説明

α−オレフィン・共役ジエン共重合体

【課題】優れた重合活性を示すオレフィン重合用触媒、該触媒を用いたオレフィンの重合方法、オレフィン重合用触媒に有用な新規な遷移金属化合物、特定の物性を有するα−オレフィン・共役ジエン共重合体を提供すること。
【解決手段】オレフィン重合用触媒は、(A)下記式(I) または (II) の遷移金属化合物、および(B)有機金属化合物、有機アルミニウムオキシ化合物またはイオン化イオン性化合物からなる。新規遷移金属化合物は、式(I) において、Mが周期律表第4または5族の遷移金属であり;mが1〜3の整数であり;R1 が炭化水素基などであり;R2 〜R5 はH、ハロゲン、炭化水素基などであり;R6 がハロゲン、炭化水素基などであり;nがMの価数を満たす数であり;Xがハロゲン、炭化水素基などである化合物である。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
分子量分布(Mw/Mn)の値が3.5以下であり、α−オレフィンから導かれる構成単位の含量が1〜99.9モル%の範囲にあり、共役ジエンからから導かれる構成単位の含量が99〜0.1モル%の範囲にあり、かつポリマー鎖中に共役ジエンに由来する1,2-シクロペンタン骨格の含有量が1モル%以下であることを特徴とするα−オレフィン・共役ジエン共重合体。
【請求項2】
ポリマー鎖中に共役ジエンに由来する1,2-シクロペンタン骨格を実質的に含まない請求項1に記載のα−オレフィン・共役ジエン共重合体。
【請求項3】
α−オレフィンから導かれる構成単位の含量が50〜99.9モル%の範囲にあり、共役ジエンからから導かれる構成単位の含量が50〜0.1モル%の範囲にある請求項1または2に記載のα−オレフィン・共役ジエン共重合体。
【請求項4】
α−オレフィンがエチレンおよび/またはプロピレンであり、共役ジエンがブタジエンおよび/またはイソプレンである請求項1ないし3のいずれかに記載のα−オレフィン・共役ジエン共重合体。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2006−249442(P2006−249442A)
【公開日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−135482(P2006−135482)
【出願日】平成18年5月15日(2006.5.15)
【分割の表示】特願2003−316030(P2003−316030)の分割
【原出願日】平成10年4月27日(1998.4.27)
【出願人】(000005887)三井化学株式会社 (2,318)
【Fターム(参考)】