説明

エルボ型EF継手及びその製造方法

【課題】 低コストでかつ所定の融着性能を有するエルボ型EF継手を提供する。
【解決手段】 エルボ型EF継手1は、熱可塑性樹脂からなり、両側の直管部21a、21bとその間の曲管部22を主体とするエルボ形状の継手本体2と、その内周側に配設された電熱線3とを有し、継手本体2は直管から曲げ加工を施して形成された部材であるとともに、電熱線3は直管部21a、21bの内周面に巻回された埋設部31a、31bとこれらの端部同士を連結する渡し部31cからなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス用配管、給水又は給湯用配管を構成する樹脂管を接続するために使用されるエルボ型EF継手及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ガス用配管、給水又は給湯用配管としては、耐震性が高くしかも、軽量で施工性の優れた熱可塑性樹脂からなる樹脂管(例えばPE管、PB管等)が使用され、この樹脂管は、継手本体の内面に電熱線を埋設し、ジュール熱で継手本体と樹脂管と融着するようにした電気融着継手(以下EF継手という)により接続することが行われている。特に曲り配管を形成する場合には、エルボ形状の継手本体の内面に電熱線を埋設したエルボ型EF継手が使用されている。
【0003】
上記エルボ型EF継手を含めてEF継手は、射出成形の手法により製造することが一般的に行われている。例えば射出成形により作製したインナー(ソケットの場合は薄肉の円筒部材)に電熱線を巻回し、このインナーを金型内にセットし、その外周にアウター(継手本体)を射出成形する方法が行われている(特許文献1の図6参照)。しかるにこの製造方法は、2回の射出成形を行うので、製造工数が大でまた金型コストが増大するという欠点がある。
【0004】
上記とは異なる方法として、継手本体の内周部を形成するコア(芯金)の表面に溝を形成し、そこに電熱線を巻回し、そのコアを金型内にセットし、射出成形後、成形品からコアのみを引き抜くことによってインナーを使用しないでEF継手を製造することも行われている(特許文献1の図1参照)。この方法は、上記に比べインナー金型が不要で、1回の射出成形でよいため、製造工数が低減され、また金型コストを抑えることが可能となる。しかるにこの方法も含めて、従来は、エルボ型EF継手を含むEF継手の製造工程は、必ず射出成形工程を含み、製品コストに占める金型費用の比率が大きいので、エルボ型EF継手の低コスト化を達成することはできなかった。
【0005】
そこで押出成形して得られた直管形状の継手本体の内面に螺旋状の溝加工を施し、そこに電熱線を埋設することにより、インナーを使用しないでEF継手を製造することが行われている。このインナーレスタイプのEF継手は、射出成形金型を使用しないため、低コストで製造することができる。しかしながら直管状にしか巻線できないのでソケット型のものには適しているが、エルボ型のものを製造するためには、図5に示すような構造を必要とする。すなわち、このEF継手100は、射出成形によりエルボ形状を有する継手本体200を作製し、この継手本体の両側にある直管部201a、201bの内面に螺旋状の溝加工を行い、これらの溝に各々電熱線300を巻回し、各巻線部301a、301bの渡し線302a、302bを中間部202のコーナー位置Pで結線することにより製造される。しかし、この構造であると、巻線工数が増大することに加えて、渡し線302a、302bの結線は人手により中間部202でかしめることにより行われるので、渡し線が中間部202から外れるあるいは断線することがある。したがって、このEF継手に電熱線に給電しても、十分な発熱が行われず、融着不良が発生することがあるので、実用に供しえないという問題がある。
【0006】
一方、電熱線をもたない単純なエルボ形状の樹脂管を射出成形以外の手法で製造することは、従来から行われている。例えば特許文献2には、加熱したプラスチック直管を金型加圧により所定の曲率半径でかつ所定のベンド角を有するベンド管に成形するために、所定の曲率半径よりも小なる曲率半径を有しかつ所定のベンド角よりも大なるベンド角を有する金型を使用して加圧成形し、さらにこの成形管を所定の曲率半径でかつ所定のベンド角に等しい金型で最終的な加圧成形を行うことが記載されている。特許文献3には、基台上のクランプに合成樹脂管の両端部を固定し、合成樹脂管を加熱軟化させてから、基台の上面側方に突設したブラケットから、先端に押圧体を接続したねじ棒を突出させ、かつ弾性体を介してその押圧力を合成樹脂管に作用させることが記載されている。特許文献4には、熱可塑性樹脂管の曲げ加工を施す部分近傍を加熱して、軟化させた後、熱可塑性樹脂管内に密閉型中空円筒状のゴム製中子を配置し、その内部に高圧気体を注入して中子を樹脂管内いっぱいに膨張させてから、熱可塑性樹脂管の加熱した部分に曲げ型を押し当てて曲げ加工を行うことが記載されている。
