説明

エレベータの制御装置と通信する方法およびシステム

本発明は、エレベータかご(10)の制御装置と通信する方法およびシステムを含む。第1の入力デバイス(40)が、一対のエレベータかごスライドドア(12,14)の間に挿入される。制御装置に情報を送信するために、一対のエレベータスライドドア(12,14)の間で一方から他方に送信されるエネルギービーム(36)が、選択的に遮断される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、エレベータ設備およびエレベータ保守の分野に関し、詳しくは、エレベータ制御装置と通信する方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
エレベータシステムに関連する種々の特徴、動作、またはパラメータは、保守要員または設備要員によって、変更ないし設定されることが必要なことがある。このような変更ないし設定を行なうために、ある期間にわたってエレベータシステムを運転停止にすることがしばしば要求される。行われる変更ないし設定の性質によっては、これらの作業を遂行するために、エレベータかごの最高位置へアクセスすることが必要なこともある。加えて、これらの作業を行うために、保守要員が、例えば、安全バリケードを設置し、スイッチを手動で切り替え、および/または設定ジャンパ(configuration jumpers)を設置することなどが要求される。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明は、多重ビームドア安全システムが装備されたエレベータかごにコードを送信する方法およびシステムを含む。入力デバイスを使用して、ドア安全システムの1つまたは複数のビームを選択的に遮断する。ドア安全システムに関連する制御装置が、どのエネルギービームが遮断され、どのエネルギービームが遮断されないかを判定し、遮断されたビームおよび遮断されなかったビームの関数としてのコードを入力する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0004】
本発明は、ドア安全システムが装備されたエレベータかごと通信するシステムおよび方法を含む。エレベータ設備において、エレベータかごスライドドアにドア安全システムが装備されていることが多い。ドア安全システムは、ドアの間で一方から他方に送信されるエネルギービームを使用して、ドアの閉まる動作を妨害する可能性を検知する。本発明は、入力デバイスを利用してドア安全システムのエネルギービームを選択的に遮断し、エレベータ設備のエレベータかごに関連する制御装置にコードを送信する。
【0005】
図1は、フロア18の出入口16にアクセスするための一対の対向するエレベータかごスライドドア12,14が装備されたエレベータかご10を示す。エレベータかご10がフロア18に来ていないときに出入口16を封鎖するため、フロア18の壁24,26に隣接して、通路側スライドドア20,22が設けられている。スライドドアの各組(すなわち、エレベータかごスライドドア12,14および通路側スライドドア20,22)は、出入口16の敷居28に沿って同時に摺動し、開閉を行う。
【0006】
エレベータかご10にはドア安全システム30が装備されている。図2に示すように、ドア安全システム30は、エレベータかごスライドドア12,14、ドア制御装置31、ドア駆動装置32、複数の受信機33および複数の送信機34を備える。受信機33および送信機34は、出入口16の両側でドア12,14にそれぞれ配置されている。ドア制御装置31は、受信機33と通信し、ドア駆動装置32を介して、ドア12,14の開閉を制御する。いくつかの実施例において、ドア制御装置31は、ドア12,14を機能させることに関連したプログラム可能な論理を実行するマイクロプロセッサを含む。
【0007】
運転中、出入口16に障害物または人が検知された場合、安全システム30は、エレベータかごドア12,14が閉じないようにする。送信機34の各々が、エネルギービーム36A〜36Qを放出する。これらのエネルギービーム36A〜36Qは、障害物が存在しない場合、図2に示されるように、出入口16を横切るように送信され、受信機33によって受信される。受信機33は、エネルギービーム36A〜36Qの関数としての信号を生成し、これらの信号をドア制御装置31に送信する。ドア12,14が開いているとき又は閉じかけているときにエネルギービーム36A〜36Qが遮られた場合、ドア制御装置31は、ドア駆動装置32を用いて、ドア12,14を開いた状態に維持する又は閉じかけている動作を逆転させる。
【0008】
エネルギービーム36A〜36Qは、エレベータドア安全システムに使用される当技術分野において周知の種々のエネルギービームとすることができ、またはそのようなエネルギービームの組合せとすることができる。エネルギービーム36A〜36Qの例として、赤外線エネルギービーム、可視光エネルギービーム、超音波エネルギービーム、および集束レーダエネルギービームなどがある。
【0009】
図2に示すように、ドア制御装置31は、光学的通信リンク38を介して、制御装置37と通信する。制御装置37は、エレベータかご10に関連する制御装置(例えば、エレベータかご10の垂直位置を制御する制御装置)とすることができる。通信リンク38は、入力デバイス40がドア制御装置31を介して制御装置37に情報を送信できるようにする。
【0010】
