インターフェロンの生合成を優先的に誘導する方法
2位にヒドロキシメチル置換基またはヒドロキシエチル置換基を有する一定のイミダゾ[4,5−c]環化合物、または該化合物、中間体を含有する薬学的組成物を投与することを含む、動物におけるIFN−αの生合成を優先的に誘導する方法、動物におけるIFN−αの生合成を優先的に誘導することを含む、ウイルス性疾患および新生物疾患などの疾患の治療用に、これらの化合物すなわち免疫調節剤を製造する方法、および使用する方法が開示される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I;
【化1】
の化合物であって、
式中:
nは、1または2であり;
RAおよびRBは:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群より各々独立して選択されるか;
またはRAおよびRBが一緒になって、縮合アリール環またはNおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を含有する縮合ヘテロアリール環を形成し、前記アリール環またはヘテロアリール環は、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されているか、または1つのR3基により置換されているか、または1つのR3基および1つのR基により置換されており;
またはRAおよびRBが一緒になって、NおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を必要に応じて含有し、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により炭素原子において置換されている縮合飽和の5員環から7員環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R9)2
からなる群より選択され;
R1は:
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X−Y−R4、および
−X−R5、
からなる群より選択され;
R3は:
−Z−R4、
−Z−X−R4、
−Z−X−Y−R4、
−Z−X−Y−X−Y−R4、および
−Z−X−R5、
からなる群より選択され;
Xは、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択され、前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはヘテロシクリレンによって必要に応じて中断されるか、またはそれらによって末端とされ得、1つまたは複数の−O−基によって必要に応じて中断され得;
Yは:
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
−O−N(R8)−Q−、
−O−N=C(R4)−、
−C(=N−O−R8)−、
−CH(−N(−O−R8)−Q−R4)−、
【化2】
からなる群より選択され;
Zは、結合または−O−であり;
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシからなる群より、ならびにアルキル、アルケニル、アルキニル、およびヘテロシクリルの場合は、オキソをさらに加えたものからなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
R5は:
【化3】
からなる群より選択され;
R6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
R7は、C2〜7アルキレンであり;
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、およびヘテロアリールアルキレニルからなる群より選択され;
R9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
R10は、C3〜8アルキレンであり;
Aは、−O−、−C(O)−、−CH2−、−S(O)0〜2−、および−N(Q−R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0〜2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、−C(R6)−S−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
aおよびbは、a+bが≦7であるという条件で、独立して1から6までの整数である、
化合物または薬学的に受容可能なその塩の有効量を動物に投与することを含む、前記動物においてIFN−αの生合成を優先的に誘導する方法。
【請求項2】
式II;
【化2】
の化合物であって、
式中:
G1は、
−C(O)−R’、
α−アミノアシル、
α−アミノアシル−α−アミノアシル、
−C(O)−O−R’、
−C(O)−N(R’’)R’、
−C(=NY’)−R’、
−CH(OH)−C(O)−OY’、
−CH(OC1〜4アルキル)Y0、
−CH2Y1、および
−CH(CH3)Y1
からなる群より選択され;
R’’は水素であり得るという条件で、R’およびR’’は、C1〜10アルキル、C3〜7シクロアルキル、フェニル、ベンジル、および2−フェニルエチルからなる群より独立して選択され、それらの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、C1〜6アルキル、C1〜4アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、アリール−C1〜4アルキレニル、ヘテロアリール−C1〜4アルキレニル、ハロ−C1〜4アルキレニル、ハロ−C1〜4アルコキシ、−O−C(O)−CH3、−C(O)−O−CH3、−C(O)−NH2、−O−CH2−C(O)−NH2、−NH2、および−S(O)2−NH2からなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
α−アミノアシルは、ラセミ、D−およびL−アミノ酸からなる群より選択されるα−アミノ酸から誘導されるα−アミノアシル基であり;
Y’は、水素、C1〜6アルキル、およびベンジルからなる群より選択され;
Y0は、C1〜6アルキル、カルボキシ−C1〜6アルキレニル、アミノ−C1〜4アルキレニル、モノ−N−C1〜6アルキルアミノ−C1〜4アルキレニル、およびジ−N,N−C1〜6アルキルアミノ−C1〜4アルキレニルからなる群より選択され;
Y1は、モノ−N−C1〜6アルキルアミノ、ジ−N,N−C1〜6アルキルアミノ、モルホリン−4−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、および4−C1〜4アルキルピペラジン−1−イルからなる群より選択され;
nは、1または2であり;
RAおよびRBは:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群より各々独立して選択されるか;
またはRAおよびRBが一緒になって、縮合アリール環またはNおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を含有する縮合ヘテロアリール環を形成し、前記アリール環またはヘテロアリール環は、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されているか、または1つのR3基により置換されているか、または1つのR3基および1つのR基により置換されており;
またはRAおよびRBが一緒になって、NおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を必要に応じて含有し、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されている縮合飽和の5員環から7員環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R9)2
からなる群より選択され;
R1は:
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X−Y−R4、および
−X−R5、
からなる群より選択され;
R3は:
−Z−R4、
−Z−X−R4、
−Z−X−Y−R4、
−Z−X−Y−X−Y−R4、および
−Z−X−R5、
からなる群より選択され;
Xは、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択され、前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはヘテロシクリレンによって必要に応じて中断されるか、またはそれによって末端とされ得、1つまたは複数の−O−基によって必要に応じて中断され得;
Yは:
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
−O−N(R8)−Q−、
−O−N=C(R4)−、
−C(=N−O−R8)−、
−CH(−N(−O−R8)−Q−R4)−、
【化5】
からなる群より選択され;
Zは、結合または−O−であり;
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシからなる群より、ならびにアルキル、アルケニル、アルキニル、およびヘテロシクリルの場合は、オキソをさらに加えたものからなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
R5は:
【化6】
からなる群より選択され;
R6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
R7は、C2〜7アルキレンであり;
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、およびヘテロアリールアルキレニルからなる群より選択され;
R9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
R10は、C3〜8アルキレンであり;
Aは、−O−、−C(O)−、−CH2−、−S(O)0〜2−、および−N(Q−R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0〜2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、−C(R6)−S−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
