説明

シール構造

【課題】フランジ付の筒体と当該筒体の開口端を閉塞するキャップとの間を確実にシールでき、かつ、コスト低減を図ることが可能なシール構造を提供することである。
【解決手段】筒部1aと開口端を外方に彎曲して形成した筒部1aに連なるフランジ1bとを備えた筒体1と、筒体1のフランジ1bに衝合する段部3を備えて筒体1の開口部に挿入されて筒体1の開口部を閉塞するキャップ2と、筒体1とキャップ2との間を環状のシール部材11でシールするシール構造において、段部3にフランジ1bに対面するとともにシール部材11を収容する環状溝2fを設け、シール部材11は、筒体1における筒部1aとフランジ1bとの境に形成される彎曲面1cとキャップ2における環状溝2fの底部に密着する内周シール部12と、筒体1におけるフランジ1cとキャップ2における環状溝2fの底部に密着する外周シール部13とを備えたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シール構造の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に風雨に晒される可能性のある部位に適用されるモータにあっては、モータ内部への雨水等に侵入を防止すべく、ロータおよびステータを保持する円筒状のケースと、ケースの開口端を閉塞するキャップとの間に環状のシール部材たるOリングを設けている。
【0003】
そして、多くの場合、ケースは開口端が外方に折り曲げられて形成されるフランジを持ち、キャップはケース内に挿入されるガイド筒とケースのフランジに対面する段部と備え、Oリングはキャップにおけるガイド筒と段部で作られる角部とケースのフランジ内周側の折り曲げ部分とで形成される環状隙間内に圧縮状態で収容されるようになっている。
【0004】
すなわち、Oリングは、キャップの上記角部とケースの折り曲げ部分とで圧縮された状態で、キャップとケースの双方に密着してキャップとケースとの間をシールし、モータ内に水等が侵入することを防止するようにしている(たとえば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−95207号公報(段落番号0013から0014まで、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような従来のシール構造においては、ケースが有底筒状であるため深絞りプレス加工によって形成されることが多く、フランジの内周の折り曲げ部に皺がよったり、折り曲げ部が歪んだりするので、Oリングを単にキャップの角部と折り曲げ部との間に形成される空間に収容するだけでは、密閉性に不安が残る。
【0006】
そこで、従来のシール構造では、折り曲げ部を切削してテーパ面を形成し、折り曲げ部に生じた皺や歪みを取り除き、当該テーパ面にOリングを衝き当てることによってシールの信頼性を確保するようにしている。
【0007】
したがって、従来のシール構造では、ケースの加工に手間がかかり、加工コストの面でも不利となる危惧がある。
【0008】
そこで、本発明は上記不具合を解消するために創案されたものであって、その目的とするところは、フランジ付の筒体と当該筒体の開口端を閉塞するキャップとの間を確実にシールでき、かつ、コスト低減を図ることが可能なシール構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した目的を達成するため、本発明におけるシール構造は、筒部と筒部の開口端を外方に彎曲して形成したフランジとを備えた筒体と、筒体のフランジに衝合する段部を備えて筒体の開口部に挿入されて筒体の開口部を閉塞するキャップと、筒体とキャップとの間を環状のシール部材でシールするシール構造において、キャップにおける段部にフランジに対面するとともにシール部材を収容する環状溝を設け、シール部材は、筒体における筒部とフランジとの境に形成される彎曲面とキャップの環状溝の底部に密着する内周シール部と、筒体のフランジとキャップの環状溝の底部に密着する外周シール部とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、キャップの環状溝内に収容されるシール部材が、筒体の彎曲面とキャップの環状溝の底部とに密着する内周シール部と、筒体のフランジとキャップの環状溝の底部とに密着する外周シール部とを備えており、内周シール部にあっては外周シール部から独立して彎曲面と環状溝とに密着して筒体とキャップとの間をシールし、外周シール部にあっても内周シール部から独立して筒体とキャップとの間をシールするので、筒体の彎曲面に皺や歪みが生じていても筒体とキャップとの間を確実にシールすることができる。
【0011】
加えて、このシール構造では、内周シール部にあっては彎曲面への当接面および環状溝への当接面の二箇所でシールに必要な面圧を外周シール部から独立して確保でき、外周シール部にあってもフランジへの当接面および環状溝への当接面の二箇所でシールに必要な面圧を内周シール部から独立して確保することができるので、シールの信頼性が向上する。
【0012】