図3は、図1のエレベータかご10に関連する制御装置にコードを送信する本発明の入力デバイス40の側面図を示す。入力デバイス40は、互いに反対側の縁42,44、縁42に形成された複数のスロット46A〜46C、およびスロット46A〜46Cに隣接する複数の遮断部材48A〜48Dからなる。スロット46A〜46Cおよび遮断部材48A〜48Dは、エネルギービーム36を選択的に遮断するように構成されている。スロット46A〜46Cおよび遮断部材48A〜48Dの全体的な形態(すなわち、形状、寸法、数、および/またはスロット46および遮断部材48の位置)によって、安全システム30に含まれる制御装置または安全システム30と通信する制御装置に入力されるコードを表す遮断パターン(すなわち、コード化された遮断パターン)が形成される。異なる遮断パターンによって、異なるコードを表すことができる。
【0011】
いくつかの実施例において、入力デバイス40は、例えば、厚紙または金属のような剛性の不透明な材料シートから形成される。図3に示されるように、入力デバイス40は、選択的に取付け孔49を備え、3リングバインダ(3−ring binder)に取り付けられて一体化されるように適切に寸法決めされている。一実施例において、入力デバイス40は、約8.5インチ(約21.6cm)の幅×約11インチ(約27.9cm)の高さのシートから形成される。
【0012】
図4は、出入口16内に配置され、エレベータかご10に関連する制御装置にコードを送信する(エレベータかご10の内部に縁42を向けている)入力デバイス40の正面図を概略的に示す。明瞭にするために、入力デバイス40を断面で示す。入力デバイス40は、遮断部材48Dが最高位置のエネルギービーム36A,36Bを遮断し、遮断部材48A,48B,48Cの各々がエネルギービーム36H,36F,36Dを遮断し、スロット46A,46B,46Cの各々がビーム36G,36E,36Cの経路を入力デバイス40内に通すように、エネルギービーム36A〜36Qに対して配置されている。
【0013】
本発明の方法によれば、入力デバイス40は、出入口16内で垂直方向のどの高さに配置してもよく、エレベータかごのスライドドア12,14の間で水平方向のどの位置に配置してもよい。図4(スケール通りに描かれていない)に示すように、入力デバイス40は、遮断部材48Dが最高位置のエネルギービーム36A,36Bを遮断するような適切な垂直方向の高さで、エレベータかごドア14の付近に配置されている。いくつかの実施例において、図4に示すように、エネルギービームバリア40は、エレベータかご10によって認識されるように、垂直方向に配置される必要がある。出入口16の最高位置の付近に入力デバイス40を配置することにより、出入口16内の障害物が入力デバイス40と誤認される可能性が低減される。
【0014】
入力デバイス40のスロット46A〜46Cは、本発明の入力デバイスに用いられる一例としてのエネルギービーム通過領域である。いくつかの実施例において、入力デバイス40は、入力デバイス40内に形成された種々の形状のギャップないし開口の形態でエネルギービーム通過領域を備え得る。他の実施例において、入力デバイス40は、入力デバイス内にエネルギービームを通すことができる透過的部分を含むエネルギービーム通過領域を備えていてもよい。これらの透過的部分のいくつかの透過率を変えることにより、入力デバイス40の遮断パターンを変えることができる。これは、例えば、液晶および/またはエレクトロクロミック技術を用いることによって実現される。
【0015】
図5は、入力デバイス40を用いてエレベータかご10に関連する制御装置にコードを送信する本発明の方法を示す。図5の方法によれば、入力デバイス40は、図4に示されるように、エレベータスライドドア12,14の間で出入口16に挿入される(ステップ50)。すると、ドア12,14が既に完全な開位置にない場合、ドア12,14は、完全な開位置まで開かれる。安全システム30に含まれる制御装置または安全システム30と通信する制御装置(例えば、ドア制御装置31)が、遮断されたエネルギービーム36および遮断されなかったエネルギービーム36の関数としての出力信号を生成する(ステップ52)。制御装置は、その出力信号が入力デバイス40で認識されたコードを表しているか否かを判定する(ステップ54)。次に、制御装置は、遮断されたビームおよび遮断されなかったビームの組合せが変化するか否か(すなわち、遮断パターンが変化するか否か)を判定するために、設定された期間、待機する。この待機期間中に遮断パターンが変化した場合、制御装置は、遮断されたエネルギービームは入力デバイス40によって遮断されたものではないと判断する。
【0016】
遮断パターンが待機期間中に変化しない場合、制御装置は、入力デバイス40の遮断パターン(従って、コード)として、動作を実行する(ステップ58)。この動作として、コードの関数としてエレベータ命令を実行する動作、エレベータかご10に関連する他の制御装置またはサブシステムにコードまたはエレベータ命令を送信する動作、などがある。いくつかの実施例において、制御装置は、入力デバイス40が出入口16から取り外されるまで、ステップ58の動作を実行しない。
【0017】
