説明

ショウガ含有経口組成物

【課題】ショウガのもつ強い味、刺激性を改善し、胃刺激性、上腹部不定愁訴を軽減し、ショウガのもつ気分爽快作用、体を温める作用、発汗作用、解熱作用、鎮痛作用、抗炎症作用、血流改善作用などの有用な作用を発揮しうる、ショウガ含有経口組成物を提供すること。また、充分量の長期連用が可能なショウガ含有経口組成物を提供すること。
【解決手段】ショウガとグルタミンとを含む経口組成物、およびこの経口組成物に、胃液に対して抵抗性があり、小腸で溶解する基剤をさらに含有させ、胃難溶性かつ腸溶性とした経口組成物。これらの組成物にさらにバリンを加えることより、鎮痛作用、抗炎症作用が増強された経口組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ショウガを含有する経口組成物、特に腸溶性経口組成物に関し、より詳細には、ショウガのもつ強い味を改善し、胃刺激性、上腹部不定愁訴を軽減すると共に、解熱作用、鎮痛作用、抗炎症作用、血流改善作用等のショウガのもつ有用な効果を増強した健康食品に関する。
【背景技術】
【0002】
ショウガは、その辛味と芳香により香辛料や調味料として使用され、また種々の薬理効果を有するため広く世界中で生薬として使用されてきた。ショウガ科(Zingiberaceae)に属する植物であるショウガ (Zingiber officinale)は、その新鮮根茎が食用にされ、乾燥した根茎は生姜 (ショウキョウ) と称され、また煮沸した後乾燥した根茎は乾姜 (カンキョウ) と称され、いずれも生薬として知られている。ショウガは、気分を爽快にし、体を温め、発汗を促すことが知られ、また、各種の疾患や症状に対して予防や治療に用いられている。例えば、消化器系疾患に関しては消化不良、吐き気、乗り物酔いなどに対して効果を発揮し、また抗腐敗作用により食中毒の防止や、感染症の予防、治療に用いられる。循環器系疾患では、血液凝固改善、血流改善を期待して動脈硬化、肩こり、アルツハイマーに対し、また、抗炎症、解熱、鎮痛作用を期待して慢性関節リュウマチ、リュウマチ熱、関節炎、関節痛、頭痛、歯痛、発熱に対して、また心臓病予防の目的で用いられる。呼吸器系では風邪、気管支炎、咳に対して、さらに月経不順などに対して優れた効果を発揮しうる。
【0003】
しかしながら、ショウガに含まれるジンゲロール、ショウガオールなどの辛味成分は刺激性が強いため、そのままでは服用しづらく、また、連用により胃障害による上腹部痛、ムカムカ等の上腹部不定愁訴が出現する。そのため、上記のような効果を期待して日常健康食品として充分量を長期に用いることは難しい。特に、慢性疾患(リュウマチ、関節炎、動脈硬化、アルツハイマーなど)の場合に必要な充分量の長期連用が困難である。従って、ショウガの優れた効果を温存または増強しながら、ショウガのもつ胃刺激性および上腹部不定愁訴を改善することができれば、ショウガを日常摂取が可能な食品として利用することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、ショウガのもつ強い味、刺激性を改善し、胃刺激性、上腹部不定愁訴を軽減した、ショウガ含有経口組成物を提供することである。また、充分量の長期連用が可能なショウガ含有経口組成物を提供することを目的とする。さらに、ショウガのもつ気分爽快作用、体を温める作用、発汗作用、解熱作用、鎮痛作用、抗炎症作用および血流改善作用を増強した健康補助食品を提供することも本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、ショウガにグルタミンを加えることにより、ショウガのもつ優れた効果を保持しながら、ショウガの刺激から胃腸の粘膜を保護して、胃刺激性、上腹部不定愁訴を軽減しうることを見出した。また、これを、胃液中では難溶性であり小腸中で溶解する、いわゆる腸溶性とすることにより、胃刺激性、上腹部不定愁訴をさらに軽減でき、充分量の長期連用が可能なショウガ含有経口組成物を提供しうる。
【0006】
また、上記組成物にバリンを加えることにより鎮痛作用および抗炎症作用を増強することができることも見出した。
即ち、本発明は、ショウガとグルタミンとを含む経口組成物である。使用するショウガは、ショウガの粉末またはショウガの抽出エキスであるのが好ましい。本発明は、また、上記経口組成物に、胃液に対して抵抗性があり、小腸で溶解する基剤をさらに含有させ、胃難溶性かつ腸溶性とした経口組成物も提供する。この基剤としては、シェラック、ツェイン、サイクロデキストリン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酢酸フタル酸セルロース、メタクリル酸コポリマー、メタクリル酸コポリマーLD、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロースおよびアミノアルキルメタアクリレートコポリマーからなる群より選ばれるのが好ましい。
【0007】
