説明

エキスパンド装置

【課題】複数のチップを含む半導体ウエハに接着された接着シートを外側に引っ張ってチップ間隔を拡げることのできるエキスパンド装置を提供すること。
【解決手段】リングフレームRFの内周側に接着シートSを介して一体化された複数のチップCを含む半導体ウエハWを処理対象物W1とするエキスパンド装置10であって、同装置は、処理対象物W1を支持する支持手段12と、接着シートSの下面側に当接可能な当接手段13と、支持手段12を昇降させる駆動手段14とを含む。支持手段12は受け部材20と押さえ部材21とからなり、受け部材20に処理対象物W1をセットして押さえ部材20の下面側に重ね合わせてリングフレームRFを挟み込む。支持手段12を当接部材13の上端より下方に下降させることで接着シートSに放射方向への引張力を付与してチップC間隔が拡げられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はエキスパンド装置に係り、更に詳しくは、リングフレームに接着シートを介して一体化された複数のチップ、又は脆質層が形成され、複数のチップに個片化可能である半導体ウエハを処理対象物とし、接着シートを放射方向に引っ張って延び変形させることでチップ間隔を拡げることのできるエキスパンド装置に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体ウエハ(以下、必要に応じて、単に「ウエハ」という)は、リングフレームの内側に接着シートを介して一体化された状態で種々の処理が施される。ウエハは表面に回路が形成され、切削装置によってチップ状に個片化されたり、或いは、レーザ照射による脆質層の形成工程を経てチップ状に個片化され、各チップは摘出されて電子部品としてリードフレーム等にボンディングされる。
チップの摘出に際しては、切削によって形成されるチップ若しくは脆質層を設けて形成されるチップの間隔を拡げるためのエキスパンド装置が用いられており、当該エキスパンド装置としては、例えば、特許文献1に開示された装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−49591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたエキスパンド装置は、リングフレームを支えるフレーム保持部材と、このフレーム保持部材の外周側に設けられた複数のクランプ機構と、リングフレームとウエハとを一体化させた接着シートに当接して当該接着シートに放射方向への引張力を付与するドラムとを備えており、この引張力を付与する際に、クランプ機構とフレーム保持部材とでリングフレームを保持するように構成されている。
しかしながら、特許文献1記載のクランプ機構は、処理対象物を押し上げる方向とクランプを解除させる方向とが一致していることから、クランプが不用意に解除されてしまうおそれがあり、エキスパンド中にクランプ機構の保持が解除されてしまわないように、フレーム保持部材の4箇所にクランプ機構が設けられた構成となっており、装置の大型化や構造の複雑化を招来するばかりでなく、リングフレームをフレーム保持部に保持させる作業に時間を要するという不都合を招来する。
更に、フレーム保持部材の上面に対するリングフレームの位置決め機能は存在しないので、作業者の目視によってリングフレームの位置を決定しなければならない。また、位置決めが正確に行われない場合には、所定の位置を基準位置としてチップの摘出を行うピックアップ手段でチップを摘出する際に、摘出不良を発生する、という不都合を招来する。
【0005】
[発明の目的]
本発明は、複数のチップからなるウエハとリングフレームとを接着シートで一体化した複数のチップ又は脆質層が形成され、複数のチップに個片化可能である半導体ウエハである処理対象物を容易且つ迅速に支持するとともに、装置の大型化や構造の複雑化を防止することのできるエキスパンド装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、処理対象物を支持したときに、当該処理対象物の位置決めを同時に行うことのできるエキスパンド装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明は、リングフレームの内周側に設けられた接着シートの一方の面に接着して一体化された複数のチップ、又は脆質層が形成され、複数のチップに個片化可能な半導体ウエハを処理対象物とし、前記接着シートに放射方向への引張力を付与することでチップ間隔を拡げることのできるエキスパンド装置において、前記処理対象物を支持する支持手段と、前記支持手段に対して相対移動可能に設けられるとともに、前記接着シートの他方の面に当接して前記引張力を付与する当接手段とを備え、前記支持手段は前記リングフレームを挟み込む受け部材と押さえ部材とからなり、前記受け部材は、一端を自由端として前記リングフレームを挟み込む閉塞位置と、リングフレームの出し入れを許容する開放位置との間で回転可能となるように押さえ部材に連結されるとともに、前記押さえ部材と当接部材との間に位置する、という構成を採っている。
