説明

エレベータ装置

【課題】停電時に点灯することができ、かご室の意匠に与える影響を抑制することができるエレベータ装置を提供すること。
【解決手段】エレベータ装置1−1は、かご2と、操作盤3と、表示パネル4と、表示制御装置5と、停電時電力供給装置6とを備える。かご2は、利用者が乗降するものである。操作盤3は、利用者が少なくともかごの行先階の登録を行うものであり、かご室に設けられている。表示パネル4は、点灯することで、かご2の運転情報を表示するものであり、操作盤3に設けられている。表示制御装置5は、表示パネル4の点灯を制御するものである。停電時電力供給装置6は、停電時に表示パネル4に電力を供給するものである。表示パネル4は、停電時に停電時電力供給装置6から供給された電力により点灯する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、エレベータ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エレベータ装置のかごのかご室に設けられている通常灯は、外部からの電力により点灯しているため、停電時に消灯してしまう。従って、エレベータ装置は、停電時に、かごに予め搭載されているバッテリを電力源として点灯する停電灯を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−151440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の停電灯は、通常時にかご室に露出しており、かごを利用する利用者の目に留まるものであった。また、従来の停電灯には、通常時にかご室の壁面内部に格納されており、停電時にかご室に露出するものもあるが、停電灯を格納するための構造を壁面に設けることとなる。従来の停電灯は、かご室の意匠に影響を与える虞があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、停電時に点灯することができ、かご室の意匠に与える影響を抑制することができるエレベータ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態のエレベータ装置は、かごと、操作盤と、表示パネルと、表示制御装置と、停電時電力供給装置とを備える。かごは、利用者が乗降するものである。操作盤は、利用者が少なくともかごの行先階の登録を行うものであり、かご室に設けられている。表示パネルは、点灯することで、かごの運転情報を表示するものであり、操作盤に設けられている。表示制御装置は、表示パネルの点灯を制御するものである。停電時電力供給装置は、停電時に表示パネルに電力を供給するものである。表示パネルは、停電時に停電時電力供給装置から供給された電力により点灯する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】図1は、実施形態1に係るエレベータ装置の概略構成例を示す図である。
【図2】図2は、実施形態1に係るエレベータ装置のかご室を示す図である。
【図3】図3は、通常時の表示パネルを示す図である。
【図4】図4は、実施形態1に係るエレベータ装置の変形例を示す図である。
【図5】図5は、実施形態1に係るエレベータ装置の変形例を示す図である。
【図6】図6は、実施形態1に係るエレベータ装置の変形例を示す図である。
【図7】図7は、実施形態2に係るエレベータ装置の概略構成例を示す図である。
【図8】図8は、停電時の表示パネルを示す図である。
【図9】図9は、停電時の表示パネルを示す図である。
【図10】図10は、実施形態3に係るエレベータ装置の概略構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態は例示であり、発明の範囲がそれらに限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態、変形例は、適宜組み合わせることができるものである。
【0009】
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1に係るエレベータ装置の概略構成例を示す図である。図2は、実施形態1に係るエレベータ装置のかご室を示す図である。図3は、通常時の表示パネルを示す図である。エレベータ装置1−1は、図1および図2に示すように、かご2と、操作盤3と、表示パネル4と、表示制御装置5と、停電時電力供給装置6とを含んでいる。