本発明は、上記のショウガとグルタミンを含む組成物にさらにバリンを加えることより、鎮痛作用、抗炎症作用が増強された経口組成物にも関する。
本発明経口組成物においては、さらに、アスパラギン酸、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン、茯苓、カミツレ、アカハレニル、およびアイスランドゴケからなる群より選ばれる1種または2種以上の、胃刺激性および上腹部不定愁訴を軽減する成分を含有させてもよい。また、さらに、アルギニン、グリシン、フェニルアラニン、芍薬、柴胡、セイヨウシロヤナギ、デビルス・クロー、セイヨウナツユキソウ、セイヨウカンボク、グルコサミンおよびコンドロイチンからなる群より選ばれる1種または2種以上の、鎮痛、抗炎症作用を増強するための成分を含有させてもよい。また、食品として許容される添加剤をさらに含んでいてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、特有の味、刺激により充分量摂取することが困難だったショウガを、その刺激性などを軽減しながら、ショウガのもつ有用な作用は充分に発揮させることができるショウガ含有経口組成物が提供される。従って、この経口組成物は、長期間にわたり、充分量の摂取が可能となり、このような摂取によりショウガのもつ気分爽快作用、体を温める作用、発汗を促す作用、血液凝固改善作用、血流改善作用、抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作用を発揮させ、慢性関節リュウマチ、リュウマチ熱、関節炎、関節痛、頭痛、歯痛、発熱、風邪、気管支炎、咳、月経不順等に対する優れた効果、また心臓病予防の効果が期待できる。本発明の経口組成物は、特に食品、例えば健康補助食品として利用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明を以下において、より詳細に説明する。
本発明の経口組成物におけるショウガとしては、ショウガ科に属する多年草であるショウガの根茎を使用し、根茎をそのまま、あるいは根茎より有効成分を抽出したものを使用することができる。形状や種類は限定されことなく任意のものを使用でき、例えば、根茎を乾燥させ、粉末状としたものや、抽出エキスなどを用いることができる。
【0010】
本発明組成物においては、グルタミンはショウガの胃刺激性、消化管障害を改善するために使用される。従来、グルタミンは、栄養補給、筋肉作りなどのためにスポーツ飲料において使用されたり、また医薬品として健胃薬、胃十二指腸潰瘍治療薬に用いられてきたが、ショウガに対するこのような効果はこれまで全く知られていない。
【0011】
本発明組成物中の、ショウガおよびグルタミンの割合は、1:0.5 〜1:10程度が好ましい。ショウガの1日当たりの摂取量は、ショウガの生薬に換算して0.01〜10gが好ましく、特に好ましくは0.3 〜3gである。またグルタミンの1日当たりの摂取量は、0.1 〜10gが好ましく、特に好ましくは0.2 〜4gである。本発明経口組成物においては、ショウガおよびグルタミンのそれぞれの上記した好ましい摂取量から、組成物の形状や摂取の回数などを考慮に入れてショウガおよびグルタミンの含有量を決めることができる。
【0012】
さらにバリンを含む場合の本発明の経口組成物においては、バリンの1日当たりの摂取量が好ましくは0.1 〜10g、特に好ましくは0.2 〜4gであることを考慮して適宜配合量を決定できる。組成物中のショウガ、グルタミンおよびバリンの割合は1:0.5 :0.5 〜1:10:5程度であるのが好ましい。
【0013】
本発明経口組成物を腸溶性とするための基剤としては、従来、食品や医薬品等で使用されている腸溶性基剤または被覆剤であれば特に制限なく使用できる。具体的には、胃液に対して抵抗性があり (難溶性) 、かつ小腸で溶解する基剤であり、例えば、シェラック、ツェイン、サイクロデキストリン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酢酸フタル酸セルロース、メタクリル酸コポリマー、メタクリル酸コポリマーLD、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロースおよびアミノアルキルメタアクリレートコポリマーなどが例示できる。シェラックおよびツェインが好ましく使用され、特に好ましくはツェインが用いられる。この腸溶性基剤は、経口組成物に対して通常1〜50重量%の量で用いられ、特に好ましくは5〜30重量%である。
【0014】
本発明組成物には、さらに、胃刺激性および上腹部不定愁訴を軽減する成分として、アスパラギン酸、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン、茯苓、カミツレ、アカハレニル、およびアイスランドゴケからなる群より選ばれる1種または2種以上を本発明の経口組成物に添加してもよい。
【0015】
