コンドロイチンの細菌生産のための組成物および方法
本発明は、組換え細菌発酵と発酵後硫酸化との組合せによるコンドロイチン硫酸の生産を含む、コンドロイチンを生産するための組換えDNA技術の分野に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
kpsF、kpsE、kpsD、kpsU、kpsC、kpsS、kfoA、kfoC、およびkfoFを含む遺伝子クラスターを含むコンストラクトであって、該遺伝子クラスターが、kfoD、orf3(kfoI)、kfoE、またはorf1(kfoH)の1つまたは複数の機能的遺伝子を含有せず、かつ該コンストラクトが非病原性細菌宿主細胞においてコンドロイチンを生産するのに適している、コンストラクト。
【請求項2】
コンドロイチンが非フルクトシル化体である、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項3】
コンドロイチンが宿主細胞から分泌される、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項4】
遺伝子クラスターがkfoGをさらに含む、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項5】
遺伝子クラスターがkfoBをさらに含む、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項6】
遺伝子クラスターがkpsMおよびkpsTをさらに含む、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項7】
pDD66、pDD67、pCX040、pCX041、pCX042、pCX043、pCX096、またはpBR1052を含む、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項8】
kfoA、kfoC、およびkfoFを含む遺伝子クラスターを含むコンストラクトであって、該遺伝子クラスターが、kpsM、kpsT、kpsE、kpsD、kpsC、またはkpsSの1つまたは複数の機能的遺伝子を含有せず、かつ該コンストラクトが非病原性細菌宿主細胞においてコンドロイチンを生産するのに適している、コンストラクト。
【請求項9】
kfoA、kfoB、kfoC、kfoF、kfoG、およびそれらの組合せからなる群より選択される遺伝子を含むコンストラクトであって、kpsM、kpsT、kpsE、kpsD、kpsC、またはkpsSの1つまたは複数の機能的遺伝子を含有せず、かつ非病原性細菌宿主細胞においてコンドロイチンを生産するかまたはコンドロイチンの量を増加させるのに適している、コンストラクト。
【請求項10】
コンドロイチンが宿主細胞から分泌されない、請求項8または9記載のコンストラクト。
【請求項11】
kfoD、orf3、kfoE、またはorf1の1つまたは複数の機能的遺伝子も含有しない、請求項8または9記載のコンストラクト。
【請求項12】
コンドロイチンが非フルクトシル化体である、請求項8または9記載のコンストラクト。
【請求項13】
遺伝子クラスターがkfoG、kfoB、またはそれらの組合せをさらに含む、請求項8記載のコンストラクト。
【請求項14】
kfoA、kfoB、kfoC、kfoF、およびkfoGを含む、請求項8または9記載のコンストラクト。
【請求項15】
pCX039、pCX044、またはpCX092を含む、請求項8または9記載のコンストラクト。
【請求項16】
pCX075、pCX081、pCX082、pCX101、pBR1102、pBR1100、またはpBR1101を含む、請求項9記載のコンストラクト。
【請求項17】
pCX045またはpCX048を含む、請求項11記載のコンストラクト。
【請求項18】
1つまたは複数の遺伝子が、細菌宿主細胞において最適なコドン使用頻度になるように修飾されている、請求項1〜17のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項19】
さらにプロモーターを含む、請求項1〜18のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項20】
プロモーターが、Pm、Plac、Ptrp、Ptac、λpL、PT7、PphoA、ParaC、PxapA、Pcad、およびPrecAからなる群より選択される、請求項19記載のコンストラクト。
【請求項21】
プロモーターがPmである、請求項20記載のコンストラクト。
【請求項22】
第2のプロモーターをさらに含む、請求項1〜21のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項23】
第2のプロモーターが、Pm、Plac、Ptrp、Ptac、λpL、PT7、PphoA、ParaC、PxapA、Pcad、およびPrecAからなる群より選択される、請求項22記載のコンストラクト。
【請求項24】
第2のプロモーターがPmである、請求項23記載のコンストラクト。
【請求項25】
第2のプロモーターが1つまたは複数の遺伝子に機能的に連結されている、請求項22記載のコンストラクト。
