デラミ容器
【課題】デラミボトルにおいて、外容器と内袋とのシール性を高め、収容している液の不要な揮散や、外容器と内袋との間に形成した初期空間を保持できるようにする。
【解決手段】外容器３と内袋４が剥離容易に積層されたデラミボトル本体２と、デラミボトル本体２の口部を覆い口部周壁に螺合するキャップ１０からなるデラミ容器１が、外容器３の口部近傍に、外容器３と内袋４との間の内部空間５を外容器３の外と連通させる通気孔６を有し、デラミボトル本体２の口部端面と通気孔６よりもボトル底部側のそれぞれに、デラミボトル本体２とキャップ１０とのシール部を有する。
【解決手段】外容器３と内袋４が剥離容易に積層されたデラミボトル本体２と、デラミボトル本体２の口部を覆い口部周壁に螺合するキャップ１０からなるデラミ容器１が、外容器３の口部近傍に、外容器３と内袋４との間の内部空間５を外容器３の外と連通させる通気孔６を有し、デラミボトル本体２の口部端面と通気孔６よりもボトル底部側のそれぞれに、デラミボトル本体２とキャップ１０とのシール部を有する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、高いシール性を保持するデラミ容器に関する。
【背景技術】
【０００２】
アルカリ剤を含有する液状の第１剤と過酸化水素を含有する液状の第２剤とからなる二剤式の染毛剤又は脱色剤といった二剤式毛髪化粧料が知られている。この二剤式毛髪化粧料は、使用時に第１剤と第２剤を混合し、その混合物をスクイズ容器等の吐出容器から吐出させることにより使用される（特許文献１、特許文献２）。また、このような二剤式毛髪化粧料の商品形態としては、第１剤を収容した容器と、第２剤を収容した容器と、吐出キャップ又は塗布具付キャップをセットにし、第２剤の収容容器を、吐出容器の容器本体として使用するようにしたものが市場に提供されている。
【０００３】
【特許文献１】特開２００４−３３９２１６号公報
【特許文献２】特開２００４−９１０００号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
二剤式毛髪化粧料を吐出するスクイズ容器の容器本体として、外容器と内袋が剥離容易に積層されたデラミボトルを使用する場合、そのデラミボトルの口部近傍の外容器には、スクイズ後の外容器と内袋との間の内部空間の減圧を常圧に戻すための通気孔が形成されるが（特許文献２）、かかるスクイズ容器を、二剤式毛髪化粧料の第２剤の収容容器としても使用する場合、内袋は薄い樹脂層から形成されているため、流通過程で第２剤がデラミボトル内に収容されている間に、第２剤から気化した蒸気がデラミボトルの内袋を通過し、外容器に設けられている通気孔から揮散するという問題が生じる。
【０００５】
また、デラミボトルをスクイズフォーマー容器の容器本体として使用し、外容器と内袋との間の空気を、フォーマーキャップの気液混合室に供給することにより、容器本体内の液体を泡状に吐出させる場合、そのスクイズフォーマー容器の使い始めから気液混合室に十分な量の空気を供給するためには、予め外容器と内袋との間に初期空間をもたせておくことが好ましい。しかしながら、外容器と内袋との間に初期空間をもたせたデラミボトルを第２剤の収容容器としても、流通過程での容器本体の傾きや揺れなどにより初期空間がつぶれるおそれがある。
【０００６】
これに対し、本発明は、デラミボトルの外容器と内袋とのシール性を高め、収容している液の不要な揮散を防止し、外容器と内袋との間に形成した初期空間を保持できるようにするデラミ容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明者は、流通過程でデラミボトルの口部を蓋するキャップを、デラミボトルの口部端面と、口部近傍の通気孔よりも底部側部分との２箇所でシールすると、デラミボトルの外容器と内袋とのシール性を著しく高められることを見出した。
【０００８】
即ち、本発明は、外容器と内袋が剥離容易に積層されたデラミボトル本体と、デラミボトル本体の口部を覆い口部周壁に螺合するキャップからなるデラミ容器であって、
外容器の口部近傍に、外容器と内袋との間の内部空間を外容器の外と連通させる通気孔を有し、
デラミボトル本体の口部端面と、通気孔よりもボトル底部側のそれぞれに、デラミボトル本体とキャップとのシール部を有するデラミ容器を提供する。
【発明の効果】
【０００９】