aおよびbは、a+bが≦7であるという条件で、独立して1から6までの整数である、
化合物または薬学的に受容可能なその塩の有効量を動物に投与することを含む、前記動物においてIFN−αの生合成を優先的に誘導する方法。
【請求項3】
式III;
【化7】
の化合物であって、
式中:
G2は、
−X2−C(O)−R’、
α−アミノアシル、
α−アミノアシル−α−アミノアシル、
−X2−C(O)−O−R’、および
−C(O)−N(R’’)R’
からなる群より選択され;
X2は、結合;−CH2−O−;−CH(CH3)−O−;−C(CH3)2−O−からなる群より;および−X2−C(O)−O−R’の場合は、−CH2−NH−をさらに加えたものからなる群より選択され;
R’’は水素であり得るという条件で、R’およびR’’は、C1〜10アルキル、C3〜7シクロアルキル、フェニル、ベンジル、および2−フェニルエチルからなる群より独立して選択され、それらの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、C1〜6アルキル、C1〜4アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、アリール−C1〜4アルキレニル、ヘテロアリール−C1〜4アルキレニル、ハロ−C1〜4アルキレニル、ハロ−C1〜4アルコキシ、−O−C(O)−CH3、−C(O)−O−CH3、−C(O)−NH2、−O−CH2−C(O)−NH2、−NH2、および−S(O)2−NH2からなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
α−アミノアシルは、ラセミ、D−およびL−アミノ酸からなる群より選択されるα−アミノ酸から誘導されるα−アミノアシル基であり;
nは1または2であり;
RAおよびRBは:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群より各々独立して選択されるか;
またはRAおよびRBが一緒になって、縮合アリール環またはNおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を含有する縮合ヘテロアリール環を形成し、前記アリール環またはヘテロアリール環は、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されているか、または1つのR3基により置換されているか、または1つのR3基および1つのR基により置換されており;
またはRAおよびRBが一緒になって、NおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を必要に応じて含有し、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されている縮合飽和の5員環から7員環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R9)2
からなる群より選択され;
R1は:
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X−Y−R4、および
−X−R5、
からなる群より選択され;
R3は:
−Z−R4、
−Z−X−R4、
−Z−X−Y−R4、
−Z−X−Y−X−Y−R4、および
−Z−X−R5、
からなる群より選択され;
Xは、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択され、前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはヘテロシクリレンによって必要に応じて中断されるか、またはそれによって末端とされ得、1つまたは複数の−O−基によって必要に応じて中断され得;
Yは:
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
−O−N(R8)−Q−、
−O−N=C(R4)−、
−C(=N−O−R8)−、
−CH(−N(−O−R8)−Q−R4)−、
【化8】
からなる群より選択され;
Zは、結合または−O−であり;
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシからなる群より、ならびにアルキル、アルケニル、アルキニル、およびヘテロシクリルの場合は、オキソをさらに加えたものからなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
R5は:
【化9】
からなる群より選択され;
R6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
R7は、C2〜7アルキレンであり;
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、およびヘテロアリールアルキレニルからなる群より選択され;
R9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
R10は、C3〜8アルキレンであり;
Aは、−O−、−C(O)−、−CH2−、−S(O)0〜2−、および−N(Q−R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0〜2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、−C(R6)−S−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
aおよびbは、a+bが≦7であるという条件で、独立して1から6までの整数である、
化合物または薬学的に受容可能なその塩の有効量を動物に投与することを含む、前記動物においてIFN−αの生合成を優先的に誘導する方法。
【請求項4】
nが1である、請求項1、2および3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
nが2である、請求項1、2および3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
RAおよびRBが、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されているか、または1つのR3基により置換されているか、または1つのR3基および1つのR基により置換されている縮合ベンゼン環を形成する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
RAおよびRBが、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されているか、または1つのR3基により置換されているか、または1つのR3基および1つのR基により置換されている縮合ピリジン環を形成する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
RAおよびRBは、NおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を必要に応じて含有する縮合飽和の5員環から7員環を形成し、前記環が、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
RAおよびRBが、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルコキシ、アルキルチオおよび−N(R9)2からなる群より各々独立して選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
RAおよびRBの各々がメチルである、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
R1が、
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X1−Y1−R4、および
−X−R5からなる群より選択され;
Xは、必要に応じてヘテロシクリレンによって中断されるか、またはそれらによって末端とされ得、必要に応じて1つの−O−基によって中断されるアルキレンであり;
Yは:
−O−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(O)−、
−C(O)−O−、
−O−C(O)−、
−N(R8)−Q−、
−C(O)−N(R8)−、
【化10】
からなる群より選択され;
X1は、アルキレンおよびアリーレンからなる群より選択され;
Y1は、
−S−、
−C(O)−、
−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−S(O)2−N(R8)−、および
−N(R8)−C(O)−
からなる群より選択され;
R4は、水素、アルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、アルキニル、アリールアルキレニル、およびアリールアルケニレニルからなる群より選択され、前記アルキル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキレニル基が、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アミノ、ジアルキルアミノからなる群、ならびにアルキルおよびヘテロシクリルの場合、オキソをさらに加えたものからなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
R5は:
【化11】
からなる群より選択され;
R6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
R7は、C2〜7アルキレンであり;
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、およびヘテロアリールアルキレニルからなる群より選択され;
R10は、C3〜8アルキレンであり;
Aは、−O−、−C(O)−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
