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国際特許分類[H05B6/02]の内容

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【課題】磁気遮蔽効果をより一層向上可能な定着装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供する。
【解決手段】誘導加熱コイル(52)と、コイルの周囲にて磁路を形成する可動コア(58)と、加熱ベルト(48)に向かう磁界の経路を、その誘導加熱が促進される第1の経路と、その誘導加熱が抑制される第2の経路とに切り替える経路切替手段(60)と、第1,2の経路の両方を含む磁界経路の切り替わり域にわたって配置され、第1の経路ではコアからベルトに向かう磁束の通過を許容する一方、第2の経路では磁束を通過させずに遮蔽する磁気調整部材(90)とを具備し、この磁気調整部材は、その線材料の軸線方向でみた全体が一続きの無端形状に形成され、かつ、コアの長手方向に対し、搬送される複数通りの用紙サイズに合わせてそれぞれ区画して配置された複数のリング状部(90A,90B,90C)を備える。 (もっと読む)


【課題】磁気遮蔽を要する領域での完全な磁気遮蔽が可能な定着装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供する。
【解決手段】誘導加熱コイル(52)と、コイルの周囲にて磁路を形成する固定コア(54,56)や可動コア(58)と、可動コアの外面に沿って円弧状に湾曲して設けられ、コイルで発生した磁気を遮蔽するリング形状の遮蔽部材(60)と、磁気の遮蔽時にはそのリング内を一方向の磁界が貫通する遮蔽位置に移動させ、磁気を遮蔽しない退避時にはリング内を双方向の磁界が貫通する退避位置に移動させる磁気遮蔽手段(83)とを具備し、遮蔽部材は、その磁気遮蔽を要する領域と磁気遮蔽を要しない域との境界部分に設けられるとともに、その周方向に閉じた形状で構成される一方、可動コアの軸線方向からみてこの周方向の一部分が電気的に絶縁された環状部(60B)を備える。 (もっと読む)


【課題】コアの外面を切削することなく、その軸線方向における発熱ムラを防止可能な定着装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供する。
【解決手段】誘導加熱コイル(52)と、コイルの周囲にて磁路を形成する円筒状のコア(58)と、コアの外面に沿って設けられ、コイルの発生させる磁界内で磁気を遮蔽する遮蔽部材(60)と、コアの回転に伴い、磁気を遮蔽する遮蔽位置と、磁気の通過を許容する退避位置とに切り替える磁気遮蔽量調整手段(83)とを具備し、コアは、その回転軸線をなすシャフト(59)と、シャフトと一体的に回転する一方、その回転軸線に交差する方向に分割して配置され、その外面に遮蔽部材を有した複数のコア本体(58a,58b,58c)と、遮蔽部材及び総てのコア本体の外面を圧着状態で覆う絶縁部材(85)とを備える。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱方式の定着装置における非通紙領域での過剰な昇温を抑制する。
【解決手段】IHヒータ80で生成された交流磁界の磁路を形成する感温磁性部材64は、外周面が定着ベルト61の内周面と接触して配置され、磁気特性が温度に応じて強磁性と常磁性との間で遷移する遷移領域が20°の温度範囲内に構成された感温磁性層と、化学式がCrNの窒化クロムおよび化学式がCrNの窒化クロムの何れか一方または双方により構成された磨耗抑制層とを有する。 (もっと読む)


【課題】5000以上の最大比透磁率で、180〜250℃程度のキュリー点を備え、しかも磁性焼鈍により硬度が低下し難い感温磁性合金及び誘導加熱用発熱部材を提供する。
【解決手段】
本発明の感温磁性合金は、成分元素がNi、Nb及びFeからなり、図1に示す下記A−B−C−Dに囲まれた範囲内の化学組成を有する。この感温磁性合金において、磁性焼鈍後の表面硬度はHV160以上が好ましく、HV180以上がより好ましい。
点A(Ni:43.0%、Nb:6.5%、Fe:50.5%)、
点B(Ni:41.0%、Nb:3.5%、Fe:55.5%)、
点C(Ni:38.0%、Nb:3.5%、Fe:58.5%)、
点D(Ni:36.5%、Nb:6.5%、Fe:57.0%)、 (もっと読む)