【請求項26】
第2のプロモーターがkpsFEDUCSに機能的に連結されている、請求項25記載のコンストラクト。
【請求項27】
xylS調節遺伝子をさらに含む、請求項1〜26のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項28】
抗生物質耐性遺伝子をさらに含む、請求項1〜27のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項29】
抗生物質耐性遺伝子が、クロラムフェニコール(CamR)、カナマイシン(KanR)、アンピシリン(AmpR)、テトラサイクリン(TetR)、ブレオマイシン(BleR)、スペクチノマイシン(SpcR)、スルホンアミド(SuR)、ストレプトマイシン(StrR)、カルベニシリン(CbR)、およびエリスロマイシン(EryR)からなる群より選択される、請求項28記載のコンストラクト。
【請求項30】
K4遺伝子クラスターを含む、請求項1〜29のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項31】
細菌宿主細胞が、エシェリキア(Escherichia)、シュードモナス(Pseudomonas)、キサントモナス(Xanthomonas)、メチロモナス(Methylomonas)、アシネトバクター(Acinetobacter)、およびスフィンゴモナス(Sphingomonas)からなる群より選択される非病原性生物であるか、または該非病原性生物に由来する、請求項1〜30のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項32】
請求項1〜31のいずれか一項記載のコンストラクトを含む、非病原性細菌宿主細胞。
【請求項33】
MSC279、MSC280、MSC315、MSC316、MSC317、MSC319、MSC322、MSC323、MSC324、MSC325、MSC326、MSC328、MSC346、MSC347、MSC348、MSC350、MSC356、MSC359、MSC392、MSC402、MSC403、MSC404、MSC405、MSC410、MSC411、MSC436、MSC437、MSC438、MSC439、MSC458、MSC459、MSC460、MSC461、MSC466、MSC467、MSC469、MSC480、MSC494、MSC498、MSC499、MSC500、MSC510、MSC511、MSC522、MSC526、MSC537、MSC551、MSC561、MSC562、MSC563、MSC564、MSC566、MSC567、MSC619、MSC625、MSC627、MSC640、MSC641、MSC643、MSC646、MSC650、MSC656、MSC657、MSC658、MSC659、MSC660、MSC669、MSC670、MSC671、MSC672、MSC673、MSC674、MSC675、MSC676、MSC677、MSC678、MSC679、MSC680、MSC681、MSC682、MSC683、MSC684、MSC687、MSC688、MSC689、MSC690、MSC691、MSC692、MSC693、MSC694、MSC700、MSC701、MSC702、MSC722、MSC723およびMSC724からなる群より選択される菌株である、請求項32記載の非病原性細菌宿主細胞。
【請求項34】
(a)請求項1〜31のいずれか一項記載のコンストラクトを非病原性細菌宿主細胞に移入する工程、および
(b)コンドロイチンが細菌宿主細胞によって生産される発酵条件下で細菌宿主細胞を培養する工程
を含む、コンドロイチンを生産するための方法。
【請求項35】
請求項1〜31のいずれか一項記載のコンストラクトを含む非病原性細菌宿主細胞を、コンドロイチンの生産にとって十分な発酵条件下で培養する工程を含む、コンドロイチンを生産するための方法。
【請求項36】
請求項1〜31のいずれか一項記載のコンストラクトを非病原性細菌宿主細胞に移入する工程を含む、請求項1〜31のいずれか一項記載のコンストラクトを含む非病原性細菌宿主細胞を作製するための方法。
【請求項37】
コンストラクトの遺伝子クラスターまたは遺伝子が細菌宿主細胞の染色体中に組み込まれる、請求項34〜36のいずれか一項記載の方法。
【請求項38】
2コピーまたはそれ以上の遺伝子クラスターまたは遺伝子が細菌宿主細胞の染色体に組み込まれる、請求項37記載の方法。
【請求項39】
コンドロイチンが非フルクトシル化体である、請求項34または35記載の方法。
【請求項40】
コンドロイチンを硫酸化する工程をさらに含む、請求項34または35記載の方法。
【請求項41】
(a)請求項34または35の方法によってコンドロイチンを生産する工程、および
(b)コンドロイチンを硫酸化する工程
を含む、コンドロイチン硫酸を生産するための方法。
【請求項42】
硫酸化する工程が、ホルムアミド中で三酸化硫黄-トリエチルアミン錯体またはクロロスルホン酸をコンドロイチンと混合することを含む、請求項40または41記載の方法。
【請求項43】