【0007】
【特許文献1】特開平11−94177号公報(第2〜3頁、第4〜5頁、図1、図6、図7)
【特許文献2】特許第28759007号公報(第2〜3頁、図2〜4)
【特許文献3】特公平7−96261号公報(第2頁、図1)
【特許文献4】特開2002−301761号公報(第2〜3頁、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来から、電熱線をもたない熱可塑性樹脂製エルボを射出成形以外の手法で製造することは行われているが、巻線工数が増大するといった製造上の理由や電熱線の断線などに起因する融着不良が生じ易いなどの信頼性の低下が懸念されるので、射出成形以外の手法でエルボ型EF継手を製造することは行われておらず、エルボ型EF継手の低コスト化を達成することはできなかった。
【0009】
したがって本発明の第1の目的は、上記の問題点を解消して、低コストでかつ所定の溶融着性能を有するエルボ型EF継手を提供することである。
【0010】
本発明の第2の目的は、上記の問題点を解消して、射出成形以外の手法で信頼性の高いエルボ型EF継手を得ることのできる製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記第1の目的を達成するために、本発明のエルボ型EF継手は、熱可塑性樹脂からなり、両側の直管部とその間の曲管部を主体とするエルボ状の継手本体と、その内周側に配設された電熱線とを有し、前記継手本体は直管から曲げ加工を施して形成された部材であるとともに、前記電熱線は前記各直管部の内周面に巻回された埋設部と各埋設部の端部同士を連結する渡し部からなることを特徴とするものである。
【0012】
本発明において、前記継手本体は、熱変形温度が32〜70℃の範囲にあるポリオレフィン系樹脂からなることが好ましい。
【0013】
本発明において、前記継手本体は、熱変形温度が32〜53℃の範囲にあるポリエチレンからなることがより好ましい。
【0014】
上記第2の目的を達成するために、本発明のエルボ型EF継手の製造方法は、熱可塑性樹脂からなる直管の内周側の両端部に施された溝の一方に電熱線を巻回・埋設しかつ埋設部から引き出された端部を中間部で係止後他方の溝に巻回・埋設する巻線工程と、前記直管をその軟化点以下の温度に加熱する加熱工程と、加熱された前記直管をエルボ形状に曲げる曲げ工程を含むことを特徴とするものである。
【0015】
本発明において、前記溝加工工程、前記巻線工程、前記加熱工程及び前記曲げ工程の順で実施することが可能である。
【0016】
本発明において、前記溝加工工程と前記巻線工程を同時に行い、次いで前記加熱工程及び前記曲げ工程の順で実施することも可能である。
【0017】
本発明において、前記曲げ工程は、エルボ状に形成された成形空間を有する金型に前記直管を押し込むことにより実施することが可能である。
【0018】
本発明において、前記曲げ工程は、前記直管の両端部を支持した後前記直管の中間部を折り曲げることにより実施することが可能である。
【発明の効果】
【0019】
本発明のエルボ型EF継手によれば、1本の電熱線が巻回された直管から作製された熱可塑性樹脂からなる継手本体を準備し、それを曲げて作製されるので、従来の方法で得られたEF継手の渡し部にて電熱線をかしめる部分で生じる巻線の断線が防止され、従来の射出成形により得られたEF継手と同等の融着性能を有し、信頼性が高いものとなる。
【0020】
継手本体が射出成形以外の手段(例えば押出成形)で作成されているので、射出成形品の場合には不可避のウエルドラインが存在せず、強度上の信頼性を向上することもできる。
【0021】
また、本発明の製造方法によれば、射出成形用金型が不要なので、低コストでエルボ型EF継手を製造することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下本発明の詳細を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係わるエルボ型EF継手の断面図、図2は曲げ加工前の直管の断面図、図3は直管を成形金型に挿入するときの状態を、一部を断面で示した正面図である。
【0023】
図1に示すように、エルボ型EF継手1は、2つの直管部21a、21bとこれらの間に形成された曲管部22からなるエルボ状の継手本体2と、その内周側に巻回された1本の電熱線3を有する。継手本体2は、後述のように熱可塑性樹脂を押出成形して形成された直管(素管)に、曲げ加工を施すことにより作製されたものである。電熱線3は、直管部21a、21bの内周面に螺旋状に形成された円周溝内に巻回された埋設部31a、31bと、埋設部31aの一端部(図1の右側)と埋設部31bの一端部(図1の左側)とを結ぶ渡し部31cとからなる一本の金属線である。渡し部31cは、その中間点Sが曲管部22の内R側の内周面(コーナー部)に位置するように巻回されている。図示を省略するが、埋設部31aの他端部(図1の左側)と埋設部31bの他端部(図1の右側)は各々、直管部21a及び21bの外周面に引き出されてそこに固着されたコネクターに電気的に接続されている。