【0010】
かご2は、利用者が乗降するものであり、図示しない昇降路内を図示しない駆動装置により昇降するものである。かご2は、かご室2aと、扉2bと、通常灯2cと、天井面2dと、床面2eとを有する。扉2bは、かご室2aと図示しない乗り場との間に設けられるものであり、図示しない扉開閉装置により開閉が行われる。通常灯2cは、天井面2dに設けられている。通常灯2cは、通常運転時に、商用電源100から供給される電力により点灯し、かご室2aを照らすものである。なお、駆動装置は、商用電源100から電力が供給され作動するものである。
【0011】
操作盤3は、エレベータ装置1−1を操作するものである。操作盤3には、非常釦3aと、行先階登録釦3bと、開閉釦3cと、パネル輝度操作釦3dと、非常時通話装置3eとを有している。操作盤3は、かご室2aの壁面、本実施形態では、扉2bの右横に設けられている。非常釦3aは、非常時通話装置3eを作動させるものであり、表示パネル4の近傍に設けられている。行先階登録釦3bは、かご2の行先階の登録を行うものであり、エレベータ装置1−1の階床数に応じて複数設けられている。かご室2aの利用者により任意の行先階登録釦3bが押されると、エレベータ装置1−1の運転を制御する運転制御装置に行先階が登録され、かご2が駆動装置により登録された行先階まで移動する。開閉釦3cは、扉2bの開閉を操作するものであり、扉2bを開く開釦と、扉2bを閉じる閉釦とを有する。かご2の着床時、かご室2aの利用者により開閉釦3cのいずれかが押されると、扉2bが開かれ、あるいは閉じられる。パネル輝度操作釦3dは、輝度操作手段であり、表示パネル4の輝度を利用者によって変更するものである。かご室2aの利用者により、パネル輝度操作釦3dが操作されると、表示制御装置5が操作に応じて表示パネル4の輝度を変更する。非常時通話装置3eは、かご2の外部に設置されている管理端末200に、例えば電話回線などで接続されている。非常時通話装置3eは、図示しないマイクおよびスピーカーを有しており、管理端末200を介して、かご2の外部の外部者と通話することができる。かご室2aの利用者により非常釦3aが押されると、非常時通話装置3eにより管理端末200を介して外部者が呼び出される。非常時通話装置3eは、停電時、停電時電力供給装置6から電力が供給されるため、停電時においても使用することができる。なお、管理端末200は、エレベータ装置1−1が設けられている建物内、例えば管理室、あるいは他の建物内、例えば管理センターに設置されている。
【0012】
表示パネル4は、かご2の運転情報を点灯することで表示するものである。表示パネル4は、操作盤3、本実施形態では、操作盤3の上部に設けられている。表示パネル4は、かご2の階床、進行方向など運転表示データを表示することで、かご室2aの利用者にかご2の現在の階床A、進行方向Bを認識させる(図3参照)。表示パネル4は、本実施形態では、複数の画素より構成されている液晶パネルである。なお、表示パネル4は、液晶パネルに限定されるものではなく、点灯することで、表示データを表示できるものであればいずれであっても良い。
【0013】
表示制御装置5は、表示パネル4の点灯を制御するものである。表示制御装置5は、記憶部51を有する。記憶部51には、上記運転表示データが記録されている。表示制御装置5は、通常運転時、記憶部51に予め記憶されている運転表示データをかご2の運転状態に基づいて表示パネル4に表示させるものである。表示制御装置5は、商用電源100および停電時電力供給装置6と接続されている。従って、表示制御装置5は、商用電源100あるいは停電時電力供給装置6のいずれかからの電力で表示パネル4を点灯させることができる。
【0014】
停電時電力供給装置6は、停電時、すなわち商用電源100からエレベータ装置1−1への電力供給が停止した時に、表示パネル4に電力を供給するものである。停電時電力供給装置6は、かご2に設けられており、例えばバッテリなどの蓄電装置である。
【0015】
次に、本実施形態に係るエレベータ装置1−1の動作について説明する。通常運転時は、表示制御装置5を介して、商用電源100からの電力を表示パネル4に供給する。そして、表示制御装置5は、かご2の運転状態に基づいた運転表示データを表示パネル4に表示させる。次に、停電時は、表示制御装置5を介して、停電時電力供給装置6からの電力を表示パネル4に供給する。そして、表示制御装置5は、かご2の運転状態に基づいた運転表示データを表示パネル4に表示させることを中断し、表示パネル4を全面点灯させる。