【課題】製造性に優れた誘導加熱用多層金属からなる電磁誘導加熱体及びこれを用いた電磁誘導加熱装置、定着装置、画像形成装置を提供する。
【解決手段】温度によって透磁率が変化する感温磁性材料からなる基層311と、前記基層の表面に積層され、電磁誘導によって発熱する発熱層312と、前記発熱層の表面に積層され、温度によって透磁率が変化する感温磁性材料からなる保護層313とを備え、前記基層と前記発熱層と前記保護層を一体的に積層したクラッド材を塑性加工することにより薄くした。 (もっと読む)


【課題】移動機構を有する定着加圧部材を備える誘導加熱方式の定着装置において、定着部材の損傷を生じにくくすることを目的とする。
【解決手段】導電層を有し導電層が電磁誘導加熱されることで記録材にトナーを定着する定着ベルト61と、定着ベルト61を回転駆動させる駆動部と、定着ベルト61の導電層と交差する交流磁界を生成するIHヒータ80と、定着ベルト61の内周面と接触して配設されIHヒータ80で生成された交流磁界の磁路を形成すると共に電磁誘導加熱されることで定着ベルト61に熱を伝導する感温磁性部材64と、感温磁性部材64の内周面と接触して配設され感温磁性部材64を通過した磁力線を誘導すると共に感温磁性部材64にて発生した熱を拡散させる誘導部材66と、感温磁性部材64および誘導部材66を定着ベルト61の内周面に押圧する方向の力を発生する弾性部材74と、を備えることを特徴とする定着ユニット60。 (もっと読む)


【課題】発熱体から発生した熱を拡散させるための部材を設けてもウォームアップタイムが長くなりにくい定着装置等を提供することを目的とする。
【解決手段】導電層を有し導電層が電磁誘導加熱されることで記録材にトナーを定着する定着ベルト61と、定着ベルト61の導電層と交差する交流磁界を生成するIHヒータ80と、定着ベルト61の内周面と接触して配設されIHヒータ80で生成された交流磁界の磁路を形成すると共に電磁誘導加熱されることで定着ベルト61に熱を伝導する感温磁性部材64と、感温磁性部材64の内周面と接触して配設され感温磁性部材64を通過した磁力線を誘導すると共に感温磁性部材64にて発生した熱を拡散させる誘導部材66と、を備え、感温磁性部材64の内周面および誘導部材66の外周面の少なくとも一方に凹凸構造を有することを特徴とする定着ユニット60。 (もっと読む)


【課題】加圧領域における軸方向の断面形状を変化させることができ、加熱回転体を直接駆動する場合に加熱回転体の端部の割れを抑えることができる加熱回転体を得る。
【解決手段】定着装置100に設けられた加熱回転体102は、両端部が回転可能に支持された金属製の筒状体を備え、軸方向の中央部102Cに比べて端部102A、102Bが厚肉の厚肉部とされ、加圧ロール104によって加圧される外周面の加圧領域Sにおいて、軸方向の断面形状が端部102A、102Bから中央部102Cに渡って変化すると共に記録用紙P上のトナー像Tを加熱する。ここで、加熱回転体102は、端部102A、102Bが厚肉部となっており中央部102Cに比べて剛性が高くなっているので、端部102A、102Bを円形に保持して直接駆動することが可能となると共に端部102A、102Bの割れを抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、定着ベルトを用いる定着装置において、耐久性を向上することを目的とする。
【解決手段】内部ローラ150aの外周を取り囲むように定着ベルト153が配されていると共に、定着ベルト153の外側から加圧ローラ160で内部ローラ150aを押圧して定着ニップを形成すると共に、磁束発生部170で誘導加熱して、未定着画像の形成されたシートを定着ニップに通して熱定着する定着部5であって、定着ローラ150の軸方向両端部には、ベルトの蛇行を規制する1対の鍔部材159が設けられており、定着ベルト153は、反磁性材料からなる第1金属発熱層156と、強磁性材料からなり第1金属発熱層156よりも機械的強度が高く、固有抵抗が大きく、厚みが厚い第2金属発熱層155とを含み、第1金属発熱層156の幅は、第2金属発熱層155よりも狭く、定着ベルト153の両端部において、第1金属発熱層156の縁部が中央寄りに後退している。 (もっと読む)


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