説明

シーズヒータ及びこれを用いた加熱器

【課題】 ヒータ筒体内の発熱線の局部変形状態を外観から識別可能とし、温度検知器の適所への取り付けを可能としたシーズヒータ及びこれを用いた加熱器を提供するものである。
【解決手段】 ヒータ筒体1内に発熱線2を配設すると共に、この発熱線2の両端にはヒータ筒体1端部から引き出される端子体3を接続し、ヒータ筒体1内に絶縁粉末4を充填した後にヒータ筒体1を減径加工してなるシーズヒータにおいて、一方の端子体3には、少なくともヒータ筒体1の外部に露呈する部分が他方の端子体3と識別可能な外観識別部3aを具備させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気温水器等の各種加熱器に用いられるシーズヒータに係り、特に、ヒータ筒体に温度検知器を直接取り付ける態様に有効なシーズヒータ及びこれを用いた加熱器の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電気温水器等においては、貯蔵タンク内にシーズヒータを配設し、このシーズヒータにて貯蔵タンク内に貯蔵される水を加熱するようにしたものが知られている。
この種のシーズヒータ101は、例えば図5(a)〜(d)に示すように、金属パイプ(ヒータ筒体)102内には両端に端子棒106が接続されたコイル状の発熱線103を配設すると共に、金属パイプ102内に絶縁粉末104としての酸化マグネシアを充填し、前記金属パイプ102を圧延して減径加工部102aを形成すると共に、金属パイプ102の両端開口を封口材105にて封口処理したものである。
また、金属パイプ102の周面端部寄りに例えば温度検知器107が設置される場合があり、この温度検知器107による温度情報を監視することにより、シーズヒータ101の昇温防止及び温度制御が可能である。
【0003】
【特許文献1】特開平8−148265号公報(従来の技術,実施例,図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このようなシーズヒータ101の製造工程において、シーズヒータ101に圧延を施す際、図5(c)に示すように、減径加工機としては、シーズヒータ101が挟み込まれる複数組のローラ対108を配設すると共に、各ローラ対108間のギャップをシーズヒータ101の軸方向に沿って順次挟まるように設定したもの(例えばローリングミル)が用いられる。
この減径加工時に、軸方向一端において、その内部の酸化マグネシア104は、ローラ対108によって加圧されることにより充填密度が高められると同時に、低密度の部分には高密度の部分からの押圧が作用する。これにより、シーズヒータ101内部には、軸方向に伸長する力が作用し、このとき、例えばコイル状に形成されている発熱線103の一端側はその形状が引き延ばされて局部変形してしまう。これに対し、減径加工時に、発熱線103の一端側以外の領域では、酸化マグネシア104は軸方向に対して均一に分散することになるため、発熱線103が局部的に変形することはない。
このため、減径加工を経たシーズヒータ101にあっては、発熱線103の一端側が局部変形してしまう事態を回避することが困難であり、例えば発熱線103の変形した一端側に温度検知器107を設置してしまうと、同所の発熱量は不安定になってしまうことから、温度検知結果に誤差が生じ、シーズヒータ101に対して適正な温度管理を行うことができないという懸念がある。
そこで、シーズヒータ101の外周端部寄りに温度検知器107を設置するに当たっては、発熱線103が局部変形していない側を選定することが必要になる。ところが、従前のシーズヒータ101のうち、軸方向に対して左右対称形のものにあっては、金属パイプ102内の両端には同一構造の端子棒106が設けられているに過ぎず、発熱線103が局部変形している端部がどちら側に位置するのか否か全く識別できないのが現状であった。このため、シーズヒータ101の外周端部寄りに温度検知器107を設置するに当たっては適格な位置を確実に選定することが極めて困難であった。
【0005】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、ヒータ筒体内の発熱線の局部変形状態を外観から識別可能とし、温度検知器の適所への取り付けを可能としたシーズヒータ及びこれを用いた加熱器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明は、図1(a)に示すように、ヒータ筒体1内に発熱線2を配設すると共に、この発熱線2の両端にはヒータ筒体1端部から引き出される端子体3を接続し、ヒータ筒体1内に絶縁粉末4を充填した後にヒータ筒体1を減径加工してなるシーズヒータにおいて、一方の端子体3には、少なくともヒータ筒体1の外部に露呈する部分が他方の端子体3と識別可能な外観識別部3aを具備させたことを特徴とするものである。
