説明

コーティング幅を制御するための方法および装置

移動する基材(14)に材料を適用する方法を開示する。この方法は、キャビティを内部に有するダイ本体を含むダイ(12)を提供するステップを含み、このキャビティはアプリケータースロット(24)と流体連通している。次に、材料が基材上に供給されるように前記アプリケータースロットが配置されるようにダイの方向を合わせる。材料がアプリケータースロットを介して基材上に供給されるように材料をダイキャビティ内に導入する。スロットの少なくとも一端は、供給される材料が側方へ広がるのを防止する手段(34、819)を含む。別の実施態様においては、アプリケータースロットの両端に手段が配置される。この方法は、コーティングプロセスの特徴を示すキャピラリー数が0.5未満である場合に特に有用である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概してコーティング装置および方法に関する。より詳細には、本発明は、プロセスの特徴を示すキャピラリー数が小さい場合での使用に適合したコーティング装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
材料のウェブの上へのコーティングは良く知られている。このようなコーティングは、アプリケータースロットと連絡するキャビティを有するコーティングダイを使用して好都合に実施できることが多い。加圧下で液体がキャビティ内に導入され、次にアプリケータースロットから所望の基材上に押し出される。
【0003】
望まれる厳密な結果に依存するが、この趣旨による変形例は多数存在し、種々のコーティングの補助が知られている。特に、ある種の条件下、特にコーティングダイを通過するウェブ速度が非常に速い場合には、アプリケータースロットから供給される材料が不規則に内側にくびれる場合があることが知られている。このくびれが発生するかどうかを予測することができるパラメータの1つが、コーティングプロセスの特徴を示すいわゆる「キャピラリー数」である。
【0004】
キャピラリー数は:
【数1】

と定義される無次元数であり、上式中、Caはキャピラリー数であり、μは、コーティングプロセスの特徴的な剪断速度において供給またはコーティングされる材料の粘度であり、Vは、移動するウェブまたは他の基材の速度であり、μは材料の表面張力である。キャピラリー数が大きいほど、供給される材料の端部の内側へのくびれが問題となりやすい。
【0005】
この供給される材料が内側に引っ張られる傾向を制御するための種々の手段が当業者には周知となっている。当技術分野においては、供給される材料を予測可能な幅に戻すための機械的補助は多数存在する。これらは、文献においては「エッジガイド」と呼ばれることが多い。これらは特にスライドコーティングおよびカーテンコーティングの説明において見られる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、反対の問題と見なしうることについては文献には書かれていない。最近、非常に低速において非常に薄い乾燥した層で高い値の材料(基材)をコーティングしようとすると、アプリケータースロットの末端におけるダイ表面と基材との間の間隙に沿って毛管力が供給された材料を側方に引っ張るため、不規則な幅のコーティングとなるという結果が得られている。高い値の材料(high value materials)上にコーティングされる薄い乾燥した層は、基材に供給するために溶媒で希釈されることによって、基材に供給されるコーティングと溶媒との混合物の粘度が低下し、コーティング厚さが増加するためである。
【0007】
改善が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様は、キャビティを内部に有するダイ本体を含むダイを提供するステップを含み、このキャビティがアプリケータースロットと流体連通している、移動する基材に材料を適用する方法に関する。次に、基材上に材料が供給されるようアプリケータースロットが配置されるように、このダイの方向を合わせる。材料がダイキャビティ内に導入され、その材料はアプリケータースロットを介して基材上に供給される。アプリケータースロットの少なくとも一端において、アプリケータースロットの側方に供給された材料が広がるのを防止するための手段が配置される。
【0009】
本開示の別の態様は、材料を供給するためのコーティングダイに関する。このコーティングダイは、キャビティを内部に有するダイ本体を含み、このキャビティはアプリケータースロットと流体連通している。このコーティングダイは、アプリケータースロットの少なくとも一端において、供給された材料が外側に向かって側方に移動するのを防止するための手段も含む。
【0010】
添付の図面のいくつかの図において、類似の部分は類似の参照番号を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
ダイコーティングなどのあらかじめ計量されるコーティングにおいては、コーティングされた層の幅を高精度で知ることが重要となる。コーティングされた層を均一にするためには、その幅が供給スロットの幅と等しくなる必要がある。しかし、特に遅いコーティング速度および低液体粘度などの低キャピラリー数の流れにおいては、供給スロットの幅を超えてコーティングビードの幅がある程度広くなるのが一般的である。このビードの広がりは、コーティング縁端部の不均一性の原因となり、場合により不安定性の原因となる。これらの現象は、典型的には約0.5未満、より典型的には0.1未満、場合によっては0.005未満、さらには0.001となる低キャピラリー数の流れにおいて発生する。
