暴露における解析結果と比較することで、評価対象化学物質が長期的にどのような影響をどの程度の強さで及ぼすかを予測する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明者等は、上記課題を解決するために、陽性対照物質に濃度を変えて初期生活段階の水棲生物を短期間暴露して網羅的遺伝子発現解析を行い、陽性対照物質によって特徴的に発現する遺伝子群の発現量を算出した。同時に該水棲生物が成熟するまで長期間暴露して影響評価を行った。これらの実験結果より、陽性対照物質濃度と影響の度合いとの換算式を作成した。実サンプル(化学物質、環境中のサンプル等)の短期間暴露による網羅的遺伝子発現解析結果をこの換算式に適用することにより、長期的な影響が予測できることを見出した。 (もっと読む)


【課題】超純水中に含まれるアミン系の有機物などを短時間で高精度に検出し、超純水の水質を評価できる方法及び装置を提供する。
【解決手段】超純水を第1のカラム4aに通水する。第1のカラム4aからの流出水中の溶存水素濃度測定値が第1の濃度設定値以下まで低下するか、又はこの測定値の上昇速度が第1の濃度変化速度設定値以下まで低下したときには、循環する超純水中のシリコン汚染物質の濃度が十分に低減された可能性があると判断し、通水カラムを第1のカラム4aから第2のカラム4bに切り替える。第2のカラム4bへの通水開始後、該第2のカラム4bからの流出水中の溶存水素濃度測定値が第2の濃度設定値を超えないか、又はこの測定値の上昇速度が第2の濃度変化速度設定値を超えない場合には、循環ライン23を循環する超純水中のシリコン汚染物質の濃度が十分に低減されたと判断し、ユースポイント24への供給ラインのバルブを開ける。 (もっと読む)


【課題】
高頻度に迅速に微生物の自動測定を行う。
【解決手段】
本発明では、検出対象試料の濁度を測定する濁度計110と、セラミック膜を用いて検出対象試料を分離濃縮する試料濃縮部211と、ろ過膜と、洗浄手段と、回収手段とを有するろ過部200と、濁度に基づいて、検出対象試料を、試料濃縮部211及びろ過部200のいずれかに注入する、切換え部112と、蛍光標識された抗体を、検出対象微生物に結合させる蛍光標識部214と、蛍光微粒子計測機を用いて検出対象微生物を測定する微生物測定部216とを備える、水質自動測定装置100を提供する。 (もっと読む)


【課題】超純水中に含まれるアミン系の有機物などを短時間で高精度に検出し、超純水の水質を評価できる方法および装置を提供する。
【解決手段】試料水は、配管1、バルブ2を通ってカラム3に上向流にて通水される。カラム3内にはシリコン物質の粒子4が充填されており、このシリコン物質の粒子4が流動層を形成するように上向流の流速が選定される。シリコン物質の粒子4と接触した水は、配管5、バルブ6、流量計7を通って排出される。この水の一部は、配管7から分岐する配管8によって分取され、水素濃度計9にて水素濃度が測定された後、流量計10を通って流出する。カラム3への通水速度をSV100〜10,000h−1とする。 (もっと読む)


【課題】冷却塔に簡易に設置して冷却塔における付着物を精度良く検出することができる冷却水性状測定装置と、この冷却水性状測定装置を備えた冷却塔を提供する。
【解決手段】冷却塔30内の水がポンプ32、熱交換器34を通って冷却塔30に戻り、散水管36から充填材40に注ぎかけられる。充填材40を伝わり落ちてきた水は、上開容器状の集水部41で集水され、配管42を介して上開容器状の受水部43に注ぎ込まれ、配管44から計測チャンバ45に導入され、配管46を介して流出する。計測チャンバ45にセンサ1が設置されており、計測チャンバ45内に導入された冷却水と接触する。このセンサ1の検出温度T,Tによって、この循環冷却水系におけるスライム発生状況が検出される。 (もっと読む)


【課題】水質監視装置において、既存水槽の利用を可能とすることで低コスト化を実現し、その導入意欲の促進を図る。
【解決手段】既存水槽1の被監視水W中に、網状又は籠状の容器体2を浸漬配置し、該容器体2内に放たれた水棲生物3の挙動に基づいて被監視水Wの水質監視を行い得るように構成する。係る構成によれば、新たに水槽を設けることなく、既存水槽1を新たな水質監視装置に利用することから、水質監視装置の設置に際して水槽の建設等の大規模な工事を必要とせず、その分だけ水質監視装置の低コスト化が図れ、延いては、水質監視装置の導入意欲の促進効果が期待できる。 (もっと読む)


【課題】ローダミン系蛍光物質を添加物のトレーサとして使用した場合に、時間の経過とともに蛍光強度が減少することを抑え、添加物、例えば水処理薬剤の濃度を長期間に亘りより正確に測定することを可能にするローダミン系蛍光物質の蛍光強度安定化方法、及び蛍光トレーサ含有水処理薬剤を提供する。
【解決手段】本発明は、上記課題を解決するため、ローダミン系蛍光物質と、波長610nm以上640nm以下の範囲に吸収極大を有する色素を共存させることを特徴とするローダミン系蛍光物質の蛍光強度安定化方法の構成とした。また、腐食抑制剤、スケール抑制剤、スライム防除剤から選ばれる1種又は2種以上の水処理薬剤と、ローダミン系蛍光物質と、波長610nm以上640nm以下の範囲に吸収極大を有する色素と、を混合してなることを特徴とする蛍光トレーサ含有水処理薬剤の構成とした。 (もっと読む)


本発明は、消費者への配水専用の管(18)に設置されることを意図された、水質監視用設備(30)に関する。本発明は、前記設備が、前記管内を流れる水の少なくとも1つのパラメータを測定するためのプローブ(32)と、前記プローブによって行われた測定に基づき、万一の汚染の存在を検出するための汚染検出装置(46)と、前記管内の逆流を検出するための逆流検出装置(36)と、前記管内の水を消毒するための消毒装置(40)および/または前記管を閉鎖するための遮断バルブと、前記汚染検出装置によって、および前記逆流検出装置によって提供されたデータに応じて、前記消毒装置および/または前記遮断バルブを作動させることにより、前記消費者に分配された、または前記消費者から戻された水の質を監視する制御部(50)と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


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