説明

シート移動装置に備えるロック装置の作動機構

【課題】ロック装置のロック状態とロックオフ状態との切り替えを安価に構成できる作動機構を提供する。
【解決手段】シート移動装置に配設されるロック装置160を作動する作動機構10であって、シート移動装置の外スライド機構150に備えるガイド151bに回動可能に取付けられる回動プレート11と、回動プレート11を付勢する付勢部材14と、付勢部材14の一端を固定する固定部材15と、シート移動装置の昇降機構に備える受止部142cとで構成されており、外スライド機構150が車両室外方向に移動する際に作動機構10の回動プレート11が昇降機構の受止部142cと接触し回動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に備えるロック装置の作動を行う機構に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両用シートの底面と車両のフロアとのロック装置、車両のバックドアに有するロック装置等に適用されるロック装置として、例えば、特許文献1に記載するロック装置が提案されている。このロック装置は、二部材の一方に固定され設置されるベース部材と、このベース部材にて支持される第1軸によって回動可能に軸支されるフックと、ベース部材によって支持される第2軸によって回動可能に軸支される追い込みプレートおよびポールと、追い込みプレートとフックとに掛けられ追い込みプレートとフックが互いに接近するように付勢する付勢バネとを備えている。ここで、ロック装置の追い込みプレートは、乗員のロック解除操作によって引っ張られる操作ケーブルの一端が連結されており、操作ケーブルの他端に連結したロック解除装置が動作することでロック装置をロック状態もしくはロックオフ状態に動作する構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−042959
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記に記載するロック装置は、ロック装置のロック状態およびロックオフ状態をロック解除装置によって行っている。ここで、ロック解除装置は、乗員のロック解除操作によって操作ケーブルが引っ張られることで追い込みプレートを動作している。このことから、ロック装置を作動する為には、ロック解除装置を備える必要があることからコストが高くなると考えられる。
【0005】
本発明は上記の課題を解決するために成されたものであって、ロック装置のロック状態とロックオフ状態との切り替えを簡易な構造にすることで安価に構成できるロック装置の作動機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
脱着可能なシート装置を車両室内外で昇降移動する昇降機構と、シート装置と連結可能で昇降機構により車両室外に移動する際に車両室内外方向へスライド移動する外スライド機構を備えるシート移動装置に配設されるロック装置の作動機構であって、外スライド機構は、シート装置を支持するシートフレームと、シート装置を連結する際にシート装置がシートフレームと略平行となるようにシート装置の方向を修正するガイドと、シートフレームと連結を可能にするロック装置と、ロック装置をロック状態およびロックオフ状態に作動する作動機構を備え、作動機構は、ガイドに回動可能に取付けられる回動プレートと、
回動プレートを付勢する付勢部材と、付勢部材の一端を固定する固定部材と、昇降機構に備える受止部とで構成されており、外スライド機構が車両室外方向に移動する際に作動機構の回動プレートが昇降機構の受止部と当接し回動することを技術的特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
請求項1記載の作動機構によれば、シート移動装置がシート装置を車両室外に移動する場合において、外スライド機構が昇降機構に対して移動するのに伴って回動プレートが昇降機構に有する受止部に接触し回動する。ここで、回動プレートは、ロック装置を作動するための動力伝達部材を備えていることから、回動することでロック装置を作動する動力伝達部材をロック装置がロックオフする方向に引っ張る。これにより、ロック装置のロックはロックオフ状態になることから簡易な構造で安価に構成可能なロック装置を作動することが可能な作動機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明のロック装置の作動機構を備えるシート移動装置の図を示す。
【図2】シート移動装置の昇降機構を示す図である。
【図3】シート移動装置の外スライド機構を示す図である。
【図4】本発明のロック装置の作動機構を示す図であって、作動機構がロック機構をロック状態にした図である。
【図5】本発明のロック装置の作動機構がロック機構をロックオフ状態にした図を示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
本発明のロック装置160の作動機構10は、車両室外では車椅子として使用され車両室内では座席として使用可能なシート装置を車両室内外に移動するシート移動装置100に配設される。
【0010】
まず、シート移動装置100について説明する。