【0012】
ビードの縁端部における毛管力によって発生する圧力が、コーティングビード内で発生した圧力と一致しない場合に、コーティングビードの幅が変化する。コーティングビード内の圧力が、縁端部のメニスカスを維持できる最大毛管圧よりも大きい場合は、ビードの幅が広がり、これが最小圧力よりも小さい場合は、ビードが狭くなる。最小および最大の毛管圧は、特に、コーティングダイ上の静的接触線における条件、および液体と基材との間の接触角に依存する。この圧力は、供給される材料の流速にも依存する。
【0013】
ダイ上の静的接触線を制御するための装置および方法を本明細書において開示する。静的接触線は、固定される(pinned)こともできるし、液体とダイとの間の静的接触角を一定に維持するように移動させることもできる。静的接触線が固定される場合、許容毛管圧の範囲が最大となる。
【0014】
概して、本開示は、スロットと、スロットの一端または両端における固定位置(pinning location)とを有するコーティングダイに関する。このコーティングダイは、スロットと流体連通するキャビティも含む。キャビティ内のコーティング材料はスロットに通され、次に基材上にコーティングされる。コーティング材料がスロットを出てコーティングビードを形成するときに、各固定位置がコーティングビードを固定位置に維持する。コーティングビードを各末端部にて固定することによって、コーティングビードの制御が改善される。
【0015】
図1を参照すると、本開示によるダイ12を使用する代表的なコーティングライン10の一部の斜視図が示されている。ダイ12は基材14の上方に配置されており、この図では基材14は方向「A」に移動する不定の長さの材料のウェブであるが、コーティングを必要とするあらゆる他の連続または不連続の物品であってよい。基材14は、支持体18上に回転自在に搭載されたコーティングロールまたはドラム16によって、このように移動しながら保持されている。ダイ12によって供給される材料17は、材料供給源20によって送り出され、アプリケータースロット24を通過して基材14上にコーティング22として供給される。
【0016】
図示される実施態様のダイ12は、第1の部分26、第2の部分28、およびシム30を含む。しかし、この構成は単に好都合なものであって、シム30およびその機能は場合により選択されるものであり、ダイ12が1つの要素として構成されてもよい。また、アプリケータースロットを含む交換可能で互換性のリップ部分を含むことができることが、当業者には分かるであろう。このような交換可能で互換性のリップ部分によって、キャビティを含む同じ主要ダイ本体を、種々の大きさのアプリケータースロットとともに使用することができる。このような交換可能で互換性のリップ部分の一例がリッペルト(Lippert)に付与された米国特許第5,067,432号明細書に記載されており、この記載内容を本明細書に援用する。
【0017】
ここで図2を参照すると、ダイ12の分解斜視図が示されている。この図では、第1のダイ部分26、第2のダイ部分28、およびシム30のそれぞれが、ダイ12を組み立てた場合に位置が揃う1組の切り込み26N、28N、および30Nをそれぞれ有することがよく分かる。これらの切り込み26N、28N、および30Nを合わせたものが、アプリケータースロット24の側方の縁端部32、34を画定し、低キャピラリー数状況での作業中にコーティング22(図1)の側方への広がりを防止する。典型的には、低キャピラリー数状況は、キャピラリー数が約0.1未満となるときに存在するが、前述したようにより低いキャピラリー数の流れの状況ではキャピラリー数約0.5までの範囲となりうる。
【0018】
前述したように、本開示は、コーティングビードの縁端部に固定位置を提供することによってコーティングビードの広がりを防止することに関する。ある実施態様においては、この固定位置は、見かけのコーナーで最小曲率半径を有する幾何学的段差などの構造とされうる。あるいは、ダイ構成材料の濡れ性の急速または段階的な変化などの材料の物理的性質を利用して、固定位置を形成することによって、コーティングビードの側方への広がりを防止することもできる。また、固定位置は、(図7に示されるように)ダウンウェブ方向のダイの濡れる部分の全長Lに及ぶべきである。
【0019】
図4〜6を参照すると、ダイスロットの縁端部において固定位置を形成するための別の代表的な実施態様が示されている。図4を参照すると、代表的一実施態様のコーティングダイ412の断面が示されている。ダイ412は、コーティング材料417を供給するスロット424を含む。スロット424は、互いに反対側の第1の縁端部432および第2の縁端部434を含む。各縁端部432、434は、小さな半径を有するコーナー433、435を含む。この小さな半径は、固定位置として機能し、コーティング材料417が供給されるときにコーティング材料417をコーナーに固定し続け、それによってコーティングビードの側方への広がりが防止される。この小さな半径は、典型的には約0.050インチ(1.3ミリメートル)未満であり、理想的には約90°の角度θを形成する不連続部分である。しかし、この角度は、ダイが使用される個々の用途に依存して90°超であってもまたは90°未満であってもよい。また、ダイからコーティングされる材料の急増および脈動が、毛管現象のために、固定コーナー435の外側にはみ出すことがないようにするため、ダイ412の主要本体は、固定コーナー435から十分な距離Rだけくぼむべきである。個々のくぼみの距離Rはコーティング用途に依存するが、ほとんどの低キャピラリー数の流れでは、0.125インチ(3.18ミリメートル)で十分となる。
