説明

コネクタ

【課題】ヒューズが着脱可能なコネクタにおいて、構成部品の削減や信頼性の向上を図ることができ、また、シールド性能を向上させることができるコネクタを提供すること。
【解決手段】第1及び第2バスバー11,21と、これらの第1及び第2バスバー11,21の間を溶断可能に導通接続するヒューズ31と、これらの第1及び第2バスバー11,21とヒューズ31とを収容するハウジング41と、を備え、第1及び第2バスバー21は、機器3内に挿入されて機器3内の回路に接続される機器用タブ12,22を備え、ハウジング41は、機器用タブ12,22の周囲を覆って機器3のコネクタ取付け孔6に嵌合するフード部43を備え、フード部43内の収容空間45に、ヒューズ31が取り付けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば車両に搭載される機器に、電線の接続を行うコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
図9は、車両に搭載される機器にシールド電線を接続するコネクタの従来例を示したものである。
【0003】
ここに示したコネクタ101は、シールド電線を車載の機器110内の不図示の端子に接続するコネクタで、下記特許文献1に開示されたものである。
【0004】
このコネクタ101は、図中の紙面に直交する方向に並ぶ2つのバスバー103と、これらの2つのバスバー103間を溶断可能に導通接続するヒューズ105と、これらのバスバー103とヒューズ105とを収容する樹脂製のハウジング107とを備える。
【0005】
バスバー103は、金属板のプレス成形品で、機器110内に挿入されて機器110内の回路に接続される機器用タブ103aと、外部からの不図示のシールド電線に接続される外部電線用タブ103bと、を備えている。
【0006】
ヒューズ105は、一端が一方のバスバー103にねじ止めされると共に、他端が他方のバスバー103にねじ止めされることで、2つのバスバー103間を溶断可能に導通接続している。
【0007】
ハウジング107は、収容するバスバー103が樹脂モールドにより固定される。このハウジング107は、機器110の外部に位置する上部が、開閉カバー108により、開閉可能になっている。図9は、開閉カバー108を開いた状態である。開閉カバー108を開いた状態では、ハウジング107内のヒューズ収容部107aの上部側が外部に開放されて、その開放部からヒューズ105の着脱が可能になる。
【0008】
ハウジング107には、該ハウジング107の外周を覆ってハウジング107の内外を電磁遮蔽するシールドカバー109が装着される。
【0009】
以上に説明したように、特許文献1に記載のコネクタ101は、機器110の外部に位置するハウジング107の上部を覆っている開閉カバー108を開くと、ヒューズ収容部107aが外部に開放されて、ヒューズ105の着脱が可能になる構成になっている。
【0010】
図10〜図13は、車両に搭載される機器にシールド電線を接続するコネクタの他の従来例を示したものである。図10は他の従来例としてのコネクタの組立状態の斜視図、図11は他の従来例としてのコネクタの開閉カバーを開いてハウジング内のヒューズを着脱可能にした状態の斜視図、図12はハウジング内からヒューズを取り外した状態の斜視図である。
【0011】
この他の従来例としてのコネクタ121も、シールド電線を車載の機器内の端子に接続するもので、図9に示したコネクタ101と同様に、2つのバスバー123と、これらの2つのバスバー123間を溶断可能に導通接続するヒューズ125と、これらのバスバー123とヒューズ125とを収容する樹脂製のハウジング127とを備える。
【0012】
バスバー123は、図11に示すように、金属板のプレス成形品で、不図示の車載の機器内に挿入されて機器内の回路に接続される機器用タブ123aと、外部からのシールド電線141に接続される不図示の外部電線用タブと、を備えている。
【0013】
ヒューズ125は、一端が一方のバスバー123にねじ止めされると共に、他端が他方のバスバー123にねじ止めされることで、2つのバスバー123間を溶断可能に導通接続している。図12の符号133は、ヒューズ125のねじ止めに使用されるナットである。
【0014】
ハウジング127は、不図示の機器に取り付けるための機器取付け部131が、上部の一側に延設されている。このハウジング127の場合も、特許文献1のコネクタ101の場合と同様に、機器の外部に位置する上部が、開閉カバー128により、開閉可能になっている。図11は、開閉カバー128を開いた状態である。開閉カバー128を開いた状態では、ハウジング127内のヒューズ収容部127aの上部側が外部に開放されて、図12に示すように、その開放部からヒューズ125の着脱が可能になる。
【0015】
即ち、図10〜図12に示したコネクタ121も、特許文献1のコネクタ101の場合と同様に、機器の外部に位置するハウジング127の上部を覆っている開閉カバー128を開くと、ヒューズ収容部127aが外部に開放されて、ヒューズ125の着脱が可能になる構成になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0016】
