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国際特許分類[G01N33/44]の内容

国際特許分類[G01N33/44]に分類される特許

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【課題】生分解性樹脂、より具体的にはポリカプロラクトン(PCL)樹脂について、酵素(リパーゼ)分解性を制御する方法を提供する。また、示差走査熱量測定(DSC)およびパルスNMR(Nuclear Magnetic Resonance)測定結果から、生分解性樹脂の酵素分解性を予測、評価する方法を提供する。
【解決手段】生分解性樹脂を溶融状態から異なる熱履歴条件で制御することにより、酵素分解性の異なる試料を得ることが可能となる。また、これらの試料について、リパーゼによる酵素分解実験を行い、酵素分解性を評価するとともに、DSC、パルスNMRによる機器分析を行った。その結果、酵素分解性と各機器分析結果との間に関連性が認められた。このことから、より効率的な酵素分解性を有する材料制御方法が提供できるとともに、酵素分解性を事前に評価することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】微生物又は生菌を用いることのない、簡便な抗菌性能の評価方法を提供することができる。
【解決手段】抗菌加工が施された抗菌試験片に含まれる抗菌剤又は抗菌剤を構成する元素の初期量Aを特定する工程(a)と、抗菌試験片を、抗菌剤の溶出を加速させる環境に時間Tだけ曝す工程(b)と、工程(b)を経た抗菌試験片に含まれる抗菌剤又は抗菌剤を構成する元素の残量A’を特定する工程(c)と、初期量A、残量A’及び時間Tを用い、式:(A−A’)/T=Vにより工程(b)における抗菌剤の溶出速度Vを求め、この溶出速度Vを指標として、抗菌性能を評価する。 (もっと読む)


【課題】ポリマーの分子量分布の決定方法を提供する。
【解決手段】ポリマーの分子量分布の決定方法に関する。ポリマーを調製する場合、さまざまな長さの鎖が形成される。それに応じて、ポリマー鎖の分子量分布を生じる。数値形式で利用可能な出発データG(ω)を記述することにより、すなわち、周波数の関数として測定された複素剪断弾性率またはそれから作成されたマスターカーブを解析関数で記述することにより達成される。このようにすれば、緩和挙動に関する正確な知識が、とくに長時間の緩和時間の場合にも、改良された形で利用可能である。これにより緩和時間スペクトルの効果的な決定が可能になるので、基本的に分子量分布のより効果的な計算が可能になる。 (もっと読む)


【課題】連続的に搬送されるプリプレグ等の樹脂シート材に対して、複数回に亘って波長域の異なる赤外線を照射して測定される赤外線の強度に基づいて樹脂シート材の硬化度を測定することができ、且つシート状基材における部分的な樹脂量の変化に影響されることなく正確な硬化度の測定を行うことができる樹脂シート材の硬化度測定方法を提供する。
【解決手段】樹脂を含みシート状の形態を有する樹脂シート材1を移動させた状態で、この樹脂シート材1中の複数の官能基の各吸収波長の波長域の赤外線Lを順次照射する。前記赤外線Lの樹脂シート材1を透過した透過光又は樹脂シート材1から反射した反射光の強度を検出する。検出された各吸収波長における赤外線Lの強度に基づいて、樹脂シート材1の樹脂の硬化度を導出する。前記赤外線Lの照射位置を樹脂シート材1の移動に伴って移動させ、樹脂シート材1上の同一の領域9に赤外線Lが照射されるようにする。 (もっと読む)


