説明

オーダーメイドシステムにおける枕の設計方法

【課題】 実際にオーダーメイド商品を使用した場合の適正な姿勢状態に画像補正して、その使用時の適切な姿勢状態において使用者とオーダーメイド商品との必要測定部位を測定し、これらの測定値から予め設定した人間工学的設計によりオーダーメイド物品を製作するようにすることを技術的課題とする。
【解決手段】 オーダーメイド商品の使用者の写真を撮影してそれを通信手段により受注者コンピュータに送信し、受注者コンピュータにおいて受信した写真に撮影された使用者の姿勢状態を画像処理装置により実際にオーダーメイド商品を使用した場合の適正な姿勢状態に画像補正し、その使用時の適切な姿勢状態において使用者とオーダーメイド商品との関係における必要測定部位を測定し、これらの測定部位の測定値から予め設定した人間工学的設計により計算してその使用者自身に適したオーダーメイド物品を製作するようにした。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
本発明は、オーダーメイド商品を携帯電話やインターネット等の通信手段により簡単に何処からでも注文でき、オーダーメイド商品の使用時において使用者の体形に適合しかつ健康の増進をはかれるように人間工学的に設計することのできるオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特開2005−31710公報には、服地部門データーベースから服地を選択し、デザイン部門でデーターベースから好みのデザイン・スタイルを選択し、各部名称パーツ画像より各部パーツ画像を選択組合せて好みの全体デザインに仕上げ、身体サイズ(ウエスト、バストなど)を入力するとグループサイズで採寸が決まり、身体写真画像を表示し、客から写真が提供されている場合は必要なら体型補正し、客が上記一連の操作を行うとホームページに掲載記録され、確認後、承諾を得て電子契約され、販売元に通知され、契約成立となる旨のフィットモデリングが記載されている。
【0003】
しかしながら、この発明は服地、デザイン・スタイル、各部パーツをデーターベースから選択して身体サイズを採寸すると共に、身体写真画像により補正するようにしており、実際にオーダーメイド商品を使用した場合の適正な姿勢状態に画像補正し、その使用時の適切な姿勢状態において使用者とオーダーメイド商品との関係における必要測定部位を測定し、さらにこれらの測定部位の測定値から予め設定した人間工学的設計により計算してオーダーメイド枕を設計するものではない。
【0004】
また、特開2005−23498公報には、発注者は掌に円形硬貨を載せて広げた状態の手をカメラ付き携帯電話により撮影し、撮影した手画像の撮影データを回線網を介して受注者コンピュータに送信し、受注者コンピュータでは手画像に写しこまれた円形硬貨の歪み具合に基づきこれを真円になるように所定方向に伸長させることにより傾き補正して正対手画像に変換し、正対手画像上の円形硬貨と所定位置間の寸法との比率に円形硬貨の既知の直径を乗じることにより、手袋製作に必要な所定部位の基準寸法を取得するようにしたオーダーメイド手袋発注方法が示されている。
【0005】
しかしながら、この発明においては、円形硬貨の歪み具合に基づきこれを真円になるように所定方向に伸長させることにより傾き補正して正対手画像に変換する等(実際は360度全体の傾きを補正しなければならない)の複雑な操作をしなければ正確な測定ができず、また単に必要部位を測定してその測定値により注文者に適したサイズの手袋を製作するだけものである。したがって、実際にオーダーメイド商品を使用した場合の適正な姿勢状態に画像補正してその使用時の適切な姿勢状態において使用者とオーダーメイド商品との関係における必要測定部位を測定し、さらに測定部位の測定値から予め設定した人間工学的設計により計算してオーダーメイド枕を設計するものではない。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は実際にオーダーメイド商品を使用した場合の適正な姿勢状態に画像補正して、その使用時の適切な姿勢状態において使用者とオーダーメイド商品との必要測定部位を測定し、これらの測定値から予め設定した人間工学的設計によりオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法を提供することを課題とする。
【課題を解決する手段】
【0007】
請求項1の発明は、健康枕の使用者の写真を撮影してそれを通信手段により受注者コンピュータに送信し、受注者コンピュータにおいて受信した写真に撮影された使用者の姿勢状態を実際に布団に寝た場合の人間工学的設計による適正な姿勢状態として使用者と枕との必要測定部位を測定し、これらの測定値から予め設定したその使用者自身の健康に適した枕を設計するようにしたオーダーメイドシステムであって、前記人間工学的設計による適正な姿勢状態として使用者と枕との必要測定部位の測定は、使用者が布団に仰向けに寝た状態で第七頚椎を支点xとして、この支店xから体の中心線dとの一定角度Qを有する標準傾斜線e上に頚部湾曲の最深部bが位置し、布団の床面から頚部湾曲の最深部bまでの高さNとこの高さNより一定値低い後頭部の凸部cまでの高さMとを測定するようにしたオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法を提供するものである。
【0008】