【0007】
本発明において、前記受け部材は、前記処理対象物の位置決め手段を備える、という構成を採っている。
【0008】
また、前記位置決め手段は、前記リングフレームの受け面と、当該受け面の外周側に位置する起立部とにより構成される。
【0009】
また、前記リングフレームは外周に位置決め用のノッチを備え、前記位置決め手段は、前記受け面に設けられて前記ノッチ内に位置可能なピンを更に含む、という構成を採っている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、前記受け部材がリングフレームを挟み込む閉塞位置と、リングフレームの出し入れを許容する開放位置との間で回転可能であって、押さえ部材と当接部材との間に位置する構成とされているため、当接手段が接着シートに当接して当該接着シートに引張力を付与しても、受け部材は、開放位置へ向かう力が付与されることはないため、当該受け部材を頑丈なものにしたり、複数のクランプ機構を設けたりする必要がなくなり、装置の大型化や構造の複雑化を抑制することができる。
また、受け部材が一端を自由端として回転可能となる状態で押さえ部材に連結されている構成であるため、処理対象物を支持する構成部品を少なくして構成の簡易化を達成することができるとともに、処理対象物の支持、取り出し作業を迅速に行うことができる。
更に、受け部材が処理対象物の位置決め手段を備えている構成によれば、常に一定の位置にリングフレームを位置させることができ、これに一体化されているウエハの位置も同時に位置決めできることになる。従って、所定の位置を基準位置としてチップの摘出を行うピックアップ手段に対して、正確に各チップを配置させることができ、チップの摘出不良を防止することができる。
また、位置決め手段をリングフレームの受け面と、当該受け面の外周側に位置する起立部とにより構成すると、当該位置決め手段をシンプルな構成とすることができる。
更に、リングフレームのノッチ内に位置可能なピンの存在によって、リングフレームを所定の向きにしか支持できなくなるので、チップの向きを一定方向に定め、例えば、チップをボンディングする際に向きを統一することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施形態に係るエキスパンド装置の概略正面図。
【図2】前記エキスパンド装置の概略平面図。
【図3】処理対象物を受け部材に支持させる前の状態を示す概略斜視図。
【図4】処理対象物を支持した状態におけるエキスパンド装置の説明図。
【図5】接着シートを外側に引っ張ってチップ間隔を拡げた状態を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明のエキスパンド装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0013】
本実施形態に係るエキスパンド装置10は、図3に示されるように、リングフレームRFの内周側に設けられた接着シートSの一方の面(接着面)に接着して一体化された複数のチップCからなるウエハWを処理対象物W1とし、接着シートSの中心から面方向外側に向かう引張力、すなわち放射方向への引張力を付与して延び変形させることでチップC間隔が拡げられるように構成されている。
【0014】
前記エキスパンド装置10は、図1及び図2に示されるように、基盤11の上方位置で処理対象物W1を支持する支持手段12と、基盤11上に配置されるとともに、接着シートSの他方の面に当接可能に設けられた当接手段13と、支持手段12と当接手段13とを図1中上下方向に相対移動させる駆動手段14とを備えて構成されている。
【0015】
前記支持手段12は駆動手段14の一部を構成する送りねじ軸43を介して基盤11の上方に配置されており、当該支持手段12は処理対象物W1を支持する受け部材20と押さえ部材21とを含む。受け部材20は、押さえ部材21と当接手段13との間に位置するとともに、中央に円形の孔23を備えた板状体により構成されている。押さえ部材21は、受け部材20が押さえ部材21に対して閉塞位置(図1中二点鎖線で示した位置)とされた状態で当該受け部材20の孔23と同心円となる孔26を備えた板状体により構成されている。また、受け部材20と押さえ部材21は、図1中右辺側が軸受機構30を介して連結され、受け部材20は同図中左端を自由端として回転可能に設けられている。
これにより、受け部材20は、その上面20Aが押さえ部材21の下面21Aに接する閉塞位置に保たれたときに、押さえ部材21と共にリングフレームRFを挟み込みできる一方、受け部材20の上面20Aが押さえ部材21の下面21Aから下方に離間した開放位置(図1中実線で示した位置)に回転したときに、リングフレームRFの挟み込みを解除して処理対象物W1の出し入れが行えるようになっている。なお、受け部材20の自由端側上面にはマグネット60が埋設若しくは装着され、当該マグネット60を介して受け部材20の上面20Aが押さえ部材21の下面21Aに接着可能に設けられている。従って、受け部材20は、簡易な構成によって押さえ部材21に対して開閉可能となる。
