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国際特許分類[H01R4/68]の内容

国際特許分類[H01R4/68]に分類される特許

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【課題】短絡電流が流れても、過剰に電流が流れることを防止できる、超電導ケーブルの接続構造および超電導ケーブルの接続方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの接続構造は、第1の超電導ケーブル10と第2の超電導ケーブル20との接続構造である。第1の超電導ケーブル10におけるフォーマ101および第1の超電導層103と、第2の超電導ケーブル20におけるフォーマ201および第1の超電導層203とは、それぞれ互いに電気的に接続されている。第1の超電導ケーブル10における第1の超電導層103と、第2の超電導ケーブル20における第1の超電導層203とは、常伝導状態における抵抗が異なっている。第1および第2の超電導ケーブル10,20の第1の超電導層103,203のうちの少なくともいずれか一方は、第1および第2の超電導ケーブル10,20のフォーマ101,201のうち少なくともいずれか一方と電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】作業現場に半田等の導電性接着材を用意する必要がなく、作業性よく超電導ケーブル同士を接続することができる超電導ケーブルの接続部材を提供する。
【解決手段】この接続部材1は、すだれ状に配列された複数の接続用超電導線材5が、幅方向に懸け渡される仮固定部材6によって仮固定され、かつ各接続用超電導線材5の両端下部の接続面に導電性接着材層7,7が形成されている。このような接続部材1を、超電導ケーブル4,4同士を接続している接続スリーブ8に巻き付けて、各導電性接着材層7,7を段剥ぎした超電導ケーブル4,4の超電導体層3,3の接続部に対応当接させて、各接続部をまとめて加熱することにより作業性よく接続することができる。 (もっと読む)


【課題】実用機器に用いられる薄膜超電導線の接続部に要求される諸特性を損なわず、マンホール内などの現場環境でも簡易に接続ができる接続方法および接続構造体を提供する。
【解決手段】接続しようとする接続端近傍の安定化金属層の一部を剥がした、基板(1)上方に超電導層(1)と金属保護層(1)と安定化金属層が形成されている少なくとも2つの第1の薄膜超電導線、および、基板(2)上方に超電導層(2)と金属保護層(2)が形成されている少なくとも1つの第2の薄膜超電導線を調製し、前記第1の薄膜超電導線の前記接続端部を対向配置し、前記第2の薄膜超電導線の前記金属保護層(2)と、前記第1の薄膜超電導線の前記安定化金属層を剥がして露出した前記金属保護層(1)とを対向配置し、前記第1の薄膜超電導線の前記金属保護層(1)と前記第2の薄膜超電導線の前記金属保護層(2)とを接続する、薄膜超電導線の接続方法。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブル同士を接続する際、接続部においてサイズをできるだけ小さくできる超電導ケーブルをおよびその接続部を提供する。
【解決手段】中心側からフォーマ11と、超電導導体層12と、絶縁層13とを有する超電導ケーブル100であって、フォーマ11は、中心側に設けられ、ステンレス鋼からなる中心側フォーマ11aと、この中心側フォーマ11aの外周に設けられ、銅、アルミニウム、銅合金、およびアルミニウム合金から選ばれる1種以上の金属からなる外側フォーマ11bとを備える。中心側フォーマ11a同士が、互いの外径が等しくなるように突き合わされて固定され、外側フォーマ11b同士も互いの外径が等しくなるように突き合わされて接合されて、超電導導体層12同士が接続される。 (もっと読む)