【特許文献1】特開2004−273381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
ところが、前述したように、上記の特許文献1や図10〜図12に示されたコネクタ101,121は、機器の外部に位置するハウジング107,127の上部の開閉カバー108,128を開いて、ヒューズ105,125の着脱を行う構造である。そのため、ハウジング107,127に開閉カバー108,128を装備することに伴い、開閉カバー108,128をハウジングに締結するためのねじ等の固定手段や、開閉カバー108,128による開閉部の防水性を確保するためのパッキンなども必要となり、コネクタを構成する部品が増えるという問題が生じた。
【0018】
また、ヒューズの交換作業等の後の開閉カバー108,128の締め忘れによって、防水性などに対する信頼性を損なうおそれがあった。
【0019】
また、ハウジング外周を覆うシールドカバーを装備する場合に、シールドカバーが開閉カバー108,128の開閉の障害とならないように、シールドカバーの形状等に制限が生じ、シールド性能を向上させることが難しいという問題も生じた。
【0020】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、ヒューズが着脱可能なコネクタにおいて、構成部品の削減や信頼性の向上を図ることができ、また、シールド性能を向上させることができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0021】
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)第1バスバーと、前記第1バスバーとは別体の第2バスバーと、一端が前記第1バスバーにねじ止めされると共に他端が前記第2バスバーにねじ止めされて前記第1バスバーと前記第2バスバーとの間を溶断可能に導通接続するヒューズと、前記第1バスバーと前記第2バスバーと前記ヒューズとを収容するハウジングと、を備え、
前記第1バスバー及び前記第2バスバーは、機器内に挿入されて前記機器内の回路に接続される機器用タブと、外部からの電線に接続される外部電線用タブと、を備え、
前記ハウジングは、前記機器用タブの周囲を覆って機器のコネクタ取付け孔に嵌合するフード部を備え、前記機器内に開放する前記フード部内の収容空間に、前記ヒューズが取り付けられていることを特徴とするコネクタ。
【0022】
(2)前記フード部の外周に、前記コネクタ取付け孔との間を液密に封止するパッキンが設けられたことを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
【0023】
(3)前記外部電線用タブに接続される電線がシールド電線であり、前記ハウジングには、前記ハウジングの外周を覆ってハウジング内外を電磁遮蔽するシールドカバーが装着されることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のコネクタ。
【0024】
上記(1)の構成によれば、ヒューズを収容するコネクタ内の収容空間は、機器のコネクタ取付け孔に嵌合するハウジングのフード部内にある。そのため、ハウジングを機器から取り外した状態にすれば、前記フード部が露出状態になり、ヒューズの着脱が可能になる。
【0025】
また、ヒューズの取付け部である収容空間は、開閉カバーで覆う構造でないため、開閉カバーによりヒューズの取付け部を開閉可能にした従来のコネクタと比較すると、開閉カバーやパッキン、開閉カバーをハウジングに固定する締結手段等を全て省略することができ、コネクタにおける構成部品の大幅な削減を行うことができる。
【0026】
また、開閉カバーを備えていないため、開閉カバーの締め忘れによって防水性などに対する信頼性を損なうおそれもなく、コネクタにおける信頼性を向上させることもできる。
【0027】
上記(2)の構成によれば、ハウジングのフード部と機器のコネクタ取付け孔との間が、パッキンによって防水されることで、フード部とコネクタ取付け孔との間から水滴が機器内に浸入することを防止することができ、機器内に位置するフード部に収容されているヒューズに対する防水性を向上させることができる。
【0028】
上記(3)の構成によれば、ハウジングが、ヒューズの取付け部を開閉する開閉カバーを有しない単純な構造のため、開閉カバーを備えた従来のコネクタの場合と比較すると、ハウジング内外を電磁遮蔽するシールドカバーもハウジングの外周を覆い易くなり、シールド性能を向上させることができる。
【発明の効果】
【0029】
本発明によるコネクタによれば、ヒューズを収容するコネクタ内の収容空間は、機器のコネクタ取付け孔に嵌合するハウジングのフード部内にある。そのため、ハウジングを機器から取り外した状態にすれば、前記フード部が露出状態になり、ヒューズの着脱が可能になる。
【0030】
また、ヒューズの取付け部は、開閉カバーで覆う構造でないため、開閉カバーによりヒューズの取付け部を開閉可能にした従来のコネクタと比較すると、開閉カバーやパッキン、開閉カバーをハウジングに固定する締結手段等を全て省略することができ、コネクタにおける構成部品の大幅な削減を行うことができる。