【0016】
前記受け部材20には、図3に示されるように、孔23の外周側に位置決め手段32が設けられている。この位置決め手段32は、リングフレームRFを支持する受け面32Aと、この受け面32Aの外周側に位置する起立部としての起立面32Bと、リングフレームRFの外周2箇所に形成されたV字状のノッチ61に係合可能なピン32Cとからなる。起立面32BはリングフレームRFの外周に当接する内周形状に設けられている。従って、リングフレームRFを受け面32A上に位置させて当該リングフレームRFの外周に起立面32Bを当接させるとともに、ピン32Cをノッチ61に係合させることで、処理対象物W1を所定の位置に位置決めすることができる。ピン32Cの存在によって、リングフレームRFを所定の向きにしか支持できなくなるので、チップCの向きを一定方向に定めることができ、例えば、チップCをボンディングする際に向きを統一することが可能となる。
【0017】
前記当接手段13は、基盤11に着脱自在に設けられた円筒状の筒状部材35により構成されている。筒状部材35の直径は、受け部材20と押さえ部材21にそれぞれ形成された孔23、26の内径よりも小さく設けられているとともに、チップC間隔を拡げる前の段階におけるウエハWの直径よりも大きく設けられている。
【0018】
前記駆動手段14は、基盤11の図2中右端側に位置する延長基盤11Aにおいて、その下面側から出力軸40が突出するように配置されたモータMと、基盤11を上下方向に貫通するとともに、動力伝達手段41を介してモータMの出力軸40の回転によって回転駆動する4本の送りねじ軸43とを含む。動力伝達手段41は、出力軸40に固定されたプーリ45と、各送りねじ軸43の下端部に固定されたプーリ46と、これらプーリ45、46に掛け回されたベルト47と、当該ベルト47の回行位置を規制する複数のガイドローラ48とにより構成されている。
【0019】
前記送りねじ軸43は、押さえ部材21にねじ係合した状態で当該押さえ部材21を貫通して上方に延び、その上端がベアリング50を介してトッププレート51へ回転可能に支持されている。送りねじ軸43の下端側は、ベアリング53を介して基盤11へ回転可能に支持されているとともに、下端は基盤11の下面よりも下方に突出して当該突出した軸部分にプーリ46が固定されている。トッププレート51は、押さえ部材21に設けられた孔26と同心円となる孔52を中央部に備えた形状に設けられ、これにより、チップC間隔を拡げた後の各チップCに対してピックアップ装置がアクセスできるようになっている。なお、トッププレート51と基盤11との間において、各プーリ46の近傍位置にはガイドロッド55がそれぞれ設けられている。これらガイドロッド55の下端は基盤11に固定されている一方、押さえ部材21を貫通して上端がトッププレート51に固定されている。なお、ガイドロッド55が貫通する押さえ部材21の部分には、ガイドロッド55に摺動可能なブッシュが嵌め込まれている。従って、送りねじ軸43が回転したときに、支持手段12はガイドロッド55に沿って直進性が担保された状態で昇降可能となる。
【0020】
次に、前記エキスパンド装置10によりチップC間隔を拡げる動作について、図4及び5をも参照しながら説明する。
【0021】
図1に示されるように、受け部材20の上面20Aとこれに相対する押さえ部材21の下面21Aとを離間させて受け部材20を傾斜した開放位置としておき、処理対象物W1を受け部材20の受け面32A上に移載する。この移載が完了した状態では、リングフレームRFの外周は起立面32Bに当接し、Vノッチ61にピン32Cがそれぞれ係合することになるため、リングフレームRFは平面内で移動するような不都合はなく、各チップCの方向も特定される。
【0022】
次いで、受け部材20の自由端側が押し上げられ、当該自由端側に設けられているマグネット60により押さえ部材21の下面21A側に磁着させて閉塞位置とする(図4参照)。これにより、リングフレームRFは、受け部材20の受け面32Aと、この受け面32Aに相対する押さえ部材21の下面21A部分との間に挟み込まれる状態となる。
【0023】
モータMの駆動により、動力伝達機構41を介して各送りねじ軸43が回転すると、押さえ部材21が各送りねじ軸43にねじ係合しているため、支持手段12がガイドロッド55に沿って下降する。そして、図5に示されるように、リングフレームRFが筒状部材35の上端位置よりも下方に移動すると、接着シートSに放射方向への引張力が作用するようになる。この引張力は、接着シートSに接着されたウエハWの各チップC間隔を拡げるように作用し、これにより、チップC間に一定の隙間が形成される。
【0024】
このようにしてチップCの相互間隔が拡げられた状態で、各チップCは、所定の位置を基準位置としてチップの摘出を行う図示しないピックアップ装置等を介して摘出されることとなる。このとき、処理対象物W1は、位置決め手段によって正確な位置に位置決めされて相互間隔が拡げられているので、各チップCも所定の位置に配置されることとなり、チップの摘出不良を防止することができる。
