説明

ディジタル放送録画装置

【目的】 ディジタル放送のディジタル記録において、番組の所望部分の記録を頭切れ等の不具合を生じずに行うことができるディジタル放送録画装置を提供することを目的とする。
【構成】 ES判別・複数ES供給部8は、デマルチプレクサ3が出力した時分割多重状態のストリームに含まれるエレメンタリストリームの数及び/又は種類を検出し、この検出結果をコントローラ7に与える。コントローラ7は、ES判別・複数ES供給部8からの検出結果に基づいて目的部分か目的外部分かを判断し、この判断に基づいてトラック化に必要な情報(トラック番号,開始情報,終了情報)を録画処理部9に出力する。録画処理部9はES判別・複数ES供給部8から供給された時分割多重状態のストリームを記録するに際して上記トラック化に必要な情報を挿入記録する。再生処理部12では、例えば、目的部分のみ再生するといった処理が実行される。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル放送をディジタル記録するディジタル放送録画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号圧縮技術を用いて映像・音声信号を圧縮するとともに、複数番組の映像・音声ディジタル信号を時分割多重したトランスポート・ストリームをトランスポンダ(衛星中継器)を経由して放送するディジタル放送がある。一方、このようなディジタル多チャンネル放送を受信する放送受信装置は、専用のアンテナを通して受け取ったディジタル放送の複数のトランスポンダのなかから一つをチューナによって選択し、この一つのトランスポンダに含まれる複数のチャンネルのうち任意のものをデマルチプレクス処理によって選択し、この選択したチャンネルのディジタル信号をデコードすることによって映像・音声信号を出力するようになっている。
【0003】そして、このようなディジタルテレビ放送では、従来のアナログ放送と同様に映像や音声を送信することに加え、サービス情報(番組名、番組内容、番組開始時間、番組終了時間など)も送信し、放送受信装置側ではOSD(オンスクリーンディスプレイ)機能及びEPG(Electronic Program Guide)機能を備えることにより、多チャンネルディジタル放送のなかから視聴者が望む番組を効率よく選択できるようになっている。更に、このようなディジタルテレビ放送においては、電子マガジンや電子新聞、オンデマンドビデオ配信サービス、或いは複数のカメラからの映像をユーザが任意に切り換えて視聴できるマルチアングルなど、様々なサービスが考えられている。ここで、上記マルチアングルにおいては、一つの番組(チャンネル)に複数のビデオES(エレメンタリストリーム)及び複数のオーディオES(エレメンタリストリーム)が存在し得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アナログ放送を受信して記録する在来のビデオカセットレコーダにおいては、番組のなかのCM放送部分を判断する機能を備え、CM放送中には録画信号の生成を停止すると共にテープ走行を停止し(スタンバイ状態)、番組のなかの番組本体部分のみを録画できるようにしたものが知られている。しかしながら、このようなビデオカセットレコーダでは、テープを傷つけないためにスタンバイ中に一定時間が過ぎても録画が開始されないときには、スタンバイ状態が解除されることになる。このような場合、番組本体部分の放送が開始されてから録画状態に移行するため、番組本体部分の頭切れが起こる。
【0005】この発明は、ディジタル放送のディジタル記録において、番組の所望部分の記録を頭切れ等の不具合を生じずに行うことができるディジタル放送録画装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のディジタル放送録画装置は、上記の課題を解決するために、ディジタル放送をディジタル記録するディジタル放送録画装置において、チューナによって選択されたトランスポートストリームのなかから一つのチャンネルに含まれる時分割多重状態のストリームを出力する出力手段と、前記時分割多重状態のストリームに含まれるエレメンタリストリームの数及び/又は種類を検出する検出手段と、前記時分割多重状態のストリームを記録していく記録手段と、ユーザーの指定に合致するエレメンタリストリームの数及び/又は種類を持つ時分割多重状態のストリームの部分を目的部分とし、それ以外を目的外部分であると判断し、前記記録手段にて時分割多重状態のストリームを記録していく際に目的部分と目的外部分との境目に識別情報を付与して区別化する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】例えば、マルチアングル番組においては、番組本体の放送中における時分割多重状態のストリームに含まれているエレメンタリストリームの数及び/又は種類とCM放送中における時分割多重状態のストリームに含まれているエレメンタリストリームの数及び/又は種類に違いが生じ得る。このような違いを検出手段が検出し、区別化する手段が目的部分(例えば番組本体)と目的外部分(例えばCM部分)との境目に識別情報を付与して区別化し、記録手段がこの区分化されたものを記録していく。すなわち、一つの番組中の時分割多重状態のストリーム(目的部分及び目的外部分の両方を含む)を記録するから、目的部分の頭切れといった不具合も生じ得ないし、また、目的外部分の視聴を可能にする余地を残すことになる。そして、前記区分化された時分割多重状態のストリームのなかで目的部分のみを再生させる再生制御手段や前記区分化された時分割多重状態のストリームのなかで目的部分のみを編集記録する編集記録手段を備えることによって、目的外部分をカットした再生や編集記録が簡単に行えることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明するが、ここではユーザがBS(Broadcasting via Satellite)ディジタル放送を受信する場合を例示している。