【0031】
また、開閉カバーを備えていないため、開閉カバーの締め忘れによって防水性などに対する信頼性を損なうおそれもなく、コネクタにおける信頼性を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明に係るコネクタの一実施形態の機器に取り付けた状態の縦断面図である。
【図2】図1に示したコネクタの単品での斜視図である。
【図3】図2に示したコネクタの分解斜視図である。
【図4】図2に示したコネクタに収容される第1バスバー及び第2バスバーの斜視図である。
【図5】図2に示したコネクタの正面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図1に示したコネクタが機器に取り付けられた状態の斜視図である。
【図8】機器からコネクタが取り外された状態の斜視図である。
【図9】従来のコネクタの機器に取り付けた状態の縦断面図である。
【図10】従来の別のコネクタの組立状態の斜視図である。
【図11】図10に示したコネクタの開閉カバーを取り外した状態の斜視図である。
【図12】図11に示したコネクタのヒューズを取り外した状態の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下、本発明に係るコネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0034】
図1〜図6は本発明に係るコネクタの一実施形態を示したもので、図1は一実施形態のコネクタの機器に取り付けた状態の縦断面図、図2は図1に示したコネクタの単品での斜視図、図3は図2に示したコネクタの分解斜視図、図4は図2に示したコネクタに収容される第1バスバー及び第2バスバーの斜視図、図5は図2に示したコネクタの正面図、図6は図5のA−A断面図である。
【0035】
この一実施形態のコネクタ1は、車両に搭載される機器3にシールド電線5を接続する所謂シールドコネクタで、第1バスバー11と、第1バスバー11とは別体の第2バスバー21と、一端が第1バスバー11にねじ止めされると共に他端が第2バスバー21にねじ止めされて第1バスバー11と第2バスバー21との間を溶断可能に導通接続するヒューズ31と、第1バスバー11と第2バスバー21とヒューズ31とを収容するハウジング41と、ハウジング41の外周を覆うシールドカバー51と、を備える。
【0036】
第1バスバー11及び第2バスバー21は、板金製で、図1及び図4に示すように、機器3内に挿入されて機器3内の回路に接続される機器用タブ12,22と、外部からの電線であるシールド電線5に接続される外部電線用タブ13,23と、ヒューズ31をねじ止めするためのスタッドボルト14,24と、を備える。
【0037】
図1及び図4に示すように、外部電線用タブ13,23に接続されるシールド電線5のシールド層(編組線)には、シールドターミナル7が被嵌装着される。
【0038】
スタッドボルト14,24は、図4に示すように、各バスバー11,21に一体形成されたヒューズ接続用の耳部15,25に植設されている。
【0039】
ヒューズ31は、図3に示すように、両端の接続端子部32に、スタッドボルト14,24を挿通させるボルト挿通孔33が形成されている。ヒューズ31の両端の接続端子部32は、スタッドボルト14,24に螺合するナット35の締め付けにより、各バスバー11,21の耳部15,25にねじ止めされる。両端の接続端子部32が各バスバー11,21にねじ止めされることで、ヒューズ31は、第1バスバー11と第2バスバー21との間を溶断可能に導通接続する。
【0040】
ハウジング41は、樹脂製である。ハウジング41に収容される第1バスバー11及び第2バスバー21は、ハウジング41を成形する際のインサート成形、あるいは樹脂モールドにより、ハウジング41内に固定される。本実施形態のハウジング41は、図2及び図3に示すように、機器用タブ12,22の周囲を覆って機器3のコネクタ取付け孔6に嵌合する筒状のフード部43を備えている。
【0041】
更に、本実施形態におけるハウジング41は、図5及び図6に示すように、機器3内に開放するフード部43内の収容空間45に、ヒューズ31が取り付けられている。
【0042】
つまり、ヒューズ31が収容空間45で各バスバー11,21にねじ止めされるように、各バスバー11,21の形状・寸法が設定されている。
【0043】
また、本実施形態のハウジング41の場合、図3に示すように、フード部43の外周には、リング状のパッキン48を装着するシール溝49が形成されている。
【0044】
フード部43に装着されたパッキン48は、図1に示すように、フード部43をコネクタ取付け孔6に嵌合させた際に、コネクタ取付け孔6に密着嵌合し、コネクタ取付け孔6との間を液密に封止する。
【0045】