【0020】
本開示のダイは、真空補助コーティングに使用することもできる。図5を参照すると、コーティングダイ512は、スロット524の各末端部532、534と近接した封止部材519も含むことができる。封止部材519によって、真空補助コーティング作業において図4に示されるダイ512が使用可能となる。ダイからコーティングされる材料の急増および脈動が、毛管現象のために、固定コーナー435と封止部材519との間をふさがないように、固定コーナー435と封止部材519との間の間隙Gが十分な距離となるべきである。個々の間隙距離Gはコーティング用途に依存するが、ほとんどの低キャピラリー数の流れでは、0.063インチ(1.60ミリメートル)で十分となる。
【0021】
図6を参照すると、スロット824を有し、スロット824の各縁端部832、834において固定位置を有する代表的実施態様のコーティングダイ812が示されている。ダイ812およびコーティング材料817の物理的性質を使用することで固定が実現される。図示される代表的実施態様においては、ダイ812は、スロット824の縁端部832、834にインレイ(inlay)819を含む。インレイ819は、不十分に濡れるまたは濡れない材料で形成され、すなわちインレイに使用される材料は、ダイ本体に使用される材料よりも、コーティング材料との静的接触角が大きい。コーティング材料817が濡れない材料を使用すると、コーティング材料817がインレイ819に引っ張られるのが毛管力によって防止されることで固定位置が形成され、これによってコーティングビードの側方への広がりが防止される。不十分に濡れるまたは濡れない材料の例は、商品名テフロン(登録商標)(TEFLON(登録商標))で販売されるPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、および商品名デルリン(DELRIN)で販売されるアセタールポリオキシメチレンであり、どちらもデュポン(DuPont)より入手可能である。他の材料としては、フルオロポリマーなどの剥離ポリマーが挙げられる。フルオロポリマーの例は、テトラフルオロエチレン(TFE)、フッ化ビニル(VF)、パーフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE)、2,2−ビストリフルオロメチル−4,5ジフルオロ−1,3−ジオキソール(PDD)、フッ化ビニリデン(VDF)、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)などの基本モノマー、およびクロロトリフルオロエチレン(CTFE);ならびにフッ素化エチレンプロピレン(約18〜22ダイン/cmの表面エネルギー)、ポリフッ化ビニル(約28ダイン/cmの表面エネルギー)、ポリエチレンコポリマー(約20〜24ダイン/cmの表面エネルギー)、およびシリコーン(約24ダイン/cmの表面エネルギー)などのポリマーを含む。他の代表的な材料は、キストナー(Kistner)らに付与された米国特許第5,980,992号明細書、およびミルボーン(Milbourn)らに付与された米国特許第5,998,549号明細書に記載されており、これらを本明細書に援用する。
【0022】
あるいは、ダイ本体の濡れる領域に、金めっきなどの優先的に濡れる材料をコーティングすることができる。優先的に濡れる材料は、コーティングビードが固定位置から外れて側方に拡散および移動するのを防止する。別の代表的実施態様においては、水性のコーティング材料または溶液を使用する場合にダイの濡れる領域の縁端部に沿って疎水性テープを適用することができる。
【0023】
説明したそれぞれの代表的実施態様において、(図9に示されるように)固定位置が、機械方向でスロット924の長さ全体Lに及ぶことが好ましい。また、スロット924の両縁端部932、934は、典型的には同一の固定用配置を有するが、コーティングダイの使用の個々の条件の要求に応じて、記載される固定位置の種類のあらゆる組み合わせを使用することができる。
【0024】
本発明の範囲および意図を逸脱しない本発明の種々の修正および変更は当業者に明らかとなるであろうし、本明細書に記載される説明的実施態様に本発明が限定されるものではないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本開示によるコーティングダイを含むシステムの代表的な実施態様の斜視図である。
【図2】図1のダイの分解斜視図である。
【図3】本開示による代表的なシムの平面図である。
【図4】本開示によるコーティングダイの別の代表的な実施態様の断面図である。
【図5】本開示によるコーティングダイの別の代表的な実施態様の断面図である。
【図6】本開示によるコーティングダイの別の代表的な実施態様の断面図である。
【図7】本開示によるコーティングダイの別の代表的な実施態様の断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
材料を供給するためのコーティングダイであって、
アプリケータースロットと流体連通しているキャビティを内部に有するダイ本体と、
前記アプリケータースロットの少なくとも一端部における、供給される材料の側方への広がりを防止する手段とを具備する、コーティングダイ。
【請求項2】
前記防止手段は、前記アプリケータースロットの前記少なくとも一端部に隣接する低表面エネルギー材料領域である、請求項1に記載のコーティングダイ。