【0024】
上記エルボ型EF継手1は、種々の方法で製造することができるが、その一例を図2及び図3により説明する。
【0025】
(溝加工工程)
押出成形により製造された熱可塑性樹脂管を所定長さに切断して直管本体部を作製し、切削加工などによりその内周面の両端に螺旋状の円周溝を形成して、素管20を準備する。円周溝は、後述の電熱線の線径と同等以下の孔径(幅)を有するように形成される。熱可塑性樹脂管としては、公知の熱可塑性樹脂で形成した樹脂管を使用できるが、継手に電気融着される樹脂管と同一の熱可塑性樹脂からなる管を使用することが好ましく、ポリオレフィン系樹脂からなる樹脂管が好適である。ポリオレフィン系樹脂は、炭素数が2〜20(好ましくは2〜12)のα−オレフィン系単量体の単独重合体又はそれと他の単量体との共重合体であり、具体的には、例えばポリエチレン、ポリプロピレン又はポリブテンを使用することができる。またこれらの樹脂の内でも熱変形温度が低いものは、曲げ加工は容易であるが、熱変形温度が低すぎると、剛性が不足して寸法精度が低下するので、熱変形温度が32〜70℃の範囲にある樹脂を使用することが好ましい。たとえばポリエチレンを使用する場合、熱変形温度が32〜41℃の範囲にある中密度ポリエチレンや、熱変形温度が42〜53℃の範囲にある高密度ポリエチレンを使用することが好ましい。この熱変形温度は、ASTM D648に準じて、荷重1.82MPaを印加した時に測定された値である。
【0026】
(巻線工程)
巻線は素管20の内周面に形成された円周溝に電熱線3を巻回することにより行われる。素管20の一端側(図2の左側)から巻始めて埋設部31aを形成し、その巻き終わりを曲管部22の内R側の内周面(コーナー部)に位置させ、次いで連続して素管20の他端側(図2の右側)に埋設部31bを形成する。このようにして、図2に示す電熱線3が巻回された継手本体となる素管20が得られる。電熱線3としては、例えば、Ni−Cr系合金、Cu―Ni系合金、Fe−Ni合金等の抵抗発熱体、またはその抵抗発熱体からなる線材の表面に絶縁ワニスなどで被覆したものを使用することができる。
本実施の形態では、溝加工工程と巻線工程を別工程としているが、専用の加工機を使用して、両工程を同時に行うようにしてもよい。
【0027】
(加熱工程)
素管20を例えば加熱炉内に装入して、素管のうち少なくとも曲り部を形成する部分の温度がその熱可塑性樹脂の軟化点よりもやや低い温度になるまで加熱する。この加熱温度は、樹脂の軟化点よりも1〜5℃程度低い温度に設定することが好ましい。例えば、軟化点が128℃の高密度PEの場合は、加熱温度を123〜127℃に設定すればよい。この軟化点は、ASTM D1525に準じて測定されたビカット軟化点である。
素管20の加熱方法としては、上記の方法に限らず、例えば素管20の外周面に発熱シートなどの発熱体を巻付ける方法でもよい。
【0028】
(曲げ工程)
図3に示すように、途中で略直角に折れ曲った成形空間41を有し、成形空間41の下端部にエンドプレート5が装着された金型4を準備しておく。図示を省略するが、この金型4は、矢印X方向からみて左右に分割しうるように構成されかつ成形空間の周囲に冷媒の通路が形成されている。次いで、上記の加熱工程で所定温度に加熱された素管20の一端部(図3の右側)を成形空間41の端部に形成された受口42に挿入し、次いで素管20の他端部(図3の左側)に押えプレート6を密着させ、図示矢印方向に圧力を印加して、素管20を成形空間41内に押し込むことにより、曲げ加工を行う。
【0029】
上記曲げ加工を行うと、曲管部22の外側(図1の矢印A部近傍)には引っ張り力が作用し、曲管部の内側(図1の矢印B部近傍)には圧縮力が作用するので、曲管部22の表面にはしわが発生するが、本発明においては、しわの発生を少なくし得るような加熱温度及び加工条件(圧力、押し込み速度など)を設定すればよい。
【0030】
(冷却工程)
上記金型4に冷媒(例えば水)を流して、成形空間41に挿入された素管20を常温まで冷却した後に、金型4を分割して、曲げ加工された素管20を取出すことにより、図1に示すエルボ型EF継手1が得られる。
【0031】
上記のエルボ型EF継手1によれば、従来のEF継手と同様の手順で樹脂配管の曲り部を接続することができる。すなわち、継手本体2の両端に樹脂管を所定長さだけ挿入し、電熱線3の巻き始めと巻き終わりが接続されたターミナル(不図示)に、商用交流電源(例えばAC100V)に接続されるコントローラーのコネクターを装着し、電熱線に所定時間通電することにより、電熱線3の埋設部31a、31bの周囲の樹脂を溶融させて継手本体と樹脂管を融着接合することができる。