したがって、筒体を深絞りプレス加工によって成形するような場合にあっても、彎曲面を切削するなどしてシールに向く平滑な面に仕上げるような後加工を要しないから、加工コストを低減することができる。換言すれば、筒体の加工を安価な加工方法である深絞りプレス加工を選択することができるのである。
【0013】
すなわち、このシール構造によれば、フランジ付の筒体たるケースと当該ケースの開口端を閉塞するキャップとの間を確実にシールでき、かつ、コスト低減を図ることが可能となるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1は、一実施の形態におけるシール構造が具現化したモータの縦断面図である。図2は、一実施の形態におけるシール構造が具現化したキャップの斜視図である。図3は、一実施の形態におけるシール構造が具現化したグロメットとシール部材の斜視図である。図4は、一実施の形態におけるシール構造が具現化したシール部材の縦断面図である。図5は、一実施の形態におけるシール構造が具現化したモータのシール部における面圧分布を説明する図である。図6は、一実施の形態の一変形例におけるシール構造が具現化したシール部材の縦断面図である。図7は、一実施の形態の他の変形例におけるシール構造が具現化したシール部材の縦断面図である。図8は、一実施の形態の別の変形例におけるシール構造が具現化したシール部材の縦断面図である。
【0015】
図1に示すように、一実施の形態におけるシール構造は、たとえば、モータMに具現化され、このモータMは、筒体たる有頂筒状のケース1と、ケース1の開口部を閉塞する環状のキャップ2と、ケース1とキャップ2との間に介装されてケース1とキャップ2とで挟持されるグロメット10と、グロメット10に一体成形されてケース1とキャップ2との間をシールするシール部材11と、キャップ2の内周に保持されたボールベアリング20およびケース1の図1中上方に嵌合されるボールベアリング21を介してケース1内に回転自在に収容されるシャフトSと、シャフトSに固定したコア9に巻装したコイル5と、コイル5に接続されシャフトSに固定される整流子7と、キャップ2の内周側に固定され整流子7に当接するブラシ8と、ケース1の内周に固定されてコイルに対向する複数の永久磁石6とで構成され、このモータMの場合、直流ブラシ付モータとされ、コイル5に通電する為のリード線17は、上記ブラシ8に接続されている。
【0016】
以下、詳細に説明すると、筒体たるケース1は、有頂筒状に形成されており、頂部が閉塞される筒部1aと、開口端を外方に彎曲して形成した筒部1aに連なるフランジ1bと、筒部1aとフランジ1bとの境に形成される彎曲面1cとを備えて構成されている。
【0017】
他方、キャップ2は、図1および図2に示すように、肉厚に形成した環状のキャップ本体2aと、キャップ本体2aの内周側から起立する筒状のガイド筒2bと、キャップ本体2aの内周に連なる蓋部2cと、蓋部2cの中央に形成されてシャフトSが挿通される透孔2dと、蓋部2cの透孔2dの周囲に設けたボールベアリング21を保持する保持部2eと、キャップ本体2aの図1中上端であってガイド筒2bの外周に設けられる環状溝2fと、ガイド筒2bからキャップ本体2aにかけて設けられてグロメット10が収容される切欠2gとを備えて構成されている。
【0018】
そして、図1に示すように、キャップ2のガイド筒2bをケース1の筒部1a内に挿入し、キャップ本体2aの上端をケース1のフランジ1bに衝合させた状態で、キャップ2をケース1に固定する。すなわち、キャップ本体2aの上端が筒体たるケース1のフランジ1bに衝合する段部3である。
【0019】
また、キャップ2の内方には、図1に示すように、ボールベアリング20およびブラシ8が固定され、さらに、切欠2g内にグロメット10が収容されるとともに環状溝2f内にシール部材11が収容される。
【0020】
グロメット10は、弾性な樹脂材料やゴム等の材料で上記したキャップ2の切欠2gに隙間なく装着できるように切欠2gに符合する形状とされる本体10bと、本体10bの上方に突設されてケース1の筒部1aの内周に密着する舌部10cとを備え、特に、本体10bは、この場合、図3に示すように、略直方体状とされている。さらに、このグロメット10は、本体10bの図3中上端であって舌部10cの付根でシール部材11と一体化されており、シール部材11は、グロメット10をキャップ2の切欠2gに装着すると環状溝2f内に収容されるようになっている。
【0021】
また、グロメット10は、モータMの内外を連通するリード線引出用の孔10aが設けられており、当該孔10aを介してリード線17は、モータMの外方へ導出されている。
【0022】
そして、グロメット10に一体化されるシール部材11は、シールに向くよう弾性な樹脂材料やゴム等の材料で形成されるとともに環状とされ、図4に示すように、内周シール部12と外周シール部13とを備えている。
【0023】