【0016】
以上のように、本実施形態に係るエレベータ装置1−1では、停電時、通常灯2cが点灯してしなくても表示パネル4を点灯することができ、表示パネル4を停電灯として用いることができる。これにより、停電時、表示パネル4によって、かご室2a(床面2e)を照らすことができる。また、かご2の運転情報を表示するための表示パネル4を停電灯として用いるので、かご室2aに停電灯を別個設けなくて良い。従って、かご室2aに対する自由な意匠設計を行うことができる。また、停電灯がかご室2aの意匠に与える影響を抑制することができる。例えば、天井面2dに停電灯を設けている場合と比較して、天井面2dの意匠性を向上することができる。また、部品点数を削減することができる。また、停電灯として電球を用いないため電球交換が不要となり、保守費用の削減を図ることができる。また、表示パネル4として、液晶パネルを使用すれば、電球と比較して消費電力を低減することができる。なお、表示制御装置5は、停電時、利用者の不安を抑制することができるように、色などを考慮して、表示パネル4を全面点灯させることができる。
【0017】
また、表示パネル4は、操作盤3に設けられているので、非常釦3aなどの釦を照らすことができる。従って、利用者による釦の認識性が向上する。また、パネル輝度操作釦3dにより表示パネル4の輝度を利用者によって変更することができるので、停電時に、表示パネル4の輝度を低くすることで電力消費を低減させることができる。従って、表示パネル4の点灯による停電時電力供給装置6の残容量の低減を抑制することができ、表示パネル4の点灯可能時間を延長することができる。なお、表示制御装置5は、パネル輝度操作釦3dによる表示パネル4の輝度の変更を停電時のみ許可しても良い。
【0018】
〔変形例1〕
以下、実施形態1に係るエレベータ装置1−1の変形例について説明する。図4は、実施形態1に係るエレベータ装置の変形例を示す図である。同図に示すように、表示パネル4は、かご室2aの床面2eに向けて傾斜していても良い。この場合、表示パネル4は、停電時、水平方向のみならず床面2eに向けて光を照射することができる。従って、停電時において、床面2eに向かう光により、利用者のかご室2aにおける視界を広く確保することができる。また、表示パネル4から照射される光のうち、床面2eに向かう光があるので、停電時において利用者のまぶしさを低減することができる。
【0019】
〔変形例2〕
図5は、実施形態1に係るエレベータ装置の変形例を示す図である。同図に示すように、表示パネル4は、かご室2aの天井面2dから床面2eまで延在して設けられていても良い。この場合、停電時、天井面2dから床面2eまで延在して設けられた表示パネル4が全面点灯するので、利用者のかご室2aにおける視界を広く確保することができる。なお、表示パネル4がかご室2aの天井面2dから床面2eまで延在することで、操作盤3に釦の設置が困難である場合は、表示パネル4にタッチパネルを積層し、表示パネル4に、例えば行先階登録釦3b、開閉釦3cなどに対応したアイコンを表示させても良い。
【0020】
〔変形例3〕
図6は、実施形態1に係るエレベータ装置の変形例を示す図である。上記実施形態では、停電時、表示パネル4を全面点灯させたが、停電時表示データを表示させても良い。この場合、記憶部51には、停電時に表示させる停電時表示データが予め、1つあるいは複数記憶されている。停電時表示データは、停電時において利用者の不安を抑制することができる情報(例えば、利用者が落ち着ける自然の風景など)、あるいは停電時においてかご室2の利用者にとって有益な情報である。変形例では、停電時常時データは、同図に示すように、表示パネル点灯情報C(例えば、同図に示す「点灯可能時間」)、時間Dである。表示制御装置5は、停電時、例えば停電時電力供給装置6の残容量および現在の輝度に基づく表示パネル4の電力消費量に基づいて、停電時電力供給装置6から供給される電力により表示パネル4を点灯することができる点灯可能時間を算出する。そして、表示制御装置5は、表示パネル点灯情報Cと、点灯可能時間に基づいた時間Dを表示パネル4に表示する。これにより、利用者は、有益な情報、すなわち停電灯として表示パネル4が点灯できる時間を知ることができる。利用者は、点灯可能時間に基づいて、表示パネル4の輝度を変更することができる。