【0009】図1はBSディジタル放送を受信するこの実施形態のディジタル放送録画装置20を示したブロック図である。
【0010】アンテナ1は、屋外において所定の方向に向けて配置されており、BSから送られてくるディジタル放送信号を受信する。このアンテナ1は、一般に周波数変換器を備え、受信/周波数変換した信号をチューナ2に与える。
【0011】チューナ2は、映像・音声データを含む高周波ディジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出す。すなわち、ディジタル放送の複数のトランスポンダのなかから一つを選択する処理を行う。また、チューナ2は、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路などを備えることにより、選択したディジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する。
【0012】デマルチプレクサ(DEMUX)3は、チューナ2から受け取ったトランスポート・ストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group2)のビデオES(エレメンタリストリーム)、オーディオES(エレメンタリストリーム)、およびPSI(Program Specific Information)に分離する。デマルチプレクサ3は、PSIに含まれる各種情報をコントローラ7に供給すると共に、コントローラ7にて指定されたES(指定ES)をAVデコーダ4に供給する。なお、前述のごとく、トランスポート・ストリームには複数のチャンネルが多重化されており、このなかから任意のチャンネルの映像/音声を選択するための処理は、前記PSIから任意のチャンネルの映像/音声がトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているかといったデータを取り出すことで可能となる。また、選択した一つのチャンネルに含まれる時分割多重状態のストリームから任意のエレメンタリストリームを取り出すこともできる。デマルチプレクサ3は、時分割多重状態のストリームをES判別・複数ES供給部8に与える。
【0013】AVデコーダ4は、ビデオESに対してデコードを行うビデオデコーダ、及びオーディオESに対してデコードを行うオーディオデコーダを備える。ビデオデコーダは、入力された可変長符号を復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き補償制御などを行う。オーディオデコーダは、入力された符号化信号を復号して音声データを生成する。そして、デコードにより生成された映像データに対してD/A変換を行い、映像信号に変換する。また、音声データに対してD/A変換を行い、例えば右(R)音のアナログ信号および左(L)音のアナログ信号を生成する。
【0014】ディスプレイ5は、前記映像信号を受け取り、例えばCRTによって映像表示を行い、また、アナログ音声信号を受け取り、図示しないスピーカによって音声出力を行う。
【0015】リモコン送信機6は、当該ディジタル放送録画装置20に指令を送出するための送信機である。このリモコン送信機6に設けられた図示しないキーを操作すると、そのキーに対応した指令を意味する信号光(リモコン信号)が図示しない発光部から送出される。図示しないリモコン受光器は、前記信号光を受光し、これを電気信号に変換してコントローラ7に与える。
【0016】コントローラ7は、前記リモコン送信機6などを用いたユーザーによる録画受付処理等を行う。録画受付処理等で得られた情報は、図示しないメモリに格納される。ここで、ディジタル放送サービスにおけるマルチアングル番組では、一つの番組に複数のビデオES及び複数のオーディオESを含み得る。ユーザーが前記リモコン送信機6のアングル切換のボタンを操作することにより、コントローラ7はES指定情報をデマルチプレクサ3に与え、これによってデマルチプレクサ3は指定ESを選択してAVデコーダ4に与えるので、ユーザーは所望のアングルからの映像を見ることができる。
