説明

カメラ

【課題】複数の方向に表示された異なる画像を、一度に観察することができるカメラを提供する。
【解決手段】カメラ(1)は、複数の方向に異なる画像を表示可能な表示部(4)と、前記複数の方向の少なくとも一方向に表示する画像を鏡像反転させた反転画像を表示させる制御部(13)と、を備える。このカメラ(1)によれば、複数の方向に表示された異なる画像を、一度に観察することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示部を備えたカメラに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の方向に異なる画像を表示可能な表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平11−133403号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述の表示装置は、複数の情報を一画面で表示することができるため、カメラの表示部として使用することが望まれる。しかし、カメラの場合、撮影時において表示部は、撮影者一人により観察されることが多い。上述の表示装置の場合、複数の方向に向けられた異なる画像を同一人が観察するには、見る位置を変えるか又は表示装置自体を移動させなくてはならない。
本発明の課題は、複数の方向に異なる画像を表示可能な表示部を備え、それらの複数の画像を一度に観察することのできるカメラを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の一実施例を示す図面に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、カメラ(1)は、複数の方向に異なる画像を表示可能な表示部(4)と、前記複数の方向の少なくとも一方向に表示する画像を鏡像反転させた反転画像を表示させる制御部(13)と、を備えることを特徴とするカメラ(1)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラ(1)において、前記表示部(4)に対して所定の角度で配置可能で、前記表示部(4)に表示された画像を反射可能な状態となることのできる反射部(6)を備えることを特徴とするカメラ(1)である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のカメラ(1)において、前記反射部(6)が、前記表示部(4)及び前記制御部(13)を含むカメラ(1)本体に対して着脱可能であることを特徴とするカメラ(1)である。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のカメラ(1)において、前記反射部(6)が、前記表示部(4)に対面した閉状態と前記所定の角度を有する開状態との間で移動可能であることを特徴とするカメラ(1)である。
請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか1項に記載のカメラ(1)において、前記表示部(4)と前記反射部(6)との間の相対的な位置関係を検出する検出部を備え、前記制御部(13)は、前記検出部の検出結果に応じて、前記表示部(4)の表示を前記所定の画像と前記反転画像との間で切り替えることを特徴とするカメラ(1)である。
請求項6に記載の発明は、請求項2から5のいずれか1項に記載のカメラ(1)において、前記反射部(6)が所定の透過率を有する透過部材であることを特徴とするカメラ(1)である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のカメラ(1)において、前記透過率が可変であることを特徴とするカメラ(1)である。
請求項8に記載の発明は、請求項4から7のいずれか1項に記載のカメラ(1)において、前記反射部(6)が前記所定の角度を有する状態に到達したときに前記反射部(6)が仮固定されることを特徴とするカメラ(1)である。
請求項9に記載の発明は、請求項7又は8に記載のカメラ(1)において、前記反射部(6)の前記所定の角度を有する状態への移動に連動して展開する可動式フード(7)を備えることを特徴とするカメラ(1)である。
なお、符号を付して説明した構成は適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
【発明の効果】
【0005】
本発明のカメラによれば、複数の方向に表示された異なる画像を、一度に観察することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、更に詳しく説明する。
(実施形態)
図1は、一実施形態に係るカメラ1の概略斜視図である。図示するように本実施形態のカメラ1は、後述する各種処理部を内部に備えるカメラ本体2と、カメラ本体2に取り付けられたレンズ部3と、カメラ1の背面に設けられた画像表示モニタ4を備える。また、画像表示モニタ4を覆うようにして、カメラ本体2には、矩形の枠体5にはめ込まれた反射部6が、カメラ本体2、すなわち画像表示モニタ4に対して開閉可能に取り付けられている。図2は、反射部6が画像表示モニタ4に対して開いている状態を示す図である。