【0025】
従って、このような実施形態によれば、受け部材20がリングフレームRFを挟み込む閉塞位置と、リングフレームRFの出し入れを許容する開放位置との間で回転可能であって、押さえ部材21と当接手段13との間に位置する構成とされているため、当接手段13が接着シートSに当接して当該接着シートSに引張力を付与しても、受け部材20は、開放位置へ向かう力が付与されることはないため、当該受け部材20を頑丈なものにしたり、複数のクランプ機構を設けたりする必要がなくなり、装置の大型化や構造の複雑化を抑制することができる、という効果を得る。
【0026】
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0027】
例えば、前記実施形態では、リングフレームRFの内周側に設けられた接着シートSの一方の面(接着面)に接着して一体化された複数のチップCからなるウエハWを処理対象物W1としたが、処理対象物として、リングフレームRFの内周側に設けられた接着シートSの一方の面(接着面)に接着して一体化され、ステルスダイシング等により脆質層が形成され、エキスパンドによって複数のチップに個片化可能なウエハを処理対象物としてもよい。
更に、当接手段13を構成する筒状部材35に対して支持手段12が下降する構成を図示、説明したが、モータ等の適宜な駆動手段を介して筒状部材35を昇降可能に設けた構成とすることができる他、支持手段12と筒状部材35の双方を昇降可能に設けることもできる。
【0028】
また、前記支持手段12は、モータMの駆動に限らず、手動によりガイドロッド55に沿って昇降可能に設けた構成とすることができる他、前記支持手段12が重りにより、ガイドロッド55に沿って下降可能に設けた構成としてもよい。
【0029】
また、前記筒状部材35は、筒状でなく中実部材で構成してもよいし、筒状部材35の上面が閉塞されたものに代替することができる他、駆動手段14を構成する送りねじ軸43は、4本よりも多い本数或いは少ない本数としてもよい。
【0030】
また、位置決め手段32は、リングフレームRFの外周全域に沿って所定間隔毎に位置する複数の円柱物を設け、これら円柱物の内側にリングフレームRFを位置させて当該リングフレームRFを位置決めするように構成してもよい。
【0031】
半導体ウエハとしてはシリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハが例示される。
【符号の説明】
【0032】
10 エキスパンド装置
12 支持手段
13 当接手段
20 受け部材
21 押さえ部材
32 位置決め手段
32A 受け面
32B 起立面(起立部)
32C ピン(起立部)
C チップ
RF リングフレーム
S 接着シート
W 半導体ウエハ
W1 処理対象物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
リングフレームの内周側に設けられた接着シートの一方の面に接着して一体化された複数のチップ、又は脆質層が形成され、複数のチップに個片化可能な半導体ウエハを処理対象物とし、前記接着シートに放射方向への引張力を付与することでチップ間隔を拡げることのできるエキスパンド装置において、
前記処理対象物を支持する支持手段と、
前記支持手段に対して相対移動可能に設けられるとともに、前記接着シートの他方の面に当接して前記引張力を付与する当接手段とを備え、
前記支持手段は前記リングフレームを挟み込む受け部材と押さえ部材とからなり、
前記受け部材は、一端を自由端として前記リングフレームを挟み込む閉塞位置と、リングフレームの出し入れを許容する開放位置との間で回転可能となるように押さえ部材に連結されるとともに、前記押さえ部材と当接部材との間に位置することを特徴とするエキスパンド装置。
【請求項2】
前記受け部材は、前記処理対象物の位置決め手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のエキスパンド装置。
【請求項3】
前記位置決め手段は、前記リングフレームの受け面と、当該受け面の外周側に位置する起立部とにより構成されていることを特徴とする請求項2記載のエキスパンド装置。
【請求項4】
前記リングフレームは外周に位置決め用のノッチを備え、前記位置決め手段は、前記受け面に設けられて前記ノッチ内に位置可能なピンを更に含むことを特徴とする請求項2、3記載のエキスパンド装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−166053(P2011−166053A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−29883(P2010−29883)
【出願日】平成22年2月15日(2010.2.15)
【出願人】(000102980)リンテック株式会社 (1,750)
【Fターム(参考)】