説明

コンテンツ共有システム、撮像装置、テレビ、コンテンツ共有方法、及びプログラム

【課題】コンピュータの操作が不得手な人でも、他人が登録した画像コンテンツを閲覧することができるようにする。
【解決手段】撮像装置200のユーザがコンテンツサーバ300に画像コンテンツを登録する。コンテンツサーバ300は、画像コンテンツの格納場所を示すURLを撮像装置200に送信する。撮像装置200の書込装置100は、URLをICカード20のICタグ22に書き込む。ICカード20を受け取った人は、表示装置400のリモートコントロール装置402に内蔵された読取装置403に、ICタグ22に書き込まれているURLを読み取らせる。表示装置400は、リモートコントロール装置402から受信したURLを用いてコンテンツサーバ300に接続し、画像コンテンツを受信して表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータの操作が不得手な人でも、他人が登録した画像コンテンツを閲覧することができるコンテンツ共有システム、撮像装置、テレビ、コンテンツ共有方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットの発達に伴い、自分が撮像した画像コンテンツをインターネット上のサーバに登録し、他人が閲覧することができるようにする機会が増えている。
【0003】
例えば特許文献1には、閲覧対象となる画像データを画像データ記憶手段に記憶させ、管理サーバで画像データ記憶手段を管理することが記載されている。管理サーバは、画像データの登録処理を行うと共に、閲覧者の閲覧要求に応じて閲覧者端末装置に画像データを送信する。特許文献1において、閲覧者は、ID及びパスワードをログインメニュー画面で入力することが要求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−208479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
コンピュータの操作が不得手な人にとって、ログインメニュー画面をコンピュータに表示させること、及びID及びパスワードをログインメニュー画面で入力することは、心理的なハードルが高い。このため、コンピュータの操作が不得手な人にとって、他人が登録した画像コンテンツを閲覧することは難しかった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コンピュータの操作が不得手な人でも、他人が登録した画像コンテンツを閲覧することができるコンテンツ共有システム、撮像装置、テレビ、コンテンツ共有方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、画像コンテンツを格納するコンテンツサーバと、
前記画像コンテンツを記憶しているユーザ装置と、
前記ユーザ装置と通信可能であり、ICタグに情報を書き込む書込装置と、
を備え、
前記ユーザ装置は、
前記画像コンテンツを前記コンテンツサーバに送信するユーザ側送信手段と、
前記コンテンツサーバから前記画像コンテンツを受信するために必要なコンテンツ入手情報を前記書込装置に出力する書込データ出力手段と、
を備え、
前記書込装置は、前記ICタグに前記コンテンツ入手情報を書き込み、
前記コンテンツサーバは、
前記ユーザ装置から前記画像コンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
前記コンテンツ受信手段が受信した前記画像コンテンツを前記コンテンツ入手情報に対応付けて記憶するコンテンツ記憶手段と、
画像を表示する表示装置から前記コンテンツ入手情報を受信したときに、前記コンテンツ入手情報に対応する前記画像コンテンツを前記コンテンツ記憶手段から読み出して前記表示装置に送信するサーバ側送信手段と、
を備えるコンテンツ共有システムが提供される。
【0008】
本発明によれば、画像データを生成する撮像手段と、
前記撮像手段が生成した画像データを画像コンテンツとして記憶するコンテンツ記憶手段と、
コンテンツサーバに前記画像コンテンツを送信して記憶させる送信手段と、
前記コンテンツサーバから前記画像コンテンツを受信するために必要なコンテンツ入手情報を、前記コンテンツサーバから受信してICタグに書き込む書込手段と、
を備える撮像装置が提供される。
【0009】
本発明によれば、コンテンツサーバが記憶している画像コンテンツを前記コンテンツサーバから受信するために必要なコンテンツ入手情報を、ICタグから読み取る読取手段と、
前記読取手段が読み取った前記コンテンツ入手情報を前記コンテンツサーバに送信し、前記コンテンツ入手情報に対応する前記画像コンテンツを前記コンテンツサーバから受信するコンテンツ受信手段と、
前記コンテンツ受信手段が受信した前記画像コンテンツを表示する表示手段と、
を備えるテレビが提供される。
【0010】
本発明によれば、画像コンテンツを格納するコンテンツサーバと、
前記画像コンテンツを記憶しているユーザ装置と、
前記ユーザ装置と通信可能であり、ICタグに情報を書き込む書込装置と、
を用いたコンテンツ共有方法であって、
前記ユーザ装置に、前記画像コンテンツを前記コンテンツサーバに送信させ、