本発明はケーブルの末端区間を含む終端装置に関する。ケーブルの末端区間は長手方向軸心を規定し、N個の相導体の末端部分と、中性導体の末端部分と、冷却液を含むように適合された熱絶縁エンベロープとを包含する。N個の相導体の末端部分と中性導体の末端部分はそれぞれ少なくとも1つの電導体を含み、ケーブル内でコア形成体の周囲に、相1がケーブル内で相対的に最も内側、相Nが相対的に最も外側に同心的に配置され、相Nは中性導体によって囲まれ、隣り合う相導体の間およびに相Nと中性導体との間に電気絶縁体が配置され、電気的接続を提供するために中性導体の末端部分と相導体はそれぞれ少なくとも1つの分流リードに電気的に接続された接触面を含む。接触面はそれぞれ長手方向に延びていて、長手方向に延びるケーブル末端区間に沿って順次配置されている。分流リードは、個別の電気絶縁体によって前記熱絶縁エンベロープから個々に絶縁されている。
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【課題】超電導ケーブルの超電導線材を1本ずつ単独で端末から引出した際に、各超電導線材に対して、作業性が良好で確実に通電電流値や磁場の影響を測定でき、しかも、健全性も確認できる超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】複数の超電導線材をフォーマの周囲に螺旋状に巻き付けて超電導導体層12を形成した超電導ケーブルの端末構造である。超電導導体層12は、軸方向端部の所定長さに亘って超電導線材の巻きが解かれ、これら超電導線材の巻きが解かれた部分のフォーマ側に、フォーマ軸方向端面に向けて拡がる傾斜面(31a,32a,33a,34a)を有する線材間隔拡大用絶縁部3(第一絶縁部31〜第四絶縁部34)を設けて、この線材間隔拡大用絶縁部3(第一絶縁部31〜第四絶縁部34)の傾斜面(31a,32a,33a,34a)に各超電導線材を沿わして、これら超電導線材の軸方向端部の間隔を広げる。 (もっと読む)


【課題】接続箇所の損傷を低減することができ、布設作業性に優れる超電導ケーブル線路及びその設計方法を提供する。
【解決手段】線路Lに冷媒を導入した際に、超電導ケーブルの熱収縮により各中間接続構造Jの導体接続部に生じる応力に基づいて各接続部の移動量を求め、各接続部をケースに固定するか否かを決定する。線路Lに具える全ての中間接続構造Jの導体接続部がケースに対して相対的に移動可能な状態と仮定した場合の各接続部の移動量を演算する。得られた複数の移動量と閾値との比較結果を利用して、各導体接続部を固定接続部とするか移動接続部とするかを決定する。この判定により、固定接続部の数を少なくすることができる。 (もっと読む)


本発明は、酸化物超伝導体チューブと超伝導接合部とを接合する方法を提供する。本方法は部分的前駆超伝導物質を用意する工程を含み、その後、部分的前駆超伝導物質をチューブ状に冷間静水圧し、さらに銀層の積層が成されたチューブの両端に溝を設ける。さらに、接合される一組のチューブの両端の一方を合わせ配置する工程を含む。両チューブに共通の銀軸受に対して両チューブの合わせ配置端面に衝撃を与え、有機調合体における、同じ部分的前駆超伝導物質ペーストで被覆する。接合部を形成するために、この被覆端面同士を近接させて加圧する。この接合部及びチューブ端部は、穿孔銀箔にて被覆され、さらに銀層が積層される。最後に、この接合部及び一組のチューブの組立体を大気中にて100〜150時間、830〜850℃にて加熱処理を行う。この方法により形成された接合部は、高温超伝導チューブの輸送電流のうち80%以上を安定して流す事ができる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、高い電流負荷においても、優れた動作安定性を有する永久電流スイッチに使用される超電導線材の接続構造を提供することにある。
【解決手段】
本発明の超電導線材の接続構造は、複数の超電導フィラメントが金属マトリックスの内部に内蔵された多芯構造の永久電流スイッチ用超電導線材と、金属被覆された超電導線からなる接続用超電導線材と、を接続するものであって、複数の超電導フィラメントの一部を、金属マトリックスから露出させ、複数の超電導フィラメントの端部を部分溶融し、一体化させ、超電導線の一部を、金属被覆から露出させ、一体化した超電導フィラメントの露出部分と前記超電導線の露出部分とを、超電導合金で覆うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】同軸コネクタの端子と超伝導素子の電極とを比較的低い温度で接合し得る同軸コネクタ及びその製造方法並びにその同軸コネクタを用いた超伝導装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】同軸ケーブルに接続される同軸コネクタ10であって、中心導体である端子12の表面に、Inと共晶反応を生じる金属材料より成る表面被覆層20が形成されている。同軸コネクタの端子の表面に、Inと共晶反応を生ずる金属材料より成る表面被覆層が形成されているため、同軸コネクタの端子と超伝導素子の電極とをIn系はんだより成るはんだ層により比較的低い温度で接合することができる。このため、超伝導フィルタの超伝導体膜の内部から酸素が放出されるのを抑制することができ、臨界温度Tの低下を抑制することができる。 (もっと読む)


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