細菌宿主細胞が、エシェリキア、シュードモナス、キサントモナス、メチロモナス、アシネトバクター、およびスフィンゴモナスからなる群より選択される非病原性生物であるか、または該非病原性生物に由来する、請求項34〜36のいずれか一項記載の方法。
【請求項44】
細菌宿主細胞がグラム陰性生物であるか、またはグラム陰性生物に由来する、請求項34〜36のいずれか一項記載の方法。
【請求項45】
細菌宿主細胞がキサントモナス・カンペストリス(Xanthomonas campestris)である、請求項43記載の方法。
【請求項46】
キサントモナス・カンペストリス(X.campestris)が、MSC255、MSC256、MSC257、MSC225、およびMSC226からなる群より選択される菌株である、請求項45記載の方法。
【請求項47】
細菌宿主細胞が非病原性大腸菌(E.coli)である、請求項43記載の方法。
【請求項48】
非病原性大腸菌が大腸菌K-12および大腸菌Bからなる群より選択される、請求項47記載の方法。
【請求項49】
大腸菌K-12が、MSC188およびMSC175からなる群より選択される菌株である、請求項48記載の方法。
【請求項50】
大腸菌Bが菌株MSC364である、請求項48記載の方法。
【請求項51】
細菌宿主細胞の内因性遺伝子が、相同組換えによって欠失または不活化される、請求項34〜50のいずれか一項記載の方法。
【請求項52】
細菌宿主細胞が、該宿主細胞にとって内因性の細胞外多糖を発現しない、請求項34〜50のいずれか一項記載の方法。
【請求項53】
細菌宿主細胞が実験室クローニング株からの接合伝達に適している、請求項34〜50のいずれか一項記載の方法。
【請求項54】
細菌宿主細胞からコンドロイチンを回収する工程をさらに含む、請求項34または35記載の方法。
【請求項55】
細胞外培養培地からコンドロイチンを回収する工程をさらに含む、請求項34または35記載の方法。
【請求項56】
1g/L〜50g/Lのコンドロイチンが、24〜72時間で、細菌宿主細胞から分泌される、請求項34または35記載の方法。
【請求項57】
5g/L〜50g/Lのコンドロイチンが、24〜72時間で、細菌宿主細胞から分泌される、請求項56記載の方法。
【請求項58】
15g/L〜50g/Lのコンドロイチンが、24〜72時間で、細菌宿主細胞から分泌される、請求項57記載の方法。
【請求項59】
コンドロイチンを精製する工程をさらに含む、請求項34または35記載の方法。
【請求項60】
細菌宿主細胞が、25℃〜37℃で培養される、請求項34または35記載の方法。
【請求項61】
細菌宿主細胞が、グリセリンを含む培地で培養される、請求項34または35記載の方法。
【請求項62】
請求項34〜35または37〜61のいずれか一項記載の方法によって生産された、コンドロイチン。
【請求項63】
請求項62記載のコンドロイチンを含む、組成物。
【請求項64】
KpsFのSEQ ID NO:92、KpsEのSEQ ID NO:93、KpsDのSEQ ID NO:94、KpsUのSEQ ID NO:95、KpsCのSEQ ID NO:96、KpsSのSEQ ID NO:97、KpsTのSEQ ID NO:91、KfoAのSEQ ID NO:83、KfoBのSEQ ID NO:84、KfoCのSEQ ID NO:85、KfoI(Orf3)のSEQ ID NO:86、KfoEのSEQ ID NO:87、KfoH(Orf1)のSEQ ID NO:88、KfoFのSEQ ID NO:89、およびKfoGのSEQ ID NO:90の群から選択されるアミノ酸配列に結合する、抗体または抗体フラグメント。
【請求項1】
kpsF、kpsE、kpsD、kpsU、kpsC、kpsS、kfoA、kfoC、およびkfoFを含む遺伝子クラスターを含むコンストラクトであって、該遺伝子クラスターが、kfoD、orf3(kfoI)、kfoE、またはorf1(kfoH)の1つまたは複数の機能的遺伝子を含有せず、かつ該コンストラクトが非病原性細菌宿主細胞においてコンドロイチンを生産するのに適している、コンストラクト。
【請求項2】
コンドロイチンが非フルクトシル化体である、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項3】
コンドロイチンが宿主細胞から分泌される、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項4】
遺伝子クラスターがkfoGをさらに含む、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項5】
遺伝子クラスターがkfoBをさらに含む、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項6】
遺伝子クラスターがkpsMおよびkpsTをさらに含む、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項7】
pDD66、pDD67、pCX040、pCX041、pCX042、pCX043、pCX096、またはpBR1052を含む、請求項1記載のコンストラクト。
【請求項8】