前記コンテンツサーバに、前記ユーザ装置から受信した前記画像コンテンツを、前記コンテンツサーバから前記画像コンテンツを受信するために必要なコンテンツ入手情報に対応付けて記憶させ、
前記ユーザ装置が、前記コンテンツ入手情報を前記書込装置に出力し、
前記書込装置が前記ICタグに前記コンテンツ入手情報を書き込ませ、
前記コンテンツサーバは、画像を表示する表示装置から前記コンテンツ入手情報を受信したときに、前記コンテンツ入手情報に対応する前記画像コンテンツを読み出して前記表示装置に送信するコンテンツ共有方法が提供される。
【0011】
本発明によれば、コンピュータを、画像コンテンツをコンテンツサーバに送信して記憶させるユーザ装置として機能させるプログラムであって、
前記画像コンテンツを前記コンテンツサーバに送信する機能と、
前記コンテンツサーバから前記画像コンテンツを受信するために必要なコンテンツ入手情報を、ICタグの書込装置に出力して前記ICタグに書き込ませる機能と、
を実現するプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、コンピュータの操作が不得手な人でも、他人が登録した画像コンテンツを閲覧することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】第1の実施形態におけるコンテンツ共有システムの構成を示す図である。
【図2】書込装置の機能構成を示すブロック図である。
【図3】撮像装置の機能構成を示すブロック図である。
【図4】コンテンツサーバの機能構成を示すブロック図である。
【図5】コンテンツ記憶部が記憶しているデータをテーブル形式で示す図である。
【図6】図1に示したコンテンツ共有システムの第1の動作を示すフローチャートである。
【図7】図1に示したコンテンツ共有システムの第2の動作を示すフローチャートである。
【図8】第2の実施形態に係るコンテンツ記憶部のデータ構成を示すブロック図である。
【図9】第2の実施形態に係るコンテンツ共有システムの動作を示すフローチャートである。
【図10】第3の実施形態に係るコンテンツサーバの機能構成を示すブロック図である。
【図11】第3の実施形態におけるコンテンツ記憶部のデータ構成をテーブル形式で示す図である。
【図12】第3の実施形態に係るコンテンツ共有システムの第1の動作を示すフローチャートである。
【図13】第3の実施形態に係るコンテンツ共有システムの第2の動作を示すフローチャートである。
【図14】第4の実施形態に係るコンテンツサーバの機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0015】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態におけるコンテンツ共有システムの構成を示す図である。このコンテンツ共有システムは、コンテンツサーバ300、ユーザ装置としての撮像装置200、および書込装置100を備える。本実施形態において書込装置100は、撮像装置200に組み込まれており、撮像装置200と一体に設けられている。撮像装置200は、画像コンテンツを記憶しており、その画像コンテンツをコンテンツサーバ300に送信する。このとき、撮像装置200の書込装置100は、書込装置100を相互に識別する書込装置識別情報を撮像装置200に出力する。
【0016】
コンテンツサーバ300は、撮像装置200が記憶している画像コンテンツ及び書き込み装置識別情報を、通信網50及びゲートウェイサーバ500を介して受信し、画像コンテンツをコンテンツ入手情報に対応付けて格納する。この格納場所は、書込装置識別情報に基づいて定められる。コンテンツ入手情報は、コンテンツサーバ300から画像コンテンツを受信するために必要な情報である。コンテンツ入手情報は、例えばURL(Uniform Resource Locator)の場合もあるし、ユーザ識別情報の場合もあるし、ユーザ識別情報とコンテンツ識別情報の組み合わせの場合もある。本実施形態では、コンテンツ入手情報はURLである。このURLは、コンテンツサーバ300が生成する。そしてコンテンツサーバ300は、URLを撮像装置200に送信する。
【0017】
撮像装置200は、コンテンツサーバ300からコンテンツ入手情報としてのURLを受信すると、受信したURLを書込装置100に出力する。書込装置100は、撮像装置200と通信可能であり、撮像装置200が受信したコンテンツ入手情報をICタグ22に書き込む。ICタグ22は、ICカード20に設けられている。
【0018】
その後、ICカード20は、画像コンテンツを閲覧してほしい他人(例えば親戚)に送付される。ICカード20を受信した人は、自分が所有している表示装置400のリモートコントロール装置402に内蔵された読取装置403に、ICタグ22に書き込まれている情報、すなわちURLを読み取らせる。リモートコントロール装置402は、読取装置403が読み取ったURLを表示装置400に送信する。表示装置400は、リモートコントロール装置402から受信したURLを用いてコンテンツサーバ300に接続する。コンテンツサーバ300は、表示装置400から受信したURLに対応する画像コンテンツを読み出して表示装置400に送信する。表示装置400は、コンテンツサーバ300から送信された画像コンテンツを表示する。なお、表示装置400は、例えばテレビである。