いくつかの実施例において、コードは、エレベータ命令を表す数値であり、当技術分野において周知の種々のエレベータ命令を表すことができる。このようなエレベータ命令の例として、システム(例えば、安全システム30)の較正を始める命令、システムに関連する1つまたは複数のパラメータを再設定する命令、特定の値または特定の値の範囲にパラメータを設定する命令、エネルギービーム36に対する十字交差送信パターン(criss−cross transmission pattern)を有効または無効にする命令、安全システム30の適切な降格設定を有効または無効にする命令、(どのエネルギービーム36が遮断されるかを示し、)遮断されない場合には正常に機能していないことを示す命令、エネルギービーム36の妨害に対する音声による警告を有効または無効にする命令、エレベータかご10を特別モードにする命令およびこれらの命令の組合せ、または当技術分野において周知の他の種々のエレベータ命令などがある。一実施例において、エレベータ命令を表す数値は、ドア安全システム30に関連する較正動作を実行する命令を表す。
【0018】
いくつかの実施例において、スロット46および/または遮断部材48のいくつかまたは全て(または単一エネルギービーム36A〜36Qを遮断する又は透過することができる部分)が、二値(「0」または「1」)で表される。図2の入力デバイス40の一実施例において、スロット46A,46Bおよび遮断部材48A〜48Cの各々は、二値(「0」または「1」)で表され、全体で、エレベータ命令を表す値を示す。スロット46Cおよび遮断部材48Dは、出入口16内に設けられているものが、(他の遮断障害物ではなく)入力デバイス40であることを示す。
【0019】
図6は、複数の入力デバイス40を用いてエレベータかご10に関連する制御装置と通信する本発明の方法を示している。第1のコードを表す第1の遮断パターンを有する第1の入力デバイス40が、図4に示されるように、エレベータスライドドア12,14の間の出入口16内に挿入される(ステップ60)。エレベータかご10に関連する制御装置(例えば、ドア制御装置31)が、第1の遮断パターンの関数としての第1のコードを導き出す(ステップ62)。第1の入力デバイスが、出入口16から取り出される(ステップ64)。第2のコードを表す第2の遮断パターンを有する第2の入力デバイスが、エレベータスライドドア12,14の間の出入口16内に挿入される(ステップ66)。制御装置が、第2の遮断パターンの関数としての第2のコードを導き出す(ステップ68)。次に、制御装置は、第1のコードおよび第2のコードの関数としての動作を実行する(ステップ70)。図5の動作(ステップ58)と同様に、ステップ70の動作は、例えば、コードの関数としてのエレベータ命令を実行する動作、或いはエレベータかご10に関連する他の制御装置に1つまたは複数のコードを送信する動作、を含む。
【0020】
第1のコードおよび第2のコードが相互に関連していてもよい。例えば、第1のコードが、変更または設定されるパラメータの1つを指定し、第2のコードが、そのパラメータの値を示してもよい。いくつかの実施例において、3つ以上の入力デバイスを用いて、1つのタスクを実行してもよい。
【0021】
図5,6の方法のいくつかの実施例において、入力デバイス40によって遮断されている以外のエネルギービーム36A〜36Qが、入力デバイス40の認識プロセス中に遮断された場合、認識プロセスが停止する。そのとき、認識プロセスを再開するために、図1の出入口16から入力デバイス40を取り外し、再挿入する必要がある。
【0022】
従って、上述の通り、本発明の方法および通信システムは、ドア安全システムのエネルギービームを用いてエレベータかごの制御装置にコードを送信する手段を提示する。
【0023】
好ましい実施例を参照して本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、形態および詳細にいくつかの変更がなされ得ることを理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】一対のエレベータかごスライドドアを有するドア安全システムが装備されたエレベータかごを備えるエレベータ設備の正面図
【図2】エネルギービームがスライドドアの間で一方から他方に送信される状態を示す、図1のエレベータかごスライドドアの正面図。
【図3】図1のエレベータかごの制御装置にコードを送信させる入力デバイスの正面図。
【図4】図2のエネルギービームを選択的に阻止するために、エレベータかごスライドドアの間に挿入された図3の入力デバイスを断面で示す正面図。
【図5】図1のエレベータかごと関連する制御装置にコードを送信する図3の入力デバイスを用いる方法のフローチャート。
【図6】図1のエレベータかごと関連する制御装置に複数のコードを送信する図3の複数の入力デバイスを用いる方法のフローチャート。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対の対向するスライドドアの間の経路内の障害物を検知するドア安全システムを備えるエレベータと通信する方法であって、
前記一対のスライドドアの間に第1の入力デバイスを挿入するステップと、
前記エレベータに関連する制御装置に第1のコードを送信するために、前記一対のスライドドアの間で一方から他方に送信される複数のエネルギービームの1つ以上を前記第1の入力デバイスを用いて選択的に遮断するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
前記制御装置がドア制御装置を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項3】