本発明のデラミ容器によれば、デラミボトル本体の口部端面のシール部で、ボトル本体内がシールされると共に、通気孔よりもボトル底部側部分のシール部で、外容器と内袋の間の内部空間がシールされるので、デラミ容器全体としてのシール性が大きく向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１０】
以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【００１１】
図１は、本発明の一実施例のデラミ容器１の斜視図及び断面図である。このデラミ容器１は、液体を収容するデラミボトル本体２と、その口部に装着したキャップ１０からなる。
【００１２】
デラミボトル本体２は、外容器３と内袋４が剥離容易に積層されたものである。このうち、外容器３は厚さ０．４〜１．５ｍｍのポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂からなり、押圧により変形し、押圧の解除により復元するスクイズ性を有する。一方、内袋４は、厚さ０．１〜０．５ｍｍで、外容器３の構成樹脂に対して相溶性の低いナイロン、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂からなり、変形自在である。
【００１３】
外容器３の口部近傍には、外容器３と内袋４との間の内部空間５を外容器３の外と連通させ、外容器３と内容器４との間に外容器３の外の空気を導入可能とする通気孔６が設けられている。
【００１４】
このようなデラミボトル本体２は、例えば、外容器形成用の円筒状のパリソンと内袋形成用の円筒状のパリソンとを共押出し、ピンチオフで双方のパリソンを封じ切り、ブロー成形することにより得ることができる。なお、このピンチオフによるパリソンの封じ切りにより、外容器３と内袋４は、それらの底部で接着している。
【００１５】
一方、キャップ１０は、デラミボトル本体２に吐出キャップが装着されるまでの、主に流通時のデラミボトル本体２内を密封するために装着されるものであり、デラミボトル本体２の上端部の口部と外容器３の通気孔６を覆うハウジング１１を有し、ハウジング１１の周壁内側にはデラミボトル本体２の口部周壁に螺合するネジ部１５を有している。
【００１６】
ハウジング１１の天面内側には、デラミボトル本体２にキャップ１０を螺合させた場合に、デラミボトル本体２の口部端面をシールするシール部材として円板状のパッキング１２が取り付けられている。なお、このパッキング１２としては、デラミボトル本体２の口部端面と密着する環状パッキング等を設けても良い。
【００１７】
また、ハウジング１１には、デラミボトル本体２にキャップ１０を螺合させた場合に、外容器３の通気孔６を含むハウジング内空間を画する位置で、より具体的には、通気孔６よりもボトル底部側でネジ部１５までの間に、外容器３の周壁に密着するシール部材として環状パッキング２０を有している。
【００１８】
このため、デラミボトル本体２に収容されていた液体が矢印のように気化しても、その蒸気がデラミボトル本体の口部からデラミボトル本体外に揮散することは、その口部端面に設けられたパッキング１２により防止される。さらに、液体の蒸気が矢印のように内袋４を透過し、さらに通気孔６を通過しても、通気孔６よりもボトル底部側のパッキング２０によるシール部により、この蒸気がデラミボトル本体外に揮散することを防止できる。
【００１９】
加えて、この２箇所のパッキング１２，２０により、外容器３と内袋４との間の内部空間５から空気が外に抜けることを防止できる。したがって、外容器３と内袋４との間に初期空間を形成しておくと、その初期空間を流通時に保持させることができる。よって、例えば、デラミボトル本体２に、図２に示すフォーマーキャップ３０を装着し、デラミボトル本体２をスクイズすることにより、フォーマーキャップ３０の気液混合室３１に、液体Ａを供給すると共に、外容器３と内袋４との間の内部空間５の空気Ｂを供給し、メッシュ部材３２を通して液体Ａを泡状に吐出させる場合に、初回のスクイズから十分量の空気Ｂを供給し、所期の気液混合比の泡を吐出口１４から吐出させることができる。
【００２０】
上述のデラミ容器１では、デラミボトル本体の口部端面をシールするパッキング１２を、キャップ１０のハウジング１１の天面に取り付け、外容器３の通気孔６よりもボトル底部側をシールする環状パッキング２０もキャップ１０に取り付けた例を示したが、これらパッキング１２、２０は、キャップ側１０、デラミボトル本体２側のいずれに取り付けても良い。