kfoA、kfoC、およびkfoFを含む遺伝子クラスターを含むコンストラクトであって、該遺伝子クラスターが、kpsM、kpsT、kpsE、kpsD、kpsC、またはkpsSの1つまたは複数の機能的遺伝子を含有せず、かつ該コンストラクトが非病原性細菌宿主細胞においてコンドロイチンを生産するのに適している、コンストラクト。
【請求項9】
kfoA、kfoB、kfoC、kfoF、kfoG、およびそれらの組合せからなる群より選択される遺伝子を含むコンストラクトであって、kpsM、kpsT、kpsE、kpsD、kpsC、またはkpsSの1つまたは複数の機能的遺伝子を含有せず、かつ非病原性細菌宿主細胞においてコンドロイチンを生産するかまたはコンドロイチンの量を増加させるのに適している、コンストラクト。
【請求項10】
コンドロイチンが宿主細胞から分泌されない、請求項8または9記載のコンストラクト。
【請求項11】
kfoD、orf3、kfoE、またはorf1の1つまたは複数の機能的遺伝子も含有しない、請求項8または9記載のコンストラクト。
【請求項12】
コンドロイチンが非フルクトシル化体である、請求項8または9記載のコンストラクト。
【請求項13】
遺伝子クラスターがkfoG、kfoB、またはそれらの組合せをさらに含む、請求項8記載のコンストラクト。
【請求項14】
kfoA、kfoB、kfoC、kfoF、およびkfoGを含む、請求項8または9記載のコンストラクト。
【請求項15】
pCX039、pCX044、またはpCX092を含む、請求項8または9記載のコンストラクト。
【請求項16】
pCX075、pCX081、pCX082、pCX101、pBR1102、pBR1100、またはpBR1101を含む、請求項9記載のコンストラクト。
【請求項17】
pCX045またはpCX048を含む、請求項11記載のコンストラクト。
【請求項18】
1つまたは複数の遺伝子が、細菌宿主細胞において最適なコドン使用頻度になるように修飾されている、請求項1〜17のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項19】
さらにプロモーターを含む、請求項1〜18のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項20】
プロモーターが、Pm、Plac、Ptrp、Ptac、λpL、PT7、PphoA、ParaC、PxapA、Pcad、およびPrecAからなる群より選択される、請求項19記載のコンストラクト。
【請求項21】
プロモーターがPmである、請求項20記載のコンストラクト。
【請求項22】
第2のプロモーターをさらに含む、請求項1〜21のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項23】
第2のプロモーターが、Pm、Plac、Ptrp、Ptac、λpL、PT7、PphoA、ParaC、PxapA、Pcad、およびPrecAからなる群より選択される、請求項22記載のコンストラクト。
【請求項24】
第2のプロモーターがPmである、請求項23記載のコンストラクト。
【請求項25】
第2のプロモーターが1つまたは複数の遺伝子に機能的に連結されている、請求項22記載のコンストラクト。
【請求項26】
第2のプロモーターがkpsFEDUCSに機能的に連結されている、請求項25記載のコンストラクト。
【請求項27】
xylS調節遺伝子をさらに含む、請求項1〜26のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項28】
抗生物質耐性遺伝子をさらに含む、請求項1〜27のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項29】
抗生物質耐性遺伝子が、クロラムフェニコール(CamR)、カナマイシン(KanR)、アンピシリン(AmpR)、テトラサイクリン(TetR)、ブレオマイシン(BleR)、スペクチノマイシン(SpcR)、スルホンアミド(SuR)、ストレプトマイシン(StrR)、カルベニシリン(CbR)、およびエリスロマイシン(EryR)からなる群より選択される、請求項28記載のコンストラクト。
【請求項30】
K4遺伝子クラスターを含む、請求項1〜29のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項31】
細菌宿主細胞が、エシェリキア(Escherichia)、シュードモナス(Pseudomonas)、キサントモナス(Xanthomonas)、メチロモナス(Methylomonas)、アシネトバクター(Acinetobacter)、およびスフィンゴモナス(Sphingomonas)からなる群より選択される非病原性生物であるか、または該非病原性生物に由来する、請求項1〜30のいずれか一項記載のコンストラクト。
【請求項32】
請求項1〜31のいずれか一項記載のコンストラクトを含む、非病原性細菌宿主細胞。
【請求項33】