シールドカバー51は、図3に示すように、機器3とは逆側からハウジング41に被さる第1シールドシェル53と、機器3側からハウジング41に被さる第2シールドシェル54と、を備えている。第1シールドシェル53と第2シールドシェル54は、ハウジング41を挟み込むようにハウジング41に装着されて、ハウジング41のフード部43以外の外周のほとんどを覆い、ハウジング41内外を電磁遮蔽する。第1シールドシェル53と第2シールドシェル54は、図3及び図5に示すように、ハウジング41を挟み付けた状態で、ボルト61による締結により、互いに結合される。
【0046】
また、第1シールドシェル53及び第2シールドシェル54は、図1及び図3に示すように、シールドターミナル7の外周に密着接触するターミナル接触部53a,54aを有していて、シールド電線5のシールド層に導通接続された状態になる。
【0047】
以上に説明したコネクタ1は、図1及び図7に示したように、フード部43を機器3のコネクタ取付け孔6に嵌合させることで、機器3に取り付けた状態になる。また、コネクタ1は、図8に示すように機器3から取り外すと、フード部43内のヒューズ31を着脱可能になる。
【0048】
以上に説明した一実施形態のコネクタ1では、ヒューズ31を収容するコネクタ1内の収容空間45は、機器3のコネクタ取付け孔6に嵌合するハウジング41のフード部43内にある。そのため、図8に示したように、ハウジング41を機器3から取り外した状態にすれば、フード部43が露出状態になり、ヒューズ31の着脱が可能になる。
【0049】
また、ヒューズ31の取付け部である収容空間45は、開閉カバーで覆う構造でないため、開閉カバーによりヒューズの取付け部を開閉可能にした従来のコネクタと比較すると、開閉カバーやパッキン、開閉カバーをハウジングに固定する締結手段等を全て省略することができ、コネクタ1における構成部品の大幅な削減を行うことができる。
【0050】
また、開閉カバーを備えていないため、開閉カバーの締め忘れによって防水性などに対する信頼性を損なうおそれもなく、コネクタ1における信頼性を向上させることもできる。
【0051】
また、以上に説明した一実施形態のコネクタ1では、ハウジング41のフード部43と機器3のコネクタ取付け孔6との間が、パッキン48によって防水されることで、フード部43とコネクタ取付け孔6との間から水滴が機器3内に浸入することを防止することができ、機器3内に位置するフード部43に収容されているヒューズ31に対する防水性を向上させることができる。
【0052】
また、以上に説明した一実施形態のコネクタ1では、ハウジング41が、ヒューズ31の取付け部である収容空間45を開閉する開閉カバーを有しない単純な構造のため、開閉カバーを備えた従来のコネクタの場合と比較すると、ハウジング41内外を電磁遮蔽するシールドカバー51もハウジング41の外周を覆い易くなり、シールド性能を向上させることができる。
【0053】
なお、本発明のコネクタは、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。また、前述した実施形態において例示したフード部や各バスバーの形状、寸法、形態、数量、配置箇所等は、本発明の目的を達成できるものであれば、任意であり、前述した各実施形態に限定されない。
【符号の説明】
【0054】
1 コネクタ(シールドコネクタ)
3 機器
6 コネクタ取付け孔
11 第1バスバー
12 機器用タブ
21 第2バスバー
22 機器用タブ
31 ヒューズ
41 ハウジング
43 フード部
45 収容空間
48 パッキン
51 シールドカバー
53 第1シールドシェル
54 第2シールドシェル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1バスバーと、前記第1バスバーとは別体の第2バスバーと、一端が前記第1バスバーにねじ止めされると共に他端が前記第2バスバーにねじ止めされて前記第1バスバーと前記第2バスバーとの間を溶断可能に導通接続するヒューズと、前記第1バスバーと前記第2バスバーと前記ヒューズとを収容するハウジングと、を備え、
前記第1バスバー及び前記第2バスバーは、機器内に挿入されて前記機器内の回路に接続される機器用タブと、外部からの電線に接続される外部電線用タブと、を備え、
前記ハウジングは、前記機器用タブの周囲を覆って機器のコネクタ取付け孔に嵌合するフード部を備え、前記機器内に開放する前記フード部内の収容空間に、前記ヒューズが取り付けられていることを特徴とするコネクタ。
【請求項2】
前記フード部の外周に、前記コネクタ取付け孔との間を液密に封止するパッキンが設けられたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記外部電線用タブに接続される電線がシールド電線であり、前記ハウジングには、前記ハウジングの外周を覆ってハウジング内外を電磁遮蔽するシールドカバーが装着されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2011−222398(P2011−222398A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−92171(P2010−92171)
【出願日】平成22年4月13日(2010.4.13)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】