【0032】
図4は本発明のエルボ型EF継手の他の製造方法を示す正面図で、図1と同一機能部分は、同一の参照符号を示し、その説明を省略する。図4においては、図2及び図3に示す金型の代わりに他の曲げ加工手段を使用した以外は、上記と同様の手順でエルボ型EF継手を製造する例を示す。図4に示す曲げ加工手段は、素管20が内接される支持リング7a、7bと、連結ローラ8a、8bを介して支持リング7a、7bに連結された支持アーム9a、9bと、支持アーム9a、9bの中間に配置された、先端に押圧部材10を有する駆動アーム11を備えている。
【0033】
この曲げ加工手段によれば、支持リング7a、7bに、所定温度に加熱された素管20を挿通した後、駆動アーム11を押し上げることにより、素管20の中間部がエルボ状に折り曲げられる(図4の矢印の下側の状態)。曲げ加工後は、エルボ状素管を曲げ装置から取り外し、冷風を吹き付けて室温まで強制的に冷却することにより、図1に示すEF型継手が得られる。
【0034】
上記の説明では、主として呼び径が25A〜200A及び公称径315mmの配管に使用される90°エルボ形EF継手について記述したが、本発明はこれに限らず、他の形状のEF継手に適用できることはもちろんである。例えば11.5°エルボ形EF継手、22.5°エルボ形EF継手、45°エルボ形EF継手についても、本発明を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の実施の形態に係わるエルボ型EF継手の断面図である。
【図2】曲げ加工前の直管の断面図である。
【図3】直管を成形金型に挿入するときの一部を断面で示した正面図である。
【図4】本発明のエルボ型EF着継手の他の製造方法を示す正面図である。
【図5】従来のエルボ型EF継手の断面図である。
【符号の説明】
【0036】
1:エルボ型EF継手、2:継手本体、20:素管、21a、21b:直管部、22:曲管部、3:電熱線、31a、31b:埋設部、31c:渡し部、4:金型、41:成形空間、5:エンドプレート、6:押えプレート、7a、7b:支持リング、8a、8b:連結ローラ、9a、9b:支持アーム、10:押圧部材、11:駆動アーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱可塑性樹脂からなり、両側の直管部とその間の曲管部を主体とするエルボ状の継手本体と、その内周側に配設された電熱線とを有し、前記継手本体は直管から曲げ加工を施して形成された部材であるとともに、前記電熱線は前記各直管部の内周面に巻回された埋設部と各埋設部の端部同士を連結する渡し部からなることを特徴とするエルボ型EF継手。
【請求項2】
前記継手本体は、熱変形温度が32〜70℃の範囲にあるポリオレフィン系樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載のエルボ型EF継手。
【請求項3】
前記継手本体は、熱変形温度が32〜53℃の範囲にあるポリエチレンからなることを特徴とする請求項1に記載のエルボ型EF継手。
【請求項4】
熱可塑性樹脂からなる直管の内周側の両端部に溝加工を施す溝加工工程と、前記溝に電熱線を巻回・埋設する巻線工程と、前記直管をその軟化点以下の温度に加熱する加熱工程と、加熱された前記直管をエルボ形状に曲げる曲げ工程を有することを特徴とするエルボ型EF継手の製造方法。
【請求項5】
前記溝加工工程、前記巻線工程、前記加熱工程及び前記曲げ工程の順で実施することを特徴とする請求項4に記載のエルボ型EF継手の製造方法。
【請求項6】
前記溝加工工程と前記巻線工程を同時に行い、次いで前記加熱工程及び前記曲げ工程の順で実施することを特徴とする請求項4に記載のエルボ型EF継手の製造方法。
【請求項7】
前記曲げ工程は、エルボ状に形成された成形空間を有する金型に前記直管を押し込むことにより行われることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載のエルボ型EF継手の製造方法。
【請求項8】
前記曲げ工程は、前記直管の両端部を支持した後前記直管の中間部を折り曲げることにより行われることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載のエルボ型EF継手の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−283813(P2006−283813A)
【公開日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−101977(P2005−101977)
【出願日】平成17年3月31日(2005.3.31)
【出願人】(000005083)日立金属株式会社 (2,051)
【Fターム(参考)】