【００２１】
本発明のデラミ容器１のデラミボトル本体２には、種々の吐出装置を取り付けて使用することができる。例えば、上述のフォーマーキャップの他、デラミボトル本体内の液体を泡状にせずに吐出させる吐出キャップや、ポンプディスペンサー等を取り付けても良い。
【００２２】
また、本発明のデラミ容器１は、その用途に応じて、必ずしも外容器３と内袋４との間に初期空間を形成しておかなくても良い。
【産業上の利用可能性】
【００２３】
本発明のデラミボトルは、任意の液体を収容し密封する容器として有用であり、特に、二剤式毛髪化粧料の第２剤や、バス、キッチン、トイレ等に用いる洗浄剤等の揮散が問題となる液体を収容し、密封する容器として有用である。
【図面の簡単な説明】
【００２４】
【図１】デラミ容器の斜視図（ａ）及び断面図（ｂ）である。
【図２】デラミボトル本体に装着したフォーマーキャップの気液混合室付近の拡大断面図である。
【符号の説明】
【００２５】
１ デラミ容器
２ デラミボトル本体
３ 外容器
４ 内袋
５ 内部空間
６ 通気孔
１０ キャップ
１１ ハウジング
１２ パッキング
１４ 吐出口
１５ ネジ部
２０ 環状パッキング
３０ フォーマーキャップ
３１ 気液混合室
３２ メッシュ部材
Ａ 液体
Ｂ 空気
Ｃ 泡
【技術分野】
【０００１】
本発明は、高いシール性を保持するデラミ容器に関する。
【背景技術】
【０００２】
アルカリ剤を含有する液状の第１剤と過酸化水素を含有する液状の第２剤とからなる二剤式の染毛剤又は脱色剤といった二剤式毛髪化粧料が知られている。この二剤式毛髪化粧料は、使用時に第１剤と第２剤を混合し、その混合物をスクイズ容器等の吐出容器から吐出させることにより使用される（特許文献１、特許文献２）。また、このような二剤式毛髪化粧料の商品形態としては、第１剤を収容した容器と、第２剤を収容した容器と、吐出キャップ又は塗布具付キャップをセットにし、第２剤の収容容器を、吐出容器の容器本体として使用するようにしたものが市場に提供されている。
【０００３】
【特許文献１】特開２００４−３３９２１６号公報
【特許文献２】特開２００４−９１０００号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
二剤式毛髪化粧料を吐出するスクイズ容器の容器本体として、外容器と内袋が剥離容易に積層されたデラミボトルを使用する場合、そのデラミボトルの口部近傍の外容器には、スクイズ後の外容器と内袋との間の内部空間の減圧を常圧に戻すための通気孔が形成されるが（特許文献２）、かかるスクイズ容器を、二剤式毛髪化粧料の第２剤の収容容器としても使用する場合、内袋は薄い樹脂層から形成されているため、流通過程で第２剤がデラミボトル内に収容されている間に、第２剤から気化した蒸気がデラミボトルの内袋を通過し、外容器に設けられている通気孔から揮散するという問題が生じる。
【０００５】
また、デラミボトルをスクイズフォーマー容器の容器本体として使用し、外容器と内袋との間の空気を、フォーマーキャップの気液混合室に供給することにより、容器本体内の液体を泡状に吐出させる場合、そのスクイズフォーマー容器の使い始めから気液混合室に十分な量の空気を供給するためには、予め外容器と内袋との間に初期空間をもたせておくことが好ましい。しかしながら、外容器と内袋との間に初期空間をもたせたデラミボトルを第２剤の収容容器としても、流通過程での容器本体の傾きや揺れなどにより初期空間がつぶれるおそれがある。
【０００６】
これに対し、本発明は、デラミボトルの外容器と内袋とのシール性を高め、収容している液の不要な揮散を防止し、外容器と内袋との間に形成した初期空間を保持できるようにするデラミ容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明者は、流通過程でデラミボトルの口部を蓋するキャップを、デラミボトルの口部端面と、口部近傍の通気孔よりも底部側部分との２箇所でシールすると、デラミボトルの外容器と内袋とのシール性を著しく高められることを見出した。
【０００８】
即ち、本発明は、外容器と内袋が剥離容易に積層されたデラミボトル本体と、デラミボトル本体の口部を覆い口部周壁に螺合するキャップからなるデラミ容器であって、