シート移動装置100は、図1に示すように、シート装置とシート移動装置100が連結した状態である車両用シートを車体フロアに固定するフロア固定部110と、フロア固定部110に車両の進行方向前後方向にシート装置をスライド自在なスライド機構120と、車両の進行方向を向くシート装置を車両のドア開口部方向へ回転する回転機構130と、車両室内にある回転機構130から車両室外にシート装置を移動する昇降機構140と、昇降機構140によって移動可能でシート装置とシート移動装置100とを連結するロック装置160を備える外スライド機構150とで構成されている。
【0011】
フロア固定部110は、車両用シートを車両フロアに固定するものであって、車両フロア表面にドア開口部と略平行に左右一対のレール部材111を敷設する。このレール部材111は、断面を略凹形状に形成しており、凹形状内部には後述するスライド機構120を前後(レール部材の延出方向)に移動可能にするねじ軸112(図示しない)およびナット部材113(図示しない)を有し、両端に車両フロアに固定するための固定部材114を備える。この固定部材114は、車両フロアにボルトなどの締結部材により締結されることで車両用シートが車両フロアに固定される。
【0012】
スライド機構120は、シート装置を車両の進行方向に対して前後方向に移動する機構であって、フロア固定部110の一対のレール部材111に摺動可能に覆いかぶさるようにスライドベース121が設けられる。このスライドベース121は、表面(フロア固定部側の面とは対称の面)に後述する回転機構130を回転可能にする回転盤122を備え、裏面(フロア固定部側の面)に回転盤122を駆動する回転モーター123(図示しない)と、フロア固定部110のレール部材111内部に有するねじ軸112もしくはナット部材113を回転駆動するスライドモーター124とを備える。
【0013】
回転機構130は、スライド機構120に有する回転盤122を回転軸にシート装置を車両の進行方向を向く位置からドア開口部方向を向く位置との間で回転する機構であって、スライド機構120に有する回転盤122に回転可能に組付けられる回転基板131を設ける。この回転基板131は、後述する昇降機構140を動作する昇降モーター132と、昇降モーター132が駆動することで回転し昇降機構140を前後方向にスライドさせるスクリューネジ133と、回転基板131の両側面前方に回転自在に設けられ後述する外スライド機構150を昇降する際に昇降機構140を支持するガイドローラー134とを備える。
【0014】
昇降機構140は、車両室内に備えるフロア固定部110と車両室外にあるシート装置下降位置との間で後述する外スライド機構150を昇降する機構であって、図2に示すように、外スライド機構150昇降時に回転機構130に有するガイドローラー134に支持されながら駆動する一対のリンク機構141と、リンク機構141の前端間に掛け渡されるように有する前端固定部材142と、リンク機構141の後端間に掛け渡されるように有する後端固定部材143とを備える。
【0015】
前端固定部材142は、上面に外スライド機構150を車両室内外方向に駆動するための動力であるギヤードモーター142aと、両端上面に外スライド機構150に有するベースフレーム151両端下面に設けられた案内部材をスライド自在に嵌合するレール部材142b(図示しない)と、後述する作動機構10に備える回動プレート11のストッパー13を受け止める受止部142cが取付けられる。ここで、受止部142cは、上方(後述する外スライド側)に延出するブラケットであって、作動機構10の回動プレートが回動行う際に接触することのない高さとし、回動プレート11に備えるストッパー13を受け止めることが可能に形成することとする。
【0016】
後端固定部材143は、回転機構130に有するスクリューネジ133がねじ込まれて連結する連結部143aが取付けられる。
【0017】
外スライド機構150は、シート装置とシート移動装置100とを連結可能にする機構であって、図3に示すように、シート装置を支持するベースフレーム151と、昇降機構140に有する前端固定部材142のギヤードモーター142aに噛合可能に形成する面を有するブラケット152を備える。ここで、ベースフレーム151は、両端下面に昇降機構の前端固定部材142のレール部材142bに嵌合可能な案内部材151a(図示しない)を有し、前方下面略中央にシート装置に有するストライカ20と係合可能なロック装置160を設け、後方上面略中央にシートホルダーに有する嵌合部に嵌合可能にガイド151bを設け、このガイド151b近傍に作動機構10を設ける。ここで、ガイド151bは作動機構10の回動プレートを回動可能に係合する。
【0018】
ロック機構160は、シート装置に備えるストライカ20と係合することで外スライド機構150に対するシート装置の前後方向の位置を規制する機構であって、ストライカ20が挿入可能な溝部161aを形成するベース161と、ベース161に回転自在に支持されるフック162と、ベース161に回転自在に支持されフック162に形成された作動面に当接するカム163aが形成されたカム部材163と、カム163aが作動面163bを押圧する方向にカム部材163を付勢する付勢部材164とを備える。ここで、カム部材163は、後述する作動機構10に連結する動力伝達部材30の一端30bが連結されており、ベース161にストライカ20が係合しフック162がストライカ20を保持するように可動した際に、動力伝達部材30の一端30bを引っ張ることとなる。
【0019】
次に、本発明に係わる作動機構10について説明する。