【請求項3】
前記低表面エネルギー材料は、ポリテトラフルオロエチレンおよびアセタールポリオキシメチレンからなる群より選択される、請求項2に記載のコーティングダイ。
【請求項4】
前記防止手段は、前記アプリケータースロットの前記少なくとも一端部に隣接する切り込みである、請求項1に記載のコーティングダイ。
【請求項5】
前記防止手段は、前記供給される材料による濡れが不十分となる材料領域である、請求項2に記載のコーティングダイ。
【請求項6】
前記防止手段は、前記アプリケータースロットの両端部に配置される、請求項1に記載のコーティングダイ。
【請求項7】
突起は、前記アプリケータースロットの幅と実質的に等しい幅を有する、請求項5に記載のコーティングダイ。
【請求項8】
前記供給される材料は水性であり、前記濡れが不十分となる材料は疎水性材料である、請求項5に記載のコーティングダイ。
【請求項9】
前記疎水性材料が、疎水性基材層と接着剤層とを有する、請求項8に記載のコーティングダイ。
【請求項10】
材料を供給するためのシステムであって、
アプリケータースロットと流体連通しているキャビティを内部に有するダイ本体を有するダイと、
供給される材料を受け取るために前記アプリケータースロットと隣接して配置された基材と、
前記アプリケータースロットの少なくとも一端部における、前記供給される材料が前記アプリケータースロット側方へ広がるのを防止する手段とを具備する、システム。
【請求項11】
前記アプリケータースロットに対して基材を移動させる機構をさらに具備する、請求項10に記載のシステム。
【請求項12】
前記基材の長さは不定である、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記防止手段は、前記アプリケータースロットの前記少なくとも一端部に隣接する低表面エネルギー材料領域である、請求項10に記載のシステム。
【請求項14】
前記防止手段は、前記アプリケータースロットの前記少なくとも一端部に隣接する切り込みである、請求項10に記載のシステム。
【請求項15】
前記防止手段は、前記アプリケータースロットの両端部に配置される、請求項10に記載のシステム。
【請求項16】
前記防止手段は、前記アプリケータースロットの前記少なくとも一端部に隣接する低表面エネルギー材料領域である、請求項10に記載のシステム。
【請求項17】
前記防止手段は、前記供給される材料による濡れが不十分となる材料領域である、請求項10に記載のシステム。
【請求項18】
前記供給される材料は水性であり、前記濡れが不十分となる材料は疎水性材料である、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記疎水性材料は、疎水性基材層と接着剤層とを有する、請求項18に記載のシステム。
【請求項20】
移動する基材に材料を適用する方法であって、
アプリケータースロットと流体連通しているキャビティを内部に有するダイ本体を具備するダイを提供するステップと、
前記材料を前記基材上に供給するように前記アプリケータースロットが配置されるように前記ダイを方向付けるステップと、
前記材料が前記アプリケータースロットを介して前記基材上に供給されるように前記材料を前記キャビティ内に導入するステップと、
供給される材料が前記アプリケータースロットの側方に広がるのを防止する手段を前記アプリケータースロットの少なくとも一端部上に配置するステップとを有する、方法。
【請求項21】
前記供給される材料が前記アプリケータースロットの側方に広がるのを防止する手段を前記アプリケータースロットの両端部に配置するステップをさらに有する、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記アプリケータースロットを介した前記基材の供給の特徴を示すキャピラリー数が0.1以下となるように前記材料が導入される、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記アプリケータースロットを介した前記基材の供給の特徴を示すキャピラリー数が0.01以下となるように前記材料が導入される、請求項20に記載の方法。
【請求項24】
前記供給される材料が広がるのを防止する手段は、前記アプリケータースロットの前記端部に隣接する低表面エネルギー材料領域である、請求項20に記載の方法。
【請求項25】
前記低表面エネルギー材料は、ポリテトラフルオロエチレンおよびアセタールポリオキシメチレンからなる群より選択される、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記供給される材料が広がるのを防止する手段は、前記アプリケータースロットの前記端部に隣接する切り込みである、請求項20に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2007−518558(P2007−518558A)
【公表日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−551120(P2006−551120)
【出願日】平成17年1月7日(2005.1.7)
【国際出願番号】PCT/US2005/000573
【国際公開番号】WO2005/070561
【国際公開日】平成17年8月4日(2005.8.4)
【出願人】(599056437)スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー (1,802)
【Fターム(参考)】