MSC279、MSC280、MSC315、MSC316、MSC317、MSC319、MSC322、MSC323、MSC324、MSC325、MSC326、MSC328、MSC346、MSC347、MSC348、MSC350、MSC356、MSC359、MSC392、MSC402、MSC403、MSC404、MSC405、MSC410、MSC411、MSC436、MSC437、MSC438、MSC439、MSC458、MSC459、MSC460、MSC461、MSC466、MSC467、MSC469、MSC480、MSC494、MSC498、MSC499、MSC500、MSC510、MSC511、MSC522、MSC526、MSC537、MSC551、MSC561、MSC562、MSC563、MSC564、MSC566、MSC567、MSC619、MSC625、MSC627、MSC640、MSC641、MSC643、MSC646、MSC650、MSC656、MSC657、MSC658、MSC659、MSC660、MSC669、MSC670、MSC671、MSC672、MSC673、MSC674、MSC675、MSC676、MSC677、MSC678、MSC679、MSC680、MSC681、MSC682、MSC683、MSC684、MSC687、MSC688、MSC689、MSC690、MSC691、MSC692、MSC693、MSC694、MSC700、MSC701、MSC702、MSC722、MSC723およびMSC724からなる群より選択される菌株である、請求項32記載の非病原性細菌宿主細胞。
【請求項34】
(a)請求項1〜31のいずれか一項記載のコンストラクトを非病原性細菌宿主細胞に移入する工程、および
(b)コンドロイチンが細菌宿主細胞によって生産される発酵条件下で細菌宿主細胞を培養する工程
を含む、コンドロイチンを生産するための方法。
【請求項35】
請求項1〜31のいずれか一項記載のコンストラクトを含む非病原性細菌宿主細胞を、コンドロイチンの生産にとって十分な発酵条件下で培養する工程を含む、コンドロイチンを生産するための方法。
【請求項36】
請求項1〜31のいずれか一項記載のコンストラクトを非病原性細菌宿主細胞に移入する工程を含む、請求項1〜31のいずれか一項記載のコンストラクトを含む非病原性細菌宿主細胞を作製するための方法。
【請求項37】
コンストラクトの遺伝子クラスターまたは遺伝子が細菌宿主細胞の染色体中に組み込まれる、請求項34〜36のいずれか一項記載の方法。
【請求項38】
2コピーまたはそれ以上の遺伝子クラスターまたは遺伝子が細菌宿主細胞の染色体に組み込まれる、請求項37記載の方法。
【請求項39】
コンドロイチンが非フルクトシル化体である、請求項34または35記載の方法。
【請求項40】
コンドロイチンを硫酸化する工程をさらに含む、請求項34または35記載の方法。
【請求項41】
(a)請求項34または35の方法によってコンドロイチンを生産する工程、および
(b)コンドロイチンを硫酸化する工程
を含む、コンドロイチン硫酸を生産するための方法。
【請求項42】
硫酸化する工程が、ホルムアミド中で三酸化硫黄-トリエチルアミン錯体またはクロロスルホン酸をコンドロイチンと混合することを含む、請求項40または41記載の方法。
【請求項43】
細菌宿主細胞が、エシェリキア、シュードモナス、キサントモナス、メチロモナス、アシネトバクター、およびスフィンゴモナスからなる群より選択される非病原性生物であるか、または該非病原性生物に由来する、請求項34〜36のいずれか一項記載の方法。
【請求項44】
細菌宿主細胞がグラム陰性生物であるか、またはグラム陰性生物に由来する、請求項34〜36のいずれか一項記載の方法。
【請求項45】
細菌宿主細胞がキサントモナス・カンペストリス(Xanthomonas campestris)である、請求項43記載の方法。
【請求項46】
キサントモナス・カンペストリス(X.campestris)が、MSC255、MSC256、MSC257、MSC225、およびMSC226からなる群より選択される菌株である、請求項45記載の方法。
【請求項47】
細菌宿主細胞が非病原性大腸菌(E.coli)である、請求項43記載の方法。
【請求項48】
非病原性大腸菌が大腸菌K-12および大腸菌Bからなる群より選択される、請求項47記載の方法。
【請求項49】
大腸菌K-12が、MSC188およびMSC175からなる群より選択される菌株である、請求項48記載の方法。
【請求項50】
大腸菌Bが菌株MSC364である、請求項48記載の方法。
【請求項51】
細菌宿主細胞の内因性遺伝子が、相同組換えによって欠失または不活化される、請求項34〜50のいずれか一項記載の方法。
【請求項52】
細菌宿主細胞が、該宿主細胞にとって内因性の細胞外多糖を発現しない、請求項34〜50のいずれか一項記載の方法。
【請求項53】
細菌宿主細胞が実験室クローニング株からの接合伝達に適している、請求項34〜50のいずれか一項記載の方法。
【請求項54】
細菌宿主細胞からコンドロイチンを回収する工程をさらに含む、請求項34または35記載の方法。
【請求項55】
細胞外培養培地からコンドロイチンを回収する工程をさらに含む、請求項34または35記載の方法。
【請求項56】
1g/L〜50g/Lのコンドロイチンが、24〜72時間で、細菌宿主細胞から分泌される、請求項34または35記載の方法。
【請求項57】
5g/L〜50g/Lのコンドロイチンが、24〜72時間で、細菌宿主細胞から分泌される、請求項56記載の方法。
【請求項58】
