説明

シリンダー式摺り合せ機械(空気式)

【課題】弁、弁棒シート面の、空気圧縮による自圧縮、自連打によるシート面の摺り合せ、機械を提供する。
【解決手段】シリンダー1上部に吊りピース2を設け、ピストン軸3の下端にピストン軸端フック6を設け、シリンダー本体下部に圧縮空気入口弁4を、シリンダー本体上部に上部吐出穴5を設けて、圧縮空気入口弁を開放することによりピストン軸が上に上がり、上部吐出穴から圧縮空気が抜けることでピストン軸が上下運動を繰り返す。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】
【0001】
この発明は、軽量又は重量物のある弁棒を、シリンダー式摺り合せ機械を簡易に取り付けることで、ピストンの連動により弁シート面を摺り合せするものである。
【背景技術】
【0002】
従来、大型の機械式摺り合せ機器は、あつたが摺り合せが出来ない、また、工場内だけのもので、現場(既設)に対応していない弁類に対しては人力で対応していた。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは、次のような欠点があった。
(イ)機械が、箱型式摺り合せ機器で、規格外の大型、小型の弁類に対し対応出来ない。 また、工場作業場、設置式なので現場での既設配管弁類に対し対応できない。
(ロ)機械が、使えない弁類に対しては、人力で対応(ゴム、スプリング、てこ棒)等を 使い作業をおこなつていた、時間の掛かりすぎ又体力の消耗があった。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
シリンダー部(1)/ピストン軸(2)フックを設け、シリンダー部を吊り下げピストン軸フックに弁棒を吊り下げた摺り合せ機械。
本発明は、以上のような構成よりなるシリンダー式摺り合せ機械である。
【作用】
【0005】
シリンダー(1)をフックに吊り下げ、ピストン軸(2)フックに弁棒を吊り下げ反復連動を繰り返す、ことで弁シート面の摺り合せを行う。
【実施例】
【0006】
以下、本発明の実施例について説明する。
(イ)シリンダー形状の上部(1)の上端に吊りピースを(2)を下側ピストン軸端( 3)にフックを設ける。
(ロ)シリンダー本体下側(4)圧縮空気入口弁、本体上部に(5)上部吐出穴を設け る。
(ハ)シリンダー吊り下げピース(2)をフックに吊り下げ、ピストン軸端フック(3 )に弁棒を取り付ける。
本発明は、以上のような構成で、これを使用するときは、圧縮空気入口弁(4)を開放、ピストン軸(3)が上に上がり、上部吐出穴(5)より圧縮空気がぬけピストン軸(3)が上下連動を繰り返し、ピストン軸端フック(6)に取り付けられた、弁棒が摺り合せられる。
【発明の効果】
【0007】
空気圧縮による自圧縮、自連打によるシート面の摺り合せ、シリンダー本体の小型化と機動性に優れ、取り扱いについても簡易で抵抗の大きさを調整でるので、どのような人にも使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の断面図である。
【図2】 本発明の斜視実施例図である。
【符号の説明】
(1)シリンダー (4)圧縮空気入口弁
(2)ピース (5)上部吐出穴
(3)ピストン軸 (6)ピストン軸端フック

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリンダー部(1)/ピストン軸(2)にフックを設け、シリンダー部を吊下げピストン軸フックに弁棒を吊下げた摺り合せ機械。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−137176(P2012−137176A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−294919(P2010−294919)
【出願日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【出願人】(511032958)
【Fターム(参考)】