この発明においては、前記支点xから体の中心線dとの一定角度Qを有する標準傾斜線e上に頚部湾曲の最深部bが位置し、布団の床面Tから頚部湾曲の最深部bまでの高さNとこの高さNより一定値低い後頭部の凸部cまでの高さMとを測定するようにしたので、標準傾斜線eに基づき商品の使用時における一般的使用者の標準的体形に適合しかつ健康の増進を図れるように設計することのできるオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法を提供することが出来る。
【0009】
請求項2の発明は、健康枕の使用者の写真を撮影してそれを通信手段により受注者コンピュータに送信し、受注者コンピュータにおいて受信した写真に撮影された使用者の姿勢状態を実際に布団に寝た場合の人間工学的設計による適正な姿勢状態として使用者と枕との必要測定部位を測定し、これらの測定値から予め設定したその使用者自身の健康に適した枕を設計するようにしたオーダーメイドシステムであって、前記人間工学的設計による適正な姿勢状態として使用者と枕との必要測定部位の測定は、使用者が布団に仰向けに寝た立位姿勢状態で目の眼窩下縁Rと外耳孔上縁Sとを結ぶ線Lが布団の床面Tと直行するようにして、布団の床面から頚部湾曲の最深部bまでの高さNとこの高さNより一定値低い後頭部の凸部cまでの高さMとを測定するようにしたオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法を提供するものである。
【0010】
この発明においては、使用者が布団に仰向けに寝た立位姿勢状態で目の眼窩下縁Rと外耳孔上縁Sとを結ぶ線Lが布団の床面Tと直行するようにして、布団の床面から頚部湾曲の最深部bまでの高さNとこの高さNより一定値低い後頭部の凸部cまでの高さMとを測定するようにしたので、使用者個人個人の体形に適合しかつ健康の増進をはかれるように設計することのできる健康枕のオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法を提供することが出来る。
【0011】
請求項3の発明は、前記一定角度Qが1〜10度であり、一定高さNが25〜120mmで、高さNより低い後頭部の凸部cまでの一定値が5〜90mmである請求項1及び2記載のオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法を提供するものである。
【0012】
この発明においては、前記一定角度Q、一定高さN、一定高さNより一定値低い後頭部の凸部cまでの高さMを有する姿勢が、最も呼吸しやすく気道の開放された状態が確保でき、このような姿勢において気道がしっかり確保されてよい呼吸(腹式呼吸)になり安眠につながるオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法を提供することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。図1及び図2はオーダーメイド商品の使用者1の写真F(図4a)を携帯電話カメラCにより撮影する場合に、使用者1を垂直な柱2の近傍で撮影して、その垂直な柱1面に画像処理における必要測定部位の測定時に使用する寸法基準3を敷設することにより、垂直な柱2に敷設した寸法基準3に略水平に撮影して寸法基準の傾きによる補正を必要とせず、正確な測定値を得ることができる。寸法基準3は例えば1cm、5cm、10cmという長さを有するものを貼り付けても良いし、既定寸法を有する、例えばコイン、たばこ、目盛のある定規等であってもよい。また、下記[0023]〜[0025]で述べるように、前記寸法基準3の適切なものが近くにない場合は、撮影する本人の人体の内で比較的大きさの個人差が少ない部位を基準とすることもできる。尚、柱2は一般家屋の柱や壁を想定しており、どこでも撮影可能な場所を得ることができる。また、田舎や山奥であっても撮影でき、撮影した写真を別の場所のコンピュータから発信することもできる。
【0014】
図3はオーダーメイドシステムのフローチャートであり、オーダーメイド商品の使用者1、即ち発注者が携帯電話Cやデジタルカメラ(図示せず)等により撮影した自分の写真F(図4a)を携帯電話C若しくはイメージスキャナー(図示せず)等により取り込んだ受注者コンピュータP1から、受注者コンピュータP2のへ送信することにより発注する。
【0015】
図4bに示すように、受注者コンピュータP2において受信した写真Fに撮影された使用者1の姿勢状態を、受注者コンピュータP2に取り込んだ市販の画像処理ソフトにより実際に布団4に寝た場合の適正な姿勢状態に画像補正5する。猫背の年寄りや反身の人が居たり、また撮影現場の状態により撮影時の姿勢が良好でない場合があるからである。この画像補正5は次の必要部位の測定の前段階であるが、直接人間工学的設計に進んでもよい。
【0016】
次に、図5aに示すように、その寝た適正な姿勢状態において使用者と枕との必要測定部位を測定6する。図5a中、aは背中の設置点、bは頚部湾曲の最深部、cは後頭部の最凸部、dは体の中心線、xは第七頚椎の支点である。第七頚椎を支点xとして体の中心線dと一定角度Qを有する標準的傾斜線e上にある頚部湾曲の最深部bと布団の床面Tからの高さNと、この高さNより一定値低い後頭部の凸部cの高さMとを測定する。この場合、前述した寸法基準3に基づき実際の数値を算出する。
【0017】
即ち、頚部湾曲の最深部bの高さNと、この高さNより一定値低い後頭部の凸部cまでの高さMのそれぞれの測定値に基づき計算してその使用者自身の健康に適した健康枕を設計して商品を製作8して発注者に発送する。前記市販の画像処理ソフトにより計算しない場合は、定規等により写真上を直接マニュアルで測定してもよい。