【0017】ES判別・複数ES供給部8は、デマルチプレクサ3から時分割多重状態のストリームを入力してエレメンタリストリームの数及び/又は種類を検出し、この検出結果をコントローラ7に与える。検出結果の内容例としては、例えば、ビデオESやオーディオESの数や種類を具体的に提示する形態、或いは、ビデオESが2種類でオーディオESが3種類のときに“00”の検出情報を生成し、ビデオESが1種類でオーディオESが1種類のときに“01”の検出情報を生成するといった形態なども考えられる。コントローラ7は、ES判別・複数ES供給部8から上記の検出結果を得ることによって現在どのような時分割多重状態のストリームが出力されているのかを把握できる。ここで、ユーザーがリモコン送信機6を用いてコントローラ7に対して例えば前記“00”の検出情報を得るときがユーザーが所望する目的部分であることを認識させたとする。この場合には、コントローラ7は、ES判別・複数ES供給部8から“00”の情報を得たときの時分割多重状態のストリームの部分は目的部分であると判断し、“00”以外の情報を得たときの時分割多重状態のストリームの部分は目的外部分であると判断することができ、この判断に基づいて区別化(以下、トラック化という)に必要な情報(トラック番号,開始情報,終了情報,最初のトラックについては目的か目的外かを示す情報を付加する)を録画処理部9に出力する。トラック化処理の詳細については後述する。また、ES判別・複数ES供給部8は、時分割多重状態のストリームを録画処理部9に与える。
【0018】録画処理部9は、ES判別・複数ES供給部8から受け取った時分割多重状態のストリームを記録用の信号に変換してヘッド10に供給する。また、時分割多重状態のストリームにおける目的部分と目的外部分との境において前記コントローラ7からトラック化に必要な情報を受け取ることになり、この情報を目的部分と目的外部分との境に挿入する処理を行う。更に、最初のトラックについては目的か目的外かを示す情報を受け取り、この情報についても記録用の信号に変換してヘッド10に供給する。
【0019】ヘッド10は、録画処理部9から受け取った信号を記録媒体(磁気記録媒体、光磁気記録媒体、相変化型記録媒体等)11に書き込む処理および記録媒体11に書き込まれている情報を読み出して再生処理部12に供給する処理を行う。
【0020】再生処理部12はヘッド10にて読み出された情報から時分割多重状態のストリームの再生およびトラック化情報の再生を行い、このうちトラック化情報をコントローラ7に供給する。コントローラ7は再生されたトラック化情報に基づいて再生制御指令を再生処理部12に与える。例えば、目的部分のみ再生とするなら、トラック化情報が目的部分を示すときには再生制御指令として再生出力指令を送出し、トラック化情報が目的外部分を示すときには再生制御指令として次の目的部分を示すトラック化情報が検出されるまでスキップさせる指令を送出すること等が考えられる。再生処理部12は、このような再生制御指令に基づいて再生処理を実行し、目的部分である時分割多重状態のストリームをデマルチプレクサ3に与える。なお、目的部分である時分割多重状態のストリームに一種類のESしか含まれていないのであれば、AVデコーダ4に与えるようにしてもよい。デマルチプレクサ3は再生された時分割多重状態のストリームを入力し、コントローラ7の指令に基づいて一つのエレメンタリストリーム(例えば、マルチアングル映像のうちの一つのアングル映像)を分離してAVデコーダ4に出力することになる。編集記録装置13には、再生処理部12にて再生された目的部分の時分割多重状態のストリームのみが記録される。
【0021】図2は、録画を行うときの処理内容を示したフローチャートである。ユーザーによって目的ESの設定および録画終了条件の設定を受け(ステップS1)、その後に録画を開始する(ステップS2)。次に、録画終了条件を満たしているかどうかを判断し(ステップS3)、満たしていなければ、録画する時分割多重状態のストリームに含まれているエレメンタリストリームの数及び/又は種類を取得し(ステップS4)、現在録画中のものと同じかどうかを判断する(ステップS5)。同じであればステップS3に進み、同じでなければトラック化処理を実行し(ステップS6)、ステップS3に進む。
【0022】上記のステップS6におけるトラック化処理を図4(a)(b)に基づいて説明する。図4(a)は録画処理部9が受け取る時分割多重状態のストリームをその時間軸方向において「目的外の信号」と「目的の信号」という表現で表しており、図4(b)はコントローラ7から与えられた「トラック番号」「トラック開始」「トラック終了」の情報を付加することによるトラック化処理後の状態を表している。録画開始当初のトラック化処理では、「トラック番号」と「トラック開始」を示す情報がコントローラ7から与えられて記録されるとともに、目的か目的外かを示す情報も記録される。それ以降のトラック化処理では、「目的外の信号」と「目的の信号」との境目に「トラック終了」と「トラック番号」と「トラック開始」を示す情報がコントローラ7から与えられて記録される。トラック番号はトラック化時に“1”ずつインクリメントされていく。また、最終のトラック化処理では、「トラック終了」を示す情報が記録される。すなわち、図2のフローチャートのステップS3で録画終了条件を満たしていると判断されると、「トラック終了」を示す情報がコントローラ7から与えられて記録され、録画処理が終了する。