【0007】
画像表示モニタ4は、カメラ本体2の背面に設けられた矩形の凹部8の内部に取り付けられている。画像表示モニタ4は、構図確認時の画像や再生画像、カメラ1の設定変更画面及び制御情報などを表示するものであり、これらの画像を、複数の方向に異なる画像として表示可能である。このような画像表示モニタ4としては、例えば液晶表示パネルと視差バリアとを組み合わせることにより、異なる画像を表示する、いわゆるデュアルビュー(登録商標)液晶表示装置を使用することができる。
【0008】
枠体5に嵌め込まれた反射部6は、枠体5と共に図1及び図2における左端に設けられた軸9を中心として回転可能である。そして、反射部6は、図1に示す閉じた状態と、図2に示す開いた状態との間を移動することができる。その移動の過程において反射部6は、画像表示モニタ4に対して所定の角度に到達したときに仮固定されるようになっている。
【0009】
ここで、所定の角度とは、カメラの使用者が、画像表示モニタ4に表示されるデュアルビュー画像の一方と、デュアルビュー画像の他方であって、後述するように反射部6によって反射された画像との両方を観察するのに適した位置である。
【0010】
また、仮固定とは、枠体5に嵌め込まれた反射部6を軸9を中心として回転させていく途中において、反射部6を回転させるのに必要な力が段階的に大きくなり、いわゆるクリックされて一旦その位置で固定されることをいう。なお、仮固定の際に加わる力よりも大きな力を加えることにより、反射部6を仮固定位置より更に回転させることもできる。
【0011】
本実施形態において反射部6は、これに限定されるものではないが、電圧の印加により可逆的に透過率を変動させることができる調光ミラーを使用する(例えば、特許出願公開番号:特開2006−335553)。この調光ミラーは、印加する電圧を変化させることにより、入射した光の略全てを反射させるミラー反射状態(光を反射させる状態)と、光を透過させるミラー半透過状態(光を透過させる状態)とに切り替えるものである。
【0012】
この反射部6に加えられる印加電圧は、図1に示すように、反射部6が、画像表示モニタ4に対して閉じた状態にあるときミラー半透過状態となり、図2に示すように、画像表示モニタ4に対して所定の角度で開いたときに、ミラー反射状態となるように調整される。なお、この反射部6と画像表示モニタ4との位置関係は、後述する位置検出部により行われる。
【0013】
図3はカメラ1のブロック図である。図示するようにカメラ1は、カメラ1の全体的な制御を行うMCU(Micro Control Unit)10を備え、MCU10は、撮像素子11、画像処理部12及び表示制御部13に接続されて、これらを制御する。
【0014】
撮像素子11は、図1及び図2におけるレンズ部3内に設けられたレンズ15により結像した被写体像を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device Image Sensor)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子である。撮像素子11は画像信号の読み出し等の制御や、電子シャッターの制御駆動等を行うドライバ等も含む。
【0015】
撮像素子11から読み出された画像信号は、画像処理部12に送られる。画像処理部12は、画像信号のノイズ除去、A/D変換、色補間処理、サイズ変更及び符号化等の処理を必要に応じて行い、構図確認用の画像データ及び記録用画像データ等を作成する。
【0016】
記録用画像データは撮影時の撮影情報と共に画像ファイルとしてMCU10により画像記録部16に記憶される。なお、撮像情報とは、シャッター速度や絞り値、撮像日時等の撮像時の情報である。
【0017】
構図確認用画像データ及びその撮影情報は、MCU10より表示制御部13に送られる。この際、画像記録部16に記憶されている記録用画像データ及びその撮影情報等も、MCU10を介して表示制御部13に送ることができる。
【0018】
表示制御部13に送られた構図確認用画像データ及び撮影情報は、画像表示モニタ4に、それぞれ第1出力4a及び第2出力4bとして送られる。第1出力4aは、図1において方向Aから観察可能な第1画像を出力するものであり、第2出力4bは、図1において方向Bから観察可能な第2画像を出力するものである。そして、画像表示モニタ4は、これらの第1画像及び第2画像によるデュアルビュー画像を表示する。
【0019】
表示制御部13には、反射部6と画像表示モニタ4との間の角度を検出する位置関係検出部17が接続されている。この位置関係検出部17における反射部6と画像表示モニタ4との間の角度の検出は、例えば軸9に取り付けられたエンコーダ(図示せず)により行うことができる。位置関係検出部17によって、反射部6と画像表示モニタ4との間の角度が所定の角度になったことが検出されると、位置関係検出部17から表示制御部13に信号が送られる。表示制御部13は、この信号を受信すると、図1において方向Aから観察される第1画像を正像と鏡像との間で切り替えることができる。