また、アルギニン、グリシン、フェニルアラニン、グルコサミン、コンドロイチン、芍薬、柴胡、セイヨウシロヤナギ、デビルス・クロー、セイヨウナツユキソウ、セイヨウカンボクからなる群より選ばれる1種または2種以上の、鎮痛、抗炎症作用を増強するための食品を用いることもできる。特に、グルコサミンを添加するのが好ましい。
【0016】
本発明経口組成物の調製方法としては、特に限定されず慣用の方法が使用されるが、例えば、デキストリン、乳糖等の賦型剤を用いて混合粉末化する方法、アルコール等に溶解混合する方法、乳化混合する方法などの慣用の方法から適宜選択すればよい。また、フレーバー、甘味料、調味料等の添加剤も別個に添加使用できる。
【0017】
本発明経口組成物の剤形は、特に制限されることなく、例えば、顆粒剤、丸剤、散剤、錠剤、カプセル剤、チュアブル形等の固形製剤が挙げられる。好ましい剤形は、顆粒剤、丸剤、散剤、および錠剤である。顆粒剤とする場合には、湿式造粒法 (攪拌造粒法) 、流動層造粒法、押出造粒法などの製造方法を利用して製造できる。
【0018】
本発明経口組成物を腸溶性組成物として製造する場合、その形態は、腸溶性基剤が、ショウガを含む他の成分を含有する中核顆粒をコーティングしているもの、あるいは腸溶性基剤がマトリックスを形成しその他の成分が混合されているものなどが挙げられる。具体的には上述の腸溶性基剤を使用して、以下のような方法で製造することができる。
【0019】
例えば、ショウガの粉末またはショウガの抽出エキスに、グルタミン、またはグルタミンとバリンを加え、必要に応じ、食品として許容される添加剤を加え、さらに腸溶性基剤を加え、湿式造粒機(攪拌造粒機)、流動層造粒機、押出造粒機などで造粒して顆粒剤を製造するか、またはこれを打錠して錠剤とするか、カプセルに充填してカプセル剤とする。あるいは、これらの顆粒剤または錠剤をさらに腸溶性皮膜でコーティングするか、腸溶性カプセルに充填する。
【0020】
または、ショウガの粉末またはショウガの抽出エキスに、グルタミン、またはグルタミンとバリンを加え、必要に応じ、食品として許容される添加剤を混合し、流動層造粒機または押出造粒機で造粒して、これを腸溶性皮膜でコーティングし、顆粒剤としてもよい。
【0021】
以下に本発明を実施例によって具体的に説明するが、これらは本発明の範囲を制限するものではない。
【実施例1】
【0022】
ショウガ末 900g (45%) 、グルタミン 900g (45%) 、およびデキストリン 200g (10%) を混合し、得られた混合物を湿式造粒機によって顆粒品 (本発明例) を製造した。
【実施例2】
【0023】
ショウガ末 900g (45%) 、グルタミン 900g (45%) 、およびツェイン 200g (10%) を混合し、得られた混合物を練合した後、押し出し造粒機によって顆粒品 (本発明例) を製造した。使用したツェインは、小林ツェインDP (小林香料株式会社) 30重量部、80%エタノール70重量部の組成であった。
【実施例3】
【0024】
ショウガ末 520g (26%) 、グルタミン 860g (43%) 、バリン 420g (21%) 、およびデキストリン 200g (10%) を混合し、得られた混合物を湿式造粒機 (攪拌造粒機) によって顆粒品 (本発明例) を製造した。
【実施例4】
【0025】
ショウガ末 520g (26%) 、グルタミン 860g (43%) 、バリン 420g (21%) およびツェイン 200g (10%) を混合し、得られた混合物を練合した後、押し出し造粒機によって顆粒品 (本発明例) を製造した。使用したツェインは、小林ツェインDP (小林香料株式会社)30 重量部、80%エタノール70重量部の組成であった。
【0026】
(比較例1)
ショウガ末 900g (90%) 、およびデキストリン 100g (10%) を混合し、得られた混合物を、湿式造粒機によって顆粒品 (比較例) を製造した。
(試験例1)
実施例1〜4、および比較例1で得られた顆粒品について、男女5名のパネラーによる官能試験により口腔内の刺激および味の評価を行った。口腔内の刺激性については5段階の基準で評価し、味については3段階の基準で評価し、得られた評価の平均を表1に示した。
【0027】
表1から明らかなように、本発明品は比較例のものに比べ口腔内の刺激性が少なく、味についても優れていた。腸溶性とした場合には、さらに、口腔内刺激性および味の点で優れていた。
【0028】
(表1)
比較例1 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
口腔内の刺激性 1.7 2.2 4.2 3.1 4.6
味 1.2 1.7 2.3 1.8 2.4
【0029】
口腔内の刺激性
1.強い辛味を感じる
2.辛味を感じる
3.少し辛味を感じる
4.ほとんど辛味を感じない
5.辛味を感じない
【0030】

1.悪い
2.普通
3.良い
【0031】
(試験例2)