外容器の口部近傍に、外容器と内袋との間の内部空間を外容器の外と連通させる通気孔を有し、
デラミボトル本体の口部端面と、通気孔よりもボトル底部側のそれぞれに、デラミボトル本体とキャップとのシール部を有するデラミ容器を提供する。
【発明の効果】
【０００９】
本発明のデラミ容器によれば、デラミボトル本体の口部端面のシール部で、ボトル本体内がシールされると共に、通気孔よりもボトル底部側部分のシール部で、外容器と内袋の間の内部空間がシールされるので、デラミ容器全体としてのシール性が大きく向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１０】
以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【００１１】
図１は、本発明の一実施例のデラミ容器１の斜視図及び断面図である。このデラミ容器１は、液体を収容するデラミボトル本体２と、その口部に装着したキャップ１０からなる。
【００１２】
デラミボトル本体２は、外容器３と内袋４が剥離容易に積層されたものである。このうち、外容器３は厚さ０．４〜１．５ｍｍのポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂からなり、押圧により変形し、押圧の解除により復元するスクイズ性を有する。一方、内袋４は、厚さ０．１〜０．５ｍｍで、外容器３の構成樹脂に対して相溶性の低いナイロン、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂からなり、変形自在である。
【００１３】
外容器３の口部近傍には、外容器３と内袋４との間の内部空間５を外容器３の外と連通させ、外容器３と内容器４との間に外容器３の外の空気を導入可能とする通気孔６が設けられている。
【００１４】
このようなデラミボトル本体２は、例えば、外容器形成用の円筒状のパリソンと内袋形成用の円筒状のパリソンとを共押出し、ピンチオフで双方のパリソンを封じ切り、ブロー成形することにより得ることができる。なお、このピンチオフによるパリソンの封じ切りにより、外容器３と内袋４は、それらの底部で接着している。
【００１５】
一方、キャップ１０は、デラミボトル本体２に吐出キャップが装着されるまでの、主に流通時のデラミボトル本体２内を密封するために装着されるものであり、デラミボトル本体２の上端部の口部と外容器３の通気孔６を覆うハウジング１１を有し、ハウジング１１の周壁内側にはデラミボトル本体２の口部周壁に螺合するネジ部１５を有している。
【００１６】
ハウジング１１の天面内側には、デラミボトル本体２にキャップ１０を螺合させた場合に、デラミボトル本体２の口部端面をシールするシール部材として円板状のパッキング１２が取り付けられている。なお、このパッキング１２としては、デラミボトル本体２の口部端面と密着する環状パッキング等を設けても良い。
【００１７】
また、ハウジング１１には、デラミボトル本体２にキャップ１０を螺合させた場合に、外容器３の通気孔６を含むハウジング内空間を画する位置で、より具体的には、通気孔６よりもボトル底部側でネジ部１５までの間に、外容器３の周壁に密着するシール部材として環状パッキング２０を有している。
【００１８】
このため、デラミボトル本体２に収容されていた液体が矢印のように気化しても、その蒸気がデラミボトル本体の口部からデラミボトル本体外に揮散することは、その口部端面に設けられたパッキング１２により防止される。さらに、液体の蒸気が矢印のように内袋４を透過し、さらに通気孔６を通過しても、通気孔６よりもボトル底部側のパッキング２０によるシール部により、この蒸気がデラミボトル本体外に揮散することを防止できる。
【００１９】
加えて、この２箇所のパッキング１２，２０により、外容器３と内袋４との間の内部空間５から空気が外に抜けることを防止できる。したがって、外容器３と内袋４との間に初期空間を形成しておくと、その初期空間を流通時に保持させることができる。よって、例えば、デラミボトル本体２に、図２に示すフォーマーキャップ３０を装着し、デラミボトル本体２をスクイズすることにより、フォーマーキャップ３０の気液混合室３１に、液体Ａを供給すると共に、外容器３と内袋４との間の内部空間５の空気Ｂを供給し、メッシュ部材３２を通して液体Ａを泡状に吐出させる場合に、初回のスクイズから十分量の空気Ｂを供給し、所期の気液混合比の泡を吐出口１４から吐出させることができる。