【0019】
図2は、書込装置100の機能構成を示すブロック図である。書込装置100は、受信部110及び書込部120を備える。受信部110は、撮像装置200から情報、例えばコンテンツ入手情報としてのURLを受信する。書込部120は、受信部110が受信した情報をICタグ22に書き込む。
【0020】
また書込装置100は、識別情報記憶部130、読取部135、及び送信部140を備える。識別情報記憶部130は、書込装置識別情報を記憶している。読取部135は、ICタグ22からタグ識別情報を読み取る。そして送信部140は、読取部135がタグ識別情報を読み取ると、タグ識別情報、及び識別情報記憶部130が記憶している書込装置識別情報を撮像装置200に出力する。
【0021】
図3は、撮像装置200の機能構成を示すブロック図である。撮像装置200は、撮像部210、コンテンツ記憶部220、接続情報記憶部230、ユーザ側送信部240、コンテンツ入手情報受信部250、及び書込データ出力部260を備える。
【0022】
撮像部210は、画像データを生成する。この画像データは、動画であっても良いし静止画であっても良い。コンテンツ記憶部220は、撮像部210が撮像した画像データを画像コンテンツとして記憶する。
【0023】
接続情報記憶部230は、コンテンツサーバ300に接続するために必要な情報である接続情報を記憶している。ユーザ側送信部240は、書込装置100から書込装置識別情報を受信すると、接続情報を接続情報記憶部230から読み出し、読み出した接続情報を用いてコンテンツサーバ300に接続する。接続情報は、例えばゲートウェイサーバ500のURL、又はコンテンツサーバ300のURLである。前者の場合、ゲートウェイサーバ500は、書込装置識別情報とコンテンツサーバ300のURLを互いに対応付けて記憶している。そしてゲートウェイサーバ500は、表示装置400からコンテンツ識別情報を受信すると、受信したコンテンツ識別情報に対応するURLを読み出し、このURLを用いてコンテンツサーバ300に接続する。
【0024】
コンテンツ入手情報受信部250は、コンテンツサーバ300からICタグ22に書き込むべき情報、例えばコンテンツ入手情報としてのURLを受信する。書込データ出力部260は、コンテンツ入手情報受信部250が受信した情報を書込装置100に出力し、ICタグ22に書き込ませる。
【0025】
なお、図3において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略している。図3に示した撮像装置200の各構成要素は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。撮像装置200の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置には様々な変形例があることは、当業者には理解されるところである。
【0026】
図4は、コンテンツサーバ300の機能構成を示すブロック図である。コンテンツサーバ300は、コンテンツ受信部310、URL生成部320、コンテンツ記憶部330、及びサーバ側送信部340を備える。
【0027】
コンテンツ受信部310は、撮像装置200から画像コンテンツを受信してコンテンツ記憶部330に記憶させる。コンテンツ記憶部330は、画像コンテンツを記憶するほか、URL記憶部として機能する。すなわちコンテンツ記憶部330は、書込装置識別情報と、その書込装置識別情報に対応するURLを互いに対応付けて記憶している。さらにコンテンツ記憶部330は、URLに対応付けて画像コンテンツを記憶している。
【0028】
URL生成部320は、コンテンツ受信部310が受信した書込装置識別情報に対応するURLがコンテンツ記憶部330に記憶されているとき、コンテンツ受信部310が受信した画像コンテンツを、コンテンツ受信部310が受信した書込装置識別情報に対応するURLに対応付けてコンテンツ記憶部330に記憶させる。
【0029】
またURL生成部320は、コンテンツ受信部310が受信した書込装置識別情報に対応するURLがコンテンツ記憶部330に記憶されていないとき、新たにURLを生成し、コンテンツ受信部310が受信した画像コンテンツを、新たに生成したURLに対応付けてコンテンツ記憶部330に記憶させる。
【0030】
そしてURL生成部320は、コンテンツ記憶部330が新たに記憶した画像コンテンツに対応するURLを、撮像装置200に送信する。
【0031】
サーバ側送信部340は、表示装置400からコンテンツ入手情報としてのURLを受信したときに、受信したURLに対応する画像コンテンツをコンテンツ記憶部330から読み出して表示装置400に送信する。
【0032】
なお、図4において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略している。図4に示したコンテンツサーバ300の各構成要素は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。コンテンツサーバ300の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置には様々な変形例があることは、当業者には理解されるところである。