Qは、結合、−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(O)−O−、および−C(O)−S−からなる群より選択され;
Wは、結合および−C(O)−からなる群より選択され;
aおよびbは、a+bが≦7であるという条件で、独立して1から6までの整数である、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
R1が、C1〜5アルキル、C2〜5アルキニル、アリールC1〜4アルキレニル、シクロアルキルC1〜4アルキレニル、C1〜4アルキル−S(O)2−C1〜4アルキレニル、アリール−S(O)2−C1〜4アルキレニル、C1〜4アルキル−S(O)2−C1〜4アルキレニル−O−C1〜4アルキレニル、C1〜4アルキル−S(O)2−NH−C1〜4アルキレニル、ヒドロキシC1〜4アルキレニル、ジヒドロキシC1〜4アルキレニル、ハロC1〜4アルキレニル、アミノC1〜4アルキレニル、C1〜4アルキル−C(O)−O−C1〜4アルキレニル、C1〜6アルキル−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、アリールが非置換であるか、または1つまたは2つのハロゲン基で置換されているアリール−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、ヘテロアリール−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、ジ(C1〜4アルキル)アミノ−S(O)2−NH−C1〜4アルキレニル、アリール−S(O)2−NH−C1〜4アルキレニル、アリール−NH−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、ヘテロアリール−NH−C(S)−NH−C1〜4アルキレニル、ジ(C1〜4アルキル)アミノ−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、C1〜4アルキルアミノ−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、ジ(C1〜4アルキル)アミノ−S(O)2−C1〜4アルキレニル、C1〜4アルキルアミノ−S(O)2−C1〜4アルキレニル、アミノ−S(O)2−C1〜4アルキレニル、ヘテロアリールが非置換であるか、またはアリール、ヘテロアリール、およびアルキルからなる群より選択される置換基により置換されているヘテロアリールC1〜4アルキレニル、およびヘテロシクリルが、非置換であるか、またはアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびオキソからなる群より選択される1つ、2つ、または3つの置換基により置換されているヘテロシクリルC1〜4アルキレニル、からなる群より選択される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
R1が、メチル、エチル、プロピル、2−メチルプロピル、2,2−ジメチルプロピル、ブチル、ペント−4−イニル、2−フェニルエチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−フルオロ−2−メチルプロピル、2,3−ジヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、2−アミノ−2−メチルプロピル、2−アミノエチル、4−アミノブチル、2−(メチルスルホニル)エチル、2−(プロピルスルホニル)エチル、4−(メチルスルホニル)ブチル、2,2−ジメチル−3−(メチルスルホニル)プロピル、3−(フェニルスルホニル)プロピル、2−メチル−2−[2−(メチルスルホニル)エトキシ]プロピル、4−アセトキシブチル、2−[(メチルスルホニル)アミノ]エチル、4−[(メチルスルホニル)アミノ]ブチル、2−メチル−2−[(メチルスルホニル)アミノ]プロピル、2−{[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ}エチル、2−(ベンゼンスルホニルアミノ)エチル、2−(ジメチルアミノスルホニルアミノ)エチル、4−(アミノスルホニル)ブチル、4−[(メチルアミノ)スルホニル]ブチル、4−[(ジメチルアミノ)スルホニル]ブチル、2−[(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]−2−メチルプロピル、2−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]エチル、4−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]ブチル、2−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]−2−メチルプロピル、2−メチル−2−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}プロピル、2−メチル−2−[(エチルカルボニル)アミノ]プロピル、2−メチル−2−[(ピリジン−3−イルカルボニル)アミノ]プロピル、2−メチル−2−[(ピリジン−4−イルカルボニル)アミノ]プロピル、2−(アセチルアミノ)−2−メチルプロピル、2−(ベンゾイルアミノ)エチル、2−(ベンゾイルアミノ)−2−メチルプロピル、2−[(4−フルオロベンゾイル)アミノ]−2−メチルプロピル、2−[(3,4−ジフルオロベンゾイル)アミノ]−2−メチルプロピル、2−[(ピリジン−3−イルカルボニル)アミノ]エチル、2−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}エチル、4−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}ブチル、2−メチル−2−({[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル}アミノ)プロピル、2−({[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル}アミノ)エチル、4−[(4−ピリジン−2−イルピペラジン−1−イル)ブチル、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル、4−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ブチル、(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル、3−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)プロピル、3−(3−イソプロピルイソキサゾール−5−イル)プロピル、3−(3−フェニルイソキサゾール−5−イル)プロピル、3−(3−ピリジン−3−イルイソキサゾール−5−イル)プロピル、4−(3,5,5−トリメチル−1,2,4−オキサジアゾール−4(5H)−イル)ブチル、4−(3−メチル−1−オキサ−2,4−ジアザスピロ[4.4]ノン−2−エン−4−イル)ブチル、2−{[(ピリジン−3−イルアミノ)カルボノチオイル]アミノ}エチル、2−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル、および2−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}エチルからなる群より選択される、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
R1が、アルキル、アミノアルキル、ジヒドロキシアルキル、ハロアルキル、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
R1が、メチル、エチル、プロピル、2−メチルプロピル、2−アミノ−2−メチルプロピル、3−アミノ−2,2−ジメチルプロピル、2,3−ジヒドロキシプロピル、2−フルオロ−2−メチルプロピル、および2−ヒドロキシ−2−メチルプロピルからなる群より選択される、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
R1が、(1−ヒドロキシシクロブチル)メチル、(1−ヒドロキシシクロペンチル)メチル、および(1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルからなる群より選択される、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
R1が、ヘテロシクリルアルキレニルであり、ヘテロシクリルが、非置換であるか、またはアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、およびオキソからなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換されている、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
ヘテロシクリルが、1,3−ジオキソラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、ピロリジニル、ピペリジニル、およびモルホリニルからなる群より選択され、それらの各々が、非置換であるか、またはアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびオキソからなる群より選択される1つ、2つ、または3つの置換基により置換されている、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
ヘテロシクリルが、1,3−ジオキソラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、ピロリジニル、ピペリジニル、およびモルホリニルからなる群より選択され、それらの各々が、非置換であるか、またはアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびオキソからなる群より選択される1つ、2つ、または3つの置換基により置換されており;アルキレニルが、C1〜4アルキレニルである、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