【0007】
このような技術的手段において、本件のシーズヒータ5は、ヒータ筒体1を減径加工したものを前提とするが、ヒータ筒体1は、一重管構造または二重管構造のいずれの態様でもよく、その形状や断面形状などは適宜選定して差し支えない。
また、発熱線2の形状は直線状、U字状などいずれでもよく、端子体3はヒータ筒体1の両端から引き出される態様を前提とする。
【0008】
更に、絶縁粉末4は発熱線2を絶縁被覆すると共にヒータ筒体1への熱伝導材として機能するものであるから、酸化マグネシア等の熱伝導率の高い材料が好ましい。
そして、この絶縁粉末4は、ヒータ筒体1を減径加工することにより充填密度が高められ、発熱線2とヒータ筒体1との間の熱伝導性を向上させることができる。
更に、封口処理に用いる封口材6としてはガラス封口材等の気密封口材を用いた気密封口処理を始め適宜選定して差し支えないが、封口処理の簡略化という観点からすれば、絶縁粉末として吸湿防止剤が混入された酸化マグネシアを使用し、前記気密封口材が含まれない簡易封口処理を施すことが好ましい。
【0009】
更に、端子体3としては、通常棒状のものが使用されるが、端子電極として機能し得るものであればどのような形態でも差し支えない。
但し、一方の端子体3には外観識別部3aを備えていることが必要である。
この外観識別部3aは、一方の端子体3のうち少なくともヒータ筒体1の外部に露呈する部分が他方の端子体3と識別可能な外観を有していることを意味する。
このとき、外観識別部3aは他方の端子体3の外部露出部と識別可能であればよく、少なくともいずれか一方の端子体3にマークを付しても差し支えないが、端子体3が通電部材であることを考慮すると、通電機能に影響しないように少なくともいずれか一方の端子体3自体に加工処理を施したものが好ましい。
【0010】
つまり、マークや加工処理がいずれか一方の端子体3に設けられている態様にあっては、マークや加工処理が施された部分、あるいは施されていない部分を外観識別部3aとして機能すればよく、マークや加工処理が両方の端子体に設けられている態様にあっては、他と異なるマークや加工処理が施された部分を外観識別部3aとして機能させればよい。
ここで、加工処理としては、端子体3表面の一部にカット処理を施したり、ローレット加工等の粗面処理を施す等適宜選定して差し支えない。
【0011】
また、外観識別部3aはヒータ筒体1の減径加工時に発熱線2の端部が局部的に変形していない側に位置する端子体3に設けられていることが好ましい。本態様によれば、完成後のシーズヒータ5に温度検知器7を取り付ける上でその取り付け側を直接的に見分けることができ、温度検知器7の設置作業を簡単に行うことができる。
【0012】
更にまた、図1(b)に示すように、両端子体3は、その表面のうち少なくともヒータ筒体1内で絶縁粉末4に面した領域に粗面処理部3bを有することが好ましい。このように、粗面処理部3bを有することは、端子体3の抜け防止及び回転防止に有効であり、更に、粗面処理を外観識別部3aに流用すれば、同一の加工工程で外観識別部3aと粗面処理部3bとを形成することが可能となる。
また、粗面処理の代表的態様としてはローレット加工が挙げられる。
【0013】
また、ヒータ筒体1表面に温度検知器7を配設する際は、発熱線2が局部変形していない側の軸方向端部寄りの外表面に設置することが好ましい。この場合、端子体3の外観識別部3aを視認することにより、ヒータ筒体1のうち温度検知器7の設置箇所を容易に判別することができる。
【0014】
更に、本発明は、シーズヒータ5に限らず、上述したシーズヒータ5が組み込まれた加熱器(電気加熱器を始め各種態様のものを含む)をも対象とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係るシーズヒータによれば、一方の端子体に他方の端子体と識別可能な外観識別部を設け、減径加工時において発熱線の端部変形が発生する一端を外部から識別可能にしたので、発熱線の局部変形が発生しない側のヒータ筒体端部表面に温度検知器を確実に設置することができ、その分、温度検知器による誤検知を有効に防止することができる。
更に、本発明において、絶縁粉末内に埋め込まれている端子体に粗面処理部を設けるようにすれば、端子体の抜け防止や回転防止の機能を発揮することができる。
また、本発明に係る加熱器によれば、適所に設置された温度検知器によりシーズヒータの発熱動作を適正に管理することができるため、安全性の高い加熱器を簡単に提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は本発明が適用されたシーズヒータの実施の形態1を示す。