【0021】
〔実施形態2〕
次に、実施形態2に係るエレベータ装置を説明する。図7は、実施形態2に係るエレベータ装置の概略構成例を示す図である。図8は、停電時の表示パネルを示す図である。図9は、停電時の表示パネルを示す図である。図7に示すように、実施形態2に係るエレベータ装置1−2が実施形態1に係るエレベータ装置1−1と異なる点は、停電時、表示パネル4に表示する停電時表示データを管理端末200から指示する点である。エレベータ装置1−2は、同図に示すように、かご2と、操作盤3と、表示パネル4と、表示制御装置5と、停電時電力供給装置6とを含んでいる。なお、実施形態2に係るエレベータ装置1−2において、実施形態1に係るエレベータ装置1−1と同一符号で表した構成要素は、同一あるいは近似するものであるので、その説明を省略あるいは簡略化する。
【0022】
表示制御装置5は、管理端末200と接続されている。表示制御装置5と管理端末200との接続は、例えば、非常時通話装置3eと管理端末200とを接続している電話回線など用いても良いし、商用電源100からの電力を用いずに作動可能な通信装置によって接続されていても良い。
【0023】
次に、本実施形態に係るエレベータ装置1−2の動作について説明する。停電時は、表示制御装置5を介して、停電時電力供給装置6からの電力を表示パネル4に供給する。そして、表示制御装置5は、かご2の運転状態に基づいた運転表示データを表示パネル4に表示させることを中断し、表示パネル4を全面点灯させる。次に、かご室2aの利用者と、非常時通話装置3eおよび管理端末200を介して通話した外部者は、作業員をエレベータ装置1−2に向かわせる。このとき、外部者は、管理端末200により、表示制御装置5に、記憶部51に記憶されている停電時表示データのうち、作業員の行動、特に作業員の現在位置に関する情報E(例えば、図8に示す「作業員が向かっています。」)に対応する停電時表示データを表示パネル4に表示させるように指示する。表示制御装置5は、指示に基づいて作業員の行動に関する情報Eに対応する停電時表示データを表示パネル4に表示する。また、外部者は、作業員がエレベータ装置1−2に到着したことの連絡を受けた場合、管理端末200により、表示制御装置5に、記憶部51に記憶されている停電時表示データのうち、作業員の行動、特に作業員のエレベータ装置1−2に対する作業に関する情報F(例えば図9に示す「作業員が作業中」)に対応する停電時表示データを表示パネル4に表示させるように指示する。表示制御装置5は、指示に基づいて作業員の行動に関する情報Fに対応する停電時表示データを表示パネル4に表示する。
【0024】
以上のように、本実施形態に係るエレベータ装置1−2では、上記実施形態1と同様の効果を奏するとともに、停電時、表示制御装置5が管理端末200からの指示により、作業員の行動に関する情報を表示パネル4に表示させる。従って、停電時、かご室2aの利用者は有益な情報を得られるので、利用者の不安を低減することができる。
【0025】
〔実施形態3〕
次に、実施形態3に係るエレベータ装置を説明する。図10は、実施形態3に係るエレベータ装置の概略構成例を示す図である。同図に示すように、実施形態3に係るエレベータ装置1−3が実施形態1に係るエレベータ装置1−1と異なる点は、停電時、表示パネル4に表示する停電時表示データを携帯端末300から指示する点である。エレベータ装置1−3は、同図に示すように、かご2と、操作盤3と、表示パネル4と、表示制御装置5と、停電時電力供給装置6と、無線装置7とを含んでいる。なお、実施形態3に係るエレベータ装置1−3において、実施形態1に係るエレベータ装置1−1と同一符号で表した構成要素は、同一あるいは近似するものであるので、その説明を省略あるいは簡略化する。
【0026】
無線装置7は、かご2の外部の携帯端末300と無線でデータの送受信を行うものであり、携帯端末300から表示制御装置5への指示を受信するものである。無線装置7は、表示制御装置5と接続されており、停電時、停電時電力供給装置6からの電力により作動するものである。
【0027】
携帯端末300は、作業員を装備しているものである。携帯端末300は、有線、無線により、管理端末200、エレベータ装置1−3の制御装置などとの間で各種のデータの送受信が可能である。