【課題】低ガソリン透過性ポリエチレン製製品、特に低ガソリン透過性ポリエチレン製ガソリン容器の選別方法及び選別装置、並びに該製品、特に低ガソリン透過性ポリエチレン製ガソリン容器の製造方法の提供。
【解決手段】低ガソリン透過性ポリエチレン製製品の選別方法であって、製品がポリエチレンから本質的に成り、該製品の表面にフッ化処理層を有し、該方法が、既知のガソリン透過量群と既知の赤外線吸光度群とを用いて吸光度とガソリン透過量との関係を示す吸光度−ガソリン透過量検量線を求める工程;
を有し、該方法は、さらに選別対象である前記製品の表面の赤外線吸光度を1回反射ATRで測定する測定工程;及び該測定工程における1180cm−1での赤外線吸光度を、検量線により推定ガソリン透過量を推定する工程;を有し、推定ガソリン透過量が一定量以下である場合に該製品を低ガソリン透過性ポリエチレン製製品として選別する工程;を有する方法により、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】正確かつ簡便に、無水マレイン酸由来成分を構成単位として含有するポリマーに含まれる無水マレイン酸の含有量を定量することができる方法を提供する。
【解決手段】無水マレイン酸由来成分を構成単位として含有するポリマーに含まれる無水マレイン酸の含有量を定量する方法であって、(a)無水マレイン酸由来成分を構成単位として含有するポリマー中の遊離無水マレイン酸を抽出により除去する、遊離酸除去工程と、(b)芳香族系溶媒とアルコール系溶媒とを用いて、遊離無水マレイン酸が除去された無水マレイン酸由来成分を構成単位として含有するポリマーを溶解させ、ポリマー溶液を得る、ポリマー溶液調製工程と、(c)該ポリマー溶液について、アルカリ金属アルコキシド溶液を用いて電位差滴定を行なう、電位差滴定工程と、を含むことを特徴とする定量方法。 (もっと読む)


本発明は、ポリマーおよびその添加物(エイジング添加物、熱安定剤添加物、光安定剤添加物、可塑剤添加物または難燃性添加物、ならびに染料および他の高価値添加物など)へ化学的標識を行う方法およびその標識された情報を識別する方法に関する。製造中にポリマーマトリックスに配合されて定着する化合物中の好適な元素の、規定の原子質量を有する同位体を使用することにより、標識が行われる。結果として、高濃度の異物質によるポリマー特性への悪影響がなく、全製品寿命にわたって読み取り可能な化学的コードが得られる。この方法により、ポリマーの供給源を追跡したり、他の生産者からの化学的に同一な生成物と混合されている可能性を検証したり、あるいは、添加物が特定の濃度で添加されているかどうかを後に明らかにできることができる。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性エラストマー成形体の耐ブリード性を迅速に評価することができる評価方法を提供する。
【解決手段】本発明の熱可塑性エラストマー成形体の耐ブリード性評価方法は、成形体の少なくとも一部を用いたパルスNMRによる核磁気共鳴分析により自由誘導減衰信号を得る分析工程と、自由誘導減衰信号を複数の成分に波形分離するとともに各成分の成分量およびスピン−スピン緩和時間を算出する分離算出工程と、算出された成分量およびスピン−スピン緩和時間から選択される少なくとも1つの値に応じて成形体の耐ブリード性を判定する判定工程と、よりなる。
また、熱可塑性エラストマー成形体を連続的に成形する熱可塑性エラストマー成形体の製造方法において、少なくとも1つの成形体を本発明の耐ブリード性評価方法により評価するとともに評価結果に応じて成形体の製造条件を制御できる。 (もっと読む)


【課題】適切な温度と時間の組み合わせで、熱硬化性樹脂からなる接着剤による接着条件が、容易に得られるようにする。
【解決手段】加熱開始初期段階の第1処理温度T1における初期段階の第1処理時間t1経過した後の時点の硬化率P0を求める。次に、初期より第2処理温度T2とした条件で硬化率P0となる仮想時間t’を求める。次に、第2処理温度T2の条件(硬化率曲線)において、仮想時間t’経過した時点からの単位時間Δtの間の硬化率の変化分ΔP1を求める。次に、求めた変化分ΔP1を、第1処理温度T1による第1処理時間t1の硬化率P0に加算し、この加算して得られた硬化率P0+1を、第1処理時間t1+単位時間Δt時間後の硬化率とする。 (もっと読む)


【課題】ポリアリーレンセグメントを有する芳香族ブロック共重合体の、簡便で、再現性良好な分析方法に係る処理として好適な分解方法を提供する。さらに該分析方法を用いて求められる、特定のポリアリーレンセグメントを有する芳香族ブロック共重合体を提供する。
【解決手段】[1]下記一般式(1)で表されるセグメントと他のセグメントを含む芳香族ブロック共重合体の、該他のセグメントを選択的に化学分解させる分解方法。


[2]上記化学分解が、塩基性化合物を用いて芳香族ブロック共重合体を分解する方法である上記[1]の分解方法。
[3]上記いずれかの分解方法で処理された、分解処理物の高分子成分の分子量または分子量分散を分析する分析方法。
[4][3]で求められる分子量分散が7以下の芳香族ブロック共重合体。 (もっと読む)


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