R1が、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルおよび(2,2−ジメチル−1.3−ジオキソラン−4−イル)メチルからなる群より選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
R1が、(4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチルである、請求項17に記載の方法。
【請求項22】
R1が、−X−Y−R4であり、式中Xは、1つの−O−基によって中断され得るC1〜6アルキレンであり;Yは、−N(R8)−C(O)−、−N(R8)−S(O)2−、−N(R8)−C(O)−N(R8)−、および−S(O)2からなる群より選択され、式中R8は、水素およびメチルから選択され;R4は、C1〜6アルキル、イソキノリニル、N−メチルイミダゾリル、ピリジニル、キノリニル、フェニル、およびクロロ、シアノ、フルオロ、ヒドロキシ、およびメチルからなる群より選択される置換基によって置換されているフェニルからなる群より選択される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
R1が、2−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]エチル、4−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]ブチル、2−[(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]−2−メチルプロピル、2−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}エチル、4−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}ブチル、2−メチル−2−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}プロピル、2−[(メチルスルホニル)アミノ]エチル、4−[(メチルスルホニル)アミノ]ブチル、2−メチル−2−[(メチルスルホニル)アミノ]プロピル、2−メチル−2−[2−(メチルスルホニル)エトキシ]プロピル、および2,2−ジメチル−3−(メチルスルホニル)プロピルからなる群より選択される、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
R1が、−X−Y−R4であり、式中Xは、1つの−O−基によって中断され得るC1〜6アルキレンであり;Yは、−N(R8)−C(O)−、−N(R8)−S(O)2−、−N(R8)−C(O)−N(R8)−、−N(R8)−S(O)2−N(R8)−、−S(O)2−、および
【化12】
からなる群より選択され、式中Qは、−C(O)−、−C(O)−NH−、または−S(O)2−であり、R10はペンチレンであり、R8は、水素またはメチルであり;R4は、C1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルキル、イソキノリニル、N−メチルイミダゾリル、ピリジニル、キノリニル、ベンジル、1−フェニルエチル、フェニル、およびクロロ、シアノ、フルオロ、ヒドロキシ、およびメチルからなる群より選択される置換基によって置換されているフェニルからなる群より選択される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項25】
R1が、−X−R5であり、式中Xは、C1〜6アルキレンであり、R5は、
【化13】
である、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
R1が、4−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ブチル、4−[(4−モルホリンカルボニル)アミノ]ブチル、および2−[(4−モルホリンカルボニル)アミノ]エチルからなる群より選択される、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
R3が、アリール、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキレンオキシからなる群より選択され、アリール、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキレンオキシは、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される1つまたは複数の置換基により置換される、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
R3が、フェニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、キノリン−3−イル、またはチアゾール−4−イルメトキシであり、それらはいずれも、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される1つまたは複数の置換基により置換され得る、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
R3が、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、6−フルオロピリジン−3−イル、5−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル、2−エトキシフェニル、キノリン−3−イル、またはチアゾール−4−イルメトキシからなる群より選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
R3が、チエン−3−イル、フェニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、またはキノリン−3−イルであり、それらはいずれも、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される1つまたは複数の置換基により置換され得る、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項31】
R3が、−Z−X−Y−R4であり、式中Xは、フェニレンであり、Yは、−C(O)−、−C(O)−N(R8)−、−N(R8)−C(O)−、−N(R8)−S(O)2−、および−N(R8)−C(O)−N(R8)−からなる群より選択され、式中R8は、水素およびメチルから選択され;Zは、結合であり;R4は、C1〜6アルキル、フェニル、およびアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される置換基によって置換されているフェニルからなる群より選択される、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項32】
R3が、−Z−X−Y−R4であり、式中Zは、結合であり、Xは、フェニレンであり、Yは、−C(O)−、−C(O)−N(R8)−、−N(R8)−C(O)−、−N(R8)−S(O)2−、および−N(R8)−C(O)−N(R8)−からなる群より選択され、式中R8は、水素およびメチルから選択され;Yが−C(O)−N(R8)−または−N(R8)−C(O)−N(R8)−の場合は、R4は水素でもあり得るという条件で;さらにYが、−C(O)−または−N(R8)−C(O)−である場合は、R4は、モルホリン−4−イル、ピペリジン−1−イル、またはピロリジン−1−イルであり得るという条件で;R4は、C1〜6アルキル、フェニル、およびアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される置換基によって置換されているフェニルからなる群より選択される、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項33】
R3が、3−(メチルスルホニルアミノ)フェニル、3−(ピロリジン−1−イルカルボニル)フェニル、または3−(モルホリン−4−イルカルボニル)フェニルである、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
Rが存在しない、請求項1から8、または請求項9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から33のいずれか一項に記載の方法。
【請求項35】
R3もRも存在しない、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項36】
Rが、ヒドロキシおよびメトキシからなる群より選択される、請求項1から8、または請求項9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項37】
R3が存在しない、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に従属する請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記化合物または塩の有効量が、前記化合物または塩の治療的有効量と薬学的に受容可能な担体とを含む薬学的組成物として投与される、請求項1から37のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
請求項1から38のいずれか一項に記載の方法に従って、動物においてIFN−αの生合成を優先的に誘導することを含む、ウイルス性疾患の治療を必要とする動物におけるウイルス性疾患を治療する方法。
【請求項40】
請求項1から38のいずれか一項に記載の方法に従って、動物においてIFN−αの生合成を優先的に誘導することを含む、新生物疾患の治療を必要とする動物における新生物疾患を治療する方法。
【請求項41】
前記化合物または塩が、全身投与される、請求項1から40のいずれか一項に記載の方法。
【請求項1】
式I;
【化1】
の化合物であって、
式中:
nは、1または2であり;
RAおよびRBは:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群より各々独立して選択されるか;