【００２０】
上述のデラミ容器１では、デラミボトル本体の口部端面をシールするパッキング１２を、キャップ１０のハウジング１１の天面に取り付け、外容器３の通気孔６よりもボトル底部側をシールする環状パッキング２０もキャップ１０に取り付けた例を示したが、これらパッキング１２、２０は、キャップ側１０、デラミボトル本体２側のいずれに取り付けても良い。
【００２１】
本発明のデラミ容器１のデラミボトル本体２には、種々の吐出装置を取り付けて使用することができる。例えば、上述のフォーマーキャップの他、デラミボトル本体内の液体を泡状にせずに吐出させる吐出キャップや、ポンプディスペンサー等を取り付けても良い。
【００２２】
また、本発明のデラミ容器１は、その用途に応じて、必ずしも外容器３と内袋４との間に初期空間を形成しておかなくても良い。
【産業上の利用可能性】
【００２３】
本発明のデラミボトルは、任意の液体を収容し密封する容器として有用であり、特に、二剤式毛髪化粧料の第２剤や、バス、キッチン、トイレ等に用いる洗浄剤等の揮散が問題となる液体を収容し、密封する容器として有用である。
【図面の簡単な説明】
【００２４】
【図１】デラミ容器の斜視図（ａ）及び断面図（ｂ）である。
【図２】デラミボトル本体に装着したフォーマーキャップの気液混合室付近の拡大断面図である。
【符号の説明】
【００２５】
１ デラミ容器
２ デラミボトル本体
３ 外容器
４ 内袋
５ 内部空間
６ 通気孔
１０ キャップ
１１ ハウジング
１２ パッキング
１４ 吐出口
１５ ネジ部
２０ 環状パッキング
３０ フォーマーキャップ
３１ 気液混合室
３２ メッシュ部材
Ａ 液体
Ｂ 空気
Ｃ 泡
【特許請求の範囲】
【請求項１】
外容器と内袋が剥離容易に積層されたデラミボトル本体と、デラミボトル本体の口部を覆い口部周壁に螺合するキャップからなるデラミ容器であって、
外容器の口部近傍に、外容器と内袋との間の内部空間を外容器の外と連通させる通気孔を有し、
デラミボトル本体の口部端面と、通気孔よりもボトル底部側のそれぞれに、デラミボトル本体とキャップとのシール部を有するデラミ容器。
【請求項２】
デラミボトル本体が、アルカリ剤を含有する第１剤と過酸化水素を含有する第２剤からなる二剤式毛髪化粧料の第２剤を収容する請求項１記載のデラミ容器。
【請求項３】
外容器がスクイズ性を有する請求項１又は２記載のデラミ容器。
【請求項４】
外容器と内袋との間に初期空間が形成されている請求項３記載のデラミ容器。
【請求項１】
外容器と内袋が剥離容易に積層されたデラミボトル本体と、デラミボトル本体の口部を覆い口部周壁に螺合するキャップからなるデラミ容器であって、
外容器の口部近傍に、外容器と内袋との間の内部空間を外容器の外と連通させる通気孔を有し、
デラミボトル本体の口部端面と、通気孔よりもボトル底部側のそれぞれに、デラミボトル本体とキャップとのシール部を有するデラミ容器。
【請求項２】
デラミボトル本体が、アルカリ剤を含有する第１剤と過酸化水素を含有する第２剤からなる二剤式毛髪化粧料の第２剤を収容する請求項１記載のデラミ容器。
【請求項３】
外容器がスクイズ性を有する請求項１又は２記載のデラミ容器。
【請求項４】
外容器と内袋との間に初期空間が形成されている請求項３記載のデラミ容器。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２００９−１４９３２７（Ｐ２００９−１４９３２７Ａ）
【公開日】平成２１年７月９日（２００９．７．９）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−３２７９６９（Ｐ２００７−３２７９６９）
【出願日】平成１９年１２月１９日（２００７．１２．１９）
【出願人】（００００００９１８）花王株式会社 (8,290)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２１年７月９日（２００９．７．９）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１２月１９日（２００７．１２．１９）
【出願人】（００００００９１８）花王株式会社 (8,290)
【Ｆターム（参考）】
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