内周シール部12は、図4中上方側に突出してケース1の彎曲面1cに密着するリップ12aと、断面外縁が円弧状に下方側へ張り出して環状溝2fの底部内周側に密着するヒール12bとを備えて断面略水滴形状とされ、他方の外周シール部13は、断面外縁が円弧状に上方側へ張り出してフランジ1bの下面に密着する爪先上部13aと、同じく断面外縁が円弧状に上方側へ張り出して環状溝2fの底部外周側に密着する爪先下部13bとを備えて断面略円状とされ、内周シール部12の内周側と外周シール部13の外周側とで一体化され概ね断面瓢箪型の一つのシール部材11を構成している。
【0024】
また、このシール部材11がグロメット10に一体化されている部分については、シール部材11の上部、つまり、リップ12aと爪先上部13aがグロメット10の上部に膨出されるようにして一体とされている。
【0025】
そして、上記のシール部材11は、環状溝2f内に収容され、ケース1にキャップ2を取付けてキャップ本体2aの上端である段部3をケース1のフランジ1bに衝合させると、図5に示すように、彎曲面1cおよびフランジ1bの下面に押しつぶされて変形し、内周シール部12のリップ12aがケース1の彎曲面1cに密着するとともにヒール12bが環状溝2fの底部内周側に密着し、外周シール部の爪先上部13aがフランジ1bの下面に密着するとともに爪先下部13bが環状溝2fの底部外周側に密着することになる。内周シール部12のリップ12aと彎曲面1cとの当接面の面圧は図5中その大きさを長さで示した範囲Aに示すように、内周シール部12のヒール12bと環状溝2fの底部との当接面の面圧は図5中同じく範囲Bに示すように、外周シール部13の爪先上部13aとフランジ1cとの当接面の面圧は図5中同じく範囲Cに示すように、外周シール部13の爪先下部13bと環状溝2fの底部との当接面の面圧は図5中同じく範囲Dに示すように、それぞれ分布しており、たとえば、リップ12aと彎曲面1cとの当接面の面圧は彎曲面1cの中央付近で最大となっている。
【0026】
また、シール部材11が上述のように押しつぶされた状態で、図5に示したように、リップ12a、ヒール12b、爪先上部13aおよび爪先下部13bの各部においてシールに必要な面圧が確保される。なお、内周シール部12は、彎曲面1cに当接するので、環状溝2fの内周側へ押圧されて内周シール部12の環状溝2fの内周側側壁への当接面にも図5中範囲Eに示すように面圧が生じて、当該当接面もシールされることになる。
【0027】
このように、本シール構造にあっては、キャップ2の環状溝2f内に収容されるシール部材11が、ケース1の彎曲面1cと環状溝2fの底部とに密着する内周シール部12と、フランジ1bと環状溝2fの底部とに密着する外周シール部13とを備えており、内周シール部12にあっては外周シール部13から独立して彎曲面1cと環状溝2fとに密着してケース1とキャップ2との間をシールし、外周シール部13にあっても内周シール部12から独立してケース1とキャップ2との間をシールするので、ケース1の彎曲面1cに皺や歪みが生じていてもケース1とキャップ2との間を確実にシールすることができる。
【0028】
加えて、このシール構造では、内周シール部12にあっては彎曲面1cへの当接面および環状溝2fへの当接面の二箇所でシールに必要な面圧を外周シール部13から独立して確保でき、外周シール部13にあってもフランジ1bへの当接面および環状溝2fへの当接面の二箇所でシールに必要な面圧を内周シール部12から独立して確保することができるので、シールの信頼性が向上する。
【0029】
したがって、ケース1を深絞りプレス加工によって成形するような場合にあっても、彎曲面1cを切削するなどしてシールに向く平滑な面に仕上げるような後加工を要しないから、加工コストを低減することができる。換言すれば、ケース1の加工を安価な加工方法である深絞りプレス加工を選択することができるのである。
【0030】
すなわち、このシール構造によれば、フランジ付の筒体たるケース1と当該ケース1の開口端を閉塞するキャップ2との間を確実にシールでき、かつ、コスト低減を図ることが可能となるのである。
【0031】
また、シール部材11が環状溝2f内に収容されるので、ケース1の筒部1aとガイド筒2bとの間で噛み込まれる事もないので、組付け不良によってシール不良を来たす虞もない。
【0032】
さらに、ケース1が彎曲面1cを備えているので、シール1にキャップ2を嵌め込むと、シール部材11におけるリップ12aを内周側へ引き寄せるので、リップ12aにおける面圧を大きくする事ができ、より一層シール性が向上する。
【0033】
つづいて、シール性をより向上させるには、たとえば、図6に示すように、外周シール部13における爪先上部13aの先端にフランジ1b側に突出する凸部13cを設けるとともに、爪先下部13bの先端に環状溝2f側に突出する凸部13dとを設けてもよい。
【0034】
この場合、凸部13c,13dが押しつぶされて、凸部13c,13dにおける接触面圧が大きくなるので、よりシール性が向上することになる。
【0035】
また、内周シール部12のヒール12cの形状を、図7に示すように、環状溝2fの内周側の形状に沿う断面略矩形の形状としてもよく、このようにすることで、環状溝2fの内周側に隙間なく内周シール部12のヒール12cを密着させる事ができ、よりシール性が向上することになる。
【0036】