またはRAおよびRBが一緒になって、縮合アリール環またはNおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を含有する縮合ヘテロアリール環を形成し、前記アリール環またはヘテロアリール環は、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されているか、または1つのR3基により置換されているか、または1つのR3基および1つのR基により置換されており;
またはRAおよびRBが一緒になって、NおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を必要に応じて含有し、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により炭素原子において置換されている縮合飽和の5員環から7員環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R9)2
からなる群より選択され;
R1は:
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X−Y−R4、および
−X−R5、
からなる群より選択され;
R3は:
−Z−R4、
−Z−X−R4、
−Z−X−Y−R4、
−Z−X−Y−X−Y−R4、および
−Z−X−R5、
からなる群より選択され;
Xは、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択され、前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはヘテロシクリレンによって必要に応じて中断されるか、またはそれらによって末端とされ得、1つまたは複数の−O−基によって必要に応じて中断され得;
Yは:
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
−O−N(R8)−Q−、
−O−N=C(R4)−、
−C(=N−O−R8)−、
−CH(−N(−O−R8)−Q−R4)−、
【化2】
からなる群より選択され;
Zは、結合または−O−であり;
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシからなる群より、ならびにアルキル、アルケニル、アルキニル、およびヘテロシクリルの場合は、オキソをさらに加えたものからなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
R5は:
【化3】
からなる群より選択され;
R6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
R7は、C2〜7アルキレンであり;
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、およびヘテロアリールアルキレニルからなる群より選択され;
R9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
R10は、C3〜8アルキレンであり;
Aは、−O−、−C(O)−、−CH2−、−S(O)0〜2−、および−N(Q−R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0〜2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、−C(R6)−S−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
aおよびbは、a+bが≦7であるという条件で、独立して1から6までの整数である、
化合物または薬学的に受容可能なその塩の有効量を動物に投与することを含む、前記動物においてIFN−αの生合成を優先的に誘導する方法。
【請求項2】
式II;
【化2】
の化合物であって、
式中:
G1は、
−C(O)−R’、
α−アミノアシル、
α−アミノアシル−α−アミノアシル、
−C(O)−O−R’、
−C(O)−N(R’’)R’、
−C(=NY’)−R’、
−CH(OH)−C(O)−OY’、
−CH(OC1〜4アルキル)Y0、
−CH2Y1、および
−CH(CH3)Y1
からなる群より選択され;
R’’は水素であり得るという条件で、R’およびR’’は、C1〜10アルキル、C3〜7シクロアルキル、フェニル、ベンジル、および2−フェニルエチルからなる群より独立して選択され、それらの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、C1〜6アルキル、C1〜4アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、アリール−C1〜4アルキレニル、ヘテロアリール−C1〜4アルキレニル、ハロ−C1〜4アルキレニル、ハロ−C1〜4アルコキシ、−O−C(O)−CH3、−C(O)−O−CH3、−C(O)−NH2、−O−CH2−C(O)−NH2、−NH2、および−S(O)2−NH2からなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
α−アミノアシルは、ラセミ、D−およびL−アミノ酸からなる群より選択されるα−アミノ酸から誘導されるα−アミノアシル基であり;
Y’は、水素、C1〜6アルキル、およびベンジルからなる群より選択され;
Y0は、C1〜6アルキル、カルボキシ−C1〜6アルキレニル、アミノ−C1〜4アルキレニル、モノ−N−C1〜6アルキルアミノ−C1〜4アルキレニル、およびジ−N,N−C1〜6アルキルアミノ−C1〜4アルキレニルからなる群より選択され;
Y1は、モノ−N−C1〜6アルキルアミノ、ジ−N,N−C1〜6アルキルアミノ、モルホリン−4−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、および4−C1〜4アルキルピペラジン−1−イルからなる群より選択され;
nは、1または2であり;
RAおよびRBは:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群より各々独立して選択されるか;
またはRAおよびRBが一緒になって、縮合アリール環またはNおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を含有する縮合ヘテロアリール環を形成し、前記アリール環またはヘテロアリール環は、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されているか、または1つのR3基により置換されているか、または1つのR3基および1つのR基により置換されており;
またはRAおよびRBが一緒になって、NおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を必要に応じて含有し、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されている縮合飽和の5員環から7員環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R9)2
からなる群より選択され;
R1は:
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X−Y−R4、および
−X−R5、
からなる群より選択され;
R3は:
−Z−R4、
−Z−X−R4、
−Z−X−Y−R4、
−Z−X−Y−X−Y−R4、および
−Z−X−R5、
からなる群より選択され;
Xは、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択され、前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはヘテロシクリレンによって必要に応じて中断されるか、またはそれによって末端とされ得、1つまたは複数の−O−基によって必要に応じて中断され得;
Yは:
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
−O−N(R8)−Q−、
−O−N=C(R4)−、
−C(=N−O−R8)−、
−CH(−N(−O−R8)−Q−R4)−、
【化5】
からなる群より選択され;
Zは、結合または−O−であり;
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシからなる群より、ならびにアルキル、アルケニル、アルキニル、およびヘテロシクリルの場合は、オキソをさらに加えたものからなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
R5は:
【化6】
からなる群より選択され;
R6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
R7は、C2〜7アルキレンであり;
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、およびヘテロアリールアルキレニルからなる群より選択され;
R9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
R10は、C3〜8アルキレンであり;
Aは、−O−、−C(O)−、−CH2−、−S(O)0〜2−、および−N(Q−R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0〜2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、−C(R6)−S−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
aおよびbは、a+bが≦7であるという条件で、独立して1から6までの整数である、
化合物または薬学的に受容可能なその塩の有効量を動物に投与することを含む、前記動物においてIFN−αの生合成を優先的に誘導する方法。
【請求項3】
式III;
【化7】
の化合物であって、
式中:
G2は、
−X2−C(O)−R’、
α−アミノアシル、
α−アミノアシル−α−アミノアシル、
−X2−C(O)−O−R’、および
−C(O)−N(R’’)R’
からなる群より選択され;
X2は、結合;−CH2−O−;−CH(CH3)−O−;−C(CH3)2−O−からなる群より;および−X2−C(O)−O−R’の場合は、−CH2−NH−をさらに加えたものからなる群より選択され;