15g/L〜50g/Lのコンドロイチンが、24〜72時間で、細菌宿主細胞から分泌される、請求項57記載の方法。
【請求項59】
コンドロイチンを精製する工程をさらに含む、請求項34または35記載の方法。
【請求項60】
細菌宿主細胞が、25℃〜37℃で培養される、請求項34または35記載の方法。
【請求項61】
細菌宿主細胞が、グリセリンを含む培地で培養される、請求項34または35記載の方法。
【請求項62】
請求項34〜35または37〜61のいずれか一項記載の方法によって生産された、コンドロイチン。
【請求項63】
請求項62記載のコンドロイチンを含む、組成物。
【請求項64】
KpsFのSEQ ID NO:92、KpsEのSEQ ID NO:93、KpsDのSEQ ID NO:94、KpsUのSEQ ID NO:95、KpsCのSEQ ID NO:96、KpsSのSEQ ID NO:97、KpsTのSEQ ID NO:91、KfoAのSEQ ID NO:83、KfoBのSEQ ID NO:84、KfoCのSEQ ID NO:85、KfoI(Orf3)のSEQ ID NO:86、KfoEのSEQ ID NO:87、KfoH(Orf1)のSEQ ID NO:88、KfoFのSEQ ID NO:89、およびKfoGのSEQ ID NO:90の群から選択されるアミノ酸配列に結合する、抗体または抗体フラグメント。
【図2】
【図3A】
【図3B−01】
【図3B−02】
【図4A】
【図4B−01】
【図4B−02】
【図4B−03】
【図4B−04】
【図4B−05】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図8D】
【図8E】
【図8F】
【図8G】
【図8H】
【図8I】
【図8J−01】
【図8J−02】
【図8K】
【図8L】
【図8M】
【図8N】
【図8O】
【図8P】
【図8Q】
【図8R】
【図8S】
【図8T】
【図8U】
【図9】
【図10A−01】
【図10A−02】
【図10B】
【図10C−01】
【図10C−02】
【図10D−01】
【図10D−02】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図14D】
【図14E】
【図14F】
【図14G】
【図14H】
【図14I】
【図14J】
【図14K】
【図14L】
【図14M】
【図14N】
【図14O】
【図14P】
【図14Q】
【図14R】
【図14S】
【図14T】
【図14U】
【図14V】
【図14W】
【図14X】
【図15】
【図3A】
【図3B−01】
【図3B−02】
【図4A】
【図4B−01】
【図4B−02】
【図4B−03】
【図4B−04】
【図4B−05】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図8D】
【図8E】
【図8F】
【図8G】
【図8H】
【図8I】
【図8J−01】
【図8J−02】
【図8K】
【図8L】
【図8M】
【図8N】
【図8O】
【図8P】
【図8Q】
【図8R】
【図8S】
【図8T】
【図8U】
【図9】
【図10A−01】
【図10A−02】
【図10B】
【図10C−01】
【図10C−02】
【図10D−01】
【図10D−02】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図14D】
【図14E】
【図14F】
【図14G】
【図14H】
【図14I】
【図14J】
【図14K】
【図14L】
【図14M】
【図14N】
【図14O】
【図14P】
【図14Q】
【図14R】
【図14S】
【図14T】
【図14U】
【図14V】
【図14W】
【図14X】
【図15】
【公表番号】特表2013−520995(P2013−520995A)
【公表日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−556184(P2012−556184)
【出願日】平成23年3月1日(2011.3.1)
【国際出願番号】PCT/US2011/026748
【国際公開番号】WO2011/109438
【国際公開日】平成23年9月9日(2011.9.9)
【出願人】(503220392)ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. (873)
【出願人】(000195524)生化学工業株式会社 (143)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年3月1日(2011.3.1)
【国際出願番号】PCT/US2011/026748
【国際公開番号】WO2011/109438
【国際公開日】平成23年9月9日(2011.9.9)
【出願人】(503220392)ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. (873)
【出願人】(000195524)生化学工業株式会社 (143)
【Fターム(参考)】
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