同図において、シーズヒータ20は、例えば金属パイプ21内に、両端に端子棒(端子体)23,24が接続されたコイル状の発熱線22を挿入すると共に、この金属パイプ21の両端から前記端子棒23,24を外部に露呈させる一方、前記金属パイプ21内には絶縁粉末25を充填した後、金属パイプ21に減径加工を施すようにしたものである。
【0017】
本実施の形態において、金属パイプ21としては、加工性のよいステンレス、銅、アル
ミニウムなどの各種材料を使用することができ、用途に応じて耐食性などを考慮して表面処理を施すようにしてもよい。この金属パイプ21の形状としては、直線状のものが示されているが、用途に応じてU字状その他任意の形状に加工して差し支えない。
更に、発熱線22は、通常金属パイプ21の軸心に沿って配設されているが、これに限られるものではなく、任意に配設して差し支えない。
更にまた、絶縁粉末25としては、熱伝導性のよい材料が好ましく、例えば酸化マグネシア等が使用されるが、本例では、吸湿性を有する酸化マグネシアに吸湿防止材としてのシリコーン樹脂を混入したものが使用されている。
また、金属パイプ21の両端開口は簡易封口材26にて封口されている。ここで、簡易封口材26とはガラス封口材のような気密封口材を含まない封口材を指し、例えば絶縁ゴムとしてのシリコーンゴム26aと、アルミナ磁器などの碍子からなる絶縁パッキン26bとで封口するものである。
【0018】
特に、本実施の形態では、シーズヒータ20の両端に位置する端子棒23,24の構造に特徴がある。
すなわち、本実施の形態において、シーズヒータ20の一端側に位置する端子棒23(具体的には、減径加工時に発熱線22の端部が局部変形しない側に位置する端子棒23)には、金属パイプ21の外部に露呈した部分から、金属パイプ21内部の酸化マグネシア25に面した部分の表面に亘ってローレット加工等による粗面処理部23bが形成されている。
一方、シーズヒータ20の他端側に位置する端子棒24には、金属パイプ21内部の酸化マグネシア25に面した部分の表面のみにローレット加工等による粗面処理部24bが形成されており、金属パイプ21の外部に露呈した部分には、ローレット加工等の粗面処理部24bが施されていない無加工処理部24cが残存するようになっている。
このように、一方の端子棒23は外部露呈部分にも粗面処理部23bを有しており、他方の端子棒24の外部露呈部分と異なる外観になっていることから、一方の端子棒23の外部露呈部分が他方の端子棒24と識別可能な外観識別部23aとして機能するようになっている。
尚、外観識別部23aは、粗面処理部23bとは異なる加工処理部(例えば一部カット加工)を有していてもよい。
更に、本実施の形態では、外観識別部23aを有する端子棒23が露呈している側の金属パイプ21の外周端部には温度検知器27が設置されており、シーズヒータ20の昇温防止及び温度制御を可能にしている。
【0019】
次に、本実施の形態に係るシーズヒータ20の製造工程例を図3(a)〜(d)に基づいて説明する。
シーズヒータ20を製造する場合には、先ず図3(a)に示すように、発熱線22の両端に端子棒23,24が接続されてなるサブアッセンブリ28を予め構成しておき、金属パイプ21(例えばステンレス製)内に前記サブアッセンブリ28を一体として挿入配置する。
そして、図3(b)に示すように、金属パイプ21内に絶縁粉末25を充填すると共に、金属パイプ21の両端には、端子棒23,24を外部に露呈させた状態で仮栓29(例えば絶縁ゴム、絶縁紙)を施す。
この状態において、図3(c)に示すように、順次狭まるように配設した複数のローラ対33に挟み込んで金属パイプ21に圧延(減径加工)を施すことで減径加工部21aを形成する。
【0020】
このように製造されたシーズヒータ20においては、金属パイプ21の減径加工により、充填された絶縁粉末25の密度が高くなるため、端子棒23,24を通じて発熱線22に通電されると、発熱線22からの熱が絶縁粉末25を介して金属パイプ21に効率的に伝導することになり、シーズヒータ20の発熱性能は良好に保たれる。
【0021】
この減径加工を行う際、図3(c)に示すように、シーズヒータ20は外観識別部23aを有していない端子棒24の側から順次加圧されていく。
このとき、シーズヒータ20はローラ対33にて加圧されることにより、軸方向一端においてヒータ内部の絶縁粉末25は、充填密度が高くなると同時に、低密度の部分には高密度の部分からの押圧が作用する。これにより、金属パイプ21内には軸方向に対して伸長する力が作用する。このとき、コイル状に形成されている発熱線22には、この絶縁粉末の押圧による外力が作用し、これにより発熱線22は引き延ばされてしまう。
【0022】
このため、完成したシーズヒータ20に内在する発熱線22は、図3(d)に示すように一端が局部変形した形状になってしまう。ここで、外観からこの発熱線22の局部変形自体を確認することはできないが、本実施の形態においては、端子棒23に外観識別部23aを備えているため、発熱線22の局部変形が発生した側を容易に見分けることができる。