【0020】
また、位置関係検出部17は反射部6にも接続されており、位置関係検出部17によって、反射部6の画像表示モニタ4に対する開閉状態が検出されると、上述したように、反射部6に対する印加電圧が変化し、反射部の透過率が調整される。
【0021】
次に、本実施形態の作用について説明する。図4は、図1に示す反射部6を閉じた状態において、画像表示モニタ4に表示される画像の一例を示した図である。
【0022】
画像表示モニタ4には、方向Aから観察可能な図4(a)に示す第1画像と、方向Bから観察可能な図4(b)に示す第2画像との2つの画像が同時に表示されている。第1画像としては、例えばカメラ1のシャッタースピードや絞りといった撮影情報のテキスト画像を表示することができる。また第2画像としては、撮像素子11から得られた構図確認時の画像を表示することができる。なお、第1画像及び第2画像に表示する画像は、これら限定されず、日付、時間等であってもよく、また複数の画像から表示画像を選択可能とすることもできる。
【0023】
図1の状態において反射部6は、画像表示モニタ4を覆っている。しかし、反射部6は、上述のように光を透過させるミラー半透過状態である。したがって、反射部6を通して、図4(a)に示す画像表示モニタ4の第1画像と図4(b)に示す第2画像とをデュアルビュー画像として観察することができる。
【0024】
次に、反射部6を軸9を中心として回転させて、反射部6を画像表示モニタ4に対して開いていく。そして、反射部6が図2に示す所定の角度に到達すると、当該反射部6は仮固定される。これによりカメラ1の使用者は、反射部6が観察に最適の状態に到達したことを知ることができる。
【0025】
また、位置関係検出部17により反射部6が開いたことが検出されると、その信号により調光ミラーである反射部6に対する印加電圧が変化され、反射部6はミラー反射状態となる。
【0026】
位置関係検出部17は、表示制御部13にも信号を送信する。表示制御部13がこの位置関係検出部17からの信号を受信すると、図3に示す第1出力が切り替えられて、図2において方向Aから観察されている画像、すなわち図3(a)に示す第1画像が正像から鏡像に切り替えられる。図5は、第1画像が正像から鏡像に切り替えられ状態において画像表示モニタ4に表示される2つの画像を示した図である。
【0027】
図5(a)に示す鏡像反転された第1画像は、図2に示すように反射部6により反射され、カメラ1の使用者により観察される。この際、図5(a)に示す反転画像は、反射部6によって再度鏡像反転される。このように、鏡像画像が再度鏡像反転されることにより、図5(a)に示す反転した画像は、図4(a)に示すように正像としてカメラ1の使用者に観察される。
【0028】
本実施形態のカメラ1は、次のような作用効果を奏する。
(1)画像表示モニタ4において複数の方向に表示された異なるデュアルビュー画像を、反射部6を利用することにより一箇所で一度に観察することができる。
(2)反射部6により反射される画像は、画像表示モニタ4により鏡像として表示された画像なので、反射された後、正像として観察することができる。
(3)反射部6は開閉式であるため、デュアルビュー画像を一度に観察する必要がない場合は閉じておくことができ、収納に便利である。
(4)反射部6の透過率が可変であり、閉じた状態ではミラー半透過状態であるため、画像表示モニタ4の画像を反射部6を通して観察することができ、デュアルビュー画像を異なる方向から観察することができる。また、開いた状態ではミラー反射状態となるため画像を反射させることができる。
(5)複数の画像を画像表示モニタ4と反射部6との別々の画面で表示することができるため、複数の情報を観察することができる。また、これらの情報が別々の画面で表示されているため、一画面に表示されている場合と比べると、見やすい。
(6)複数の情報を表示するが、カメラ本体2に設ける画面は1つでよいため、カメラ本体2に複数のモニタを設ける場合と比べると、画像表示モニタ4を大きくすることができる。また、カメラの小型化、軽量化及び簡素化を図ることもできる。
(7)反射部6を開いていく際に、反射部6が最適の角度で一旦仮固定されるので、簡単且つ容易に反射部6を最適の角度で固定することができる。
【0029】
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
【0030】
(1)カメラ本体2の凹部8と枠体5との間に収納可能なフード7を設けることもできる。図7はフード7を備えるカメラ1の一例を示した図である。フード7は、複数の扇形の板状部材7aが重なった扇状に構成されている。反射部6を閉じて凹部8内に収納した状態において、フード7はカメラ本体2に設けられた溝(図示せず)に収納される。反射部6を開いていくと、これに連動してフード7は展開する。このようにフード7を設けることにより、屋外において写真を撮影する場合、太陽光線の影響により画像表示モニタ4の画像が見づらくなることを防止することができる。なお、このフードは図7においてカメラ本体2の上下に取り付けられているが、いずれか一方でもよく、例えば上部にのみ設けることによっても、太陽光線の影響はかなり排除することができる。