実施例1〜4、および比較例1で得られた顆粒品について、5人のパネラーにより胃刺激性、気分爽快感、体が温まる、汗がでやすい、上腹部不定愁訴を指標にした効果を比較検討した。試験は、各顆粒品をショウガ末として0.5 gに相当する量を、朝食および夕食後各1回、5日間摂取することにより行った。評価は3段階〜5段階で行い、平均点数を表2に示した。
【0032】
表2から分かるように、本発明品は、胃刺激性、気分爽快感、体が温まる、汗がでやすい、上腹部不定愁訴について、比較例のものより優れており、腸溶性とした場合には、さらに優れた効果を示した。
【0033】
(表2)
比較例1 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
胃刺激性 1.5 3.7 3.8 3.9 3.9
気分爽快感 − 2.3 2.4 2.5 2.5
体が温まる − 2.4 2.6 2.5 2.8
汗が出やすい − 2.7 2.8 2.8 2.8
上腹部不定愁訴 1.7 3.3 4.2 3.2 4.3
【0034】
表中、−は中止が多く評価できないことを示す。
胃刺激性
1.症状強く中止
2.症状あるも中止の必要なし
3.症状少しある
4.症状全くなし
【0035】
気分爽快感
1.変化なし
2.少し爽快
3.爽快
【0036】
体が温まる
1.変化なし
2.少し温まる
3.温まる

【0037】
汗が出やすい
1.変化なし
2.少し汗が出やすい
3.汗が出やすい
【0038】
上腹部不定愁訴
1.強くムカムカ感を感じる
2.ムカムカ感を感じる
3.ほとんどムカムカ感を感じない
4.ほとんどなし
5.なし
【0039】
(試験例3)
実施例1〜4、および比較例1で得られた顆粒品について、関節炎3例、軽度リウマチ2例の計5例のパネラーにより消炎鎮痛効果を評価し、効果を比較検討した。試験は、各顆粒品をショウガ末として0.5 gに相当する量を、朝食および夕食後各1回、5日間摂取することにより行った。評価は5段階で行い、平均点数を表3に示した。
【0040】
表3から、本発明品は、比較例に比べ消炎鎮痛効果が優れていることが明らかであり、バリンを加えた実施例3および4の場合には、さらに優れた消炎鎮痛効果を示した。
【0041】
(表3)
比較例1 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
消炎鎮痛効果 − 3.4 3.4 4.0 4.1
【0042】
消炎鎮痛効果
表中−は中止が多く評価でできないことを示す
1.悪化
2.不変
3.やや有効
4.有効
5.著効

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ショウガとグルタミンとを含む経口組成物。
【請求項2】
ショウガが、ショウガの粉末またはショウガの抽出エキスである、請求項1記載の経口組成物。
【請求項3】
胃液に対して抵抗性があり、かつ小腸で溶解する基剤をさらに含有する、胃難溶性かつ腸溶性の、請求項1または2記載の経口組成物。
【請求項4】
基剤が、シェラック、ツェイン、サイクロデキストリン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酢酸フタル酸セルロース、メタクリル酸コポリマー、メタクリル酸コポリマーLD、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロースおよびアミノアルキルメタアクリレートコポリマーからなる群より選ばれる、請求項1〜3のいずれかの項記載の経口組成物。
【請求項5】
さらにバリンを含むことより、鎮痛作用、抗炎症作用が増強された、請求項1〜4のいずれかの項記載の経口組成物。
【請求項6】
さらに、アスパラギン酸、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン、茯苓、カミツレ、アカハレニル、およびアイスランドゴケからなる群より選ばれる1種または2種以上の、胃刺激性および上腹部不定愁訴を軽減する成分を含む、請求項1〜5のいずれかの項記載の経口組成物。
【請求項7】
さらに、アルギニン、グリシン、フェニルアラニン、芍薬、柴胡、セイヨウシロヤナギ、デビルス・クロー、セイヨウナツユキソウ、セイヨウカンボク、グルコサミンおよびコンドロイチンからなる群より選ばれる1種または2種以上の、鎮痛、抗炎症作用を増強するための成分を含む、請求項1〜6のいずれかの項記載の経口組成物。
【請求項8】
食品として許容される添加剤をさらに含む、請求項1〜7のいずれかの項記載の経口組成物。

【公開番号】特開2007−169247(P2007−169247A)
【公開日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−372587(P2005−372587)
【出願日】平成17年12月26日(2005.12.26)
【出願人】(502367236)株式会社生活文化舎 (2)
【Fターム(参考)】