【0033】
図5は、コンテンツ記憶部330が記憶しているデータをテーブル形式で示す図である。コンテンツ記憶部330は、書込装置識別情報別に、URL及び少なくとも一つの画像コンテンツを記憶している。URLは、書込装置識別情報それぞれにユニークなものである。またコンテンツ記憶部330は、画像コンテンツをICタグ22のタグ識別情報に対応付けて記憶している。なお、コンテンツ記憶部330は、少なくとも一つの画像コンテンツを記憶している複数のフォルダを、ICタグ22のタグ識別情報に対応付けて記憶していても良い。この場合、コンテンツ記憶部330は、フォルダをURLに対応付けて記憶する。
【0034】
図6は、図1に示したコンテンツ共有システムの第1の動作を示すフローチャートである。この動作は、撮像装置200のユーザが画像コンテンツをコンテンツサーバ300に記憶させるときの動作を示している。
【0035】
コンテンツサーバ300に記憶されるべき画像コンテンツは、予め撮像装置200のコンテンツ記憶部220に記憶されている。撮像装置200のユーザは、書込装置100にICカード20をセットする。すると、書込装置100の読取部135は、ICカード20のICタグ22からタグ識別情報を読み取る。そして送信部140は、識別情報記憶部130が記憶している書込装置識別情報を、読取部135が読み取ったタグ識別情報とともに撮像装置200のユーザ側送信部240に出力する。
【0036】
撮像装置200のユーザ側送信部240は、接続情報記憶部230から接続情報を読み出し、読み出した接続情報を用いてコンテンツサーバ300に接続する。そしてユーザ側送信部240は、書込装置識別情報をコンテンツサーバ300に送信する(ステップS10)。
【0037】
コンテンツサーバ300のURL生成部320は、撮像装置200から書込装置識別情報を受信する。URL生成部320は、コンテンツ受信部310が受信した書込装置識別情報に対応するURLがコンテンツ記憶部330に記憶されているとき(ステップS20:Yes)、そのURLを読み出す(ステップS30)。
【0038】
またURL生成部320は、コンテンツ受信部310が受信した書込装置識別情報に対応するURLがコンテンツ記憶部330に記憶されていないとき(ステップS20:No)、新たにURLを生成し、生成したURLを書込装置識別情報に対応付けてコンテンツ記憶部330に記憶させる。(ステップS35)。
【0039】
そしてURL生成部320は、読み出したURL又は生成したURLを、撮像装置200に送信する(ステップS40)。
【0040】
撮像装置200のユーザは、送信すべき画像コンテンツをコンテンツ記憶部220から選択する。そして撮像装置200は、コンテンツサーバ300から受信したURLを用いてコンテンツサーバ300に接続し、ユーザが選択した画像コンテンツをICタグ22のタグ識別情報に対応付けて送信する(ステップS50)。
【0041】
コンテンツサーバ300のコンテンツ受信部310は、画像コンテンツ及びタグ識別情報の組み合わせを、URLに対応付けてコンテンツ記憶部330に記憶させる(ステップS60)。
【0042】
また撮像装置200のコンテンツ入手情報受信部250は、コンテンツサーバ300のURL生成部320から受信したURLを、書込データ出力部260を介して書込装置100に出力する。書込装置100の受信部110は、書込データ出力部260からURLを受信する。そして書込装置100の書込部120は、受信部110が受信したURLをICカード20のICタグ22に書き込む(ステップS70)。
【0043】
その後、撮像装置200のユーザは、撮像装置200の書込装置100からICカード20を取り外し、ICカード20を、画像コンテンツを閲覧してほしい人に渡す。
【0044】
なお、図6に示す処理において、撮像装置200のユーザが書込装置100にICカード20をセットするタイミングは、画像コンテンツをコンテンツサーバ300に記憶させた後、すなわち図6のステップS40とステップS50の間であっても良い。この場合、図6のステップS10は、撮像装置200に対するユーザの入力をトリガーとして行われる。
【0045】
図7は、図1に示したコンテンツ共有システムの第2の動作を示すフローチャートである。この動作は、ICカード20を渡されたユーザが、画像コンテンツをコンテンツサーバ300からダウンロードするときの動作を示している。
【0046】
表示装置400のユーザは、リモートコントロール装置402に設けられた読取装置403に、ICカード20のICタグ22からURL及びタグ識別情報を読み取らせる(ステップS110)。リモートコントロール装置402は、読取装置403が読み取ったURL及びタグ識別情報を表示装置400に送信する。表示装置400は、リモートコントロール装置402から受信したURLを用いてコンテンツサーバ300に接続する(S120)。
【0047】
コンテンツサーバ300のサーバ側送信部340は、コンテンツ記憶部330に記憶されている情報を用いて、表示装置400から受信したURLに対応する画像コンテンツのリストを生成する(ステップS130)。ここで生成されるリストには、画像コンテンツのサムネイル表示が含まれていても良い。またコンテンツ記憶部330がURLを、画像コンテンツを記憶しているフォルダに対応付けて記憶している場合、サーバ側送信部340は、表示装置400から受信したURLに対応するフォルダに記憶されている画像コンテンツのリストを生成する。そしてサーバ側送信部340は、画像コンテンツのリストを表示装置400に送信する(ステップS140)。なお、画像コンテンツのリストには、画像コンテンツを相互に識別する画像コンテンツの識別情報が含まれる。