作動機構10は、図4に示すように、外スライド機構150後方でガイド151bの近傍に設けられる。この作動機構10は、外スライド機構150のガイド151bを回動中心とする回動プレート11と、回動プレート11から上方に延出するピン12および下方に延出するストッパー13と、一端をピン12に係合し回動プレート11を付勢する付勢部材14と、付勢部材14の一端を係合しガイド151b側方のベースプレーム151に固定される固定部材15とを備える。
【0020】
回動プレート11は、外スライド機構150がギヤードモーター142aによって移動する際に外スライド機構150に有するガイド151bを回動中心として回動する部材であって、一端を外スライド機構150に有するガイド151bに回動自在に係合し、他方の端部近傍にロック装置160の作動を行う動力伝達部材30の一端30aを連結している。また、回動プレート11は、略中央付近に上方(外スライド機構150がシート装置と連結時においてシート装置側)に延出するピン12を備え、ピン12と動力伝達部材30が連結される回動プレート11の端部との略中間位置に下方(昇降機構140の前端固定部材142側)に延出するストッパー13を備える。
【0021】
ここで、回動プレート11に有するピン12は、後述する付勢部材14によって付勢されている。
【0022】
また、回動プレート11に有するストッパー13は、外スライド機構150がギヤードモーター142a駆動時に外スライド機構150が昇降機構140の前端固定部材142に対して前後方向(車両室内外方向)に移動する際に昇降機構140の前端固定部142に有する受止部142cに接触することで、回動プレート11が回動しロック装置160を作動する動力伝達部材30の一端30aを引っ張ることとなる。
【0023】
付勢部材14は、一端14aを回動プレート11のピン12に係合し他端14bを後述する固定部材15に係合している。この付勢部材14は、ロック装置160がストライカ20と係合している状態において、回動プレート11をロック装置160がロック状態になる方向へ付勢している。これによって、ロック装置160と作動機構10を連結する動力伝達部材30は、回動プレート11が付勢されることでロック装置160側の動力伝達部材30の一端30bを押し出した状態とすることが可能である。
【0024】
固定部材15は、外スライド機構150に有するガイド151bの側方のベースフレーム151に固定され付勢部材14の一端14bを係合する。
【0025】
以下に本発明の作動機構10がロック装置160をロックオフ状態にする手順について説明する。
【0026】
作動機構10は、車両室内にシート装置とシート移動装置100が連結された状態にあるシート装置を車両室外に移動し連結を解除する際に、ロック装置160をロックオフ状態にする。
【0027】
乗員は、シート装置を車両室外に移動するためにシート移動装置100を駆動するスイッチを操作することで、シート装置を車両室外に移動する動作を開始する。スイッチが操作されるとシート移動装置100は、スライド機構120のスライドモーター124を駆動することで、スライドベース121をシート装置が回転可能な位置まで移動する。
【0028】
シート移動装置100は、シート装置が回転可能な位置まで到達するとスライド機構120に有する回転モーター123が回転盤122を回転することで、回転機構130の回転基板131を車両の進行方向からドア開口部方向まで回転するためシート装置の向きが変わる。
【0029】
シート装置の向きが変わるとシート移動装置100は、回転機構130に有する昇降モーター132を駆動して外スライド機構150を車両室外の所定の下降位置までシート装置を移動する。この際、昇降機構140の後端固定部材143は、連結部143aがスクリューネジ133の回転に伴って移動することにより、車両室外方向へ移動することとなる。
【0030】
ここで、昇降機構140のリンク機構141は、回転機構130に有するガイドローラー134を摺動しながら、前端固定部材142を車両室外の所定の下降位置まで外スライド機構150を下降する。この際、外スライド機構150は、昇降機構140の前端固定部材142が車両室外の所定の下降位置付近に到達すると、前端固定部材142に有するギヤードモーター142aが回転を開始することで昇降機構140の前端固定部材142に対して前方向(車両室外方向)へ移動する。
【0031】
作動機構10は、外スライド機構150が昇降機構140の前端固定部材142に対して前方向(車両室外方向)へ移動すると、回動プレート11に有するストッパー13が前端固定部材142に備える受止部142cに接触することで、ガイド151bを回動中心として回動プレート11が回動する。そのため、回動プレート11に連結される動力伝達部材30の一端30aは、ロック装置160をロックオフする方向へ引っ張られることになる。これにより、ロック装置160のカム部材163は、ロックオフする方向へ可動するため、フック162がベース161の溝部161aを開口状態にするように可動してロック装置160をロックオフ状態にする。(図5)
【0032】
シート装置は、シート移動装置100に備える作動機構10によりロック装置160がロックオフ状態になると、車輪を展開して車輪の駆動を操作する操作装置を操作することで、車両室外を自在に走行することが可能となる。
【0033】
次に、本発明の作動機構10がロック装置160をロック状態にする手順について説明する。
【0034】
作動機構10は、車両室外に在るシート装置を車両室内に在るシート移動装置100と連結する際にロック装置160をロック状態にする。