【0023】図3(a)は、再生処理の一例を示したフローチャートである。最初のトラックが目的のトラックかどうかを判断し(ステップS11)、YESであれば偶数番目のトラックを再生し(ステップS12)、NOであれば奇数番目のトラックを再生する(ステップS13)。すなわち、目的のトラック(映像・音声)についてのみ再生を行う。図3(b)は、編集処理の一例を示したフローチャートである。最初のトラックが目的のトラックかどうかを判断し(ステップS21)、YESであれば偶数番目のトラックを消去し(ステップS22)、NOであれば奇数番目のトラックを消去する(ステップS23)。すなわち、目的のトラック(映像・音声)についてのみ記録する編集を行う。なお、編集に必要であった「トラック終了」「トラック番号」「トラック開始」は編集記録情報には不要であり、編集後には図4R>4(c)に示すように、目的の信号のみからなる情報記録が行われることになる。
【0024】なお、上記の実施形態では、ディジタル放送チューナー内蔵タイプのディジタル放送録画装置を示したが、ディジタル放送チューナーが外部機器制御リモコンや制御線を使ってディジタル記録装置を制御する形態としてもよい。また、目的部分を番組本体とし、目的外部分をCM部分としたが、このような例示に限るものではない。また、目的部分のみを再生することを例示したが、例えば、一度目の再生ではCM部分も見て2度目以降はCMは見たくないといった要求に応えるべく、コントローラ7の再生制御指令によって目的外部分を再生させるようにしてもよい。また、別途設けた編集記録装置13に編集記録を行わせたが、自身の記録媒体11に編集記録が行えるような構成を採用してもよい。また、エレメンタリストリームの数及び/又は種類としてビデオESとオーディオESを例示したが、データ放送のESを考慮した目的部分と目的外部分の区分を行うようにしてもよい。また、BSディジタル放送の受信について説明したが、これに限るものではない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、一つの番組中の時分割多重状態のストリーム(目的部分及び目的外部分の両方を含む)を記録するから、目的部分の頭切れといった不具合も生じ得ないし、また、目的外部分の視聴を可能にする余地を残すことになる。そして、前記区分化された時分割多重状態のストリームのなかで目的部分のみを再生させる再生制御手段や前記区分化された時分割多重状態のストリームのなかで目的部分のみを編集記録する編集記録手段を備えることによって、目的外部分をカットした再生や編集記録が簡単に行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のディジタル放送録画装置を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施形態のディジタル放送トラック化録画処理を示すフローチャートである。
【図3】同図(a)はこの実施形態の再生処理の一例を示したフローチャートであり、同図(b)はこの実施形態の編集処理の一例を示したフローチャートである。
【図4】同図(a)は録画処理部が受け取る時分割多重状態のストリームをその時間軸方向において「目的外の信号」と「目的の信号」という表現で表した説明図であり、同図(b)はトラック化された記録情報を示した説明図であり、同図(c)は目的の信号のみを編集した状態を表した説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 チューナ
3 デマルチプレクサ(DEMUX)
4 AVデコーダ
7 コントローラ
8 ES変化検出・ES供給部
9 録画処理部
11 記録媒体
12 再生処理部
13 編集記録装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】 ディジタル放送をディジタル記録するディジタル放送録画装置において、チューナによって選択されたトランスポートストリームのなかから一つのチャンネルに含まれる時分割多重状態のストリームを出力する出力手段と、前記時分割多重状態のストリームに含まれるエレメンタリストリームの数及び/又は種類を検出する検出手段と、前記時分割多重状態のストリームを記録していく記録手段と、ユーザーの指定に合致するエレメンタリストリームの数及び/又は種類を持つ時分割多重状態のストリームの部分を目的部分とし、それ以外を目的外部分であると判断し、前記記録手段にて時分割多重状態のストリームを記録していく際に目的部分と目的外部分との境目に識別情報を付与して区別化する手段と、を備えたことを特徴とするディジタル放送録画装置。
【請求項2】 請求項1に記載のディジタル放送録画装置において、前記区別化の処理がなされた時分割多重状態のストリームのなかで目的部分のみを再生させる再生制御手段を備えたことを特徴とするディジタル放送録画装置。
【請求項3】 請求項1に記載のディジタル放送録画装置において、前記区別化の処理がなされた時分割多重状態のストリームのなかで目的部分のみを編集記録する編集記録手段を備えたことを特徴とするディジタル放送録画装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2001−275080(P2001−275080A)
【公開日】平成13年10月5日(2001.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−86598(P2000−86598)
【出願日】平成12年3月27日(2000.3.27)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】