【0048】
表示装置400は、コンテンツサーバ300から受信した画像コンテンツのリストを表示する(ステップS150)。表示装置400のユーザは、表示装置400に表示された画像コンテンツのリストから、閲覧したい画像コンテンツを選択し、選択した画像コンテンツを特定する情報を入力する(ステップS160)。表示装置400は、入力された画像コンテンツを特定する情報に対応する画像コンテンツの識別情報を、コンテンツサーバ300に送信する(ステップS170)。コンテンツサーバ300のサーバ側送信部340は、表示装置400から画像コンテンツの識別情報を受信すると、受信した識別情報に対応する画像コンテンツをコンテンツ記憶部330から読み出し(ステップS180)、読み出した画像コンテンツを表示装置400に送信する(ステップS190)。表示装置400は、受信した画像コンテンツを表示する(ステップS200)。
【0049】
なお、ステップS120において、表示装置400はICタグ22のタグ識別情報を送信しても良い。この場合、コンテンツサーバ300は、画像コンテンツのリストを生成せずに、受信したタグ識別情報に対応する画像コンテンツを読み出して表示装置に送信する。
【0050】
次に、本実施形態による作用及び効果について説明する。本実施形態によれば、撮像装置200のユーザがコンテンツサーバ300に画像コンテンツを記憶させるとき、ICカード20のICタグ22には、画像コンテンツを特定するためのURLが記憶される。このため、コンテンツサーバ300に記憶されている画像コンテンツを見たい人は、ICカード20のICタグ22を表示装置400のリモートコントロール装置402にかざすのみで、コンテンツサーバ300に記憶されている画像コンテンツを見ることができる。このため、コンピュータの操作が不得手な人でも、他人が登録した画像コンテンツを閲覧することができる。
【0051】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るコンテンツ共有システムについて説明する。このコンテンツ供給システムは、画像コンテンツ別にURLが割り振られている点を除いて、第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
【0052】
図8は、本実施形態に係るコンテンツサーバ300のコンテンツ記憶部330のデータ構成を示すブロック図である。コンテンツ記憶部330は、書込装置識別情報別に、画像コンテンツとその画像コンテンツに対応するURLを互いに対応付けて記憶している。
【0053】
図9は、本実施形態に係るコンテンツ共有システムの動作を示すフローチャートであり、第1の実施形態における図6に相当する図である。本図に示す処理において、撮像装置200が書込装置識別情報及び画像コンテンツをコンテンツサーバ300に送信するまでの処理(ステップS10)は、第1の実施形態と同様である。
【0054】
コンテンツサーバ300のURL生成部320は、撮像装置識別情報を受信するとURLを生成し(ステップS30)、生成したURLを撮像装置200に送信する(ステップS40)。
【0055】
これ以降の動作は、第1の実施形態と同様である。本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0056】
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係るコンテンツ共有システムについて説明する。このコンテンツ供給システムは、コンテンツ入手情報として、ユーザ識別情報及びパスワードを用いる点を除いて、第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。なお本実施形態において、撮像装置200の代わりにコンピュータ端末などのユーザ端末を用いてもよい。
【0057】
図10は、本実施形態に係るコンテンツサーバ300の機能構成を示すブロック図である。本実施形態に係るコンテンツサーバ300は、URL生成部320を有していない点、ログイン情報記憶部350を有している点、コンテンツ受信部310の機能、サーバ側送信部340の機能、及びコンテンツ記憶部330のデータ構成を除いて、第1の実施形態に係るコンテンツサーバ300と同様である。
【0058】
ログイン情報記憶部350は、ユーザ識別情報とパスワードを互いに対応付けて記憶している。コンテンツ受信部310は、ユーザ識別情報及びパスワードを撮像装置200から受信し、受信したユーザ識別情報及びパスワードの組み合わせがログイン情報記憶部350に記憶されているときに、ユーザを認証する。そしてユーザを認証した後に、画像コンテンツを受信する。
【0059】
サーバ側送信部340は、ユーザ識別情報及びパスワードを表示装置400から受信し、受信したユーザ識別情報及びパスワードの組み合わせがログイン情報記憶部350に記憶されているときに、ユーザを認証する。そしてユーザを認証した後に、画像コンテンツを表示装置400に送信する。