【0018】
頚部湾曲の最深部bの高さNの高さは、例えば本出願人の実用新案登録第3127289号に示す枕の高さ測定装置により予め設定される。これは背中から頭にかけての頚椎が無理なく傾斜する状態が得られるように設定される。即ち、下記
【0019】
に説明する角度Qを有する標準的傾斜状態とする。支点xから体の中心線dとの一定角度Qを有する標準的傾斜線e上にある頚部湾曲の最深部bの床面との高さNと、この高さNより一定値低い後頭部の最凸部cの高さMとなるように設定するようにしている。そして、各高さN、Mは枕内の仕切りにより隔絶された各種硬さや柔らかさを有する詰め物により確保される。
【0020】
次に、他の設計例を説明すると、図5bに示すように、同様にその寝た適正な姿勢状態において使用者と枕との必要測定部位を測定する。この設計例では立位正常姿勢に基づき設計する。即ち、立位正常姿勢は左右のかかとをつけ、足先を開いて直立した姿勢で眼窩下縁Rと外耳孔上縁Sが立位状態で床面と平行となる姿勢であることから、眼の眼窩下縁Rと外耳孔上縁Sとを結ぶ線Lが布団の床面Tと直交する図5bの姿勢が最も呼吸しやすく気道の開放された状態が確保できる。このような姿勢は気道がしっかり確保されてよい呼吸(腹式呼吸)になり安眠につながる。
【0021】
図5b中、xは体の第七頚椎の支点、eは頚椎が無理なく傾斜する状態が得られる体の中心線dとの角度Qを有する傾斜線であり、この角度Qを有する傾斜線e上に頚椎が沿っている状態、即ち傾斜線e上に頚部湾曲部の最深部bが位置する状態が上記立位正常姿勢と云える。この傾斜線e体の中心線dとの角度Qは人によって異なり、通常1〜10度であり、好ましくは3〜8度、より好ましくは4〜6度である。
【0022】
このようにして、布団の床面Tから頚部湾曲の最深部bの高さNと、布団の床面Tから後頭部の最凸部cの高さMとを測定する。そして、このような使用者(注文者)固有の測定値から、枕内の仕切りにより隔絶された各部位に各種硬さや柔らかさを有する材質や量の詰め物により製作される。前記図5aに示す設計例は人の標準的傾斜eを基準としており、図5bに示す設計例は使用者(注文者)固有の測定値を基準として設計するようにしている。通常頚部湾曲の最深部bの高さNは25〜120mm、好ましくは50〜65mmであり、この高さNより低い後頭部の凸部cまでの一定値(N−M)は5〜90mm、好ましくは15〜45mmある。
【0023】
さらに、前記寸法基準3の適切なものが近くにない場合は、前記寸法基準3の他の例として、撮影する本人の人体の中で比較的大きさの個人差が少ない部位を基準とすることができる。人体の側面の頭部にはこのような基準に適した部位がある。例えば、図6aに示す耳幅E(上下耳底点を結ぶ線E1に垂直な線Eで測るか、または耳の長軸E1に直交する線Eで測る)であり、通常耳幅Eは22mm〜39mm程度の個人差があり、この耳幅の標準偏差は2.2mm〜2.7mmである。そして、これらを参考に、例えば耳幅Eを平均値30.5mmの寸法基準とすることができる。
【0024】
また、他の例としては図6bに示す人中長W(鼻下点から上唇点までの直線距離)であり、通常人中長Wは7.0〜25.0mm程度の個人差があり、この人中長Wの標準偏差は2.03〜2.83mmである。そして、これらを参考に、例えば人中長Wを平均値16.00mmの寸法基準とすることができる。
【0025】
尚、上記耳幅Eと人中長Wとの詳細なデータは、「設計のための人体寸法データ集」、1996年6月20日第1版1刷発行、編集=通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究所、発行者=財団法人人間生活工学研究センターのデータに説明されている。
【発明の効果】
【0026】
上記の如く本考案においては、オーダーメイド枕を携帯電話やインターネット等の通信手段により簡単に何処でも注文でき、使用時における使用者の個人の体形に適合しかつ健康の増進をはかれるように設計することのできるオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】オーダーメイド商品の使用者の写真を携帯電話カメラCにより撮影する状態を示す側面図、
【図2】オーダーメイド商品の使用者の写真を携帯電話カメラCにより撮影する状態を示す正面図、
【図3】オーダーメイドシステムのフローチャート、
【図4a】オーダーメイド商品の使用者の写真、
【図4b】オーダーメイド商品の使用者の写真の画像補正する状態を示す説明図、
【図5a】人間工学的設計の1例を示す説明図、
【図5b】人間工学的設計の他の例を示す説明図。
【図6a】耳幅を寸法基準とする説明図、
【図6b】人中長を寸法基準とする説明図。
【符号の説明】
1 使用者
2 柱
3 寸法基準
5 画像補正
6 必要部位の測定
7 人間工学的設計
E 耳幅
C カメラ付携帯電話
F 写真
L 眼窩下縁Rと外耳孔上縁Sとを結ぶ線
M 布団の床面より高さNより一定値低い後頭部の凸部cまでの高さ
N 布団の床面から頚部湾曲の最深部bまでの高さ
P1 発注者コンピュータ
P2 受注者コンピュータ
Q 第七頚椎を支点とする体の中心線dと傾斜線eとの角度
R 眼窩下縁
S 外耳孔上縁
T 布団の床面
W 人中長W
b 頚部湾曲の最深部
c 高さNより一定値低い後頭部の凸部
d 体の中心線
e 標準傾斜線
x 第七頚椎の支点