さらに、内周シール部12のリップ12aの外周側に、図8に示すように、
筒体たるケース1の彎曲面1c側に突出する第二リップ12dを設けてもよく、この場合には、リップ12aのみならず第二リップ12dをも彎曲面1cに密着させることができるので、よりシール性が向上することになる。
【0037】
なお、本実施の形態においては、シール部材11とグロメット10とが一体とされているので、グロメット10とシール部材11を一度に成形する事ができるとともに、部品点数がその分少なくなり、モータMの組立も簡単となる点で有利となるが、シール部材11とグロメット10とを別体としてもよい。
【0038】
また、上記したところでは、本発明のシール構造が特にモータに具現化した場合について説明したが、筒体内に電気機器を収納する場合の他、特に、筒体とキャップとの間をシールする場合に、本発明のシール構造を適用可能なことは無論である。
【0039】
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】一実施の形態におけるシール構造が具現化したモータの縦断面図である。
【図2】一実施の形態におけるシール構造が具現化したキャップの斜視図である。
【図3】一実施の形態におけるシール構造が具現化したグロメットとシール部材の斜視図である。
【図4】一実施の形態におけるシール構造が具現化したシール部材の縦断面図である。
【図5】一実施の形態におけるシール構造が具現化したモータのシール部における面圧分布を説明する図である。
【図6】一実施の形態の一変形例におけるシール構造が具現化したシール部材の縦断面図である。
【図7】一実施の形態の他の変形例におけるシール構造が具現化したシール部材の縦断面図である。
【図8】一実施の形態の別の変形例におけるシール構造が具現化したシール部材の縦断面図である。
【符号の説明】
【0041】
1 筒体たるケース
1a ケースにおける筒部
1b ケースにおけるフランジ
1c ケースにおける彎曲面
2 キャップ
2a キャップにおけるキャップ本体
2b キャップにおけるガイド筒
2c キャップにおける蓋部
2d キャップにおける透孔
2e キャップにおける保持部
2f キャップにおける環状溝
2g キャップにおける切欠
3 キャップにおける段部
5 コイル
6 永久磁石
7 整流子
8 ブラシ
9 コア
10 グロメット
10a グロメットにおける孔
10b グロメットにおける本体
10c グロメットにおける舌部
11 シール部材
12 シール部材における内周シール部
12a 内周シール部におけるリップ
12b,12c 内周シール部におけるヒール
12d 内周シール部における第二リップ
13 外周シール部
13a 爪先上部
13b 爪先下部
13c,13d 凸部
17 リード線
20,21 ボールベアリング
M モータ
S シャフト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒部と筒部の開口端を外方に彎曲して形成したフランジとを備えた筒体と、筒体のフランジに衝合する段部を備えて筒体の開口部に挿入されて筒体の開口部を閉塞するキャップと、筒体とキャップとの間を環状のシール部材でシールするシール構造において、キャップにおける段部にフランジに対面するとともにシール部材を収容する環状溝を設け、シール部材は、筒体における筒部とフランジとの境に形成される彎曲面とキャップの環状溝の底部に密着する内周シール部と、筒体のフランジとキャップの環状溝の底部に密着する外周シール部とを備えたことを特徴とするシール構造。
【請求項2】
内周シール部は、筒体の彎曲面側に突出するリップを備えたことを特徴とする請求項1に記載のシール構造。
【請求項3】
外周シール部は、筒体のフランジ側に突出する凸部とキャップの環状溝側に突出する凸部とを備えてなることを特徴とする請求項1または2に記載のシール構造。
【請求項4】
内周シール部の環状溝側の形状を環状溝に沿う形状としたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシール構造。
【請求項5】
内周シール部は、リップより外周側に筒体の彎曲面側に突出する第二リップを備えたことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のシール構造。
【請求項6】
筒体がステータおよびロータを収容するモータのケースであって、シール部材はケースとキャップとで挟持されるリード線引出用グロメットに一体とされることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のシール構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−2477(P2009−2477A)
【公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−166008(P2007−166008)
【出願日】平成19年6月25日(2007.6.25)
【出願人】(000000929)カヤバ工業株式会社 (2,151)
【Fターム(参考)】