【0060】
図11は、本実施形態におけるコンテンツ記憶部330のデータ構成をテーブル形式で示す図である。本図に示す例においてコンテンツ記憶部330は、ユーザ識別情報別に、コンテンツ識別情報及び画像コンテンツを互いに対応付けて記憶している。コンテンツ識別情報は、コンテンツ受信部310が生成する。
【0061】
図12は、本実施形態に係るコンテンツ共有システムの第1の動作を示すフローチャートであり、第1の実施形態における図6に相当する図である。撮像装置200のユーザは、書込装置100にICカード20をセットし、かつ撮像装置200のユーザ側送信部240にユーザ識別情報及びパスワードを入力する。そして撮像装置200のユーザ側送信部240は、接続情報記憶部230から接続情報を読み出し、読み出した接続情報を用いてコンテンツサーバ300に接続する。そしてユーザ側送信部240は、ユーザ識別情報及びパスワードを、コンテンツサーバ300に送信する(ステップS300)。
【0062】
コンテンツサーバ300のコンテンツ受信部310は、受信したユーザ識別情報とパスワードの組み合わせがログイン情報記憶部350に記憶されてない場合(ステップS310:No)、撮像装置200にエラー情報を送信する(ステップS320)。撮像装置200は、エラー情報の表示を行って(ステップS322)、処理を終了する。
【0063】
コンテンツ受信部310は、受信したユーザ識別情報とパスワードの組み合わせがログイン情報記憶部350に記憶されている場合(ステップS310:Yes)、コンテンツ登録画面データを撮像装置200に送信する(ステップS330)。撮像装置200のユーザ側送信部240は、撮像装置200の表示パネルに、コンテンツ登録画面を表示する(ステップS340)。
【0064】
撮像装置200のユーザは、コンテンツ登録画面において、送信すべき画像コンテンツをコンテンツ記憶部220から選択する。そして撮像装置200のユーザ側送信部240は、選択された画像コンテンツを、コンテンツサーバ300に送信する(ステップS350)。
【0065】
コンテンツサーバ300のコンテンツ受信部310は、撮像装置200から受信した画像コンテンツを、認証時に用いたユーザ識別情報に対応付けてコンテンツ記憶部330に記憶させる(ステップS360)。このときコンテンツ受信部310は、コンテンツ識別情報を生成し、このコンテンツ識別情報を画像コンテンツに対応付けて記憶する。そしてコンテンツ受信部310は、コンテンツ識別情報を撮像装置200に送信する(ステップS370)。
【0066】
撮像装置200のコンテンツ入手情報受信部250は、コンテンツサーバ300のコンテンツ受信部310からコンテンツ識別情報を受信し、ユーザ識別情報及びパスワードと共に、書込データ出力部260を介して書込装置100に出力する。書込装置100の受信部110は、書込データ出力部260からコンテンツ識別情報、ユーザ識別情報、及びパスワードを受信する。そして書込装置100の書込部120は、受信部110が受信したコンテンツ識別情報、ユーザ識別情報、及びパスワードをICカード20のICタグ22に書き込む(ステップS380)。
【0067】
その後、撮像装置200のユーザは、撮像装置200の書込装置100からICカード20を取り外し、ICカード20を、画像コンテンツを閲覧してほしい人に渡す。
【0068】
図13は、本実施形態に係るコンテンツ共有システムの第2の動作を示すフローチャートである。この動作は、ICカード20を渡されたユーザが、画像コンテンツをコンテンツサーバ300からダウンロードするときの動作を示している。
【0069】
表示装置400のユーザは、リモートコントロール装置402に設けられた読取装置403に、ICカード20のICタグ22からユーザ識別情報、パスワード、及びコンテンツ識別情報を読み取らせる(ステップS400)。リモートコントロール装置402は、読取装置403が読み取ったユーザ識別情報、パスワード、及びコンテンツ識別情報を表示装置400に送信する。
【0070】
表示装置400は、予めコンテンツサーバ300に接続するための接続情報を記憶している。ここで記憶されている情報は、第1の実施形態において接続情報記憶部230に記憶されている接続情報と同様である。表示装置400は、リモートコントロール装置402からユーザ識別情報、パスワード、及びコンテンツ識別情報を受信すると、接続情報を用いてコンテンツサーバ300に接続する。そして表示装置400は、ユーザ識別情報、パスワード、及びコンテンツ識別情報をコンテンツサーバ300に送信する(ステップS410)。
【0071】
コンテンツサーバ300のサーバ側送信部340は、受信したユーザ識別情報とパスワードの組み合わせがログイン情報記憶部350に記憶されてない場合(ステップS420:No)、表示装置400にエラー情報を送信する(ステップS430)。表示装置400は、エラー情報の表示を行って(ステップS432)、処理を終了する。
【0072】
サーバ側送信部340は、受信したユーザ識別情報とパスワードの組み合わせがログイン情報記憶部350に記憶されている場合(ステップS430:Yes)、受信したユーザ識別情報及びコンテンツ識別情報の組み合わせに対応する画像コンテンツを読み出し(ステップS440)、読み出した画像コンテンツを表示装置400に送信する(ステップS450)。表示装置400は、コンテンツサーバ300から受信した画像コンテンツを表示する(ステップS460)。