R’’は水素であり得るという条件で、R’およびR’’は、C1〜10アルキル、C3〜7シクロアルキル、フェニル、ベンジル、および2−フェニルエチルからなる群より独立して選択され、それらの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、C1〜6アルキル、C1〜4アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、アリール−C1〜4アルキレニル、ヘテロアリール−C1〜4アルキレニル、ハロ−C1〜4アルキレニル、ハロ−C1〜4アルコキシ、−O−C(O)−CH3、−C(O)−O−CH3、−C(O)−NH2、−O−CH2−C(O)−NH2、−NH2、および−S(O)2−NH2からなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
α−アミノアシルは、ラセミ、D−およびL−アミノ酸からなる群より選択されるα−アミノ酸から誘導されるα−アミノアシル基であり;
nは1または2であり;
RAおよびRBは:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群より各々独立して選択されるか;
またはRAおよびRBが一緒になって、縮合アリール環またはNおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を含有する縮合ヘテロアリール環を形成し、前記アリール環またはヘテロアリール環は、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されているか、または1つのR3基により置換されているか、または1つのR3基および1つのR基により置換されており;
またはRAおよびRBが一緒になって、NおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を必要に応じて含有し、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されている縮合飽和の5員環から7員環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R9)2
からなる群より選択され;
R1は:
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X−Y−R4、および
−X−R5、
からなる群より選択され;
R3は:
−Z−R4、
−Z−X−R4、
−Z−X−Y−R4、
−Z−X−Y−X−Y−R4、および
−Z−X−R5、
からなる群より選択され;
Xは、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択され、前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはヘテロシクリレンによって必要に応じて中断されるか、またはそれによって末端とされ得、1つまたは複数の−O−基によって必要に応じて中断され得;
Yは:
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
−O−N(R8)−Q−、
−O−N=C(R4)−、
−C(=N−O−R8)−、
−CH(−N(−O−R8)−Q−R4)−、
【化8】
からなる群より選択され;
Zは、結合または−O−であり;
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシからなる群より、ならびにアルキル、アルケニル、アルキニル、およびヘテロシクリルの場合は、オキソをさらに加えたものからなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
R5は:
【化9】
からなる群より選択され;
R6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
R7は、C2〜7アルキレンであり;
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、およびヘテロアリールアルキレニルからなる群より選択され;
R9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
R10は、C3〜8アルキレンであり;
Aは、−O−、−C(O)−、−CH2−、−S(O)0〜2−、および−N(Q−R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0〜2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、−C(R6)−S−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
aおよびbは、a+bが≦7であるという条件で、独立して1から6までの整数である、
化合物または薬学的に受容可能なその塩の有効量を動物に投与することを含む、前記動物においてIFN−αの生合成を優先的に誘導する方法。
【請求項4】
nが1である、請求項1、2および3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
nが2である、請求項1、2および3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
RAおよびRBが、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されているか、または1つのR3基により置換されているか、または1つのR3基および1つのR基により置換されている縮合ベンゼン環を形成する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
RAおよびRBが、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されているか、または1つのR3基により置換されているか、または1つのR3基および1つのR基により置換されている縮合ピリジン環を形成する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
RAおよびRBは、NおよびSからなる群より選択された1個のヘテロ原子を必要に応じて含有する縮合飽和の5員環から7員環を形成し、前記環が、非置換であるか、または1つまたは複数のR基により置換されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
RAおよびRBが、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルコキシ、アルキルチオおよび−N(R9)2からなる群より各々独立して選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
RAおよびRBの各々がメチルである、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
R1が、
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X1−Y1−R4、および
−X−R5からなる群より選択され;
Xは、必要に応じてヘテロシクリレンによって中断されるか、またはそれらによって末端とされ得、必要に応じて1つの−O−基によって中断されるアルキレンであり;
Yは:
−O−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(O)−、
−C(O)−O−、
−O−C(O)−、
−N(R8)−Q−、
−C(O)−N(R8)−、
【化10】
からなる群より選択され;
X1は、アルキレンおよびアリーレンからなる群より選択され;
Y1は、
−S−、
−C(O)−、
−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−S(O)2−N(R8)−、および
−N(R8)−C(O)−
からなる群より選択され;
R4は、水素、アルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、アルキニル、アリールアルキレニル、およびアリールアルケニレニルからなる群より選択され、前記アルキル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキレニル基が、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アミノ、ジアルキルアミノからなる群、ならびにアルキルおよびヘテロシクリルの場合、オキソをさらに加えたものからなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換され得;
R5は:
【化11】
からなる群より選択され;
R6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
R7は、C2〜7アルキレンであり;
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、およびヘテロアリールアルキレニルからなる群より選択され;
R10は、C3〜8アルキレンであり;
Aは、−O−、−C(O)−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
Qは、結合、−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(O)−O−、および−C(O)−S−からなる群より選択され;
Wは、結合および−C(O)−からなる群より選択され;
aおよびbは、a+bが≦7であるという条件で、独立して1から6までの整数である、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