【0028】
次に、本実施形態に係るエレベータ装置1−3の動作について説明する。停電時は、表示制御装置5を介して、停電時電力供給装置6からの電力を表示パネル4に供給する。そして、表示制御装置5は、かご2の運転状態に基づいた運転表示データを表示パネル4に表示させることを中断し、表示パネル4を全面点灯させる。次に、外部者から連絡を受けた作業員がエレベータ装置1−3に到着すると、作業員は、携帯端末300により、無線装置7を介して表示制御装置5に、記憶部51に記憶されている停電時表示データのうち、作業員の行動、特に作業員のエレベータ装置1−2に対する作業に関する情報F(例えば図9に示す「作業員が作業中」)に対応する停電時表示データを表示パネル4に表示させるように指示する。表示制御装置5は、指示に基づいて作業員の行動に関する情報Fに対応する停電時表示データを表示パネル4に表示する。
【0029】
以上のように、本実施形態に係るエレベータ装置1−3では、上記実施形態1と同様の効果を奏するとともに、停電時、表示制御装置5が携帯端末300からの指示により、作業員の行動に関する情報を表示パネル4に表示させる。従って、停電時、かご室2aの利用者は有益な情報を得られるので、利用者の不安を低減することができる。
【符号の説明】
【0030】
1−1〜1−3 エレベータ装置
2 かご
2a かご室
2b 扉
2c 通常灯
2d 天井面
2e 床面
3 操作盤
3a 非常釦
3b 行先階登録釦
3c 開閉釦
3d パネル輝度操作釦
3e 非常時通話装置
4 表示パネル
5 表示制御装置
51 記憶部
6 停電時電力供給装置
7 無線装置
100 商用電源
200 管理端末
300 携帯端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者が乗降するかごと、
前記かごのかご室に設けられ、前記利用者が少なくとも前記かごの行先階の登録を行う操作盤と、
前記操作盤に設けられ、点灯することで前記かごの運転情報を表示する表示パネルと、
前記表示パネルの点灯を制御する表示制御装置と、
停電時に、前記表示パネルに電力を供給する停電時電力供給装置と、
を備え、
前記表示パネルは、前記停電時に前記停電時電力供給装置から供給された電力により点灯する
ことを特徴とするエレベータ装置。
【請求項2】
前記表示パネルは、前記かご室の床面に向けて傾斜している
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
【請求項3】
前記表示パネルは、前記かご室の天井面から床面まで延在して設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
【請求項4】
前記かご室に設けられ、前記表示パネルの輝度を前記利用者によって変更する輝度操作手段を備える
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のエレベータ装置。
【請求項5】
前記表示制御装置は、前記停電時に、前記表示パネルに表示させる停電時表示データを少なくとも1以上予め記録する記録部を有し、前記停電時に前記停電時表示データを前記表示パネルに表示させる
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のエレベータ装置。
【請求項6】
前記表示制御装置は、指示に基づいて、前記表示パネルに前記停電時表示データを表示させるものであり、
前記指示は、前記かごの外部に設置されている管理端末から前記表示制御装置が行う
ことを特徴とする請求項5に記載のエレベータ装置。
【請求項7】
前記表示制御装置は、指示に基づいて、前記表示パネルに前記停電時表示データを表示させるものであり、
前記指示は、前記かごの外部の携帯端末から前記表示制御装置が行う
ことを特徴とする請求項5に記載のエレベータ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−56739(P2012−56739A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−203264(P2010−203264)
【出願日】平成22年9月10日(2010.9.10)
【出願人】(390025265)東芝エレベータ株式会社 (2,543)
【Fターム(参考)】