【0073】
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお本実施形態において、ICカード20のICタグ22は、コンテンツ識別情報を記憶しなくても良い。この場合、コンテンツ共有システムは、ユーザ識別情報に対応する画像コンテンツのリストを生成し、第1の実施形態における図7のステップS140〜ステップS200と同様の処理を行う。
【0074】
(第4の実施形態)
本実施形態に係るコンテンツ共有システムは、ユーザ識別情報及びパスワードを送信することによっても、コンテンツ記憶部330が記憶しているコンテンツを受信することができる点を除いて、第1又は第2の実施形態に係るコンテンツ共有システムと同様の構成である。
【0075】
図14は、本実施形態におけるコンテンツサーバ300の機能構成を示すブロック図である。このコンテンツサーバ300は、ログイン情報記憶部350を有している点を除いて、第1又は第2の実施形態に係るコンテンツ共有システムと同様の構成である。ログイン情報記憶部350は、書込装置識別情報、ユーザ識別情報、及びパスワードを互いに対応付けて記憶している。サーバ側送信部340は、外部の端末(例えばユーザのコンピュータ端末)からユーザ識別情報及びパスワードの組み合わせを受信し、この組み合わせがコンテンツ記憶部330に記憶されていると、この組み合わせに対応する書込装置識別情報を読み出す。そして、サーバ側送信部340は、読み出した書込装置識別情報に対応する画像コンテンツをコンテンツ記憶部330から読み出して、外部の端末に返信する。
【0076】
上記した動作のほか、本実施形態に係るコンテンツ共有システムは、第1又は第2の実施形態で説明した各動作を行う。
【0077】
本実施形態によっても、第1又は第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、画像コンテンツをコンテンツサーバ300に登録したユーザは、自分のコンピュータ端末を用いて、コンテンツサーバ300に登録した画像コンテンツを閲覧し、編集することができる。
【0078】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
【0079】
例えば第1及び第2の実施形態において、書込装置識別情報の代わりに、撮像装置200を相互に識別する撮像装置識別情報を用いても良い。この場合、撮像装置200には、撮像装置識別情報を記憶する記憶部が設けられる。そしてユーザ側送信部240は、この記憶部から撮像装置識別情報を読み出してコンテンツサーバ300に送信する。また書込装置100は、撮像装置200に対して取り外し可能な形態であっても良い。
【符号の説明】
【0080】
20 ICカード
22 ICタグ
50 通信網
100 書込装置
110 受信部
120 書込部
130 識別情報記憶部
135 読取部
140 送信部
200 撮像装置
210 撮像部
220 コンテンツ記憶部
230 接続情報記憶部
240 ユーザ側送信部
250 コンテンツ入手情報受信部
260 書込データ出力部
300 コンテンツサーバ
310 コンテンツ受信部
320 URL生成部
330 コンテンツ記憶部
340 サーバ側送信部
350 ログイン情報記憶部
400 表示装置
402 リモートコントロール装置
403 読取装置
500 ゲートウェイサーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像コンテンツを格納するコンテンツサーバと、
前記画像コンテンツを記憶しているユーザ装置と、
前記ユーザ装置と通信可能であり、ICタグに情報を書き込む書込装置と、
を備え、
前記ユーザ装置は、
前記画像コンテンツを前記コンテンツサーバに送信するユーザ側送信手段と、
前記コンテンツサーバから前記画像コンテンツを受信するために必要なコンテンツ入手情報を前記書込装置に出力する書込データ出力手段と、
を備え、
前記書込装置は、前記ICタグに前記コンテンツ入手情報を書き込み、
前記コンテンツサーバは、
前記ユーザ装置から前記画像コンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
前記コンテンツ受信手段が受信した前記画像コンテンツを前記コンテンツ入手情報に対応付けて記憶するコンテンツ記憶手段と、
画像を表示する表示装置から前記コンテンツ入手情報を受信したときに、前記コンテンツ入手情報に対応する前記画像コンテンツを前記コンテンツ記憶手段から読み出して前記表示装置に送信するサーバ側送信手段と、
を備えるコンテンツ共有システム。
【請求項2】
請求項1に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
前記書込装置は前記ユーザ装置と一体に設けられているコンテンツ共有システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