R1が、C1〜5アルキル、C2〜5アルキニル、アリールC1〜4アルキレニル、シクロアルキルC1〜4アルキレニル、C1〜4アルキル−S(O)2−C1〜4アルキレニル、アリール−S(O)2−C1〜4アルキレニル、C1〜4アルキル−S(O)2−C1〜4アルキレニル−O−C1〜4アルキレニル、C1〜4アルキル−S(O)2−NH−C1〜4アルキレニル、ヒドロキシC1〜4アルキレニル、ジヒドロキシC1〜4アルキレニル、ハロC1〜4アルキレニル、アミノC1〜4アルキレニル、C1〜4アルキル−C(O)−O−C1〜4アルキレニル、C1〜6アルキル−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、アリールが非置換であるか、または1つまたは2つのハロゲン基で置換されているアリール−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、ヘテロアリール−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、ジ(C1〜4アルキル)アミノ−S(O)2−NH−C1〜4アルキレニル、アリール−S(O)2−NH−C1〜4アルキレニル、アリール−NH−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、ヘテロアリール−NH−C(S)−NH−C1〜4アルキレニル、ジ(C1〜4アルキル)アミノ−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、C1〜4アルキルアミノ−C(O)−NH−C1〜4アルキレニル、ジ(C1〜4アルキル)アミノ−S(O)2−C1〜4アルキレニル、C1〜4アルキルアミノ−S(O)2−C1〜4アルキレニル、アミノ−S(O)2−C1〜4アルキレニル、ヘテロアリールが非置換であるか、またはアリール、ヘテロアリール、およびアルキルからなる群より選択される置換基により置換されているヘテロアリールC1〜4アルキレニル、およびヘテロシクリルが、非置換であるか、またはアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびオキソからなる群より選択される1つ、2つ、または3つの置換基により置換されているヘテロシクリルC1〜4アルキレニル、からなる群より選択される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
R1が、メチル、エチル、プロピル、2−メチルプロピル、2,2−ジメチルプロピル、ブチル、ペント−4−イニル、2−フェニルエチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−フルオロ−2−メチルプロピル、2,3−ジヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、2−アミノ−2−メチルプロピル、2−アミノエチル、4−アミノブチル、2−(メチルスルホニル)エチル、2−(プロピルスルホニル)エチル、4−(メチルスルホニル)ブチル、2,2−ジメチル−3−(メチルスルホニル)プロピル、3−(フェニルスルホニル)プロピル、2−メチル−2−[2−(メチルスルホニル)エトキシ]プロピル、4−アセトキシブチル、2−[(メチルスルホニル)アミノ]エチル、4−[(メチルスルホニル)アミノ]ブチル、2−メチル−2−[(メチルスルホニル)アミノ]プロピル、2−{[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ}エチル、2−(ベンゼンスルホニルアミノ)エチル、2−(ジメチルアミノスルホニルアミノ)エチル、4−(アミノスルホニル)ブチル、4−[(メチルアミノ)スルホニル]ブチル、4−[(ジメチルアミノ)スルホニル]ブチル、2−[(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]−2−メチルプロピル、2−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]エチル、4−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]ブチル、2−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]−2−メチルプロピル、2−メチル−2−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}プロピル、2−メチル−2−[(エチルカルボニル)アミノ]プロピル、2−メチル−2−[(ピリジン−3−イルカルボニル)アミノ]プロピル、2−メチル−2−[(ピリジン−4−イルカルボニル)アミノ]プロピル、2−(アセチルアミノ)−2−メチルプロピル、2−(ベンゾイルアミノ)エチル、2−(ベンゾイルアミノ)−2−メチルプロピル、2−[(4−フルオロベンゾイル)アミノ]−2−メチルプロピル、2−[(3,4−ジフルオロベンゾイル)アミノ]−2−メチルプロピル、2−[(ピリジン−3−イルカルボニル)アミノ]エチル、2−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}エチル、4−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}ブチル、2−メチル−2−({[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル}アミノ)プロピル、2−({[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル}アミノ)エチル、4−[(4−ピリジン−2−イルピペラジン−1−イル)ブチル、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル、4−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ブチル、(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル、3−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)プロピル、3−(3−イソプロピルイソキサゾール−5−イル)プロピル、3−(3−フェニルイソキサゾール−5−イル)プロピル、3−(3−ピリジン−3−イルイソキサゾール−5−イル)プロピル、4−(3,5,5−トリメチル−1,2,4−オキサジアゾール−4(5H)−イル)ブチル、4−(3−メチル−1−オキサ−2,4−ジアザスピロ[4.4]ノン−2−エン−4−イル)ブチル、2−{[(ピリジン−3−イルアミノ)カルボノチオイル]アミノ}エチル、2−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル、および2−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}エチルからなる群より選択される、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
R1が、アルキル、アミノアルキル、ジヒドロキシアルキル、ハロアルキル、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
R1が、メチル、エチル、プロピル、2−メチルプロピル、2−アミノ−2−メチルプロピル、3−アミノ−2,2−ジメチルプロピル、2,3−ジヒドロキシプロピル、2−フルオロ−2−メチルプロピル、および2−ヒドロキシ−2−メチルプロピルからなる群より選択される、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
R1が、(1−ヒドロキシシクロブチル)メチル、(1−ヒドロキシシクロペンチル)メチル、および(1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルからなる群より選択される、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
R1が、ヘテロシクリルアルキレニルであり、ヘテロシクリルが、非置換であるか、またはアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、およびオキソからなる群より独立して選択される1つまたは複数の置換基により置換されている、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
ヘテロシクリルが、1,3−ジオキソラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、ピロリジニル、ピペリジニル、およびモルホリニルからなる群より選択され、それらの各々が、非置換であるか、またはアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびオキソからなる群より選択される1つ、2つ、または3つの置換基により置換されている、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
ヘテロシクリルが、1,3−ジオキソラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、ピロリジニル、ピペリジニル、およびモルホリニルからなる群より選択され、それらの各々が、非置換であるか、またはアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびオキソからなる群より選択される1つ、2つ、または3つの置換基により置換されており;アルキレニルが、C1〜4アルキレニルである、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
R1が、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチルおよび(2,2−ジメチル−1.3−ジオキソラン−4−イル)メチルからなる群より選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
R1が、(4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチルである、請求項17に記載の方法。
【請求項22】
R1が、−X−Y−R4であり、式中Xは、1つの−O−基によって中断され得るC1〜6アルキレンであり;Yは、−N(R8)−C(O)−、−N(R8)−S(O)2−、−N(R8)−C(O)−N(R8)−、および−S(O)2からなる群より選択され、式中R8は、水素およびメチルから選択され;R4は、C1〜6アルキル、イソキノリニル、N−メチルイミダゾリル、ピリジニル、キノリニル、フェニル、およびクロロ、シアノ、フルオロ、ヒドロキシ、およびメチルからなる群より選択される置換基によって置換されているフェニルからなる群より選択される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