即ち、温度検知器27の取り付け時において、外観識別部23aを有する端子体23が露呈している側の金属パイプ21の外周端部に温度検知器27を設置することが容易に行われる。この温度検知器27による温度検知を行うようにすれば、シーズヒータ20の発熱状態を正確に検知することが可能になり、発熱線22が局部変形した金属パイプ21側に温度検知器27を設置した場合に生ずる誤検知を有効に回避することができる。
【0023】
◎実施の形態2
図4(a)は本発明が適用されたシーズヒータが組み込まれた電気温水器の実施の形態2を示す。
同図において、電気温水器50は、貯蔵タンク51をタンク支持脚52にて支持し、この貯蔵タンク51上部には給湯管51aを接続すると共に、その下部には吸水管51bを接続し、更に、貯蔵タンク51内にはシーズヒータ20を配設すると共に、貯蔵タンク51の外壁にシーズヒータ20を固定し、貯蔵タンク51内に内蔵された水を加熱するようにしたものである。尚、符号55は貯蔵タンク51を保温するために貯蔵タンク51の周囲を覆う保温材である。
【0024】
本実施の形態において、シーズヒータ20は、例えば図4(b)に示すように、略U字状の金属パイプ21を有し、この金属パイプ21内には両端に端子棒23,24が接続された発熱線22を挿入する一方、その金属パイプ21内に絶縁粉末25を充填し、かつ、金属パイプ21には、減径加工が施された減径加工部21aを形成し、更に、金属パイプ21の両端に簡易封口材26を施すようにしたものである。
尚、図4(b)において、シーズヒータ20は取付板60の取付孔61に挿入され、例えば溶接62にて固定される。
【0025】
本実施の形態によれば、シーズヒータ20に通電すると、シーズヒータ20が加熱される。そして、適所に設置された温度検知器27により、シーズヒータ20の発熱動作を適正に管理することが可能となり、貯蔵タンク51内の水は有効に加熱される。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】(a)は本発明に係るシーズヒータの概要を示す説明図、(b)はシーズヒータの別態様の概要を示す説明図である。
【図2】実施の形態1に係るシーズヒータを示す説明図である。
【図3】(a)〜(d)は実施の形態モデルに係るシーズヒータの製造工程例を模式的に示す説明図である。
【図4】実施の形態2に係るシーズヒータを組み込んだ電気温水器を示す説明図、(b)はそのシーズヒータの詳細を示す説明図である。
【図5】(a)〜(d)従来におけるシーズヒータの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0027】
1…ヒータ筒体,2…発熱線,3…端子体,3a…外観識別部,3b…粗面処理部,4…絶縁粉末,5…シーズヒータ,6…封口材,7…温度検知器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒータ筒体内に発熱線を配設すると共に、この発熱線の両端にはヒータ筒体端部から引き出される端子体を夫々接続し、ヒータ外筒内に絶縁粉末を充填した後にヒータ外筒を減径加工してなるシーズヒータにおいて、
一方の端子体は、少なくともヒータ筒体の外部に露呈する部分が他方の端子体と識別可能な外観識別部を有することを特徴とするシーズヒータ。
【請求項2】
請求項1記載のシーズヒータにおいて、
外観識別部は、ヒータ筒体減径加工時にて発熱線端部が局部変形していない側に位置する端子体に設けられていることを特徴とするシーズヒータ。
【請求項3】
請求項1記載のシーズヒータにおいて、
外観識別部は端子体表面を加工処理したものであることを特徴とするシーズヒータ。
【請求項4】
請求項3記載のシーズヒータにおいて、
外観識別部は端子体表面を粗面処理したことを特徴とするシーズヒータ。
【請求項5】
請求項1記載のシーズヒータにおいて、
両端子体は、その表面のうち少なくともヒータ筒体内で絶縁粉末に面した領域に粗面処理部を有することを特徴とするシーズヒータ。
【請求項6】
請求項1記載のシーズヒータにおいて、
ヒータ筒体のうち発熱線端部が局部変形していない側の軸方向端部寄りに位置する外表面に温度検知器を設けることを特徴とするシーズヒータ。
【請求項7】
請求項1ないし6いずれかに記載のシーズヒータを備えたことを特徴とする加熱器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−66261(P2006−66261A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−248466(P2004−248466)
【出願日】平成16年8月27日(2004.8.27)
【出願人】(501315762)株式会社サカエ (18)
【Fターム(参考)】