【0035】
車両室外を自在に走行したシート装置は、シート装置に着座する乗員に対して後方からシート移動装置100の外スライド機構150が挿入されることで、シート移動装置100との連結を開始する。ここで、シート移動装置100に備えるロック装置160は、シート装置に備えるストライカ20と係合可能なようにロックオフ状態となっている。
【0036】
このロック装置160は、シート装置が後進することでストライカ20と係合する構造となっており、ストライカ20がフック162に形成された作動面と接触しフック162の作動面をベース161に形成する溝部161aの底面部まで移動することで、ベース161に形成する溝部161aを閉じた状態としストライカ20を保持する。この状態のロック装置160は、ストライカ20と係合することでロック状態に移行するためカム部材163が動力伝達部材30の一端30bを引っ張ることになるが、作動機構10の回動プレート11がロック装置160をロックオフする方向へ回動している状態であるため、半ロック状態でシート装置とシート移動装置100とを連結している。
【0037】
シート移動装置100は、シート装置との連結が半ロック状態において、昇降機構140の前端固定部材142に備えるギヤードモーター142aを駆動することで、昇降機構140の前端固定部材142に対して後方向(車両室内方向)へ移動する。
【0038】
ここで作動機構10は、外スライド機構150が昇降機構140の前端固定部材142に対して後方向(車両室内方向)へ移動するにつれて、回動プレート11をロック装置160がロック状態になる方向へ回動する。この際、外スライド機構150が所定の位置まで後方向(車両室内方向)へ移動すると、作動機構10の回動プレート11に備えるストッパー13は、昇降機構140の前端固定部材142に備える受止部142cとの接触が解除される。作動機構10の回動プレート11は、ストッパー13が昇降機構140の前端固定部材142に備える受止部142cとの接触が解除されると、作動機構10の固定部材15とピン12とで係合される付勢部材14によって、元の位置(所定の位置)まで回動する。回動プレートが元の位置(所定の位置)まで回動を行うと、動力伝達部材30の一端30aが引っ張られることによりストライカ20をロック装置160にて完全に保持したロック状態になる。(図4)
【0039】
シート移動装置100は、作動機構10によりシート装置とシート移動装置100とが連結されると、回動機構130に備える昇降モーター132を駆動して、回転機構130のスクリューネジ133を回転し昇降機構140の後端固定部材143の連結部143aを移動することで、昇降機構140の前端固定部材142を車両室内の回転機構130まで引き上げる。
【0040】
シート移動装置100の回転機構130は、昇降機構140の前端固定部材142が回転機構130まで引き上げられると、スライド機構120に備える回転モーター123が回転盤122を回転することで、回転機構130の回転基板131をドア開口部方向から車両の進行方向までシート装置の向きを変更する。
【0041】
シート装置の向きを変更したシート移動装置100は、スライド機構120のスライドモーター124を駆動することで、シート装置を車両室外に移動する前のスライド位置まで移動する。
【符号の説明】
【0042】
10 作動機構
11 回動プレート
12 ピン
13 ストッパー
14 付勢部材
15 固定部材
20 ストライカ
30 動力伝達部材
100 シート移動装置
110 フロア固定部
120 スライド機構
130 回転機構
140 昇降機構
142 前端固定部材
142c 受止部
150 外スライド機構
151 ベースフレーム
151b ガイド
160 ロック機構
161 ベース
162 フック
163 カム部材


【特許請求の範囲】
【請求項1】
脱着可能なシート装置を車両室内外で昇降移動する昇降機構と、
前記シート装置と連結可能で前記昇降機構により車両室外に移動する際に車両室内外方向へスライド移動する外スライド機構を備えるシート移動装置に配設されるロック装置の作動機構であって、
前記外スライド機構は、前記シート装置を支持するシートフレームと、
前記シート装置を連結する際に前記シート装置が前記シートフレームと略平行となるように前記シート装置の方向を修正するガイドと、
該シートフレームと連結を可能にするロック装置と、
該ロック装置をロック状態およびロックオフ状態に作動する作動機構を備え、
前記作動機構は、前記ガイドに回動可能に取付けられる回動プレートと、
該回動プレートを付勢する付勢部材と、
該付勢部材の一端を固定する固定部材と、
前記昇降機構に備える受止部とで構成されており、
前記外スライド機構が車両室外方向に移動する際に前記作動機構の回動プレートが前記昇降機構の前記受止部と接触し回動することを特徴とするロック装置の作動機構。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−214194(P2012−214194A)
【公開日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−100995(P2011−100995)
【出願日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(000143639)株式会社今仙電機製作所 (258)
【Fターム(参考)】