R1が、2−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]エチル、4−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]ブチル、2−[(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]−2−メチルプロピル、2−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}エチル、4−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}ブチル、2−メチル−2−{[(1−メチルエチル)カルボニル]アミノ}プロピル、2−[(メチルスルホニル)アミノ]エチル、4−[(メチルスルホニル)アミノ]ブチル、2−メチル−2−[(メチルスルホニル)アミノ]プロピル、2−メチル−2−[2−(メチルスルホニル)エトキシ]プロピル、および2,2−ジメチル−3−(メチルスルホニル)プロピルからなる群より選択される、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
R1が、−X−Y−R4であり、式中Xは、1つの−O−基によって中断され得るC1〜6アルキレンであり;Yは、−N(R8)−C(O)−、−N(R8)−S(O)2−、−N(R8)−C(O)−N(R8)−、−N(R8)−S(O)2−N(R8)−、−S(O)2−、および
【化12】
からなる群より選択され、式中Qは、−C(O)−、−C(O)−NH−、または−S(O)2−であり、R10はペンチレンであり、R8は、水素またはメチルであり;R4は、C1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルキル、イソキノリニル、N−メチルイミダゾリル、ピリジニル、キノリニル、ベンジル、1−フェニルエチル、フェニル、およびクロロ、シアノ、フルオロ、ヒドロキシ、およびメチルからなる群より選択される置換基によって置換されているフェニルからなる群より選択される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項25】
R1が、−X−R5であり、式中Xは、C1〜6アルキレンであり、R5は、
【化13】
である、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
R1が、4−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ブチル、4−[(4−モルホリンカルボニル)アミノ]ブチル、および2−[(4−モルホリンカルボニル)アミノ]エチルからなる群より選択される、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
R3が、アリール、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキレンオキシからなる群より選択され、アリール、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキレンオキシは、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される1つまたは複数の置換基により置換される、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
R3が、フェニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、キノリン−3−イル、またはチアゾール−4−イルメトキシであり、それらはいずれも、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される1つまたは複数の置換基により置換され得る、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
R3が、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、6−フルオロピリジン−3−イル、5−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル、2−エトキシフェニル、キノリン−3−イル、またはチアゾール−4−イルメトキシからなる群より選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
R3が、チエン−3−イル、フェニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、またはキノリン−3−イルであり、それらはいずれも、非置換であるか、またはアルキル、アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される1つまたは複数の置換基により置換され得る、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項31】
R3が、−Z−X−Y−R4であり、式中Xは、フェニレンであり、Yは、−C(O)−、−C(O)−N(R8)−、−N(R8)−C(O)−、−N(R8)−S(O)2−、および−N(R8)−C(O)−N(R8)−からなる群より選択され、式中R8は、水素およびメチルから選択され;Zは、結合であり;R4は、C1〜6アルキル、フェニル、およびアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される置換基によって置換されているフェニルからなる群より選択される、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項32】
R3が、−Z−X−Y−R4であり、式中Zは、結合であり、Xは、フェニレンであり、Yは、−C(O)−、−C(O)−N(R8)−、−N(R8)−C(O)−、−N(R8)−S(O)2−、および−N(R8)−C(O)−N(R8)−からなる群より選択され、式中R8は、水素およびメチルから選択され;Yが−C(O)−N(R8)−または−N(R8)−C(O)−N(R8)−の場合は、R4は水素でもあり得るという条件で;さらにYが、−C(O)−または−N(R8)−C(O)−である場合は、R4は、モルホリン−4−イル、ピペリジン−1−イル、またはピロリジン−1−イルであり得るという条件で;R4は、C1〜6アルキル、フェニル、およびアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、およびヒドロキシアルキルからなる群より選択される置換基によって置換されているフェニルからなる群より選択される、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項33】
R3が、3−(メチルスルホニルアミノ)フェニル、3−(ピロリジン−1−イルカルボニル)フェニル、または3−(モルホリン−4−イルカルボニル)フェニルである、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
Rが存在しない、請求項1から8、または請求項9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から33のいずれか一項に記載の方法。
【請求項35】
R3もRも存在しない、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項36】
Rが、ヒドロキシおよびメトキシからなる群より選択される、請求項1から8、または請求項9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項37】
R3が存在しない、請求項1から7、または請求項8、9もしくは10に従属する場合を除く請求項11から26のいずれか一項に従属する請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記化合物または塩の有効量が、前記化合物または塩の治療的有効量と薬学的に受容可能な担体とを含む薬学的組成物として投与される、請求項1から37のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
請求項1から38のいずれか一項に記載の方法に従って、動物においてIFN−αの生合成を優先的に誘導することを含む、ウイルス性疾患の治療を必要とする動物におけるウイルス性疾患を治療する方法。
【請求項40】
請求項1から38のいずれか一項に記載の方法に従って、動物においてIFN−αの生合成を優先的に誘導することを含む、新生物疾患の治療を必要とする動物における新生物疾患を治療する方法。
【請求項41】
前記化合物または塩が、全身投与される、請求項1から40のいずれか一項に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【公表番号】特表2008−538203(P2008−538203A)
【公表日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−557114(P2007−557114)
【出願日】平成18年2月22日(2006.2.22)
【国際出願番号】PCT/US2006/006222
【国際公開番号】WO2006/091647
【国際公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【出願人】(508147669)コーリー ファーマシューティカル グループ,インコーポレイテッド (24)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年2月22日(2006.2.22)
【国際出願番号】PCT/US2006/006222
【国際公開番号】WO2006/091647
【国際公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【出願人】(508147669)コーリー ファーマシューティカル グループ,インコーポレイテッド (24)
【Fターム(参考)】
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