前記ユーザ装置は、前記画像コンテンツを生成する撮像装置であるコンテンツ共有システム。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一つに記載のコンテンツ共有システムにおいて、
前記コンテンツ入手情報はURL(Uniform Resource Locator)であるコンテンツ共有システム。
【請求項5】
請求項4に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
前記書込装置または前記ユーザ装置には、前記書込装置または前記ユーザ装置を互いに識別する装置識別情報が記憶されており、
前記ユーザ装置は、前記装置識別情報を取得して前記コンテンツサーバに送信し、
前記コンテンツサーバは、
前記装置識別情報別に前記URLを生成して前記ユーザ装置に送信するURL生成手段を備え、
前記書込装置は、前記ユーザ装置が受信した前記URLを前記コンテンツ入手情報として前記ICタグに書き込むコンテンツ共有システム。
【請求項6】
請求項5に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
前記コンテンツサーバは、
前記URL生成手段が生成した前記URLを前記装置識別情報に対応付けて記憶するURL記憶手段をさらに備え、
前記URL生成手段は、
前記ユーザ装置から受信した前記装置識別情報に対応する前記URLが前記URL記憶手段に記憶されていないときに、前記URLを生成して前記ユーザ装置に送信し、
前記ユーザ装置から受信した前記装置識別情報に対応する前記URLが前記URL記憶手段に記憶されているときには、前記装置識別情報に対応する前記URLを前記URL記憶手段から読み出して前記ユーザ装置に送信するコンテンツ共有システム。
【請求項7】
請求項1〜3のいずれか一つに記載のコンテンツ共有システムにおいて、
前記コンテンツ入手情報は、ユーザ識別情報であるコンテンツ共有システム。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか一つに記載のコンテンツ共有システムにおいて、
前記表示装置をさらに備え、
前記表示装置は、
前記ICタグから前記コンテンツ入手情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段が読み取った前記コンテンツ入手情報を前記コンテンツサーバに送信し、前記コンテンツ入手情報に対応する前記画像コンテンツを前記コンテンツサーバから受信するコンテンツ受信手段と、
前記コンテンツ受信手段が受信した前記画像コンテンツを表示する表示手段と、
を備えるコンテンツ共有システム。
【請求項9】
画像データを生成する撮像手段と、
前記撮像手段が生成した画像データを画像コンテンツとして記憶するコンテンツ記憶手段と、
コンテンツサーバに前記画像コンテンツを送信して記憶させる送信手段と、
前記コンテンツサーバから前記画像コンテンツを受信するために必要なコンテンツ入手情報を、前記コンテンツサーバから受信してICタグに書き込む書込手段と、
を備える撮像装置。
【請求項10】
コンテンツサーバが記憶している画像コンテンツを前記コンテンツサーバから受信するために必要なコンテンツ入手情報を、ICタグから読み取る読取手段と、
前記読取手段が読み取った前記コンテンツ入手情報を前記コンテンツサーバに送信し、前記コンテンツ入手情報に対応する前記画像コンテンツを前記コンテンツサーバから受信するコンテンツ受信手段と、
前記コンテンツ受信手段が受信した前記画像コンテンツを表示する表示手段と、
を備えるテレビ。
【請求項11】
画像コンテンツを格納するコンテンツサーバと、
前記画像コンテンツを記憶しているユーザ装置と、
前記ユーザ装置と通信可能であり、ICタグに情報を書き込む書込装置と、
を用いたコンテンツ共有方法であって、
前記ユーザ装置に、前記画像コンテンツを前記コンテンツサーバに送信させ、
前記コンテンツサーバに、前記ユーザ装置から受信した前記画像コンテンツを、前記コンテンツサーバから前記画像コンテンツを受信するために必要なコンテンツ入手情報に対応付けて記憶させ、
前記ユーザ装置が、前記コンテンツ入手情報を前記書込装置に出力し、
前記書込装置が前記ICタグに前記コンテンツ入手情報を書き込ませ、
前記コンテンツサーバは、画像を表示する表示装置から前記コンテンツ入手情報を受信したときに、前記コンテンツ入手情報に対応する前記画像コンテンツを読み出して前記表示装置に送信するコンテンツ共有方法。
【請求項12】
コンピュータを、画像コンテンツをコンテンツサーバに送信して記憶させるユーザ装置として機能させるプログラムであって、
前記画像コンテンツを前記コンテンツサーバに送信する機能と、
前記コンテンツサーバから前記画像コンテンツを受信するために必要なコンテンツ入手情報を、ICタグの書込装置に出力して前記ICタグに書き込ませる機能と、
を実現するプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2010−226235(P2010−226235A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−68830(P2009−68830)
【出願日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】