【0031】
(2)本実施形態では、反射部6は図1及び図2において図中左側に取り付けられているが、これに限定されず、例えば画像表示モニタ4の上側に取り付けることもできる。この場合、カメラ1を上に持ち上げて撮影する場合等、画像表示モニタ4を直接見ることができないときに、反射部6の画像をもとに、被写体を確認して写真を撮る事ができる。更に、用途に応じて画像表示モニタ4の上下左右のいずれの位置に取り付けることもできる。
【0032】
(3)本実施形態では、画像表示モニタに表示される画像は2つであったが、これに限定されず、3つの画像を表示するいわゆるトリプルビューであってもよい。この場合、反射部は2つ設けることもできる。更に、4以上の画像を表示し、3以上の反射部を設けることもできる。
【0033】
(4)本実施形態では、反射部6はカメラ本体2に回転可能に取り付けられているが、これに限定されず、カメラ本体2に着脱可能にしてもよい。この場合、位置関係検出部17は、反射部6と画像表示モニタ4との間の角度ではなく、反射部6のカメラ本体2への着脱を検出するようにしてもよい。この検出は、例えば、反射部6をカメラ本体2に取り付けることにより押圧されるスイッチにより行うことができる。
【0034】
(5)本実施形態では、反射部6は平面であったが、これに限定されず、反射部6は、反射したときに画像が歪んで見えないように、湾曲させることもできる。一方、画像表示モニタ4に表示される画像を歪ませることにより反射部6において反射される画像の歪みを排除することもできる。
【0035】
(6)本実施形態では、反射部として調光ミラーを使用したが、これに限定されず、常に全反射状態のミラーを使用することもでき、また、常に半透過状態のミラーを使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】実施形態に係るカメラにおいて反射部が閉じた状態を示した概略斜視図である。
【図2】実施形態に係るカメラにおいて反射部が開いた状態を示した概略斜視図である。
【図3】実施形態に係るカメラのブロック図である。
【図4】反射部を閉じた状態において、画像表示モニタに表示される画像であり、(a)は第1画像、(b)は第2画像(b)である。
【図5】反射部を開いた状態において、画像表示モニタに表示される画像であり、(a)は第1画像、(b)は第2画像(b)である。
【図6】変形形態に係る、フードを備えたカメラの概略斜視図である。
【符号の説明】
【0037】
1:カメラ、4:画像表示モニタ、6:反射部、7:フード、13:表示制御装置、17:位置関係検出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の方向に異なる画像を表示可能な表示部と、
前記複数の方向の少なくとも一方向に表示する画像を鏡像反転させた反転画像を表示させる制御部と、
を備えることを特徴とするカメラ。
【請求項2】
請求項1に記載のカメラにおいて、
前記表示部に対して所定の角度で配置可能で、前記表示部に表示された画像を反射可能な状態となることのできる反射部を備えることを特徴とするカメラ。
【請求項3】
請求項2に記載のカメラにおいて、
前記反射部が、前記表示部及び前記制御部を含むカメラ本体に対して着脱可能であることを特徴とするカメラ。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のカメラにおいて、
前記反射部が、前記表示部に対面した閉状態と前記所定の角度を有する開状態との間で移動可能であることを特徴とするカメラ。
【請求項5】
請求項2から4のいずれか1項に記載のカメラにおいて、
前記表示部と前記反射部との間の相対的な位置関係を検出する検出部を備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に応じて、前記表示部の表示を前記所定の画像と前記反転画像との間で切り替えることを特徴とするカメラ。
【請求項6】
請求項2から5のいずれか1項に記載のカメラにおいて、
前記反射部が所定の透過率を有する透過部材であることを特徴とするカメラ。
【請求項7】
請求項6に記載のカメラにおいて、
前記透過率が可変であることを特徴とするカメラ。
【請求項8】
請求項4から7のいずれか1項に記載のカメラにおいて、
前記反射部が前記所定の角度を有する状態に到達したときに前記反射部が仮固定されることを特徴とするカメラ。
【請求項9】
請求項7又は8に記載のカメラにおいて、
前記反射部の前記所定の角度を有する状態への移動に連動して展開する可動式フードを備えることを特徴とするカメラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−205996(P2008−205996A)
【公開日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−41795(P2007−41795)
【出願日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】