【特許請求の範囲】
【請求項1】
健康枕の使用者の写真を撮影してそれを通信手段により受注者コンピュータに送信し、受注者コンピュータにおいて受信した写真に撮影された使用者の姿勢状態を実際に布団に寝た場合の人間工学的設計による適正な姿勢状態として使用者と枕との必要測定部位を寸法基準により測定し、これらの測定値から予め設定したその使用者自身の健康に適した枕を設計するようにしたオーダーメイドシステムであって、前記人間工学的設計による適正な姿勢状態として使用者と枕との必要測定部位の測定は使用者が布団に仰向けに寝た状態で第七頚椎を支点xとして、この支点xから体の中心線dとの一定角度Qを有する標準傾斜線e上に頚部湾曲の最深部bが位置し、布団の床面から頚部湾曲の最深部bまでの高さNとこの高さNより一定値低い後頭部の凸部cまでの高さMとを測定するようにしたオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法。
【請求項2】
健康枕の使用者の写真を撮影してそれを通信手段により受注者コンピュータに送信し、受注者コンピュータにおいて受信した写真に撮影された使用者の姿勢状態を実際に布団に寝た場合の人間工学的設計による適正な姿勢状態として使用者と枕との必要測定部位を寸法基準により測定し、これらの測定値から予め設定したその使用者自身の健康に適した枕を設計するようにしたオーダーメイドシステムであって、前記人間工学的設計による適正な姿勢状態として使用者と枕との必要測定部位の測定は、使用者が布団に仰向けに寝た立位姿勢状態で目の眼窩下縁Rと外耳孔上縁Sとを結ぶ線Lが布団の床面Tと直行するようにして、布団の床面から頚部湾曲の最深部bまでの高さNとこの高さNより一定値低い後頭部の凸部cまでの高さMとを測定するようにしたオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法。
【請求項3】
前記角度Qは1〜10度であり、高さNが25〜120mmで、高さNより低い後頭部の凸部cまでの一定値が5〜90mmである請求項1及び2記載のオーダーメイドシステムにおける枕の設計方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4a】
image rotate

【図4b】
image rotate

【図5a】
image rotate

【図5b】
image rotate

【図6a】
image rotate

【図6b】
image rotate


【公開番号】特開2008−212669(P2008−212669A)
【公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−43579(P2008−43579)
【出願日】平成20年1月28日(2008.1.28)
【出願人】(593029570)株式会社 丸松 (5)
【Fターム(参考)】