前記ドア制御装置からの前記第1のコードを前記エレベータに関連する別の制御装置に送信することをさらに含む請求項3に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の入力デバイスが、前記一対のスライドドアの間に、最高位置のエネルギービームを遮断するように挿入されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のコードが、あるパラメータの値を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のコードが、前記ドア安全システムに関連する較正動作を実行する命令を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記複数のエネルギービームの1つ以上を選択的に遮断し、あるパラメータの値を含む第2のコードを送信するために、前記一対のスライドドアの間に第2の入力デバイスを挿入することをさらに含み、前記第1のコードが前記パラメータを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
エレベータドア安全システムを有するエレベータかごに用いられる方法であって、
エレベータドア安全システムの遮断されたエネルギービーム及び遮断されないエネルギービームの関数として出力信号を生成するステップと、
前記出力信号が認識されたコードを表すか否かを判定するために、前記出力信号を処理するステップと、
を含み、
前記エネルギービームが、建物のフロアにアクセスするための一対のスライドドアの経路内の障害物を検知するために、前記スライドドアの間で一方から他方に送信されることを特徴とする方法。
【請求項9】
前記エレベータかごに関連する別の制御装置に前記出力信号またはコードを送信することをさらに含む請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記コードの関数としての動作を実行することをさらに含む請求項8に記載の方法。
【請求項11】
一対のエレベータスライドアの間の経路内に挿入されるように寸法決めされた第1の入力デバイスと、
前記第1の入力デバイスに含まれ、前記一対のエレベータスライドドアの間で一方から他方に送信されるエネルギービームを選択的に遮断するように構成された、第1のコードを表す第1の遮断パターンと、
を備える、エレベータに関連する制御装置と通信するシステム。
【請求項12】
前記第1の遮断パターンが、前記第1の入力デバイス内に形成された1つまたは複数のエネルギービーム通過領域を含むことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記1つまたは複数のエネルギービーム通過領域が、前記第1の入力デバイス内に形成された1つまたは複数のスロットからなり、前記第1の入力デバイス内に1つまたは複数のエネルギービームを通過させることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
【請求項14】
前記第1のコードが、ドア安全システムに関連する較正動作を実行する命令を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記エネルギービームを選択的に遮断するように構成された第2の遮断パターンを有する第2の入力デバイスをさらに備え、前記第2の遮断パターンが第2のコードを表すことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
【請求項16】
前記第1のコードと前記第2のコードとが相互に関連していることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
前記第1のコードがエレベータパラメータを含み、前記第2のコードが前記エレベータパラメータの値を示すことを特徴とする請求項16に記載のシステム。
【請求項18】
前記第1の入力デバイスがシート状の材料からなることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
【請求項19】
前記第1の入力デバイスをバインダに取り付けるために、前記第1の入力デバイスが、前記シート状の材料に形成された取付け孔を含むことを特徴とする請求項18に記載のシステム。
【請求項20】
エレベータかごと、
建物のフロアにアクセスするために前記エレベータかごの1つの面に配置された第1および第2のスライドドアと、
ドア安全システムと、
を備えるエレベータシステムであって、
前記ドア安全システムが、
前記第1のスライドドアに設けられた受信機と、
前記第1のスライドドアに設けられた前記受信機にエネルギービームを送信するように構成された、前記第2のスライドドアに設けられた送信機と、
前記第1のスライドドアと前記第2のスライドドアとの間に入力デバイスを挿入することによって生じる前記エネルギービームの遮断を検知し、前記入力デバイスの遮断パターンの関数としてのコードを導き出すように構成されたドア制御装置と、
を備えることを特徴とするエレベータシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2009−504534(P2009−504534A)
【公表日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−525969(P2008−525969)
【出願日】平成17年8月8日(2005.8.8)
【国際出願番号】PCT/US2005/028152
【国際公開番号】WO2007/018539
【国際公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【出願人】(591020353)オーチス エレベータ カンパニー (402)
【氏名又は名称原語表記】OTIS ELEVATOR COMPANY
【Fターム(参考)】